きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

キャンディボックスの蓋の完成

2019-05-30 12:25:35 | 木彫り
昨日は雨上がりの爽やかな晴天となった。

2日間、雨だったり、強風だったりで、
ベランダに出られなかったが、

朝からベランダに出て、
彫り上がった、キャンディボックスの蓋の塗りを始めた。

2日前の大雨のお陰で、
ベランダに出ても、花粉症の症状が出なくなった。

嬉しい!

今年も、2月の初めから、
ずっと花粉症に悩まされて続けて来た。

先日、読んだ本に
歳をとると、花粉症が治る…と、書いてあったが…

歳をとると
花粉の抗原を認識する能力が、衰える為、
アレルギー反応が起きにくくなる…のだそうだ。

要するに、花粉をやっつけたのではなく、

老化…だそうだ

私が、毎年、重症の花粉症に悩まされているのは…

私の免疫系が、まだ若いという事か???…

有難いような、有難くないような😫

彫り上がったキャンディボックスの蓋に、
薄く下塗りをする。

お化粧の下地クリームと同じ事。


その上に、トールペイントで、色を塗っていく。

彫りもそうだが、塗りも大事!

はみ出さないように、丁寧に塗る。

きれいな色のリースをイメージして…

作業は、順調に進んだが…
ベランダは、寒かった。😨

天気予報の気温は27度だったが、

家の中の温度計は20度🌡

家に入って、服を一枚重ねた。

昼から、ベランダに日が差し込んでくるようになると、
少し暖かくなった。

午後は、仕上げニス

艶ありニスと、艶消しニスと、薄め液を、
1:1:1で混ぜる。

私は、ピカピカ光るニスが好みでないので、
いつもこの分量で塗っている。

この中に、ミネステインのベージュを
少し加えた。

鮮やかな色を、少し落ち着いた色にする為。

ミネステインの色や量は、
作品によるが、
もっとアンティークにしたい場合は、
多目に加える。

ニスを2回塗り、


一晩乾かして、

木彫オイルを布に取り、
擦りこむと、

柔らかな光沢と、しっとりした手触りが出る。





上が今回の作品

下が4〜5年前に、私がサンプルで彫った作品…

どちらも、私が彫ったのに、違うね

4〜5年の間に、

何があった???🤭










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花咲く刺しゅうブローチ

2019-05-28 23:31:57 | 手芸
朝、目が覚めた時には、

すでに雨が降っていた。

二週間前の予定が雨で延期になり、
その日が今日だった。

また、雨になった…。

ずっといい天気だったのに…

どう言う訳か、
予定の日ばかり、雨になる。

雨女??? そんな事は無いのだが…

また、予定は延期…

雨も、結構激しく降って来たので、
諦めもつくが…

仕方ないから、
ずっと家の中で居た。

今月届いた、「手づくり手帖」の付録は

“刺しゅうのブローチ”

挑戦することにしたが、
雨なので、目の調子が悪いのか?
老眼が進んだのか?

霞んで見えない…

頼りのハズキルーペを掛けても、見えづらい…

もう勘でするしかない…。

細かいことは、気にしなければ、
できるでしょう。
(ドンマイ ドンマイ)

最近の刺繍は、立体で面白いね。

糸も、3本どりや6本どりなので、
助かるわぁ〜

刺繍の刺し方も、
さほど、難しい刺し方は無かった。

図案の指示通りの色で、刺していく…

刺しゅうが刺し終わると、
ブローチ台に、セットして、
当て布と、ブローチピンを付けて、
仕上げる。


雨の日は、
ゆっくりと、ゆっくりと、時間が進んでいく。

手仕事には、ちょうどいい速さで…

静けさも、
淋しさも、
明るすぎない明るさも、
一人には、ちょうどいい…。

お喋りなラジオと、
無口な私…
それでも、時間は進んでいく。

たまには
こんな時間もいいな…と思う。

たまには…だけど。


出来上がった、刺しゅうのブローチ













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言い訳

2019-05-28 08:57:14 | 日記
昨日、午前中はいいお天気、

それが、午後から嫌な曇り空…。
その上、風が強くて、窓を閉めて回るほどの強風になった。

午前中に、
まちライブラリーに、借りた本を返しに行って、

スーパーで、買い物をしてレジに並んだ。

財布を用意しようとバックの中を探したら…👛

無い!

忘れて来たことに気付き、

カゴに入れた商品を、また、一つ一つ元の棚に戻して回った。

何をしてるんだろう…。

手ブラのまま、
暑い日差しの中をショボショボと帰って来た。

上手くいかない日…有るけど…

落ち込むか?
笑い飛ばすか?
ミスを反省するか?

