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将棋駒作家のつぶやき

會田一舟(渓山)師工房訪問記 ~その2~

2014年03月27日 | 日向のひとりごと
再び會田一舟(渓山)先生の工房を尋ねて参りました。

山形市の中心地から少し離れたところにある

先生の工房は、山の中腹あたりに存在します。

まだ残雪があちこちに見られます。

また、最近工房の傍で土砂崩れが発生し、

いつもの道路は通行止め、

迂回路をナビで探し、ようやく辿りつきました。

工房に到着した小生に、

先生はいつもの様にコーヒーを振舞って下さいます。

1日に5~6杯は飲まれるとの事ですので、

かなりのコーヒー好きですね。

手土産に持参しましたコーヒーも

次回来るときには半分ぐらい無くなっているかも知れません。


さて、本日の目的は「盛上の極意」をヒアリングすることです。

そのためには、何か「たたき台」があった方がいいですね。

ですので、小生が練習で作った盛上駒を見て頂きました。

一つ一つの失敗作ごとに、その原因と対策をご教示頂きました。

何事にもPDCAサイクルを回す事が大切かと思いますが、

駒づくりは、一人ではそれがなかなか実現出来ず、

そういう意味においては、やっぱり自分は強運だ!

と根拠の無い自信を改めて確認する小生なのでした。。。

さて、冒頭の写真は何かと言いますと、

先生から頂いた御蔵島黄楊赤柾木地です!

(またしても強運!)

「揃い」は普通ですが、

最近特に入手困難な国産の赤柾が

こんなに簡単に手に入ってしまうなんて!!




ただし、宿題つきです。

次回までに作品にして行かなければなりません。

忙しくなってしまいましたが、

なんだかとても嬉しいです。

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