ごじゃ満開

いすみ市内外の隠れた情報と
ちょっとしたエッセイ。

正のスパイラル ~中華そば亀喜屋~

2016-02-26 21:32:01 | Weblog
ラーメン店の看板のお仕事を
させていただいた。

千葉が誇るラーメン界の雄、
あの作草部の名店
「麺処まるわ」さんが
姉妹店をオープンさせる。

店名は、
「中華そば亀喜屋(かめきや)」。


「まるわ2号店」
とかではなく、
まったくコンセプトの違う
「姉妹店」とのこと。

場所は、
千葉市若葉区上泉町616ー4。

千葉市内でありながら、
周りの風景は「八街」。

つい最近ようやく
Googleのストリートビューで
見られるようになった、
そんな場所。

山武・長生・夷隅エリアからだと
いちばんわかりやすいのは
山田I.C付近の
R126「沖入口」交差点から
北上すること約8kmの場所。

途中、
千葉経済大学野球部の
グラウンドを左に見ながら
左カーブし北西方向へ。
その先の、
セブンイレブンのある
「小間子(おまご)入口」交差点から
道ナリに進むこと1800m。

↑この看板が見えてくる。

周りには
目立つものがないので
すぐわかるはずだ。

駐車場は
大型自動車も
停められる。

この道路をご存知の方は
おわかりになると思うが、
元は
「北海道ラーメン ロッキー 豊松」
というお店。

っで、
その看板の作業の途中、
この店のオーナーから
試作品とやらを
試食させていただいた。

出されたのは
「ワンタン麺」。

オープン前で、
なおかつ試作品なので
写真は撮らなかった。

ワンタン麺て、
久しく食べてない。

近年、
ワンタン麺のない店も
多いのではなかろうか。

まずはスープ。

食レポは得意じゃないが、
ストレートに言うと、

「あ、コレコレ!」

キホン、
鶏ガラしょうゆで、
しょうゆの尖った感じを
丸めるような
魚介からのうま味。

けっして
“魚介魚介”は
してない。

このときの麺は
ストレート細めん。

スルスルっと入る。

「うん、コレコレ!」

というような
どこか懐かしい味。

本チャンは、
もう少し太い麺に
なるとのこと。

さんざん
いろんなラーメン食べて、

「結局行き着くところはココだぁな」

テキな、
関東の人間だったら
そう思うような一杯。

それでいながら、
どことなく
進化をも感じる。

そしてワンタン。

若干黄色みがかった皮から
ほわっと透ける中のアン。

箸で持ち上げても
簡単にはくずれない。

だが、
ほうばった瞬間、
音もなく口から消えた。

「え!?」

ワンタンは広東語で

「雲呑」

と書く。

そう、
「雲を呑むが如く」
な食感。

「なるほどな」

と思った。

「この味から始める」

「この味に帰ってくる」

「またこの味から始める」

中華そば亀喜屋。

そんなお店だと思う。



3月1日(火)(大安)オープン。

営業時間
昼11時~15時
夜18時~21時

月曜定休で
ハッピーマンデーの場合は営業し、
翌火曜日がお休み。

メニューはコレ。


そうそう、
ただいま、
従業員“急募”だそうです。




是非とも、

「コレコレ!」

を味わいに
行ってみてください。