きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

頑張れ! トウモロコシ

2013-08-06 23:58:49 | 田舎日記

突然ゲリラ豪雨がやって来た。
午前中から、晴れたり曇ったりの不安定な空模様、
ムシムシした重たい空気は、一雨有りそうな事を、予感させた。

遅い昼食の後、周りが急に暗くなり、
「一雨来そうだ」と、父が窓を閉め始めたら、すぐに雨が降り出した。
昨日も、急な雨が降っては、4~5分で止み、
止んでは、また降り始める、そんな天気だったので、今日も、またすぐに止むだろうと思っていたが、
雨は、量も激しさも、昨日とは違うのが、すぐに分かった。
見ているうちに、庭も畑も水浸しになった。
ますます雨は激しくなり、風も出て来た。
まるで台風のような強風に、雨は横に飛ばされ、庭木や野菜を打ち始めた。
このまま雨量が増すと、床下浸水もあり得る。畑の野菜もダメになる。
心配で、ガラス戸にへばりついて、見ていたら、突然、頭の上で天が割れるような大きな音がして、ガラス戸を揺らした。
余りの恐怖に家の中をグルグル回っていた。
予告無しの稲光
逃げ場のない怖さ
そんな恐怖が30分あまり続いたと思うが、もっと長かったようにも思える。
島根の友は、こんな恐怖に何時間も耐えたのだと思うと、30分ほどで怖かったと言って居る自分が恥ずかしい。

雨が小降りになると、庭の水も一気に引いて行った。

外に出てみると、家の周りの鉢はひっくり返り、
実を付けたばかりのトウモロコシは、無惨な恰好で倒されていた。

早く起こさなければ、実がダメになる。
父と二人で植えた大切なトウモロコシである。

そして今朝、日が上がらない内にと、7時前から父と二人で支え棒を立てて、倒れたトウモロコシを起こし、棒に括り付けた。

豪雨に打たれ、強風に倒されたが、
今、トウモロコシは天に向かって、穂を広げ立っている。
頑張れ!トウモロコシ

今年は、美味しい実を食べさせて貰えるだろうか?



コメント
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