私、「歳のせいにして…」
落ち込む事も、笑い飛ばす事も、反省する事もしなかった。

自分が一番、傷つかない方法を選んで、
言い訳をしている。
一番卑怯な方法…

最近、「歳だから…」を、よく言い訳にしている。

定期購読をしている手芸の本に、
毎回、ステキな手芸の付録が付いてくる。



全部で20冊以上の本が本棚に並んでいるが、
その中の半分ぐらいは、
付録が完成していない。

付録の、作り方の説明が、解りづらく、

字が細かかったり、
説明が不十分だったり…
(解っている人を対象にしているのでは…)

自分ができないのを、努力しないのを、

棚に上げて、

「歳をとって、老眼だから、
もっと大きな字で、もっと丁寧な説明をして欲しい…」と、

アンケートに、図々しく書いている。

あぁ〜ぁ
歳をとると、隠していた嫌な自分が、

表に出てくるよ。







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ちめいど雄介新曲発表「単身赴任」

2019-05-26 20:22:30 | 日記
今日は28度、昨日よりマイナス3度…とは言うが、
暑い🥵

まだ5月なのに…なんなんだろうね。

キレイにメイクした顔が、汗で剥がれないように、
傘をさし、日陰を探して歩いた。☂️

今日は、14時から、
ちめいど雄介くん(お兄ちゃんの方)のソロライブがあった。

場所…兵庫高架57…

初めて降りる駅…

スマートフォンで調べながら、
電車が走る高架の下を、探してウロウロ

場所がわからなくて、
「どうしよう…」と、思った時、
前方に、人の行列を見つけた。

「あそこかも…」
少しホッとして、きつい日差しの中を、
小走りに歩いた。

店の中は、外見とは大違い!

おしゃれ!

物珍しさに、今度はキョロキョロ…

今日のライブ、
ライブの2日前まで、迷っていた。

今月は、金欠病(連休に孫達が来たため…)
だから、諦めようと思っていたのだが…

やっぱり行ってよかった。

1時間半…4,000円(1,000円のCDを買った為)
それに値するに、充分過ぎるほど、
楽しめた。

新曲のCD発表のライブは、毎月ある。


熱心なファンは、毎月、どこまでも行くそうだ。
(私は、近くのライブだけだが…)


今月の新曲は、「単身赴任」


タイトルを聞いた時は「???…」と、思ったが、
いい曲だったよ。

家族と離れ、単身赴任をして、
厳しい仕事に耐える
サラリーマンの気持ちを歌った歌だ。

私は、単身赴任をしたこともないが、
自分が働いていた頃のことが蘇り、
涙が出そうになった。

阪神淡路大震災で勤めていた会社が倒壊し、
吸収合併された会社はブラック企業…

会社からの、いじめや冷遇…

それを、作り笑顔で耐えるしかなかった。
息子を食べさせる為、
学校に行かせる為…

その息子たちも、家庭を持ち、
家族の為に頑張っている。

辛い事や理不尽な事…
口には出さないが、有るのだろう…

企業戦士として、
今、戦っている息子のことを思い、

辛かった自分のことを思い出し…

買って帰ったCDは、

今、繰り返し繰り返し、休み無く歌い続けている。

言葉が言えたら、
過重労働だ!…と、CDが、怒り出すかも…










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90歳。何がめでたい 佐藤愛子

2019-05-25 15:58:06 | 日記
まちライブラリーに、
借りていた「竹久夢二」の本を返しに行き…
目に入ってきた本を、即、借りてきた。

何の迷いもなく…
優柔不断の私にしては、珍しい事。

90歳。何がめでたい


2016年発行の、佐藤愛子のエッセイ集

その頃は、まだ田舎の父の介護の為、
妹と交代で田舎に帰っていた。

その時、父は、90歳を2つ3つ越えていた。

90歳。何がめでたい…そのタイトルに、
父の顔が浮かんでくる。

そんな思いで、読み始めると、

痛快! 愉快!

本の文字から、
歯切れのいい声が飛び乱れる。

70歳の私、90歳の著者に、
そうそう…同感!…と、
相槌を打った。

思う…

70歳を過ぎると、
80歳も90歳も…みんな同じ。

年の差なんて、関係なくなり、
みんな、
“お婆さん”と言う名の、異星人…になる。

昔、私の子供の頃はこうだった、あぁだった…と、言って、
昔を懐かしみ、

自分の苦労話を自慢する。

そして、こう言う。
今の若いものは、贅沢しすぎ…と
ダメ出しをして…

未来の日本はどうなるのか…と嘆く。
(もう、そんな先、みんな天国だよ。)

おぁ〜面白い!

自分の思っていても、口に出来ないことを、

ズケズケと代弁してくれる。

こんなお婆さんが、老人会に居たら…

会はグチャグチャに掻き回されるだろう…と、
思いながら、

愉快!愉快!と、大笑いした。

中でも、"悔恨の記"の話

我が家にも、よく掛かってくるが、
「不用品有りませんか?何でも引き取ります」…の電話📞

著者も、その調子のいい言葉に乗り、
引き取りに来てもらった。

引き取りに来た青年は、

「ブランドのバッグや、貴金属は有りませんか?」…と、しつこく言う。

そうそう、私も、以前その手に引っ掛かった。

だが、私と著者は、違った。
著者の方が、頭の出来が一つも二つも上だった。

何でも引き取ります…と、言ったのに、
並べた古本な不用品に目もくれず、

「キンキン」…と言う青年に、

何かしら不用のものを一つでも、
持って行かせねば、

このままでは帰せない…

そこで思いついたのが、冷蔵庫の中の西瓜。🍉

食べきれず、家族の誰も飽きて、
見向きもしない、3日目の西瓜を、

「腹の具合が悪い」…と、尻込みする青年に、
無理やり食べさせた…件り

やったねぇ〜!👌

私がやっつけたかのように、スカッとした。🤣


可笑しく、愉快に…生きられれば、

老いも、楽しいものかも…

そう、大先輩から、学んだ本だった。😄
























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