大切なキモチ

感じるままに、日々思ったことを書いていこうと思います。

望年会2010☆

2010-12-17 | 仕事に関連すること
12/16&17は、デイの望年会だった。
忘ではなく、望む会で、毎年こう書く。

望年会の時だけ、ご利用者さん全員で、午前中は、昼ご飯を作り、午後から出し物をするというプログラムだ。


今年は、露店のような感じで、ちんすこうやジーマーミ豆腐、
畑に植えた芋を収穫して、それを焼き芋にして施設内通貨で売ろうという企画があがり、
前の週にご利用者さん達と一緒に芋の収穫に出かけた。


小学生の時に、芋の収穫を行なったことがあったが、
沖縄の土は粘土性の土が多く、くわを使って掘ってみて改めてその土の粘りに驚く。
そして、掘りにくい。
私がやっても、土がくわにくっついてきて全然掘れないのに、ご利用者さんがやるとなんのその。
さすが何十年も畑をされてきただけあるなあと、心から感心してしまった。

デイに貼り出されている広告を前に、ご利用者さん達がゆんたくしていた。


当日は、おにぎりとイカ汁や豚汁、焼き鳥などのメニューで、
それぞれご利用者さんたちが担当する。
おにぎりのご飯は釜炊きで行った。


イカ汁の日は、これもご利用者さん達がイカをさばいて下さっていた。


おにぎりを握る班の皆様は、3人一組の流れ作業で見事な連携プレーを見せて下さった☆

そして、午後の出し物。
かぎやで風節を、1日目はおばあちゃんから孫までの3代で踊り、
二日目は緊張しながらも、ご利用者さんと一緒に自分も踊った。

練習する時間が2週間位と少なかったので、満足な出来ではなかったけど、
ご利用者さんから一緒にかぎやで風を踊ろうと誘って頂いたことで、
沖縄では舞台の幕開けの踊りである「かぎやで風」を覚えるきっかけになった。

覚えるために三線教室で琉球舞踊をやっている方に基本を教えていただき、
ビデオに撮って、それをみながら毎晩練習した。

手の角度や表現方法は、全く追いつかなかったけど、
回ることが難しくなってきたパーキンソン病のご利用者さんと一緒に踊れたことが、
何よりも大切な時間だったし、その時間を共有できたことに、本当に感謝。
またそのきっかけを作ってくださったスタッフの方や、
指導して下さった方達に感謝。

そして、大和人の私の拙い踊りを観て、
良かったよとわざわざ言いに来て、喜んで下さったご利用者さんの存在も嬉しかった。

ありがたいなあと、思った。

受身ではなく、自分が動けば、その分だけ感動が得られるんだなと感じられる経験だった。

本当にありがとうございました!!