山梨紀行

ＧＷ1日目、大渋滞を覚悟してのんびり出かけました。
が、どこも渋滞なし
それもそのはず、「まだ大丈夫かも・・・」と思っていた桃の花は
すっかり緑の木々に色を変え、
例年人でいっぱいの甲斐国分寺跡の「桃の花祭り」の会場も
場所を間違えたかと思うほど、人っ子ひとりなし
普段はこんな静かなところなんですね。



それではと山のほうに目を向けると、何となくまだピンクっぽい色合いが残っています。
街を見下ろす山の中腹辺りで、やっと桃の花に出会えました。
ついでに、黒い塊のようにどっさりのおたまちゃんにも・・・

昼食に小作のほうとうをと向かっている最中に
地元のラジオから流れてきた情報に、行き先変更です。


「本日、例年よりかなり遅れて富士スバルラインが５合目まで全線開通です。
途中は雨模様ですが、５合目から上はすっきり晴れて、
青空に白い雪をいただいた富士山の姿をきれいに見る事ができます。」


甲府から山を越えて、河口湖、西湖、精進湖、本栖湖とまわりながら富士山へ向かいます。
もう東北から北海道へ行ってしまったと思っていたさくらが満開で、思いがけず花見を楽しめました。

千円札の裏側に写真が使われている 本栖湖の湖畔でも 肝心の富士山は姿を見せず、 本当に五合目が晴れているのか、 不安な気持ちで登っていきました。

１合目から３合目まではすっかりもやの中、センターラインをたよりに進みます。
３合目を過ぎた辺りはお日様も顔を出す、晴天、その後、また雲の中に突入
新しく削ったまだ汚れていない雪の壁の間を進んで、
五合目は、晴れたり曇ったり雪が降ったり雨になったり大忙しの天候でした。
午前中には頂上もきれいに見えていたそうですが・・・





山の天気は変わりやすいと言いますが、行きと帰りの同じ場所からの写真です。

　　

５合目には観光バスがぞくぞくとやってきていましたが、日本語を話す人が少なく外国かと思うほどでした。