赤毛のアンちゃん

赤毛の柴犬アンちゃんは2014年11月、14年5カ月の生涯を閉じました。『決してリードは放しま宣言』発信中のブログです♪

もうすぐ2周年記念特集●オードリーが好き[58] 花よりもなほ 後編

2006-06-09 06:03:08 | (2)オードリーが好き


◆第四夜
この映画には、主人公はいても
ヒーローはいない。


主人公の青木宗左衛門(岡田准一)は
「貧しく、剣が弱く、逃げ足が速い」
武士とは名ばかりの武士。
描きたかったのは、きっと普通の人間
だったように思える。


その宗左衛門がひと目惚れする
未亡人・おさえを演じるのは
『たそがれ清兵衛』、『父と暮せば』などで
映画賞を総なめにした宮沢りえ。

その他、日本映画界屈指の俳優人がわんさか。
さらには時代劇全盛時を彷彿とさすスタッフ陣が
勢揃いして・・・。



どうしてこんな映画になったのか・・・?

全編を通して、なんとも物足りなさが漂う。
この映画は、何を言おうとしていたのか
いまでも・・・?
後味の良さも悪さも・・・なにも残っていない。
続編は・・・いらないなぁ。

でも、こんな映画があってもいいでしょう。
見方、感じ方はそれぞれなんですから・・・
そう思うようにしています。
(上映時間:2時間14分)

■作品評価3つです)

『花よりもなほ』公式サイトはこちらから

6月3日より全国にて公開中。



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もうすぐ2周年記念特集●オードリーが好き[58] 花よりもなほ 前編

2006-06-08 06:47:47 | (2)オードリーが好き


◆第三夜
例年およそ30作品観ている映画ですが
今年はアカデミー賞関連作の不作もあってか
急激に減ってしまいました。

6月3日の公開初日
楽しみにしていつものシネコンへ。
今度の作品は、『花よりもなほ』
数少なくなった時代劇ですが・・・。
お客の入り?
あまり芳しくないようです。



仇討ちに藩が賞金を出していた元禄十五年。


田舎侍の宗左衛門(岡田准一)は
父の仇討ちのために江戸に出てくる。
しかし、剣の腕がからきし立たない宗左衛門は


貧しいながらも人情味あふれる長屋で暮らす間に
こんなことを思いはじめていた・・・

仇討ちをしない人生も・・・ある。



♪後編につづく




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もうすぐ2周年記念特集●季節がみごろ[74] 『不思議に咲く花』その2

2006-06-07 06:06:54 | (3)季節がみごろ


◆第二夜
さあ、この花はなに?


黄色い花びらの質感は
あの『蝋梅(ろうばい)』とよく似ています。
わが家にも、不思議に咲く花がありました。



これは、ふくろう?
ではありません。



【仙人掌(サボテン)】
仙人掌(サボテン)科サボテン属でアメリカ大陸原産。

「サボテン」と聞いて10人中9人は
「針のようなとげのある植物」と答えるでしょう。
でも、とげのある花って
どうしてこんなにきれいなんでしょう・・・?

咲く花は不思議でも
明日また咲くために枯れ落ちます。

人の世もこうありたいものです。



♪明日あさっては、『オードリーが好き』です。




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もうすぐ2周年記念特集●季節がみごろ[73] 『不思議に咲く花』その1

2006-06-06 06:00:00 | (3)季節がみごろ


◆第一夜
いつか季節がくれば
ぜひ写真を撮って記事を掲載してみたいと
思っていた花に、つい先日めぐり会えました。
お散歩公園の中に、咲いていました。

なんと不思議な
なんと面白い
そして、なんと楽しい・・・

この花をよ~くご存知の方も
いるかもしれませんが


不思議に咲く花は、オーストラリア原産の
『ブラシの木』です。



ブラシにそっくり・・・だから
【ブラシの木】


蒲桃(ふともも)科ブラシノキ属でオーストラリア原産。


開花時期は、5月中旬頃~6月中旬頃。
実は、丸く枝にずらりと並ぶ。


別名は、「花槙(はなまき)」というだけあって
葉は、槙とそっくり。



♪明日につづく




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もうすぐ2周年―ありがとう☆プレゼント

2006-06-05 06:00:06 | (1)アンちゃん


来週6月12日にいよいよ
ブログ開設2周年を迎えます。
あっという間の2年も・・・もうすぐ。

いま、昨年のHP開設1周年記念●特集・ありがとうの一年
この記事を読み返してみました。
この時の気持ちは、今も変わりはありません。

このブログをごらんのみなさんへ

日ごろは、なんのお礼もできませんので
感謝の気持ちだけを
プレゼントさせていただきます。



コースを選んでください。



【アンちゃんコース】
ワンちゃんのいる方におすすめです。



【花香コース】
小物ばかりを集めてみました。

何がお手元に届くでしょうか?
お楽しみに。



応募方法はカンタン!


【応募締切】
6月12日中にします。

6月12日までにコメントで
○○コースがいい!って書いてください。
ハンドルネームは忘れずに!



