岩木山を考える会 事務局日誌 

事務局長三浦章男の事務局日誌やイベントの案内、意見・記録の投稿

HP間もなく更新・6回目「明鏡」掲載・市議会議員が本会に入会

2007-06-07 06:07:03 | Weblog
      ※ HP、間もなく更新
 私のBlogは2月22日から毎日更新されているが、本ホームページは4月20日以来、更新されていない。管理人の葛西さんの都合と出来るだけこの事務局用のBlogで済ませることが出来ることは済ませようと考えたことと、物理的に葛西さんにHP用の写真と原稿の送付が遅くなったことが「更新されていない」理由である。
 というわけで、タウン誌月刊「弘前」の5月号と6月号の表紙写真とその元写真、それに「表紙の弁」原稿を先日、葛西さんに送った。間もなく掲載してもらえるだろう。
 この「Blogで用が足りること」と「用が足りない」ことを明確にしていきたいと考えている。何しろ、このタウン誌月刊「弘前」の表紙と解説文は月刊「弘前」編集部からの本会に対する依頼を受けて始めたものであり、HPへの掲載は昨年からのシリーズで、多くの人たちに「岩木山に生息している野鳥やほ乳類、それに蝶やトンボ」などに関心を持ってもらい、さらには「岩木山の自然環境」を護ることの大切さを認識してもらいたいとの願いも込められているものである。
 ということだから、これは私の個人的なBlogに掲載することはおかしい。つまり、「Blogで用が足りること」ではないのだ。

      ※6回目「明鏡」掲載

 24日付東奥日報夕刊「明鏡」欄に「弘前公園有料化問題」に関する投稿が掲載された。このテーマでの掲載はこれで6回目となった。
 私が付した「題」は「弘前公園、姿を消した多くの蝶 」であったが、編集子が付けたものは「自然的な遺産の自己回復に力を」となっていた。
 次に全文を提示するので、明鏡欄を読んでいない方は目をとおしてほしいものだ。

『 チョウは幼虫の食べる草や木の葉が決まっている。だから、なくなるとその場から姿を消す。チョウの調査でその場の草花の盛衰が類推可能になる。園内でこの時季、容易に見られるのはエゾスジグロチョウやツマキチョウである。食草のコンロンソウやタネツケバナが生育しているからだ。
 かつて弘前公園には多種の食草が繁茂していたのでウラジロミドリシジミやヒオドシチョウなど20種以上のチョウが確認されていた。
 しかし、最近は殆ど見られなくなってしまったという。これは幼虫の食草等がなくなってしまったからである。
 園地内の竹やぶは、はく離され南内門付近と遊園地売店裏にわずかに残るのみだ。「竹やぶはく離」という整備を続けていけば、ササを食草とするオオチャバネセセリもいなくなることは明らかである。 
 チョウやトンボが飛び交い、松のこずえにはオオタカ、草むらから子連れのタヌキが出てきて、ちょろちょろと目の前を歩いているという「生きた里山」の風情とお城が実感出来る場所こそが公園ではないだろうか。かつては珍しいキイトトンボまでが生息していた公園の「自然」はすばらしかったのである。整備はほどほどにして、公園の「自然的な遺産」が自己回復していくことに、弘前市も目を向ける時である。』

        ※ 「新人」市議会議員が本会に入会

 本会にはこれまでも複数の弘前市議会議員が入会・在籍していたし、現在もいる。また、はっきりと入会の意思は示さないが、「協力者」的な行動・発言をする議員やシンポジウムや集会に参加して発言をしてくれる議員も数名いる。
 別に本会としては積極的に「議員」の入会を勧めているわけではない。私も、これまで会ったことのある「議員」に「入会しませんか」などと一言も言ったことはない。
 ただ、本会の姿勢としては「来るものは拒まず」であり、「去る者は追わず」であるから誰でも入会は可能である。
 そのような姿勢であるから、会員である議員の中には、本会が反対している「岩木山弥生地区自然体験型拠点施設」建設に賛成する者もいたくらいである。

 先日、ある新人議員から次のようなメールが送られてきた。

『 正しいことを「正しい」、間違っていることを「間違っている」とはっきりと言うために、新人ですが無会派の道を選びました。このように、会派や政党とは別に、政策ごとに志を同じくする仲間と協力し、議会や古参議員に蔓延している澱んだ空気を、少しずつ変えていきたいと考えています。いろいろとご指導賜りますようお願い申し上げます。
 さしつかえなければ、岩木山を考える会に正式に入会したいと思いますが、如何なものでしょうか。』

 「来るものは拒まず」である。早速私は、会報42号に、「本会の概要」「本会規約」「入会申込書兼郵便振替用紙」を同封して郵送した。
 もちろん、この新人議員は「弘前公園有料化」には本会同様、反対の意思表示をしている。
 なお、4月14日の総会以来、新しい会員は5名増えている。嬉しいことだが、現在の「事務局の処理能力」からすれば「400名」が限度だろう。


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