若草物語

妻と二人で愛車プリウスに乗って、あちこち出かけ、デジカメで撮った写真が中心のブログです。

近江商人の街並み散策ーその2

2014年11月01日 | 旅行


10月11日(土)妻と二人で近江八幡の「池田町洋館街」から「京街道門前通り」を歩き「新町界隈」を散策したあと、「八幡掘」にやって来ました。

写真は「八幡掘」に架かる「明治橋」から東側を望んだものです。

「明治橋」では昔から時代劇の撮影のロケ地となっていました。



「明治橋」から更に東に歩いて行くと「白雲橋」とその下をくぐる遊覧船が見えてきました。

のどかな休日の風景に心が癒されます。

船客がみんな善い人に見えて、思わずシャッターを切りました。(笑)



「日牟礼八幡宮」に通じる「白雲橋」を渡ります。

「白雲橋」から東側を望んだ写真です。

これも時代劇に出てきそうな・・・・絶景です。



昔から近江商人の信仰を集めてきたといわれる「日牟禮八幡宮」は旧八幡町の総社で、平安時代の創建といわれています。

「日牟禮八幡宮」の杜近くにある「たねや日牟禮乃舎」で妻は和菓子を沢山買い込みました。



「日牟禮八幡宮」の前に建つ洋風建築は、これも建築家ヴォーリズが建てた「白雲館」です。

「白雲館」は、明治9年に八幡商人と区民の人々の熱意と協力によって、当時の金額で6000円の費用をかけて学校(八幡東学校)として建設されたそうです。

現在、「白雲館」には観光案内所が設けられ、観光情報の提供、土産・特産品の展示販売が行われ、2階フリースペースは市民ギャラリーとして利用されています。



次に「大杉町通り」を東に歩き、鍛冶屋町バス停を右折すると「ヴォーリズ記念館」です。

近江兄弟社の創立者であり、近江八幡市第一号名誉市民であるウィリアム・メレル・ヴォーリズが満喜子夫人と共に過ごした住居が「ヴォーリズ記念館」です。

この建物は、昭和6年に建築された滋賀県指定有形文化財で、ヴォーリズの日常生活に関する数々の遺品や資料が保管・展示されています。



そろそろ疲れてきましたが最後の力を振り絞って「京街道門前通り」を西に戻ります。

いかにも静かで、小さな町に息づくこだわりや流れる時間を感じられる建物・・「尾賀商店」です。

「尾賀商店」は、築150年の古民家にクラフトギャラリー、書とハンコの店、体験の出来る鉄の工房、古代米にこだわったカフェの4店舗とイベントスペースがある複合商店だそうです。



近江八幡の街並み散策の最後は「旧八幡郵便局」です。

近江八幡の市街に建つ和洋折衷の寄棟屋根のヴォーリズ初期の貴重な建物で大正10年築。

昭和36年まで郵便事業をやっていたが、その後玄関部分が取り壊されたそうです。

平成16年に地元のヴォーリズ建築保存再生運動を目指すNPO「一粒の会」によって再生されました。

現在もボランティアの方々によってゆっくりと改築が進められていろそうです。

この建物は「2時間ドラマの女王ー片平なぎさ」のドラマに頻繁に出てくるそうですよ。

(妻ノタマワク)



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