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駒師「日向」のブログ 本店

プレーヤー目線で作る
将棋駒作家のつぶやき

瀬戸磨き

2018年05月06日 | 将棋駒製作
読者の方から頂きました瀬戸磨きに関するご質問を皆様にも共有したいと思います。

昔、学校の先生から

「一人の疑問は、みんなの疑問です。積極的に質問する様に!」

と言われた言葉がずっと耳に残っています。

先生の教えは有難いですね、それを実行したいと思います。

ただし先生の顔もお名前も忘れてしまいましたが。。。


さて、まずもって私は別の方法で磨くので、

瀬戸磨きは、

①盛上げ下地

②導管が太い木地の滲み防止

の2ケース以外では基本的には使っていません。

ただし、頻繁に使用される駒師の方もいらっしゃいます。

冒頭の画像は瀬戸磨きをするための台です。

上方から力を入れますので、

駒が動かない様にする必要があります。



こちらが一般的な瀬戸玉です。

時々ネットで売ってますね。

玉の部分は扉などの取っ手で、

それを長い棒の先に装着したものだと思います。



こんな風に上方からまんべんなく力を入れて、

木地の表面を潰します。

ただし、この「まんべんなく」が難しい。

そこでこういう道具が登場します。



プロ仕様の瀬戸玉です。



ちゃんと握れる様になってます。



やり方は同じですが、やりやすさが違います。

磨きは色んな方法があり、その仕上がりも違います。

最終的には好みの問題だと思います。

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