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駒師「日向」のブログ 本店

プレーヤー目線で作る
将棋駒作家のつぶやき

水無瀬兼成 ~その7~

2017年02月26日 | 錦旗・水無瀬・源兵衛清安
水無瀬兼成です。

全面に目止めを致しました。

これは師匠の大澤流で、

駒師によっては目止めは表裏のみ

という方も多数存在すると思います。

特にこの作品の様に、板目木地が混在し、

更に彫る量が多いケースは滲みが怖いので、

私は師匠ゆずりの方法を用いています。

なお、駒木地として板目が好まれないのは

滲み易さが理由の一つでしょう。



先日放送されたプロフェッショナル仕事の流儀で、

世界3位になった日本人フレンチシェフの

特集が組まれていました。

そのシェフは、普段捨ててしまう様な食材を

技術とアイディアで見事に活かしていて、

将棋駒木地における板目が、

それに近い存在かと思います。

番組を見て、

これがプロとして目指すべき方向なんだと

改めて感じると同時に、

自分はこのまま駒制作の技術の向上と、

アイディアの捻出を試みて行こうと思いました。

あの番組って、いいですね。

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1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (慎秀)
2017-02-26 14:35:07
ご無沙汰しております^^;

日向師もいつも書かれていますが、
自分も板目木地はもっと評価されてもいいというか、活用されてもいいと感じてます。

板目の風合いはそれで味があると思います!


同じ作り手からの感想でしたw
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