徒然なるまままに

展覧会の感想や旅先のことを書いてます。

1月の記録

2006-01-31 | 美術(Index)
1月の記録

今年は、美術関連については、月末にサマリを書きたいと思います。(往々してよくあるのですが掛け声倒れかもしれません。日記も3日坊主が得意ですから)

展覧会(日付は鑑賞日)
  • 8日 古九谷浪漫 華麗なる吉田屋展(銀座松屋)(既に終了) 
  • 9日 館蔵茶道具取合せ展 (五島美術館)(~2月12日) 
  • 14日 書の至宝-日本と中国(東京国立博物館)(~2月19日)
  • 29日 歌仙の饗宴(出光美術館)(~2月12日)
  • 29日 須田国太郎展(東京国立近代美術館)(~3月5日)
  • 29日 所蔵作品展 近代日本の美術(東京国立近代美術館)(~3月5日)
  •     -日高理恵子<樹を見上げてVII>1993年
  • 29日 常設展・特別陳列(東京国立博物館)


    読書
  • 「ピカソ」瀬木慎一著(集英社新書)  この書籍の詳細をみる


    記事
  • ティツィアーノ「ヴィーナスとオルガン奏者」が3月に来日(+ルーブル美術館のティツィアーノ)
  • 北斎肉筆画 発見(8日 日曜美術館)
  • サロメ @ルーブル美術館
  • オシアン - ロマン主義に多大な影響を与えた叙事詩 -

    リストしてみると、日本美術を鑑賞ながら、西洋美術の記事や読書が多いですね。
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    須田国太郎展 @東京国立近代美術館

    2006-01-31 | 美術
    須田国太郎展
    SUDA Kunitaro
    東京国立近代美術館
    2006年1月13日(金) - 3月5日(日)

    東京国立近代美術館では、1963年に遺作展が開かれて以来の須田国太郎の画業を回顧する展覧会を開催いたします。

     須田国太郎(1891-1961)は京都に生まれ、京都帝国大学で美学美術史を学びながら関西美術院でデッサンを修めました。その後大学院に進学、1919年には絵画理論と実践の綜合を求めるべく渡欧して、主にスペインのプラド美術館で、ヴェネチア派の絵画の色彩表現やエル・グレコの明暗対比の技法を独学します。1923年に帰国後は、美術史を講じるかたわら制作に励み、41歳を迎えた1932年、東京銀座の資生堂画廊で、はじめて個展を開きました。これを機に、翌年、独立美術京都研究所の開設にともない、学術面の指導者として招かれ、1934年には独立美術協会会員となって制作活動も本格化、渡欧で得た成果を糧に独自の重厚な作風を確立しました。

     高潔な人格と広く深い学識、そして東西絵画の融合をも視野に収めた壮大な須田国太郎の制作活動は、日本人画家が追求した絵画表現のもっとも注目すべき実践例のひとつといって過言ではありません。すでに当館では、《法観寺塔婆》(1932年)や《犬》(1950年)、《窪八幡》(1955年)など代表作も数多く収蔵していますが、今回の展覧会は、デビューを果たした第1回個展の再現を導入とし、風景や花、鳥、動物など主題ごとに創作の変遷をたどるとともに、珠玉の油彩小品や、19歳のときから絵画制作と並行するように謡曲を習い生涯強い関心を寄せた能・狂言の素描なども加えた約150点で、須田国太郎芸術の真髄を紹介いたします。

