きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

製作途中

2015-06-28 11:32:38 | 染色
愛知川の“のれんアート’’の作品締め切りは、
7月21日だった。
田舎に帰る日等を差し引くと、制作出来る日は
7日も無かった。

帰る迄にする事と、田舎に持ち帰り田舎でする事に分けて、
計画を立て、作業を始めた。

今回のテーマーが「てまりのある風景」なので、
てまりは、庵治んこ染めにすることにした。

🔴庵治んこ染めは、私の染色の先生の、
佐竹藍月先生が考案されたオリジナルの染色技法で、
香川の庵治石の粉と顔料に混ぜて染色する。

型は、てまりの模様をイメージして作った。

色差しが終わった状態。

この後、絞りでデザインしていく。

四苦八苦‼︎

作品名は「てまりの円舞曲」
てまりが優雅に舞っているイメージを表現したいのだが…

ここからは、田舎に持ち帰り、縫い絞り、
自宅に帰ってから、地染めをする予定。

上手く行っても行かなくても、時間が無いので1発勝負‼︎

成功するよう努力はするが、後は神頼み




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父が…

2015-06-27 07:53:11 | 日記
妹の体調が戻り、3ヶ月振りに父の世話に帰ってくれている。
「3ヶ月振りだけど、お父さん全然変わってないね」と、メールが入ってきた。📩

病と闘っている妹には、父の心配をさせ無いようにと黙っていたのだが…
3ヶ月の間に、
体力も気力も衰え、日中でも、ベットに横になっている事が多い事。
食事も少食になり、食事中に良くむせる事。
あんなに好きだった庭木や菊の世話も出来なくなった事。
記憶力が低下して、「分からない」と、よく言う事。
など、気になることをメールで返信した。

その翌日、
「お父さん、やっぱり痴呆になりかかっているよ」と、電話がかかって来た。
「病院に連れて行った方がいいかな?」
「早めに薬を飲めば、進行を遅らせるよね」
「物忘れ外来が近くに無いけど、市内までお父さん行けるかな?」
電話の向こうから矢継ぎ早に私に問いかけ、
同意の答えを求めて来る。

しかし…
父は、今年94歳になる。
今迄は、しっかりし過ぎの方だと思う。
少しづつ、子供に帰っていくのは仕方の無いことで、
それが普通のように思えるのだが…。

現に67歳の私も、父に似たようなことを、よくしているし…

「ケアマネージャーさんに、よく相談してみて」と、答えながら、
私の思いは、違う方に行っていた。

私が歳をとって、
「お母さん呆け始めたから、病院に行こうか?」と、息子に言われたら…
私はどんな気持ちになるだろうか?
結構 プライド人間である。
その歳迄に、邪魔なプライドを捨てられているだろうか?

それにしても、自分が自分で無くなる老いは悲しいね。
老いは、万人に課せられた残酷な十字架なのだろうか?

幸せな老い方は…無いのだろうか?


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よく喋った‼︎

2015-06-26 08:22:21 | 木彫り
6月25日
朝から、随分蒸し暑いが、お天気は良さそうだ。
今日は、木彫りのお稽古と、
お遍路さんのキーホルダーを渡す約束の日

Oさんは、お昼前に来られた。
注文分20体と予備に2体作っていたので、
「気に入った顔を選んで!」と前に出すと、
「ワァ~‼︎全部貰う」と、すごく喜んで頂けた。

1ヶ月半、苦労の源だったお遍路さんのキーホルダーは、
私の手には1体も残らなかったが、
「私は、四国八十八カ所を歩けないので、私の替わりにお願いします」
そんな思いを託して、手渡した。


お稽古は、いつものように
手より口ばかりがよく動いた。

Oさんとは、家族構成や、歩んできた人生も似ている所が多く、
仕事の事、二人の息子の事、嫁の事(褒めています)
父の介護の事(愚痴っています)
年金の事(本当、ボヤいています)…等、
とめど無い話や、
時には人生を語り、政治を批判したり(知ったかぶりや、受け売りが多いけど)

田舎に帰って、無口な父と居ると、
人と話す事に、こんなに飢えて居たのかと、自分でも驚くほど、
よく喋る、喋る…私。
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パンパカパ~ン完成

2015-06-23 23:11:10 | 木彫り
注文を貰っていた、20体のお遍路さんのキーホルダーが、
やっと完成した。



背中に梵字を書かなければならなかったのだが、
小さな背中に上手く書く自信が無く、
手が止まったまま、1日が過ぎ、

このままでは、約束の日に間に合わないと、
意を決して、昨夜、筆を持った。


仕上がったのは、
時計の針が、夜中の1時を指していた頃だったが、
大きな難関を乗り越えられた達成感と
やっと終わったという安心感で、
床に入ると、すぐに熟睡出来た。

4時間ほどしか寝ていないのに、
今朝は、清々しい気分で目覚められた。

このお遍路さんのキーホルダーを付けて、
四国八十八カ所を巡礼してくれると思うと、
私、すごく良いことをしたような気になって…

昨日迄の、彫らなければ…と、重たい荷物を抱え込んだような
プレッシャーは、
今は、なんとも言えない幸せな気分に変わっていた。

20体のお遍路さんを彫る事が、
私に課せられた修行だったのだろうか…?
そんな風にも思えて来た。


この梵字は、
歩き遍路の菅笠や、白衣などに書かれている文字で、
お大師様(弘法大師空海)を表す種字で、
「ユ」と読むそうだ。
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HMさんの暖簾!

2015-06-23 07:20:03 | 染色

2日続けて、HMさんがお稽古に来られ、
中山道愛知川宿のれんアートに出品する作品の
制作をした。

前日、マーブル染で手まりを表現することにして、
大小3個を丸く染めて置いたが、
今日は、その上に、HMさんらしいアレンジを加える事にした。

前日マーブル染をしていた所を、
帽子絞りにして、ブルーで地染めした。

そこに、マーブル染めをしていた別布を、
小さな丸にカットして、全体に流れが出るよう配置して、
アップリケをした。
それだけでは、まだ淋しいので、
シルバーの顔料で手書きして、
手まりが浮遊する動きを表現した。

作品名(宇宙を遊泳するてまり)

これで、暖簾の染めは完了!
後は、応募規定の寸法に、のれんを仕立てれば
出品出来る。

大急ぎの制作だったが、
HMさんの暖簾は、完成の目度が立ち、ホッと…。

だが、ホッともしてはいられない。

私の暖簾は、まだ、手付かずのまま…。
頑張らなくては…。

HMさんが製作したTシャツ

生地を染め、Tシャツに縫製している。




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