きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

柿渋染めの名刺入れ

2013-07-30 02:10:28 | 染色

かがわ物産館「栗林庵」に、出展しているの商品の展示販売期間は、
3か月間だったが、そのまま延長してくれそうだ。
今までは、庵治んこ染の柿渋バックと、カードケースを出展していたが、
佐竹先生から、名刺入れを作ってはどうかと、アドバイスを頂いた。
今まで、名刺入れを持つような仕事はしたことが無い。
「さぁ どうしたものか?」
持った事のない物は、サイズも形状もピンとこない。
ネットで調べてみる。
いくつか調べ、出来る男はシンプルを好む。と分析??
・・・と言う事で、シンプルな形状に決めたが、
この定義は私の勝手な妄想に過ぎないので(ゴメンナサイ)

早速、サンプル作りに掛る。
柿渋染めの生地に、接着芯を貼り、生地の硬さを補強した。
内側にポッケットを2つ
裏地は滑りを考え、染めた綿生地を使った。
開けた時のアクセントになるよう、柿渋糊に顔料の黒を混ぜて
染めた別布を付けた。
  
サイズは11.5*8cm、少し大き目だ。


今で作った柿渋染めの商品
ペンケース、手帳、名刺入れ、カードケース

全部、揃えてみた。
仕事の出来るカッコいい男性に使ってもらえないかな


 



 

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サボテンの花

2013-07-29 09:00:49 | 日記

田舎から帰って来た、1週間前の話である。
我が家の西側に小さな三角の出窓がある。
出窓の外側のガラス窓と内側のガラス窓に挟まれ、温室のようになっている。
そこに、一緒に引っ越ししてきたサボテンと、後から買ったサボテンが、
小さな小人のオブジェと一緒に並んでいる。

田舎から帰って家に入ると、何より先にすることは、
ベランダの花や木に水をあげる事だ。
2週間家を空ける為の水やり対策は、色々やっていても2週間は持たなくて、
瀕死の状態で、私の帰りを待っている。
たっぷり水やりをして、そのあとサボテンにも水やりをする。
こちらは少々水が無くても元気だ。

その中に、10年位育っている(勝手に育っている)サボテンがいる。
水やりを忘れるズボラな私の性格と、西向きの日当たりの良さが幸いしたのか、
グングン大きくなり、鉢から零れ落ちそうな位、子孫を頭にくっ付けている。
その日、その頭から、角がでているのを見つけた。
「へぇ~~ 変なの!」と思っただけで、大した興味も持たぬまま居たが、
その角は5cmになり、10cmになり、日に日に長く伸びて来た。
ますます「変なの!」と思っていたら、20cmまで窓の光の方に伸びて来た。

それから数日後の朝
何気なく出窓を見ると、いつもと違うものを見つけた。
角の先に可憐な白い花が咲いている。
夜中にひっそりと咲いたのだろう。
 
予期も期待もしていない出来事に、私の気分は舞い上がった。
「わぁ~~ 花が咲いてるよ!」
こんな時、一人は淋しい
一人で喜びの声を上げ、鉢を持ってウロウロ。
そうだ!息子に写真を送ろう。
どの角度で撮れば一番きれいか、何度も撮り直しLINEで送った。
数秒後、息子からの返事が、
「何!」
写真は届いたが、私の感動は届かなかったようだ。
10年育てていて、初めて私に見せてくれた白い花。
その花も昼前には萎んで、角と一緒に悲しく項垂れ、2度と花は開かなかった。

有名な“月下美人”も、夜中に一夜限りの白い花を咲かせ、良い香りを放ちながら、朝には萎んでしまう。
私のサボテンは、園芸店で200円ぐらいで売っている普通の丸いサボテンだが、同じように白い花を咲かせた。

何も特別でなくても、普通は普通なりの幸せが有るんだ・・・・・と、
自分に言い聞かせた。

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レザークラフト

2013-07-27 07:52:05 | 手芸

今日 革靴が、また1足出来上がった。
これで4足
この分なら、靴屋が出来そうだ。
ただし5cmのミニシューズだが・・・・・。
 

昨日は、阪神百貨店の手作り展に行ってきた。
毎回案内状を頂いて見に行っているが、出展者の顔ぶれも、出展作品も
さほど変わっていない。
前回見たのと同じようなら、足を止めて見るほど興味も湧かない。
早目に出て、天王寺に行った。