    29日は、出光美術館を後にして、東御苑を散歩道にして、さらに東京国立近代美術館へ。須田国太郎氏の作品についは、初めて認識して鑑賞することになる。
     まずは、41歳を迎えた1932年、東京銀座の資生堂画廊で、はじめて個展を開催した折の作品が並ぶ。《アーヴィラ》(1920年 京都国立近代美術館)などスペインの風景。赤茶けた世界が広がる。日本人がスペインを訪問したときの世界の色合いの違いへのショックが伝わってくる。技法的には、色合いはティツィアーノの影響を受け単色のようだが微妙な色合いを駆使している。デッサンは、セザンヌの影響を受け可也ゴツゴツした情景である。目に留まったのは東洋的世界を描いた《発掘》(1930年 人文科学研究所)や《法観寺塔婆》 (1932年 東京国立近代美術館)。前者は、日暮れの赤茶色の砂漠を背景に、いななく馬を駆って人物が影を描く。映画の一シーンのような静寂な世界が広がる。後者は法観寺を木々の間から望む。存在感のある木々の縦の線強調された構図で茶色だけで描く。当時「寂然たる東洋的境地を表現した」と評された作品。このあとに「ヴィーナスとオルガン奏者」とエル・グレコの模写が並ぶ。
     次に、戦前の作品として、セザンヌを意識したという《水浴》。セザンヌの「大水浴図」の構図は教会のようにも見え、セザンヌ信仰の告白であるとするならば、この須田の《水浴》は、構図のみになってしまう。《夏の朝》《夏の午後》《夏の夕》の3部作は奈良盆地の、《時雨(筆石村)》も盆地の風景、スペインの赤茶のイメージを色濃く残している。《歩む鷲》 (1940年 東京国立近代美術館)は、動物モチーフの代表作。
     そして、戦後。「暗くなる、色彩を失う、黒くなりだす」という到達点が、《犬》(1950年)、《窪八幡》(1955年)、《鵜》 (1952年 京都国立近代美術館)、また《走鳥》(1953年)。茶系の単色から抜け出て、アクセント的に赤や白や、緑が画面に加えられている。《犬》では緑をも画面に加えることにより、寂しげな犬の黒が引き立つとともに、その夕闇の心情を描ききっている。また《窪八幡》では、構図の大胆さが緊張感を生み、また日本的な心情が赤によって引き出されている。ヴェネチア派の絵画の色彩表現、西洋絵画の構図表現を用いて日本的心情を表現しきっている作品といえよう。
     最後に能・狂言の素描が展示されているが、「秘すれば花」について素養がないので、これまでの作品とのギャップに戸惑う。どう反映されているか想像もつかない。一寸残念。


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    歌仙の饗宴 @出光美術館

    2006-01-29 | 美術
    歌仙の饗宴 @出光美術館

    2006年1月7日(土)~2月12日(日)
    古今和歌集1100年記念祭
    歌仙の饗宴

    今なお私たちに受け継がれた和の世界―― それを代表するひとつに、和歌の世界があります。千年もの昔から、私たちは少ない言葉のなかに遊び、自然の豊かさを、また人々の情感あふれる営みを詠じてきました。時は平安王朝の御代、多くの名だたる歌人が輩出され、歌仙と呼ばれる達人が選ばれます。いつしか彼らの秀歌は人々の間に広がり、和歌は書に託され、肖像は絵に託されるようになりました。本展では、鎌倉時代の歌仙絵では最も著名な佐竹本三十六歌仙絵をはじめ、江戸時代の琳派作品にいたるまで、歌仙にまつわる華やかな書画の名品を展示します。

     29日に、佐竹本三十六歌仙絵があるというので、出光美術館にいってきました。鑑賞できたのは6点。お姫様は「小大君」のみとちょっと残念。あとは人麿、藤原興風、僧正遍昭、大中臣頼基、壬生忠見。詞は伝 後京極良経、画は伝 藤原信実。ただ、やはり鎌倉時代の作品なので、雅ではありません。なお三十六歌仙は藤原公任撰。(こちらに解説を発見
     平安の書が、何点か展示されていた。高野切(第一種)、高野切(第三種)、人麿切集(伝 藤原公任)(料紙の継ぎ目で断簡してあった)関戸本古今集切(巻四 秋歌上)(伝 藤原行成)と別の関戸本古今集切、右衛門切古今集断簡(伝 寂蓮)、等。先般の出光美術館「平安の仮名 鎌倉の仮名」と重なっているものもあったが、それでもやはり平安の書は美しい。
     岩佐又兵衛の三十六歌仙図が六幅のほかに、重要美術品「在原業平図」、「三十六歌仙図屏風」(これだけは伝 岩佐又兵衛) などがあった。岩佐又兵衛も、需要に応えた作品を創作していたようだが、なかなか表情は秀逸。重要美術品「伊勢物語図」は、オドロオドロシイ女性の表情があるが、先般山種美術館で見た官女鑑菊図とほぼ同じ構図なので、ちょっと吃驚。
     「人麿・伊勢・小町図」(三幅対)(土佐光起、光成、光高)。これは土佐光起の記念碑的といっていい作品。
     鈴木其一「東下り図」「三十六歌仙図」(チラシの表紙に採用されている)の二幅は、表装があまりに凝っている。
     
