きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

秋を探しに!

2013-08-09 11:22:32 | 田舎日記

暦では、立秋が過ぎたが、
照りつける日差しは、一向に勢力の衰える気配が無い。
それどころか、35度を超す猛暑が、日本中を焦がしているようだ。

Mちゃんから、山に行こうと誘ってもらった。
生け花用の秋の草花を取りに行くのだそうだ。
Mちゃんにとっては、もう何度も登っている山
自分の庭のように、どこに何の花が咲くか、分かっているらしい。

昨年は、15日のお盆に登ったそうだが、1週間早いのと、この猛暑で、
お目当ての花が、なかなか見つからない。
それでも、ナデシコは見つかったが、女郎花は、まだ、どの茎も花を付けていなかった
少し高くまで登ってみる事にした。
車の幅いっぱいの山道は、刈ることもしてないので、草が茂り放題に茂っている。
そんな山道も、良く知っているから走れるのだろう。
フロントガラスに、ぶつかる小枝をかき分けるようにして進んで行く。

昨年は、ここにたくさん咲いていたと、目星をつけていた場所にも、まだ咲いていなかった。
今年の特別な暑さに、秋の草花も、季節が来たが出るに出られないでいるのだろう。

随分探して、黄色い花を付けた女郎花と、穂の出始めたススキを見つけた。
 

お昼は山の中の国立公園で車を止め、
公園の中の川渕に腰を下ろして、Mちゃんが用意してくれていた昼食を頂いた。
木陰に入ると、ヒンヤリ涼しい。
しばらく居ると「寒い!」と思うほど、吹いてくる山風は冷たい。
下に降りると、また焼けるような暑さが待っているのだろうと思うと、
下ろした腰を上げたくなかった。
エメラルドグリーンの澄んだ川の水の上を、数匹のトンボが舞っていた。
  
  
 

JA夢市場も、西瓜の売り場をブドウに取られていた。
胡瓜も隅に追いやられ、ゴーヤがその場所に並んでいる。
桃は姿を消し、梨が並び、なすびは秋ナスと名前を変えている。
ズイキやスダチも並び、市場の中の野菜たちも、そろそろ交替を始めている。

市場の入り口のかき氷は、まだ随分売れているが、
少しづつ、秋が近づいているのを感じた。



 

コメント
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