きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

今年最後の運試し

2015-12-28 16:00:12 | 田舎日記

1000円で1枚の抽選券を4枚、
入れ違いに帰った妹が、テーブルの上に置いてくれていた。
1枚で1回のガラガラ抽選が出来る。
今年最後の運試し。
今年の残り運をかけて、ガラガラを回した。
あの、ガラガラの回し方に、コツはあるのか⁇…いつも思っていたのだが…

ゆっくり回してみたり、
早く回してみたり
機会があるたびに、回し方を変えチャレンジしてみたが、
結果はいずれもハズレ‼︎

結局、コツは無いのでは…

全て運なら、私は運の無い女…という事になりそうだ。
スーパーのガラガラも、福引きも、
もっとも運が欲しい宝くじも、当たりには無縁の人生だ。

今回も、4回ガラガラを回して、全てハズレ‼︎

私の前に回した人は、1等を当てて、
抱えきれない程の立派な蘭の鉢植えを貰っていた。
私はティッシュペーパーを4個、手の中に貰った。

今年も幸運には無縁の1年だったなぁ~
でも、不運な1年でなかったことで、良しとしましょうか。



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父の散髪

2015-12-26 21:33:56 | 田舎日記
父が永年通っていた散髪屋が突然閉店した。
(理髪店ではなく、敢えて散髪屋と呼ぶに相応しい、そんな店だった)
店主が高齢の為の閉店だと言う。

少し遠くに新しい理髪店があるが、
父が自力で、電動三輪カーを運転していくには、
危険が多すぎる。

もう94歳、髪型など気にしないだろう
(勝手にそう思ったのだが…)
電動バリカンで、自宅で散髪することにした。

電動バリカンやケープ 、ハサミなど、必要な道具を購入して、
田舎に持ち帰ってきた。


昼食後、
ガラス越しの日当たりの良い場所に椅子を出し、
父の散髪をすることにした。✂︎

もう35~6年前に、息子の頭を電動バリカンで散髪していた。
息子二人が、小学校の高学年になるまで、
ママの散髪屋は続いた。
そんな経験があったので、自信はあった。

新しく購入した電動バリカンは、息子の頭を刈っていた時代の物とは大違い。
ずいぶん進化していて、沢山のアタッチメントが付いている。

スライドアタッチメント
耳まわり&ナチュラルアタッチメント
スキ刈りアタッチメントが3個…
どれを何処で使えば良いのか?
複雑すぎて、
説明書を読むのにも時間がかかった。

にわか開店の散髪屋の
今日の客は、文句は言うは…注文は多いは…
やっかいな客だった。

白くなり、量も少なくなった頭髪に、
ここはもっと刈り上げてくれ。
前はもっと短くしろ。
毛の長さが揃っていない…だの、

素人の私に、50年も60年も人の頭を刈ってきた本職の技術を
要求されても…。 ムリ!

私は、進化した電動バリカンの性能を
頼りにする腕しか、持ち合わせていません。

ああしろ、こうしろ…と、散々言われて、
散髪が終わるまで2時間もかかったが、
父から合格点は貰えなかった。

それでも、これからは理髪店に行かなくても、
自宅で散髪をしてあげられそうだと、
少し自信がついた。




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クリスマスイブに大掃除

2015-12-24 18:36:59 | 日記
お天気は日替わり状態。
昨日は冷たい雨の1日だったが、今日は3月下旬の気温だそうだ。

田舎に帰る前に、大掃除を済ませておきたいので、
朝から、掃除を始めた。

年に1度、この時期にしか活躍しないスチームクリーナーに
今日は頑張ってもらわなければ。

スチームクリーナーを出し、キッチン回りから始めた。

スチームクリーナーを使用しても、
TVで実演しているように、油が浮き上がり、
すご~い‼︎…と、感動する程、簡単には取れることはない。

そもそも、TVで使用しているコンロのように、
そこまでひどい汚れが付いている訳でもないのだが…。
TVはショーだな。

タンクに水を満杯入れると、結構重いし、
タンク内の水がすぐに無くなり、水を入れ足すには、
タンクが冷えるまで待たなくてはならず、
せっかちな私は、その時間が待ちきれない。
自分の手でした方が早いかな⁇…と、思ってしまう。
TVでは、いい事しか言わないものな。

