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将棋駒作家のつぶやき

対上手戦記1 ~その3~

2019年08月26日 | 対局日誌
●第5図までの指し手
△4三角
▲4四歩
△6一角
▲4五銀
△3五歩
▲3二馬
△4四銀
▲同 銀
△同 飛
▲4五銀
△2四飛
▲3五歩
△5六歩

少し良くなると油断するのが欠点、感覚指しで読みが入っていない。上手の△3三銀を捌かせてしまった。実戦では後悔しても始まらないので、気を取り直して手厚く指すことを心がける。
相手の攻め駒を、前からは金銀で、後ろからは馬で圧迫するのが先手の狙いである。
△5六歩は嫌な感じの歩だが、私にはチャンスボールに見えた。

●第6図までの指し手
▲6七金
△7八銀
▲5六金左
△6七銀成
▲7六馬
△3三桂
▲6七馬
△4五桂
▲同 金
△6五歩
▲同 歩
△5七歩

指がしなる▲6七金!上手が何もしなくてもそう指したいところなのに、1歩のオマケつきである。
△7八銀に更に▲5六金、△6七銀成に▲7六馬と気持ち良い手順が続き温泉気分、またしても悪い癖が首をもたげる。△3三桂に対する▲6七馬小ミス、かろうじて優勢は維持出来ている。
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