キューズタウンの中のABCクラフトで、買い物の目的の染色材料を買い、
レザークラフトのコーナーでウロウロ・・・
最近、少し面白がってやっている。
別に、深くのめり込むつもりはないが、柿渋に通じる色合いが好きだ。
そこで目に留まったサンプル商品は、初心者の私にも出来そうで、
キットが無いか?と探したが

見当たらなかった。
それなら覚えて帰ろうと、サイズや、カシメの位置を頭の中に写し取った。

そして、今日作ってみたが、意外!
見て、覚えて帰って来ただけで、同じものが出来たよ。
 

私の頭、まだまだいけそうだな。
最近、覚えも悪く、覚えてもすぐに忘れる。
何を取りにここに来たのだろう???と、思い出せないことが頻繁なのだ。
頭の中の引き出しも、相当ガタがきていると感じていたが、
好きなものを入れる引き出しだけは、違うようだ。

その引き出し、空っぽにならないように

これからも好きなもの集めて詰め込んでおこう。
私の宝石箱は、頭の中

 

 

 

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チャレンジ!

2013-07-25 09:28:43 | 染色

夜中に降り出したのだろうか?
朝起きたら雨だった。
その雨も、8時過ぎには上がってくれた。

10時半から、日曜日のお稽古に来られなかったHさんが来て、
染色をした。

今日は一人なので、テーブルを独り占めできると、
Tシャツの生地を広げ、

レースのテーブルクロスを型にして、顔料で型染めをした。
思いのほか細かい織り糸がきれいに出て、レース模様が生地に写し出された。
「イイね!」「イイね!」と、二人で大満足。
同じことばかりの繰り返しはしたくない。
新しい染めにチャレンジしたい。
私の教室の生徒さんは、みんなユニークなのだ。
  

1回目の型置きが終わり、

2回目は場所を変えて型を置き、同じように顔料を刷り込んで行ったが、
色が思ったように入っていなかった。
どうもレースの地の目に顔料が乾いて詰まってしまったようだ。
細かい糸の織りだから、上手くいけば繊細なレース模様が
浮き出てくるが、
それだけに、目詰まりしやすい。

二人で「うーん」
1回目が上手くいった分、2回目の結果に言葉が出ない。

Hさんの良い所
「違った染に挑戦したかったから、これはこれで良し!」
いつも前向きで、+思考!
それなら、この問題は私が何とか解決しなければ・・・・

只今、古くなり硬くなった思考回路を揉み解しながら、

模索中!

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おばあちゃんの自己満足!

2013-07-23 08:57:09 | 染色

日曜日は染色のお稽古日

Mさんは、シルクストールを5枚染められた。
M.Nさんは、11月の展示会出品用のテーブルクロスを、帽子絞りして
スレン染料のカーキーに、ほんの少しグリーンを加え、
薄目に地染したら、すごく優しい色に染め上がり、
帽子絞りをしたところの白と、いいバランスの色目になった。

「これで、良いか!」とご本人。
「イヤイヤ!自宅で使用するのならいいけど、展示会では無理!」と、私が反論。
帽子絞りの中に、M.Nさんのお得意の手描きの草花が入りそうだ。
楽しみ!
H.YさんはTシャツを染められた。
前回のお稽古をお休みされていた分は、ご自宅で、ちゃんと染められて持って来られていた。
なんて優秀な生徒さんなのだろう。
数色、重ねて染めているが、色の重ね具合がいつもH.Yさん独特だと感心する。

皆さんが帰られた後、
私はショッピングセンターに自転車を走らせた。
8/1日が香川の孫の2歳のお誕生日。
孫のママがお気に入りのキッズブランドのショップに行って、Tシャツを買った。
そのついでに、白いTシャツを2枚買った。
小さい方は、お誕生日の孫に、
少し大きい方は、4歳の上の孫に。
まだ、孫の服の好みがはっきりしない内に、おばあちゃんの染めた服を着せようと・・・・。
 

少し大きくなると、今の子はおしゃれで、服の好みもはっきりして来て、
おばあちゃんが染めた服など着てくれなくなる。
おばあちゃんの自己満足を押し付けられるのも、いつまでだろうか?
“今 でしょう!”
今年の流行語を使ってみました。

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