赤毛のアンちゃん

赤毛の柴犬アンちゃんは2014年11月、14年5カ月の生涯を閉じました。『決してリードは放しま宣言』発信中のブログです♪

特集●桃源郷はどこに?その2

2006-03-03 21:10:09 | 特集


そしてそこには・・・
豊かな土地に家屋が整然と並び
肥沃そうな田畑と美しい池
桑や竹などの益樹が緑豊かに茂っている。
水田のあぜ道が縦横に走り
村々の間は鶏や犬の鳴き声が間近に聞こえるぐらいに近い。
しかし互いの行き来が全くない。
そこには、争いや搾取が全くない
極めて理想的で平和な社会があった。

数日して、漁師は村人たちに別れを告げた。
別れ際に村人たちは漁師にこう言った。
“この村でのことは決して他の人に話してはいけません”
漁師は帰る途中に、来た時の道に沿って所々に目印を残し、
武陵に入ると漁師はすぐに太守に拝謁して事の一部始終を告げた。
太守はすぐに人を派遣して漁師のあとにつき従って探したが
二度とこの洞穴への道を見つけることはできなかった。

というお話です。



どこかで聞いたことありませんか?
世界中どこにでもよく似たお話があるのです。

『桃源郷』はどこにあるのでしょうか?


誰もが一度は憧れを抱く夢の世界

実は、すべての人のすぐそばに
「家族」という、「家庭」という
最高の『桃源郷』を持っているのです。

どうでしょう、そう思いませんか?

少し加筆します。

これはあくまでも私の抱く答ですが
もう少し言い換えてみると・・・
夢や憧れを追い求めることは決して悪いことでも
無駄なことでもないと思います。
ただ、しっかり自分の足元を見つめてみることが
いかに大切か、ということです。
「ローマは一日にして成らず」
「理想郷」とは、遠くに求めるものではなく
自分の周りや身近なところにあるのです。
自分自身の中にあるかもしれません。
探すものではなく
創りあげていくもの、といえそうです。

最近の出来事をみても、すべての根っ子に
このことがくっきりと浮かび上がってきます。



この記事に登場する土人形は
以前、台湾を訪ねたときに
街の陶器屋さんで買い求めたものです。
探し物をしているときに、書斎の片隅で
久しぶりのご対面でした。

ほんの数センチのちいさな思い出とともに
想いの結露を綴ってみたくなりました。



♪明日は、日本アカデミー賞の発表です。

人気blogランキング参加中です。

人気blogランキングへ←ここをクリちゃんしてネ

最新の画像もっと見る

コメントを投稿