きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

白鹿記念酒造博物館のお雛様

2020-01-31 18:02:00 | 日記
昨日は、宮水学園の講座を終え、
1時に会場を出た。

いつもなら、そのまま電車に乗るのだが、
春のような暖かさにつられ、
駅の下の店でも見てみようと…歩いていると、

芸術コースの同じ班の百合香さんに会った。

百合香さんは、私より一回り上の大先輩。

「お昼を一緒に食べない?」と、誘われたので、
百合香さんのお勧めのお店に、連れて行って貰った。



この量で、680円。
安くて、美味しくて、残さず完食

昼食後、白鹿記念酒造博物館に、
お雛様を見に行く…と、言うので、
私も、ご一緒させて貰った。🚌

駅から、歩いて15分程だが、
杖をついておられるので、バスに乗り、
博物館前で降りた。


「令和を寿いで」
展示期間は、1月25日〜3月5日

西宮の酒造家である辰馬家で、飾られて来た雛人形と、
京都.丸平文庫所蔵の人形が、
展示されている。

この展示会も、今年で9回目
毎年新しいお雛さまが見られる。

一体が6〜7センチ程の珍しい「二寸雛人形」は、
小さいのに、その作りは、
お顔も目も、髪も衣装も、お道具も、
繊細で豪華で…素晴らしい!

小さな人形の、衣装には、手差しの繊細な刺繍が施されている。

桜見の様子を表現した、たくさんの人形は、
その当時の衣装や髪型が分かる
貴重な資料としても、見ることができる。

館内に飾られた、古き良き時代の、
人形の穏やかな、お顔を眺めていると、
いつまでも
こうして人形を飾り、愛でられる平和な時代が続く事を願った。

そこを出て、チケットの半券を持って、
酒ミュージアムに入ると、
パンフレットと一緒に180mlの日本酒を
頂いた。
入館料200円(65歳以上は半額だったので)
なのに…
お酒までいただいて…

ここは、昔の酒造りが、見られた。

帰りに、隣のクラシックスで、
酒粕と奈良漬けを買って、5時前にバスに乗った。

半日のつもりが、
知的で、頼りになるお姉さんのような
百合香さんに、

たっぷり1日遊んでもらった。

楽しかったよ!









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宮水学園、阪神.淡路大震災から25年〜

2020-01-31 09:06:00 | 生涯学習大学
2週間ビニールシートを敷き詰めたキッチン。
染料で汚れてもいいと、着ていた作業着。

今日はそれらを忘れて、おしゃれをした。

1月30日
今日は、「宮水学園」教養コースの講座日
講座は
「阪神、淡路大震災から25年〜
これからの兵庫を考える〜」

講師は、
(公財)ひょうご震災記念21世紀研究機構理事長
兵庫県立大学理事長 五百旗頭 真氏

震災の話…

私には辛い歴史…出来れば、避けたかったが…

そんな沈みそうな気分を、少しでも盛り上げたくて、
おしゃれをして出かけたのだった。

先生のお話は、難しく、重たいテーマだが、
時々ユーモアも交えながら、

なぜ日本には、活断層が多いのか?…と言う所から教えてもらった。

2時間を超える長いお話だったが、
その中で、印象に残った話は、

1月17日の震災直後に、倒壊した家屋から、多くの人を救ったのは…

自衛隊ではなく、
家族や近所の人達だった事。

次に、警察官、
そして消防士。

災害救済のプロの自衛隊は、
その時、ほとんど、救済できなかった。

そこには、色々な法律や、規制があるようで…

人の命一つ救うのも、
市や国の指示や許可が無いと、動けない…

救えたはずの命が救えななった…のは、
事実…の事。

その後、神戸の震災の失敗は、教訓として活かされ、その後の災害救済は、大きく変わった。

何より、ボランティアの輪が広がったのは、大きな成果だと思う。

南海トラフ地震は必ずくる。

いつか来る…では無く、必ず来る…

大切な人の命を、自分の命を守るため、
その時の備えをすべきだと、改めて思った。

阪神、淡路震災から25年、
喉元過ぎれば熱さを忘れる…

人間の愚かさが、
また、大きな災害を起こすのかも…

肝に銘じて、備えよう!








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