自分の愛用しているレンズはキヤノンのFD400mmF2.8Lです。買ったのは1986年ですから、かれこれ25年使っていることになります。銀塩時代のレンズですから、カリカリにシャープな現在のデジタル用のレンズと比べたら、星像の甘さは致し方ないところがあります。しかし、その速写性はすばらしく、1分露光でも星雲や星団を写すことが可能です。欠点としては、大きくて重いこと、ピントの位置がシビアなことでしょう。特にピントは気温の影響を受けやすく、気温が3℃変わったらずれてしまいます。そのため、撮影には温度計を持って行き、常に気温をチェックしています。
網状星雲
キヤノンFD400mmF2.8L EOS5DMK2
3分露光×4
佐渡島・大佐渡スカイラインにて