     出品リストにはないが、色絵梅花鶯文富士形皿(古九谷、白地に柿右衛門のような色絵、富士形の皿の技術がすばらしい)(これは絵葉書も販売している作品)を見れたのが幸いであった。また鍋島焼として色絵松竹梅文大皿、青磁染付葦流氷文皿、色絵冊子文皿(五客)も展示されていたのに目がいった。
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    雪の成田空港

    2006-01-22 | 日記
    20日に
    JL5543(AA1409) Tampa 0722 -Chicago Ohare 0908 S80
    JL009 Chicago Ohare 1130 - NRT 1545 747-400
    と乗り継いで21日に帰国。

    雪のため、NRT手前で30分旋回して15:56に着陸。滑走路の周りは真っ白に雪に覆われていた。
    その後、パーキングに空きがないからと滑走路の上で待機させられ(ほかに2機はそういう状態でした。)ようやく40分して、ターミナル1のJALの倉庫の前に駐機。ターミナルへのバスがなかなか来なくて2台目に乗車したが、17時過ぎにようやくターミナル2へ到着し、あっという間にパスポートコントロールを通過したが、当然荷物が出てこない。ターミナル1の脇に止めたですから当然と思いつつも、17時30分頃にやっと荷物が出てきたかと思えば、トランクの車輪のゴムが壊されてうまく、転がせないので、クレームをしたが、保険で対応しますので事故証明は出しますといわれて、漸く18:17発の成田エクスプレスで帰路へ。
    それにしても、成田空港は、雪となると対応がお粗末ですね。なぜターミナル2の近くに駐機できないのでしょうか?

    荷物を宅配しました。普段は早く荷物を持って帰りたいのでタクシーに乗るのですが、雪を恐れて宅配にしました。唯一の救いはAMEXカードの特典を初めて利用。
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    映画 蝉しぐれ

    2006-01-22 | Review
    蝉しぐれ
    原作 藤沢周平
    脚本・監督 黒土三男
    牧文四郎 市川染五郎
    おふく 木村佳乃

    これが藤沢周平の世界なのでしょう。(小さい画面で見ていたわけですが、)美しい日本の風景と忠義の世界で、おさない恋心が信頼となって義侠心を発揮する。静かに流れる世界に、一寸だけ動があり、また静の世界にもどるストーリ。染五郎と木村佳乃と美男美女を配した配役。美学を追求した世界。木村佳乃の所作がもっと美しければ。まあ、成り上がりのお妾さんだから、そんなわけはないか。(JL009にて)

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    オシアン - ロマン主義に多大な影響を与えた叙事詩 -

    2006-01-20 | 美術
    オシアンOssian - ロマン主義に多大な影響を与えた叙事詩 -

     たまたま、スコットランド国立美術館展の解説で、オシアンという言葉を発見した。この言葉は、昨年末にルーブル美術館で見たジロデ展でもキーワードで、オシアンを主題としたテーマの絵画も展示されていた(Fig.1)。「西洋美術史ハンドブック」のロマン主義の項でも、とオシアンとロマン主義の関係は指摘されていたので気になっていた。ちょっと調べると、「スコットランド 歴史を歩く」にオシアンが論じられていた。(手元にあった本だが、内容は全く覚えていなかったとは情けない。)第四章に一章にわたりオシアン事件として論じられている。引用要約すると、
    「オシアン」とは。1762年、スコットランドのマクファースンがスコットランドのハイランドのゲール語の古代長編叙事詩を発見したとして、英訳を叙事詩「フィンガル」を、1年後には「テモラ」を刊行した。それらは、語り手である英雄の名をとって「オシアン」Ossianと呼ばれる。
    これらの歌は、3世紀ごろスコットランド北部で活躍したフィンガル一族の物語詩。勇敢で気高い戦士は、ローマ人やスカンディナヴィアの異民族と次々戦い、最後に残った王子オシアンが高齢で失明した後も、息子のオスカルの許婚で竪琴の名手マルヴィーナに語り聞かせた回想の形をとる。雄大な自然、武装して男たちのあとを追う娘たち、闇の世界を漂う亡霊など新しいロマンティシズムの精神に満ちる。敵に対して寛容で高貴で、古代ケルト人の心性はかくやと思わせる長編叙事詩。


