27日からアンちゃんの様子に異変が見られました。
食欲がなくなり、水ばかりを欲しがります。
そのせいもあって、いつもなら夢の中のはずの夜中に
用足しに外に出たりを繰り返しました。
症状はたったこれだけでしたが・・・
28日の朝、いつもの病院へ。
すべての検査を経て病名が確定しました。
『子宮蓄膿症(しきゅうちくのうしょう)』
雌犬の子宮の中に細菌が混入・感染して炎症をおこし
うみがたまったり、内膜が炎症を起きたりする病気です。
感染初期は症状がなく、次第におりものなどが見られ
元気がなくなり、食欲不振、発熱などの症状が
あらわれるようになります。
治療でもっとも多いのは卵巣と子宮を摘出する外科的処置ですが
抗生物質の投与などの内科的処置が行われることもあります。
院長先生からしっかりとした説明を受け
納得できれば躊躇は命取りになるとの思いから
手術を即決しました。
2月28日午後からの手術が決まりました。
不安がないとはいえませんが
本人が一番不安と恐怖に駆られているはずです。
アンちゃん、ガンバレ!
この思いとアンちゃんを残し、一旦帰宅。
夕刻、手術を終えたアンちゃんを迎えに再び病院へ。
手術は無事成功しました。
手術結果の説明を聞くにつけ
一刻の猶予のないほど進行していたようで
ホッと胸をなでおろす思いがしました。
症状が出易い子とそうでない子の違いがあるとはいえ
アンちゃんの症状は冒頭に書いたものがすべて。
このブログをごらんの飼い主さんへ
特にワンちゃんの女の子には
珍しくない病気のようですから
参考になればとの思いで
あえてこの記事を投稿することにしました。
さて、病室から出てきた時のアンちゃんの表情は
小犬の頃のあの時と同じ安堵の瞳がありました。
ここ数日は様子を見ながら
順調なら10日過ぎには抜糸しますが
早くいつものアンちゃんに復帰できるまで
しばらくの時間を待ちたいと思います。
今日2月28日から始まる『第14回 土の子展』には
残念ですが、今年は行けそうにもありません。
時間のある方はぜひ、今年の土の子をお訪ねください。
もう一つのサイト天描の世界にも
ぜひお立ち寄りください。
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