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駒師「日向」のブログ 本店

プレーヤー目線で作る
将棋駒作家のつぶやき

錦旗書 Round 3 ~その2~

2018年07月09日 | 錦旗・水無瀬・源兵衛清安
新たに形成して頂いた木地を使って

新作を作ることにしました。

書体は錦旗です。

最もポピュラーな書体ですが、

実は奥が深いとされます。

この字母紙も色々ある中の一つです。

師匠から頂いたものです。

錦旗の源流は豊島字母帳にあると言われますが、

その後様々な駒師の工夫によって変化をしてきました。



賛否は両論ですが、変化することは自体は

駒作りの世界を発展してくれるものと思います。

薩摩黄楊に錦旗を手彫りで刻んでみましょう。

薩摩黄楊は主に大阪駒に用いられていた関係で、

よくありそうで、実はあまり多くない組み合わせと思います。

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新木地入荷! 錦旗書 Round 3 ~その1~

2018年07月07日 | 錦旗・水無瀬・源兵衛清安
新たに入荷しました薩摩黄楊の駒木地です。

新たな木地師さんとの取引でしたので、

一抹の不安はありましたが、

結果は杞憂に終わりました。



実に丁寧な仕事で、

これならいい作品になりそうです。

元々黄楊の材料は私が有していたものですので、

当然自分好みですから、

当たり前と言えばそれまでですが、

この木地形成精度は立派だと思います。

折角ですので、

この木地で新たな作品を作ってみたいと思います。

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水無瀬兼成 ~その14~

2018年02月13日 | 錦旗・水無瀬・源兵衛清安
水無瀬兼成です。

滲みや節のある木地を取り除き、

試作ではなく正規の作品として仕上げ直しました。

久々にYAHOOオークションへ出しましたので、

経過をご覧頂ければ幸いです。

⇒YAHOOオークション

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水無瀬兼成 ~その13~

2018年01月21日 | 錦旗・水無瀬・源兵衛清安
彫り方、漆の状況や塗り方、

目止めの効果確認など、

色々と試した本作品です。

思った以上に出来が良かったので、

目節や天然滲がある木地は取り除き、

ちゃんとした作品に仕上げ直します。



直すのは全部で7枚です。



漆も入れました。

完成しましたらオークションに出す予定です。

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水無瀬兼成 ~その12~

2017年03月18日 | 錦旗・水無瀬・源兵衛清安
先ほど完成致しました、

水無瀬兼成書の彫駒です。

初めての書体を扱う時は、

試作の意味合いも強いので、

木地は御蔵島黄楊ですが、

柾目・板目交りです。

この太字の書体は、

やはり深彫りが一番しっくり

来ると思います。

しかし、彫る量が多いので、

木地はやや柔らかめで、

素直な柾目の方が

作りやすいと思います。

柾目・板目交りの木地で作りましたので、

その違いがよく分かりました。

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水無瀬兼成 ~その11~

2017年03月13日 | 錦旗・水無瀬・源兵衛清安
水無瀬兼成です。

研磨中です。

簡単な様ですが、

実はこの研磨作業がなかなかの難所です。

一体同じ場所を何回磨けばいいのか。。。

そう思うと心が折れますね。

TVを見ながらの作業でここまで出来ました。

手はちゃんと動いていますので

ご安心を。。。

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水無瀬兼成 ~その10~

2017年03月08日 | 錦旗・水無瀬・源兵衛清安
水無瀬兼成です。

全面に塗られていた目止めを

サンドペーパーで落としました。

裏面だけを集めて画像にしてみました。

実戦でこれだけの駒が成る事はありませんので、

珍しくもあり、なんだかちょっと嬉しい気分です。

黄楊の黄色と漆の赤色はやはりいい配色ですね。

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水無瀬兼成 ~その9~

2017年03月06日 | 錦旗・水無瀬・源兵衛清安
研ぎ出しが終りました。

水を使った作業ですので、

一部はまだ濡れています。

滲みは無く、ホッとしました。



赤が入ると華やかでいいですね。

しっかり水分を飛ばしてから

研磨の工程へ進みます。

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水無瀬兼成 ~その8~

2017年03月02日 | 錦旗・水無瀬・源兵衛清安
漆を塗った水無瀬兼成です。

禽将棋駒制作に使った朱漆を

この作品にも用いました。

朱色も、まさに「色々」で、

この漆の様にやや暗い感じの赤が、

最近の私の好みです。

盛上げ駒の乾燥に使用する「室」に

入れましたので、

おそらく2~3日で仕上げると思います。

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水無瀬兼成 ~その7~

2017年02月26日 | 錦旗・水無瀬・源兵衛清安
水無瀬兼成です。

全面に目止めを致しました。

これは師匠の大澤流で、

駒師によっては目止めは表裏のみ

という方も多数存在すると思います。

特にこの作品の様に、板目木地が混在し、

更に彫る量が多いケースは滲みが怖いので、

私は師匠ゆずりの方法を用いています。

なお、駒木地として板目が好まれないのは

滲み易さが理由の一つでしょう。



先日放送されたプロフェッショナル仕事の流儀で、

世界3位になった日本人フレンチシェフの

特集が組まれていました。

そのシェフは、普段捨ててしまう様な食材を

技術とアイディアで見事に活かしていて、

将棋駒木地における板目が、

それに近い存在かと思います。

番組を見て、

これがプロとして目指すべき方向なんだと

改めて感じると同時に、

自分はこのまま駒制作の技術の向上と、

アイディアの捻出を試みて行こうと思いました。

あの番組って、いいですね。

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水無瀬兼成 ~その6~

2017年02月14日 | 錦旗・水無瀬・源兵衛清安
水無瀬兼成、久しぶりの登場です。

ご覧のとおりの深彫りです。

沢山彫りますので度々印刀を研ぎ直します。

その分時間がかかります。



残り歩兵15枚です。

がんばりまーす。

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水無瀬兼成 ~その5~

2016年11月25日 | 錦旗・水無瀬・源兵衛清安
水無瀬兼成の飛車です。

カッコイイですねー

飛車という字を私が何万回書いても、

こういうふうにはならないですね。

書は本当に不思議な世界です。


ちょっとバリが出てますね。

大丈夫です。

この後仕上げ彫りを致します。

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水無瀬兼成 ~その4~

2016年10月10日 | 錦旗・水無瀬・源兵衛清安
水無瀬兼成です。

王将、金将は表面、

それ以外は裏面から彫りはじめ、

いま、と金に取り掛かっています。


彫り駒で基本的に心がけていることは

1.シャープな線

2.彫り面の滑らかさ

3.深さ

で、

これに書体や木地との兼ね合いで

別の要素を加えます。

今のところ、

なかなかいい感じです。

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水無瀬兼成 ~その3~

2016年09月19日 | 錦旗・水無瀬・源兵衛清安
水無瀬兼成の玉将です。

太く力強い魅力的な書体ですね。

浅彫りが好み、という方もいらっしゃいますが、

彫はやはり深い方が迫力が出ると思います。

これは駒権師の作品の影響だと思います。

裏が透けるくらいの気持ちで一刀一刀

心を込めて深く彫りましょう。

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水無瀬兼成 ~その2~

2016年09月03日 | 錦旗・水無瀬・源兵衛清安
水無瀬兼成書を彫りっています。

随分前に字母紙を貼り

そのままになっていましたが、

ようやく取り掛かれるタイミングになりました。

水無瀬兼成書の龍王と龍馬は、

草書ではないんですね。

グイッと深く彫ってみました。

力強い作品に仕上げてみたいと思います。

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