    Fig.1
    GIRODET DE ROUCY-TRIOSON, Anne-Louis
    (b. 1767, Montargis, d. 1824, Paris)

    Ossian Receiving the Ghosts of French Heroes
    1802
    Oil on canvas, 192 x 184 cm
    Muse'e National du Cha~teau de Malmaison, Rueil

    (図面は、http://www.wga.hu/へのリンク、クリックすると絵の解説有り)

    各国でセンセーションなる反響を巻き起こし、18世紀のうちにドイツ語、フランス語など9ヶ国語に翻訳された。子供にオスカルやマルヴィーナと名づけるのがはやり、その一人がスエーデンのオスカル1世。その名づけ親はナポレオンで、「オシアン」の熱狂的なファン。ジロデAnne-Louis Girodet-Trioson「天国でナポレオンの将軍たちを迎えるオシアン」(Fig.1)アングル「オシアンの夢」(Fig.3)を描かせた。ナポレオンが英雄熱にうかされていなかったら、エジプト遠征も実現しなかったという想像する作家もいる。オスカー・ワイルドもオスカー・フィンガル・ワイルドと名づけられた。ゲーテは「若きヴェルテルの悩み」で、「オシアン」の詩を使っている。


    Fig.2
    GIRODET DE ROUCY-TRIOSON, Anne-Louis
    (b. 1767, Montargis, d. 1824, Paris)

    Ossian Awakening the Spirits on the Banks of the Lora with the Sound of his Harp
    after 1801
    Oil on canvas, 184,5 x 194,5 cm
    Kunsthalle, Hamburg
    (図面は、http://www.wga.hu/へのリンク、クリックすると絵の解説有り)




    Fig.3
    INGRES, Jean-Auguste-Dominique
    (b. 1780, Montauban, d. 1867, Paris)

    The Dream of Ossian
    1813
    Oil on canvas, 348 x 275 cm
    Musée Ingres, Montauban
    (図面は、http://www.wga.hu/へのリンク、クリックすると絵の解説有り)

    イギリスでは、「オシアン」が本物の古詩か、とりわけ長編の叙事詩であるか、それともマクファースンの創作か、それとも断片的な古詩をつなぎ合わせたものではないかと当初より疑われており、1775年にイングランド文壇の大御所サミュエル・ジョンソン博士により、贋作だと断定された。いまでも、スコットランドでもあまり好意的には評価されていない。
    現在の研究では、2つの主な物語をプロットに、別の3つのエピソードを利用し、その上にロマンティックな挿話でみたした、よくいっても「編訳」といったところ。
    1707年にイングランドに合邦したスコットランドのアイデンティティの発揮という社会的背景でオシアンの物語は「編訳」されたようである。

     かなり端折って引用要約してあるが、時代背景、どうしてマクファースンが「オシアン」を創作したかなど、詳しく説明し論じてある。岩波新書なので簡単に手に入る。興味をもたれたならば、読んでいただければと思う。
     西洋絵画史では、新古典主義の時代の次に、ロマン主義の時代がある。しかし、ロマン主義は、そもそも古代への想いの発露が別の表現形式で現れたもののようである。新古典主義の契機となったのは、18世紀はじめのポンペイの遺跡の発掘である。その結果、ギリシア・ローマ時代への懐古が新古典主義になったわけであるが、その流れが、自国を失ったスコットランドがアイデンティティを求めて、さらに遠い古代に思いを馳せるロマンティシズムとして、「オシアン」は創作されたようである。そのとき歴史は変わった、という話。

    追伸:オスカルの語源はここでした。


    スコットランド 歴史を歩く

    岩波書店

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    氏族の誇りを示すタータン柄のキルトや民族の英雄叙事詩「オシアン」など、古代に遡る「伝統」とされていたものの思いがけない起源。それは英・仏という大国の間に挟まれ、内部には分裂を抱えたこの小国の複雑な軌跡と深くかかわりを持っていた。聖堂や古城、渓谷などをめぐる旅から浮かび上がる、スコットランド国民再生の歴史。

