赤毛のアンちゃん

赤毛の柴犬アンちゃんは2014年11月、14年5カ月の生涯を閉じました。『決してリードは放しま宣言』発信中のブログです♪

オードリーが好き[51] 博士の愛した数式 前編

2006-02-12 07:14:08 | (2)オードリーが好き


今年6作目の映画はこの作品になりました。

80分しか記憶の続かない障害を抱えた数学博士と
その家で家政婦として働くシングルマザーの姿を描く
第一回本屋大賞に輝くベストセラー『博士の愛した数式』
小川洋子原作の同名小説を
『雨あがる』の小泉堯史監督が映画化した作品。
日本アカデミー賞に名を記す
スタッフとキャスティングの妙が
新たな原作を得て甦ってきます。



数学の授業がはじまる。


数学教師のルート先生(吉岡秀隆)は
新しく受け持ったクラスで
自分の名前の由来を語り始める。




未亡人(浅丘ルリ子)から面接を受け


シングルマザーだったルートの母(深津絵里)は
家政婦として、事故の後遺症で記憶障害を負った
数学博士(寺尾聰)の家で働きはじめる。

そこでは毎日、この同じ会話からはじまる・・・

「君の靴のサイズはいくつかね?」
「・・・・・・24です」
「ほお、実に潔い数字だ。4の階乗だ」



ある日、彼女に10歳の息子がいることを知った博士は
家へ連れてくるように告げる。


ルート、彼(齋藤隆成)が大好きな博士が
名づけてくれた仇名だった。

その日から


博士と母、ルートの3人の
和やかな日々が始まるのだが…。



映画では、忘れかけてしまった言葉の数々
「素数」「自然数」「完全数」「階乗」・・・が
原作者の書き言葉「潔い」「孤高」「静けさ」などとともに
スクリーンを通して
なぜか、心地よく飛び込んできます。



明日につづく

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