田舎から帰ってからの10日間で、
予定の仕事を急いで片付けた。
「足も肩も痛うて困っとる」と言う父の電話で、急遽、早目に田舎に帰ることになった。
帰るなり
「お前が帰ってから、散々だった。足も肩も、歯も痛うて咬めんのや」と、弱音を吐く。
1年前なら、「大丈夫?」と、心配すると、
「大丈夫や、心配するな!」と、一喝されたのだが、
最近は、ずいぶん弱気に成っている。
「畑に野菜の苗を植えなあかんのに、どうにもならん!」と嘆く
「もう、遅うなったけん、今頃行っても、苗が無いだろう」と愚痴る。
「畑の世話が出来へん様になったら、少な目にしたら?」と、
私が言った言葉が、気に障ったのか?超不機嫌になった。
気ばかり焦っても、身体は思う様に動かない。
イライラするのは分かるが、
その不安や焦りの鉾先を、目の前の私に向けられるのは、かなわんわ~
次の日、
足の状態が心配だったが、「お父さんも一緒に苗を買いに行く?」と、声をかけた。
返事は無かったが、戸締りを始め、上着を着て、帽子を被った。
それが、父の返事の様だ。
歩くより遅い三輪バイクに乗った父と、近くのコメリに行った。
トマト、キュウリ、茄子、トウモロコシ、パプリカ、赤シソの苗を買った。
外に出たのが嬉しかったのか、楽しそうな父の笑顔を、やっと見ることが出来た。
赤い紅葉の苗木を手に持っている。
「それ家にあるのでは?」
「これは、種類が違う」…そうで購入。
後、朝顔の苗を2株…。
これも、家にあるのとは種類が違うそうだ…
次の日
父が昼過ぎから、介護タクシーで歯科医院に行っている間に、
私は、畑を耕運機で耕し、畝作りを始めた。
なかなか耕運機の扱いに慣れなくて、悪戦苦闘!したが、
なんとか苗が植えられる様に、準備が出来た。
父が帰って来てから、父の指示で苗を植えた。
以前なら、私のおぼつかない手元を見兼ねて、
私の仕事を横取りしたのだが、
今年は、私が植えた苗に、ジョロで水やりをしただけ…。
やはり、以前の様な元気さは無い。
お昼から日没までかかったが、これで、父も満足したのでは…?
聞くほども無い。
父のホットした顔を見れば分かる。
これで、私も連休に安心して、我が家に帰られる。
予定の仕事を急いで片付けた。
「足も肩も痛うて困っとる」と言う父の電話で、急遽、早目に田舎に帰ることになった。
帰るなり
「お前が帰ってから、散々だった。足も肩も、歯も痛うて咬めんのや」と、弱音を吐く。
1年前なら、「大丈夫?」と、心配すると、
「大丈夫や、心配するな!」と、一喝されたのだが、
最近は、ずいぶん弱気に成っている。
「畑に野菜の苗を植えなあかんのに、どうにもならん!」と嘆く
「もう、遅うなったけん、今頃行っても、苗が無いだろう」と愚痴る。
「畑の世話が出来へん様になったら、少な目にしたら?」と、
私が言った言葉が、気に障ったのか?超不機嫌になった。
気ばかり焦っても、身体は思う様に動かない。
イライラするのは分かるが、
その不安や焦りの鉾先を、目の前の私に向けられるのは、かなわんわ~
次の日、
足の状態が心配だったが、「お父さんも一緒に苗を買いに行く?」と、声をかけた。
返事は無かったが、戸締りを始め、上着を着て、帽子を被った。
それが、父の返事の様だ。
歩くより遅い三輪バイクに乗った父と、近くのコメリに行った。
トマト、キュウリ、茄子、トウモロコシ、パプリカ、赤シソの苗を買った。
外に出たのが嬉しかったのか、楽しそうな父の笑顔を、やっと見ることが出来た。
赤い紅葉の苗木を手に持っている。
「それ家にあるのでは?」
「これは、種類が違う」…そうで購入。
後、朝顔の苗を2株…。
これも、家にあるのとは種類が違うそうだ…
次の日
父が昼過ぎから、介護タクシーで歯科医院に行っている間に、
私は、畑を耕運機で耕し、畝作りを始めた。
なかなか耕運機の扱いに慣れなくて、悪戦苦闘!したが、
なんとか苗が植えられる様に、準備が出来た。
父が帰って来てから、父の指示で苗を植えた。
以前なら、私のおぼつかない手元を見兼ねて、
私の仕事を横取りしたのだが、
今年は、私が植えた苗に、ジョロで水やりをしただけ…。
やはり、以前の様な元気さは無い。
お昼から日没までかかったが、これで、父も満足したのでは…?
聞くほども無い。
父のホットした顔を見れば分かる。
これで、私も連休に安心して、我が家に帰られる。