時差のない 福岡から1時間30分で行ける隣の国・韓国へ2泊3日の旅をしました。
10年ぶり、7回目の訪問の娘の案内で行くソウル。(娘は、大学で第2外国語が韓国語だったらしい)
GIは、仕事で1回だけ、20年前にロッテホテルに泊まったという2回目のソウル。
そして、春休み中の3人の孫とBAは、初めての韓国。 BAの目的は、他国を孫達に今、見せる!ただこれだけ。
ホテルは、「ソラリア西鉄ホテル明洞」。
洗面所・風呂とウォシュレット付きトイレが全く別室の 日本人の心に合うホテル。2015年オープンで新しい。繁華街ど真ん中で安心・安全・快適。 賑やかで眠らない街・明洞を見下ろしながら、2部屋6名でゆっくり寛ぎました。
翌朝は、1898年建立の「明洞聖堂」へ。通りのすぐ側なのに、開放されている静かな寺院。 のんびりと散策してから、朝食は軽く・・といいながらも、子供たちも沢山食べたねー。前夜は焼肉だったのですが・・。
次に地下鉄で「景福宮」と「古宮博物館」へ。6人だけの自由行動ですので、広い場所でも歩いたり止まったり座ったり出来ました。
午後は、BAと娘の母娘二人だけで「南大門市場」へ。彼女が結婚する前に一緒に行った香港を思い出しました。香港の女人街のような市場でした。
ホテルに戻って、今度は、娘は、おしゃれ大好き「憧れるー」の次男坊とショッピングへ。 次にGIと父娘で眼鏡屋に・・。
と、『乱取り』(娘は高校は合気道部)と称して、次々に相手を変えて元気に 出かける出かける。39歳は 若くて元気ねー。 温かく面白い客引きも多くて楽しい明洞街。 雑多な文化・商業が詰まってる。
夕飯は、ソラリア西鉄ホテル内のレストランで日本食食べれて、初めての韓国組は、ホッとしたね。
最終日の朝は、タッチパネル注文の「マクドナルド」へ。どこか日本より進んでるね。新5年生に体験させられて良かったわ。
でも、孫ちゃん達にとっての春休みは、韓国でもどこでもゲームさえ出来れば良しだし、それに、ご近所の新中1の大好きちーちゃんに会えれば嬉しい だったね。 ちーちゃんは、大人になる春なのに、ガキ君達と2日間も遊んでくれて ありがとう。
私の韓国観は、近くて遠い国として、何だか敬遠していた国でした。
帚木蓬生の『三たびの海峡』で、日本人の罪の重さを知らされてからは尚更・・。申し訳ないような怖いような・・。また、今 日本で知る情報では、大統領の逮捕や従軍慰安婦像等マイナスばかり・・。
今日買った雑誌「フライデー」でも、『狂乱のソウル』の見出しで 夜のソウルを載せていたけど・・。 それは、日本も同じでしょ? やっぱり、出かけてよかった、他の国です。 今までとは違うプラス気分で韓国を見ることができます。
何しろ、似て非なる隣国は、(わずか明洞2日間の旅でしたが)エネルギッシュ。スマホで下向きなんて人いないし、みんなが前向いて動いている感じ・・。反日でもないし・・。地下鉄でも、老いた方に日本語で話しかけられ、みんなが親切でしたよ。
流行でしょうか?男の子は、おかっぱ頭でスタイルがよく、女の子はツヤツヤ光るほっぺに真っ赤な口紅。愛想がよく、笑顔で 仕事に一生懸命って感じ・・。中国が渡韓制限と聞いていたけど、心配いらない。どこも人でいっぱい。
全人口の5分の1が暮らすというソウルの町は、内需が若者たちによって盛んの様子。他国の思惑なんか気にしないという成熟さを感じました。 デパートも「新世紀」と「ロッテ」を覗いてみましたが、TAX・FREEじゃない売り場も、日本よりも華やかで賑やかでしたね。
残念ながら、物の価格は日本と同じくらい。なので、これからは、日本人にとって、韓国での物の購買意欲は もっと薄くなっていくのでは?だって、安くないと海外で物品購入の意味がないでしょ? なにしろ、BAの余計な同情などいらない 若者文化の根付いた活気のある国でした。
こんなイケメンパネルが街中に氾濫。イラストも・・。
王宮守り門将と。 チマチョゴリの日本の女の子と。
1592年に、 秀吉がこの王宮を焼き払い、また、1910年には、またもや日本の総督府が、建物を破壊したことを、チマチョゴリの よく似合う可愛らしい日本の女の子達 知ってる? 孫達も、歴史を知って考える人になろうね。