岩木山を考える会 事務局日誌 

事務局長三浦章男の事務局日誌やイベントの案内、意見・記録の投稿

高貴な色合い、赤紫の小さな花の片側花穂 / 明日26日は本会の総会です(案内2)

2008-04-25 05:08:55 | Weblog
(今日の花はシソ科ナギナタコウジュ属の一年草「ナギナタコウジュ(薙刀香需)」だ。花名の由来は、片側にだけ花のつく花穂がややそり返っている形から、ナギナタを連想したことと、この植物から漢方の薬 「香需(コウジュ)」 を造ることによるらしい。

 その日、一番のバスに乗って「岩木山神社前バス停」の次で降りた。
もう秋の装いがかなり深まってはいたが、明るい日射しに覆われ、道から見える人家の石垣は乾いた色合いを見せていた。
 その石垣の上にはぽつりぽつりと白花のゲンノショウコが咲いている。右折をし、国民宿舎を右手に見ながら、スキー場下端の登山口に向かってアスファルト鋪道を歩いて行く。
 「秋はシソ科の花の季節だ」と誰かが言っていたが、まさにそのとおりだ。シソ科の植物と思われる淡い紫色の花を茎の片側にだけつけて元気よく直立している。ナギナタコウジュだ。
 鮮やかさには欠けるが、高貴な色合いで赤紫の小さな花を集め、花穂を立錐させて、しかも並べ咲くのがナギナタコウジュである。控えめではあるが、微かに香る「匂い」と風姿の奥ゆかしい華やかさには惹かれるものがある。
 岩木山神社口からの登山道ではなかなか会えないし、「七曲り」まで登ってくると完全にナギナタコウジュは陰を潜めてしまう。自分たちの身の置き場所を完璧に弁(わきま)えている律儀な花なのだ。)

(昨日に引き続いて明日開かれる総会の案内をします)
    ◆◆ 岩木山を考える会2008年度総会案内 (その2)◆◆

 友達などを誘って参加してもかまいません。。会員でない方の見学も出来ます。
 本会の活動に関心のある方を誘って参加されることを望んでいます。

 次のことが活動方針として提案されますので、あらかじめ「検討した上で」参加されて、どしどし意見を出していただきたいと考えています。
 また、今期は役員の改選期にもなっていますので、会長、事務局長、幹事など希望する人がおりましたら、総会に参加して「手を挙げて」下さい。
 
 ●● 日 時:4月26日(土)13時から16時まで ●●

 ●● 場 所:弘前市参画センター(弘前市桜大通り) ●●
 
      2008年度 活 動 方 針(案)  
(承前)

7、これからの自然保護運動は市民(農民・消費者)運動と深く連携し、行政と向き合っていくことが望まれる。また、地球温暖化を防ぐことと「核燃行政」にも向き合いながら学習をしていく
 
・第28回「東北自然保護の集い(岩手大会)」の決議を承けて、六ヶ所核燃再処理施設の試験稼働や本稼働の影響等を学習する。
・マスコミに会報を送付する。諸催事や活動を事前にマスコミに発表し、報道・文化機関や行政の後援を出来るだけ得る。
・岩木山に関わる観察会、講演会等に講師、その他を派遣する。
・「日本の天然林を救う全国連絡会議」に参加して林野庁による国有天然林破壊を告発する。

8、ホームページ「岩木山を考える会」の充実

・ホームページを「インターネット岩木山総合学習センター」と本会の活動・運動・意思等の発表、発信の場と位置づけて、内容の充実を図る。
 4月25日現在でアクセス数は49、134を越えて、最近は月平均600アクセスであり、社会からの本会ホームページに対する期待はますます強まっている。
 昨年2月22日から「ブログ」事務局長日誌を始め、毎日書き続けている。事務局の動き、案内、会員からの情報を「ブログ」に掲載し、画像などを伴うものは葛西管理人が掲載している。
 なお、会員からの情報も写真・文章ともインターネットで事務局に送付されることを望む。

9、幹事会と事務局の機能的な充実をはかりながら会員のゆるやかな拡大につとめる

・幹事と事務局員の私的都合を勘案し、辞退を認めながらも増員の方向で各担当を明確にする
・写真展、観察会、講演会で関わりを持った市民を大切にする。
・会員は積極的に観察会等に参加して、一般の方々への入会案内をする。

10、その他 

なお、終了後、懇親会も予定しています。
  場所:百石町 鮨どころ・「佐嶋」   電話:38-3342 
                           時間:17時30分から