岩木山を考える会 事務局日誌 

事務局長三浦章男の事務局日誌やイベントの案内、意見・記録の投稿

たまには毛色の変わった話しでも…私のコンピュータ事情(3)

2009-02-04 05:27:01 | Weblog
 …このことは「Goo Blog」からお知らせが事前にあったので、驚かないが、これまで使っていた「テンプレート」が一方的に使用出来ないようになってしまった。
 緑の葉に包まれた樹木だったので、私の一番のお気に入りのものだった。すごく残念だが、もうあのテンプレートはどこを探してもない。
 …というわけで、昨日からこの「テンプレート」に変わった。当分の間はこれでいく。

(今日の写真は、昨日外観だけを掲示した「自作」コンピュータの内部である。これが、昨年11月に『私の「コンピュータ環境」に大きな変化を起こした』代物である。
 装着されている「部品」の説明から始めよう。まずは、見えないところからいく。「CPU」ファンの下にあるのが、新しい規格で売り出された「Intel Core i7」というCPUだ。これは、この類のハイエンドである「Intel Core i7 Extreme 965」というもので「 3.2GHz」である。「CPU」ファンは付属のものを使っている。「CPU-Z」というソフトで調べたら何と「Core」が7つ位あった。何だか、今までのものとは大変な違いである。あとでする「ベンチマーク」テストが楽しみだった。
 その隣に見えるメモリーは「CorsairのDDR3、CM3X2G1333C9で、2GBのものを6枚挿入して、合計12GBである。これまで、「WindowsOS」では64Bit版で最高8GBだから、これまた何やら凄いことになりそうだと思われた。
 「グラフィックカード」は[NVIDIA GeForce GTX260」でハイエンドの「 GTX280」よりは少し劣るもののハイエンドに近い。
 ハードディスクは「Western Digital」の「WD1500HLFS」がシステム用、データ用に「WD3000HLFS」を装填した。この2つは回転数が10.000rpmである。これらも回転数から言えばハイエンドクラスである。もう1つもデータ用で「WD5000AAKS」、これの回転数は7.200rpmである。
 光学ディスクはSATA接続でこれもIDE接続よりは高速だ。電源はピークで870Wattsである。そして、マザーボードは「ASUS」製の「P6T Deluxe」だ。これは新しいCPU「Intel Core i7」に合わせて設計、開発されたものである。  
 ところで、「より機能的に凄いコンピュータを造ろう」とすれば、一つの部品だけを「ハイエンド」にしても意味がないのである。コンピュータはあくまでも総合力が求められ、総合されて初めて、全部品が「保持している」機能のすべてを出し切ることが出来るのである。それが、そのコンピュータの「力」だと評価されるのだ。
 つまり、こういうことだ。「コンピュータ」とは、どれほど「ハイエンド」な部品でも、「個性的」な部品でも「一芸に秀でた部品」でも、その中に、一つでも「最下位」の機能しか持たない部品があると、その「最下位クラス」の部品の機能に、すべてが同化してしまうという弱点を持っているということなのである。「100」の力を出せる部品を9個、それに「50」の力を持つ部品を加えて作動させると、総合力として「50」の力しか発揮出来ないのである。
 この意味では、全くもって「文明の利器」とは呼べない。非常に無駄で、その上「贅沢な機械」ということになる。
 だから、「総合力」に秀でたコンピュータを造ろうとすると、いきおい、「ハイエンド」の部品で統一せざるを得なくなり、「お金」がかかるのだ。

 また、新しい「機械」では「人身御供になること」がある。「P5K Deluxe」というマザーボードで、一昨年造ったものでもあったのだが、この機械でも、それに近いことがあった。
 すべて組み込んで、通電をする。異常なし。配線等のミスはない。手順よし。BIOS画面が正常にモニターに現れる。ブートを「CD/DVD」にしてから、再起動。いよいよ「OS」のインストールである。
 …果たして、インストールが出来ないのだ。英語で「最新版のOSをインストールせよ」という意味のことが画面に現れる。つまり、「あなたがインストールしようとしているものは古いので、このコンピュータでは受けつけられません。バージョンアップしたWindowsXP Pro 64bit版を購入して、それからインストールをしなさい」ということなのである。
 「Vista」の64bit版で試してみた。これはスムーズにインストール出来る。序でだから、「パフォーマンスの情報とツール」を使って機能テストをしてみた。これは「主要なシステムコンポーネントを1.0~5.9の尺度で評価」するものだが、「プロセッサ、メモリ、グラフィックス、ゲーム用グラフィックス、プライマリーハードディスク」のいずれも、最高値の「5.9」を示していた。凄いのだ。だが、私には「Vista」をインストールする気はないのだ。
 あくまでも、WindowsXP Pro 64bit版をインストールしたいのである。そこで、システム用のハードディスクを別のコンピュータに装填して、WindowsXP Pro 64bit版をインストールして、インターネットでバージョンアップをした上で、このコンピュータに戻したのである。
 私の予想は的中し、ちょっとは手間取ったが、巧くWindowsXP Pro 64bit版のコンピュータとして作動するようになったのである。このようなことは「どこにも書いていないし、見たことも」なかった。
 いわゆる初めて使う人が、このような不都合に出会うことを「人身御供」というのである。これを真に受けていたら「新品のOS」を数万円も出して購入する羽目になるのだった。)

(承前)

 …幸い、マザーボードに規格が手持ちのそれに同じケースだったので、すべて入れ替えて「新しいコンピューター」に仕上げた。ところが、チップセットや各種ドライバーが入っているCDが見つからない。捨ててしまったらしい。
 これだと、このままだと、ただの箱に過ぎない。「チップセット」がインストール出来ないとは致命的だ。グラフィックカードのドライバーもないので、画像もおかしい。
 …だが、いい世の中になっている。インターネット様々である。マザーボードのベンダーサイトから、チップセットの他に、すべてのドライバーをダウンロードすることが出来たのだ。そうして、この「余り物、残り物の寄せ集め」コンピュータは「サクサク」を越えて、まるで、「ピュンピュン」飛ぶように動いたのである。
(字数オーバーにつき、明日に続く)

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