改造の最初にスパイダーを作ります。
オリジナルは1本足スパイダーですが、そのままでは使えないことがわかりましたので、
新しいスパイダーを作ることにしました。
主鏡はF5ですので、写真鏡として使うには斜鏡をオフセットして取り付けます。
図面を引いたりして検討した結果、斜鏡は主鏡の光軸に対して3ミリオフセットすることにしました。
スパイダー自体をオフセットする方法もあるのですが、
今回は斜鏡セルでオフセットすることにして、スパイダーは光軸の中心に一致させるようにしました。
スパイダーの中心の円盤部分から作り始めます。
素材は55ミリφ厚さ10ミリの真鍮円盤です。
手にしてみるとずっしりと重いので、軽くするために中央部分を旋盤で削りました。
周辺部分を残したのは、スパイダーの羽根との接続部分を確保するためです。
あまり薄くすると、押しねじのガタつきが大きくなるので、3ミリだけ削りました。
光軸修正のためのねじを切ります。
オリジナルより一回り細く、引きねじはM5、押しねじはM4です。
羽根部分は1ミリ厚の真鍮板から金切り鋸で切り出しました。
あまり厚いと星像に影響が出ますし、薄いと強度的に心配です。
写真鏡にするためにはたわみはなるべく避けなければなりませんので
本当はもっと厚い素材にしたかったのですが、手元にある真鍮板で我慢しました。
接合部分に金ノコで切り込みを入れ、仮組みしてみます。
アルミの円盤の上に載せて、ガスコンロであぶります。
温度が上がったところで、糸はんだを流し込みます。
鏡筒取り付け部分はM6ボルトから切り出しました。
こちらも金ノコで切り込みを入れ、仮組みしてからハンダ付けします。
糸ハンダをのせてガストーチであぶると、ハンダがとけて接合部分の隙間にすうっと入り込んでいきます。
オリジナルは1本足スパイダーですが、そのままでは使えないことがわかりましたので、
新しいスパイダーを作ることにしました。
主鏡はF5ですので、写真鏡として使うには斜鏡をオフセットして取り付けます。
図面を引いたりして検討した結果、斜鏡は主鏡の光軸に対して3ミリオフセットすることにしました。
スパイダー自体をオフセットする方法もあるのですが、
今回は斜鏡セルでオフセットすることにして、スパイダーは光軸の中心に一致させるようにしました。
スパイダーの中心の円盤部分から作り始めます。
素材は55ミリφ厚さ10ミリの真鍮円盤です。
手にしてみるとずっしりと重いので、軽くするために中央部分を旋盤で削りました。
周辺部分を残したのは、スパイダーの羽根との接続部分を確保するためです。
あまり薄くすると、押しねじのガタつきが大きくなるので、3ミリだけ削りました。
光軸修正のためのねじを切ります。
オリジナルより一回り細く、引きねじはM5、押しねじはM4です。
羽根部分は1ミリ厚の真鍮板から金切り鋸で切り出しました。
あまり厚いと星像に影響が出ますし、薄いと強度的に心配です。
写真鏡にするためにはたわみはなるべく避けなければなりませんので
本当はもっと厚い素材にしたかったのですが、手元にある真鍮板で我慢しました。
接合部分に金ノコで切り込みを入れ、仮組みしてみます。
アルミの円盤の上に載せて、ガスコンロであぶります。
温度が上がったところで、糸はんだを流し込みます。
鏡筒取り付け部分はM6ボルトから切り出しました。
こちらも金ノコで切り込みを入れ、仮組みしてからハンダ付けします。
糸ハンダをのせてガストーチであぶると、ハンダがとけて接合部分の隙間にすうっと入り込んでいきます。