きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

宮水学園、阪神.淡路大震災から25年〜

2020-01-31 09:06:00 | 生涯学習大学
2週間ビニールシートを敷き詰めたキッチン。
染料で汚れてもいいと、着ていた作業着。

今日はそれらを忘れて、おしゃれをした。

1月30日
今日は、「宮水学園」教養コースの講座日
講座は
「阪神、淡路大震災から25年〜
これからの兵庫を考える〜」

講師は、
(公財)ひょうご震災記念21世紀研究機構理事長
兵庫県立大学理事長 五百旗頭 真氏

震災の話…

私には辛い歴史…出来れば、避けたかったが…

そんな沈みそうな気分を、少しでも盛り上げたくて、
おしゃれをして出かけたのだった。

先生のお話は、難しく、重たいテーマだが、
時々ユーモアも交えながら、

なぜ日本には、活断層が多いのか?…と言う所から教えてもらった。

2時間を超える長いお話だったが、
その中で、印象に残った話は、

1月17日の震災直後に、倒壊した家屋から、多くの人を救ったのは…

自衛隊ではなく、
家族や近所の人達だった事。

次に、警察官、
そして消防士。

災害救済のプロの自衛隊は、
その時、ほとんど、救済できなかった。

そこには、色々な法律や、規制があるようで…

人の命一つ救うのも、
市や国の指示や許可が無いと、動けない…

救えたはずの命が救えななった…のは、
事実…の事。

その後、神戸の震災の失敗は、教訓として活かされ、その後の災害救済は、大きく変わった。

何より、ボランティアの輪が広がったのは、大きな成果だと思う。

南海トラフ地震は必ずくる。

いつか来る…では無く、必ず来る…

大切な人の命を、自分の命を守るため、
その時の備えをすべきだと、改めて思った。

阪神、淡路震災から25年、
喉元過ぎれば熱さを忘れる…

人間の愚かさが、
また、大きな災害を起こすのかも…

肝に銘じて、備えよう!









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