    目次
    はじめに 風景のなかのスコットランド史
    第1章 二つの国―ハイランドとロウランド
    第2章 聖人の国から聖書の国へ
    第3章 合邦あとさき―悲しい結婚式の日
    第4章 オシアン事件
    第5章 キルトとタータンの国
    第6章 “知”に生きる人びと―「スコットランド啓蒙」の内側
    第7章 “実”の世界をつくる人びと



    西洋美術史ハンドブック

    新書館

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    サロメ @ルーブル美術館

    2006-01-19 | 美術
    2005年は、ビアズレーの挿絵ギュスターブ・モロー展でサロメをどうやって描くかということについて、ちょっと楽しんだが、12月に訪れたルーブルでは、LuiniとReniのサロメの表情がどちらも綺麗にすましていて気になった。
    Luiniの場合は、サロメはヨハネから顔を背け、Reniの場合は、サロメはヨハネを眺めている。(画像はルーブル美術館へのリンクです)


    Bernardino LUINI
    Luino ?, vers 1485 - Milan ?, 1532
    Salome recoit la tete de saint Jean-Baptiste





    Guido RENI
    Bologne, 1575 - Bologne, 1642
    David vainqueur de Goliath
    Vers 1604 - 1606



    レニには別のサロメもある。(画像はwww.wga.huへのリンクです)


    RENI, Guido
    Salome with the Head of Saint John the Baptist
    1639-1640
    Art Institute of Chicago, Chicago







    Gustave Moreau Apparition
    (Gustave Moreau Museum www.musee-moreau.frの画像へのリンク)



    おまけ


    Fra Filippo LIPPI
    Herod's Banquet
    1452-65
    Fresco
    Duomo, Prato
    (画像はwww.wga.huへのリンクです)




    聖書のサロメについてリンク

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    映画 「フォー・ブラザーズ/狼たちの誓い」(2005)

    2006-01-18 | Review
    Four Brothers (フォー・ブラザーズ/狼たちの誓い)
    Directed by John Singleton

    Mark Wahlberg .... Bobby Mercer
    Tyrese Gibson .... Angel Mercer
    Andre Benjamin .... Jeremiah Mercer (as Andre Benjamin)
    Garrett Hedlund .... Jack Mercer

    デトロイトを舞台に、殺された「育ての母親」の復讐ために闇の組織を相手に4人の兄弟が立ち上がる。正義のためには暴力はあり。という映画だが...あまり救いはない。

    日本のオフィシャルサイト
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    映画「イン・ハー・シューズ」(2005)

    2006-01-18 | Review
    In Her Shoes (2005)
    イン・ハー・シューズ (2005)

    Directed by Curtis Hanson
    Writing credits (WGA):Jennifer Weiner (novel); Susannah Grant (screenplay)
    L.Aコンフィデンシャルの監督とエリン・ブロコビッチの脚本家が贈る感動作

    Cameron Diaz .... Maggie Feller (パーティばかりで、定職につけない、でもおシャレな妹)
    Toni Collette .... Rose Feller (弁護士だけど、しゃれっ気のない靴のコレクターの姉)

    姉妹もののコメディ。本を音読できなくてMTVに採用されそうになっても失敗しまうMaggieは、男性関係となるとダラシがない。いろいろなトラブルを引き起こす。姉のRoseはフォローするが、最後はMaggieはRoseに裏切り行為。そこで、アメリカの複雑な家庭事情。フロリダの自立型の老人ホームに住む祖母。と如何にも現代的な仕掛けが登場。前者の問題を後者が解決する、すなわち、「老人ホーム」という環境に触発されて、Maggieは商売を始めるようになる。一方のRoseは弁護士を休んでしまい、結婚を考えるようになり、だんだん二人のポジションが逆転してしまい、ハッピーエンド。ROSEの結婚式のシーンでのMaggieのサプライズには、目に涙がでてしまいました。でも何か姉って損な役回りかな。(@JL004)

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    映画 Mr. & Mrs. Smith (2005)

    2006-01-18 | Review
    Mr. & Mrs. Smith (2005)
    Mr.&Mrs.スミス

    Director .... Doug Liman

    Brad Pitt .... John Smith
    Angelina Jolie .... Jane Smith

    ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーの乱闘の様子は、演技とはいえ凄いですね。でも筋はほとんどないアクション映画。(@JL004)

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