きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

金魚で大騒動!

2016-03-12 20:58:59 | 田舎日記
数日前、父の傷痍軍人会の戦友のMさんが、父を訪ねて来てくれた。

傷痍軍人会は、2013年に解散し、
町内に、数人いた会員も、今はMさんと父だけになった。
二人共90歳を超えている。


そのMさんから今朝、電話があり、☎︎
「この前、話した金魚、いるで?、3匹持って行こうか?」と…
先日来られた時、そんな話をしていたらしい。
父に代わると、
「ほな、持ってきてくれるで?」と、返事をしていた。

さあ大変‼︎

玄関に置かれたままの60センチの大きな水槽は、
熱帯魚がいなくなってから、
もう5~6年、水を張ったままの状態で放置されていた。

急いで洗い始めたが、
水槽に繁殖したは、5年分の頑固な水苔は、
簡単には、取れそうに無かった。
焦っていると、
父が出てきて、
「あぁ~せぇ!、こぅ~せぇ!」と指示を始める。
その内、歯がゆくなったのか、
声が大きくなり、言葉が荒くなってくる。

久しぶりに、元気な父が戻って来たと…
腹立たしく思いながらも、少し安心したのだが…

まだドタバタの真っ最中に、
Mさんが金魚を3匹バケツに入れて持って来てくれた。

それから2時間かかって水槽の掃除を終え、金魚を入れたが、
水を吸い上げて、ろ過するポンプが壊れているのか、
モーター音はするのに水を吸い上げない。
2個ある両方とも、そんな調子。

父は、コンセントを抜いたり、モーターを外したり、
動きそうも無い濾過器を、諦めきれないのか?しつこくいじくっている。

「もう、5年も放ったらかしにしていたので、壊れたのでしょう」と、
言っても、聞く耳を持たない。
水槽の周りは水浸しになっていた。

機嫌の悪い父をなだめ、
昼食後に、自転車を走らせ、新しい濾過器を買って来た。
急いで組み立て、水槽に装着すると、
機嫌の悪かった父に、やっと優しい笑顔が戻ってきた。
やれやれ


タダで頂いた3匹の金魚
新しく購入した水の濾過器4,000円の出費と、
多くの時間と労力と…

タダより高いものは無い…とは、こう言う事か?

大騒動の1日だった。











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