イラつきながらも、何度も水を入れ替え、
レンジフードや電子レンジ、コンロ周りの掃除を終え、
フローリングの途中で1時になり、昼食に。

朝から立ちっ放し。
暖かいコタツの中に足を入れると、つい、ウトウトしてしまった。
昼から、フローリングの続きとカーペット。
ベランダのガラス戸と窓ガラス。
続いて、風呂場と洗面台。

予定していた場所の掃除を終え、時計を見ると6時過ぎ、
外はすっかり暗くなっていた。

疲れたが部屋が綺麗になると、心まで爽やかになり、
幸せな達成感に満たされた。

TVをつけると、TVにはイルミネーションに輝く大きなツリーが映し出され、
軽快なクリスマスソングが流れてきた。

そうだ!今日はクリスマスイブだった。


今夜、我が家には、ツリーも無し。ケーキも無し、
もちろんプレゼントをくれるサンタも無し。

朝から掃除して疲れた身体と、荒れた手。
これが現実!
華やかな世間とは、かけ離れた場所に居るようだな…。
だけど、そんな感傷的なことを思っている暇は無い。

明日は田舎に帰る準備をしなくては…。













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輪織りのバックの講習会

2015-12-23 09:31:09 | 手芸
阪神百貨店に絵画展を見に行った帰り、
店内をウロウロしていたら、ワークショップの看板が目に付いた。
何をやっているのだろう…と、近づいてみると、
講習会は終了しているようで、誰もいなかった。
入り口の立て看板を覗いていると、
係りの女性が声をかけてくれた。
「やってみませんか?」
「何ができるのですか?」…と、聞くと、
テーブルの上の可愛いポーチを見せてくれ、説明をしてくれた。
専用の手織りボードを使い、輪織りにするそうだ。

自分の知らない新しいものには、すぐに興味を持ち、
やりたがりの性格としては、
ここは、そのまま無視をして、通り過ぎる事はできない。

1時半からの講習会に参加する事を伝え、
取り敢えず、腹ごしらえをする事にした。

喫茶店で、サンドイッチとコーヒーでお腹を満たし、
会場に戻ってみると、講習会は始まっており、
4人の参加者が、もう織り始めていた。

皆んなから遅れる事10分
教えてもらいながら、私も織り始めた。

卓上の機織りはした事があるが、ボードの裏表に縦糸を掛け、
ボードの裏表を回しながら、輪に織っていくのは始めてだ。


太さや素材の違う毛糸を織り込んでいく。

単純作業だが、出来上がりが目に見えて、楽しい…が、
先の人は、次々と出来上がって帰っていく。

手際が良い方だと、自負していたが、
皆んなに遅れをとる。
歳のせいか?

結局、私が1番最後になり、出来上がったときは、
講習終了時間を少し過ぎていた。

私のポーチ、
出来上がってみると、同じように作ったのに、サンプルより長くなっていた。

家に帰り少し手直しをして、
忘れないうちに、
手持ちの毛糸で、2個作ってみた。

まだ、持ち手は付いていないが…。






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長谷川義史の絵本原画展

2015-12-22 09:31:18 | 日記
朝から、冷たい雨が降っていたが、
長谷川義史さんの絵本原画展が、
阪神百貨店で開催されていると知り、出かけて行った。


長谷川義史さんは、時々TVでお見かけする、📺
ユニークなスタイルでお馴染みの大阪出身の絵本作家さん。

会場は、長谷川さんの人柄そのままの、温かい色彩とユーモアで溢れていた。

人気シリーズの「いいからいいから」や、
「おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん」は、
お父さんのお父さんはおじいちゃん、
おじいちゃんのお父さんはひいおじいちゃん、
そのお父さんはひいひいおじいちゃん…と、
ひいひいひい…と百個ほど辿っていき、最後はお猿さん。
ひいひいひい…が頭から離れなくなってしまい…クスッと笑えた。

小さい時にお父さんを亡くした、長谷川さん自身の体験を絵本にした
「てんごくのおとうちゃん」
お父さんが亡くなった後、おかあさんが、父親代わりもしながら頑張る姿を絵本にした
「おかあちゃんがつくったる」…の作品の前では、
堪えようとしても、涙がこぼれた。

なんでもミシンで作ってくれるお母ちゃんに
「なんでもミシンで作れるんやろ、おとうちゃんを作ってや」…と、
言うところ…あぁ~泣かされた。

泣きながら、絵画展を見たのは、初めてだよ。

ほっこりと、優しい気持ちを貰った、良い絵画展でした。






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