たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

『マリー・アントワネット展』に行ってきました(2)

2017年03月12日 16時55分49秒 | 美術館めぐり
 1月2日に出かけたマリー・アントワネット展の写真をようやく携帯から取り込みました。会場はせまいスペースに人がひしめき合って、美術館として心地いい空間とは言えない場所で疲れましたがなんとか行くことができてよかったと思います。

再現された王妃の化粧室。
ジバンシーのデザインチームによる監修だったかな、
誰が王妃の身支度をするか侍女たちが競い合っている間、
王妃は寒さに震えながら待たされたという解説でした。

彼女たちがフランス革命がおこると、王妃の侍女というだけで命を奪われることになったのか・・・。







センスのいいアントワネットは、強い香水で体の匂いを消していたヴェルサイユ宮殿に初めてお風呂文化を持ち込みました。バスタブに白い布をはって入浴していたそうです。




再現された王妃の寝室。









こちらは実際の王妃の寝室。
現地の購入してきたヴェルサイユ宮殿見学ガイド(日本語版)からです。






 アントワネットを思う時、両親亡き後残された二人の子どもたち、とりわけ次男ルイ・シャルルがブルボン王朝の負の遺産を一身に背負う運命をたどってしまったことに思いを馳せないではいられません。ヴァレンヌ逃亡に失敗し、捕らえられたアントワネットの裁判が始まると、なんとルイ・シャルルに性的虐待をしたという嫌疑までつくられたそうです。それに対してアントワネットは毅然とした態度を貫き通したという解説でした。でもルイ・シャルルの命を守ることはできませんでした。

 こちらのサイトが参考になります。
 
 革命にのみこまれた王妃マリー・アントワネット
 http://www.marieantoinettej.com/


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