応募資格は


この1年間に1回でも
コメントを寄せていただいた方なら
どなたでもOKです。

たくさんのお申込みを
お待ちしてます。



発表は、6月13日の記事でごらんください。
その後、発送先をメールしていただきます。



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季節がみごろ[72] 『収穫の朝―枇杷の実』

2006-06-04 14:38:52 | (3)季節がみごろ


晴天の日が続いています。
暦の上での梅雨入りは、6月11日ですが
もうすぐ、うっとうしくも
大切な季節がめぐります。

6月4日、日曜日。
いよいよ収穫の日がやってきました。


今年の実りは、8個。
収穫は7個、あと1個は枝に残します。
もっと多く残したかったけど
去年より少なかったんでね~。
どんな鳥さんがついばむかは・・・?



甘い香りが満ちてきました。


木成完熟の実ほどおいしいものはありません。
うぶ毛が、新鮮の証です。


さあ、今年の味は?
ヒンヤリ冷やして今夜のお楽しみ。
「アンちゃんも~」

また来年、ガンバってね~。



♪明日は、ブログ『赤毛のアンちゃん』からのお知らせです。



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オードリーが好き[57] 嫌われ松子の一生 後編

2006-06-03 06:23:05 | (2)オードリーが好き


他人から見れば不幸な人生であっても


松子の心は、いつも幸せを夢見て晴れています。
その落差を描いているのですが
どれだけ明るく描いても
余計に重くて、つらくて、哀しくて
どう控え目に見てもシンデレラストーリーとは思えません。
この映画を観て、キャスティングを見て
失敗だという人もいるかもしれません。
ただ・・・こんな人生もあるんだ、ということは
伝わってきます。



エンディング間際
松子の甥である笙が語ります。

「松子伯母さんのことを神様だと、龍さんは言った。
最後までとことん不器用で、とことん不幸せだったこの人を・・・神様だと」
「俺には神のことなんて解らない。考えたこともない。
でも、もし・・・・・・この世に神様がいて・・・・・・」
「・・・・・・それが、伯母さんのように・・・・・・人を笑わせ」
「・・・・・・人を元気づけ」
「・・・・・・人を愛し」
「だけど自分は、いつもボロボロに傷つき、孤独で
・・・・・・ファッションも全然いけてなくて・・・・・・」
「そんな・・・・・・徹底的にドン臭い人なら・・・・・・俺は、
その神様を・・・・・・信じてもいいと思う」

この笙の言葉に、ようやく映画は成立します。
そして、救われたような気がします。
(上映時間:2時間14分)

■作品評価4つ・・・いい映画でした)


『嫌われ松子の一生』公式サイトはこちらから

5月27日より全国にて公開中。


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オードリーが好き[57] 嫌われ松子の一生 前編

2006-06-02 07:00:35 | (2)オードリーが好き


ここしばらくはシネコン通いが続きそうです。

5月28日の日曜日。
公開2日目の『嫌われ松子の一生』です。

前日の『ダ・ヴィンチ・コード』とは一転して
閑散としたスクリーンでしたが・・・
その訳もわからないでもありません。




女の子なら誰だって、お姫様みたいな人生に憧れる。
昭和22年・福岡県大野島生まれの川尻松子も、そのひとり。
でも、現実は・・・。

20代で教師をクビになり
エリートから転落して家を飛び出しソープ嬢に。
やがてヒモを殺害して刑務所へ・・・。
主人公・川尻松子の波乱万丈な人生を描いた
「嫌われ松子の一生」。
このベストセラー小説を、『下妻物語』(04年)で
高い評価を得た中島哲也監督とそのスタッフが映像化。



壮絶な不幸に揉みくちゃにされながらも
誰かを愛し、その人だけを信じて突き進む。
裏切られ、傷ついても愛する人への思いを
胸に夢を見つづける松子。
誰がどう考えたって不幸な人生なのに
彼女にとってはすっごくハッピー!


そんな松子を演じるのは
『電車男』(05年)のエルメスなど
数々の印象に残る女性を演じてきた、中谷美紀。

そのほか、コメディアンから、ミュージシャン
実力派俳優にいたるまで・・・
多くの映画初出演者が起用されました。



「う~ん・・・」
この思いがいつしか・・・

♪後編につづく

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六月の華―雨あがりにキラリ 『あじさい』

2006-06-01 06:19:00 | (3)季節がみごろ


4月に『さくら』、5月には『はなみずき』を
描きあげて、季節はまたひとつ移り変わりました。
花を落とした後、大きな青葉をひろげ
雨のしずくに色を変え
真っ青な空に色を変えながら
ただひたすら成長を続けています。

さあ、今日から6月―。
こころに残る華シリーズ第3作目には
六月の華『あじさい』を選びました。
描きはじめましたが
これもなかなかに手強そうです。
完成時期は、梅雨の真っ只中でしょうか。

トップ画像は、「墨田の花火」です。



うす緑色の花芽が色を重ねて


日に日に手毬のように
ふくらみはじめました。



まん丸な花芽がはじけて
小さな花びらの誕生です。



今のあじさいは、まだ子ども。
真っ白い花びらに姿を変え始めています。

七変化ともいわれるこの花が
季節を虹色に変えるのも
もうすぐそこに・・・



♪明日は、オードリーが好き『嫌われ松子の一生』です。

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