徒然なるまままに

展覧会の感想や旅先のことを書いてます。

Ayala Museum @Makati

2014-07-11 | 美術
Ayala Musuem @Makati

  • Gold of Ancestors
    Ayala Museumの常設展示。10世紀から13世紀の中国製陶器とともに見つかった金細工。緻密な細工は素晴らしい。肩にかける5センチ幅もあるようなベルトは重そう。

  • A Millennium of Contact
     中国と東南アジアの陶磁器コレクション。青磁、白磁、青花、タイ、ベトナムなどなど。貿易品のコレクションであり、中国や日本にある陶磁器とは違う好みの陶磁器も展示されて面白い。例えば、白磁に黒い紋をいれた牛の陶器など。残念ながらどのようなコレクションなのかはよくわからなかった。

  • Journey into Space: The Visual Odyssey of Fernando Zobel

     フィリピン出身で米国、スペインで活躍した Fernando Zobel(1924-1984)の1950年から1960年の展示。抽象画。Sonataというタイトル作品もあったが、はじけるような絵筆が音楽の一音を表すだろうか。カリグラフィに興味をもち、注射器を利用して、米国・スペインで描いたという、東洋と西洋のフュージョンな画面は、なかなか魅せます。生前はスペインでメダルを受け、2006年にフィリピンで表彰されたという。

  • Maritime Vessels

     crafted ship models のコレクション

  • The Diorama Experience

     フィリピンの歴史のジオラマ展示。スペイン、米国、日本がやってきて、1986年の革命までが展示されている。
     Bataan Death Marchの展示もあり、帰ってからBataanからTarlacとはどこかと思わず調べてしまった。
  • コメント
    • Twitterでシェアする
    • Facebookでシェアする
    • はてなブックマークに追加する
    • LINEでシェアする

    2014年2Qの記録

    2014-07-05 | 美術(Index)
  • 4月11日 開山・栄西禅師 800年遠忌 特別展「栄西と建仁寺」 @東京国立博物館

    四頭茶会の再現、ビデオは大変興味深かった。

    国宝 誓願寺盂蘭盆一品経縁起 栄西筆 治承2年(1178) 福岡・誓願寺 を見そびれ拝見できなかったのは残念。

    建仁寺の「礼之間」の海北友松の襖絵を拝見。竹林七賢図と雲龍図。絵巻のようなコミカルな図案だが、狩野派の襖絵は人物が小さめですが、ここまで人物や龍を大きく描いたのは友松からでしょうか?

  • 4月30日 開山・栄西禅師 800年遠忌 特別展「栄西と建仁寺」 @東京国立博物館

    雲龍図を拝見するために再訪。

  • 4月30日 特別展「キトラ古墳壁画」@東京国立博物館

    世界的に見れば稚拙ですね。

  • 4月30日 平成26年 新指定 国宝・重要文化財@東京国立博物館

    国宝 土偶 長野県中ツ原遺跡出土 縄文時代後期・前2000年~前1000年 長野・茅野市尖石縄文考古館蔵
    重要文化財 紙本墨画淡彩寒山拾得図 狩野山雪筆  京都・真正極楽寺蔵
    など


  • 5月4日 松林桂月 「没後五〇年 松林桂月展 - 水墨を極め、画中に詠う -」@練馬区立美術館

    萩の出身とは知らなかった。

    秋景山雉図 (毛利博物館) 絹本彩色 1925年
    潭上余春 1926年  三の丸尚蔵館蔵 同年の聖徳太子奉賛美術展覧会出品 宮内庁買上
    春宵花影(しゅんしょうかえい)絹本墨画 1939年 東京国立近代美術館蔵

    などは素晴らしい。

    若いころは妻の松林雪貞(せってい)のほうが、技術があったような気がした。

  • 5月6日 ミラノ ポルディ・ペッツォーリ美術館 華麗なる貴族コレクション @Bunkamuraザ・ミュージアム

    ピエロ・デル・ポッライウォーロの《貴婦人の肖像》
    ボッティチェッリ《死せるキリストへの哀悼》
    ラファエロ帰属《フランチェスコ会の聖人の描かれた十字架》
    など

  • 5月10日 開館25周年記念 魅惑のニッポン木版画 @横浜美術館

    よく見る作品との再会も楽しめたが、

    千代紙
    風間サチコ《噫!怒涛の閉塞艦》 2012年(平成24) 木版画 東京都現代美術館蔵
    吉田亜世美《YEDOENSIS DEVINE》2014年

    など興味深かった。

  • 5月16日 バルテュス展 @東京都美術館

    絵画とは鑑賞者に驚きをあたえるものか。

  • 6月11日 ジャン・フォートリエ展 JEAN FAUTRIER @東京ステーションギャラリー

    《管理人の肖像》1922年 ウジェーヌ・ルロワ美術館蔵、トゥルコワン
    《兎の皮》1927年 個人蔵
    《人質の頭部》1944年 国立国際美術館蔵

    など。最近第一次世界大戦のテレビ番組をみたが、ジャン・フォートリエが第一次世界大戦に従軍したという体験の表れのように感じた。





  • コメント
    • Twitterでシェアする
    • Facebookでシェアする
    • はてなブックマークに追加する
    • LINEでシェアする