まだ両親がドイツにいるころ、帰省に乗ったSASで隣り合わせたデンマーク人が、僕はこの黄色のラベルのシャンパンしか飲まないんだと、その謂れをいろいろと教えてくれた。15・6歳のころの話だが、それ以来、その黄色のラベルのシャンパンがうまいのだと妄信し、機会があるごとそれを探したり選んだりしていた。
そのヴーヴクリコも、最近では日本でもかなり幅を利かせるようになり、ピッコロなる200mlの小さなボトルも売るようになっているのを最近知った。1本1680円。
僕は元来酒は強くない。妻もそれほど飲むわけではないから、1本開けても、とても飲みきれないし、1人ではハーフでも余ってしまう。その意味ではこのサイズは非常に魅力的だ。
僕は毎日ホッピーを飲んでいる。最近は箱で買ってきて好きなように飲んでいる。
さて。このシャンパンも同じことができないだろうか?
箱に入っているのかどうかも知らないが、ケース単位で買ってきて、好きなときに好きなだけ飲む。そんなことができたらどうだろう...?
そりゃぁ、1ケース(ケースがあるとして)買っても4万円くらいなものだ。買って買えないことはない(...こともないかな?!)。でもさ、よく考えたらホッピーの20倍だよ、20倍!! そんなもの、毎日気兼ねなくなんて飲めるかっっつーの!!
いつか、そんな生活ができるようになってみたい。ふと思いついたくだらない妄想...ささやかな夢。