買物を済ませ
外へ出る。
(巡)「むこうのセ○ンイレブンも駐車場広いから、そっちに行ってもらえれば?」
(俺)「(そーじゃねぇーだろっ!)・・・いやいや、ちがくてさ(ばかっ!)」
(富)「じゃ、そこまで乗っけてって」
この男、
たってヒッチハイクしか
頭にない。
(俺)「っん~、んまぁ、いいけどさ、そっからどーすんの!?」
(富)「また誰かに乗っけてもらうよ」
(俺)「この時間からじゃ、ヤンキーばっかだよ!あぶない!」
(富)「これもジャーナリストの性、突然の出会いもいい、記事にもできる」
(俺)「そんなのんきな・・・(ネタにされてたまっか!)、だったら駅にでも行ったほうがいいよ」
(巡)「あ、ちょうど私共は大原駅前に行くところです」
(俺)「(早く言えよ)そうだ、ちょうどいい、お巡りさんと一緒に駅員さんとこに行けば信用してくれてなんとかなるよ」
(巡)「この人(俺)の言う通りですよ、もしこの人の車に乗ってなんかされたら・・・」
(俺)「は?(カッ!)」
(巡)「あ、いや、この人は親切でいい人でしょうけど、夜はなおさら危ないですよ」
(富)「ん~~~・・・」
(俺)「大原駅までこの人お願いします」
お巡りに預けた。
(富)「じゃ、ありがとう」
握手を求められ
交わした。
焼きりんごの
皮のような感触だった。
(俺)「じゃぁ、気を付けて」
俺は自分の車に乗り
エンジンをかけ
男の後姿を見送った。
疲れ、落胆したのか
背を丸めた男は
警官に促され
パトカーの後部座席に
乗せられた。
まるで
コンビニで万引きして
しょっぴかれてるよう。
とりわけ無事も祈らず
コンビニを後にした。
小汚い男だったが
月明かりは
キレイだった。
外へ出る。
(巡)「むこうのセ○ンイレブンも駐車場広いから、そっちに行ってもらえれば?」
(俺)「(そーじゃねぇーだろっ!)・・・いやいや、ちがくてさ(ばかっ!)」
(富)「じゃ、そこまで乗っけてって」
この男、
たってヒッチハイクしか
頭にない。
(俺)「っん~、んまぁ、いいけどさ、そっからどーすんの!?」
(富)「また誰かに乗っけてもらうよ」
(俺)「この時間からじゃ、ヤンキーばっかだよ!あぶない!」
(富)「これもジャーナリストの性、突然の出会いもいい、記事にもできる」
(俺)「そんなのんきな・・・(ネタにされてたまっか!)、だったら駅にでも行ったほうがいいよ」
(巡)「あ、ちょうど私共は大原駅前に行くところです」
(俺)「(早く言えよ)そうだ、ちょうどいい、お巡りさんと一緒に駅員さんとこに行けば信用してくれてなんとかなるよ」
(巡)「この人(俺)の言う通りですよ、もしこの人の車に乗ってなんかされたら・・・」
(俺)「は?(カッ!)」
(巡)「あ、いや、この人は親切でいい人でしょうけど、夜はなおさら危ないですよ」
(富)「ん~~~・・・」
(俺)「大原駅までこの人お願いします」
お巡りに預けた。
(富)「じゃ、ありがとう」
握手を求められ
交わした。
焼きりんごの
皮のような感触だった。
(俺)「じゃぁ、気を付けて」
俺は自分の車に乗り
エンジンをかけ
男の後姿を見送った。
疲れ、落胆したのか
背を丸めた男は
警官に促され
パトカーの後部座席に
乗せられた。
まるで
コンビニで万引きして
しょっぴかれてるよう。
とりわけ無事も祈らず
コンビニを後にした。
小汚い男だったが
月明かりは
キレイだった。