守棒(もぉりんぼぉ)

【守棒】
神輿を担ぐ為の棒。大原の神輿の場合、六～七間(約11～13m)くらいだったかな(!?)



夕方、
氏子総代に呼ばれ
近くの居酒屋へ。

氏子総代は
カウンターにいた。

俺は
その斜後ろに立ち、
声をかけた。

(俺)「こんばんは、なんすか用事って？」
(総)「おう」

隣りの席は
空いていたが、
座れとは言わなかった。
まぁ、
恐れ多くて
座る気にもならんが。

(総)「こんだな、もぉりんぼぉこせんのによぉ、山ぁへってみぃいっべともってよぉ」
【訳】(今度ね、守棒を作る為に、山に行って見てこようと思ってさ)
(俺)「生きてる木っすか？」
(総)「おぉよ、ぇいぃの見繕っておくべともってよ、おめらわけぇし何人か行けっか？」
【訳】(うん、良い物を見繕っておこうと思ってさ、君ら若い人達で何人か行けるかい？)
(俺)「行けるかったって、俺らが生の木見たって、良し悪しなんかわかんねっすよ」
(総)「いいんだ、おめらわけぇしが担ぐんだかん、おめらがみっだ」
【訳】(いいの、君ら若い人達が担ぐのですから、君らが見たほうが良い)
(俺)「わかりました、じゃ、何人か声かけときます」
(総)「おぉ、頼むお」

っつうことで、
今週の土曜日に
山へ入ることに。

山の持ち主には
既に了解済みとのこと。

店を出てすぐ、
海津会会長と
玉眞会の先輩に
電話連絡し、
当日行けるか確認。

これもひとつの
“勉強”だと思うが、
はて、
どんなもんだか……

っつうか、
週末のお天気が心配。

晴れたら晴れたで
花粉も心配。

ぐしゅっ！

┐(´ii｀)┌

地震、雷、火事、・・・

「先物取引」
「トラック専門買取」
「ＮＴＴ代理店」
「コピー機販売」
「オフィス用品通販」
etc.etc.・・・・・・



迷惑な
セールスの電話。

しょっちゅうだ。

ウチみたいな
個人事業所に
多いらしい。

つい先日も、

『トゥルルルルルル！』

(俺)「はい、まめっぱです」
(セ)「株ぅ式ぃ会社、日本○○と申します、社長さんおられますか？」
(俺)「（あー、もぉ～！社長じゃねぇけど）あに？」
(セ)「先頃の原油価格の・・・」
(俺)「おたくんとこ、こないだも断ったかっさぁ、いらねぇよ、わりーな！」
(セ)「あ、あの・・・」
“ガチャッ！”

ほんと、しつこい。



以前、
近所のおっかちゃんが
ウチに来て、
母親と井戸端会議
してた。
その会話の中で
同じような電話を
受けた話題になり、

(セ)「社長さんおら・・・」
(お)「昨日死んだ！」
“ガチャッ！”

このとき
このお宅のダンナは
電話のすぐ脇で
昼間っから酒呑んで
すっとぼけて
テレビ見てたらしい。

何も
言えなかったのだろう。

(母)「それ、いいわね」
(お)「ホントに死んじまえばいいのにっ！」
(母)「あ～っははははっ！」

・・・笑えねぇよ。



怖いね、しかし。

こーゆーこと
言われんようにせんと。

あ～、
クワバラクワバラ・・・