たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

大阪府の吹田市議会で『LGBT理解増進法の慎重な運用を求める意見書』が賛成多数で可決

2023年08月08日 18時09分35秒 | 気になるニュースあれこれ
 
大阪府の吹田市議会で 『LGBT理解増進法の慎重な運用を求める意見書』 が賛成多数で可決致しました!!
 
意見書の中身には、私の個人質問でもご説明致しました、この法案において懸念される事項を盛り込んで頂いております! 今回のLGBT理解増進法に関する懸念点が国民に正しく周知され、 当事者の想いを逆に蔑ろとしたり、アイデンティティが確立していない子どもに誤ったまたは行き過ぎた教育が行われたり、差別禁止を求めた規範により逆に女性の立場を傷つけたりする懸念点や、既に米国などで方向転換する動きも見られているという現在の世界情勢も含めた正しい情報共有がされること。 そして、当事者の方々、子どもたち、女性の権利と、子どもたちの健やかな成長を守ることにつながるよう引き続き努力して参りたいと考えております。
 
今後ともよろしくお願い申し上げます。

「ジェンダーレストイレ」わずか4カ月で廃止 新宿・歌舞伎町タワー 「安心して使えない」抗議殺到の末に

2023年08月08日 01時22分30秒 | 気になるニュースあれこれ

2023年8月3日東京新聞Web、

「ジェンダーレストイレ」わずか4カ月で廃止 新宿・歌舞伎町タワー 「安心して使えない」抗議殺到の末に:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)

「東京・新宿の高層複合施設「東急歌舞伎町タワー」で、多様性を認める街づくりの象徴として設置された性別に関わらず使用できるトイレが改修されてなくなった。4日、男女別のトイレに変わる。
 
 4月の開業直後から「安心して使えない」「性犯罪の温床になる」などと抗議が殺到したためで、わずか4カ月で新たな試みが失敗に終わった。
 
注目されたのは飲食店が集まる2階の個室トイレ。「ジェンダーレストイレ」の名称で性別に関係なく使える個室8室のほか、女性用2室、男性用2室、多目的トイレ1室がコの字形に並ぶ設計だった。
 
東急は、国連の持続可能な開発目標(SDGs)が掲げる「誰ひとり取り残さない」の実現を目指して、開業時に設置していた。
 
ところが、利用者の受け止めは違った。個室扉の前まで誰でも入れることや手洗い場が共用だったため、「化粧直しがしにくい」「男性に待ち伏せされたら怖い」といった声が交流サイト(SNS)で相次いだ。
 
タワー側は開業5日後、警備員を巡回させるなどの防犯対策を発表。しかし懸念の声はやまず、7月下旬から女性専用エリアと男性専用エリア、多目的トイレに分割する間仕切り工事に着手した。ジェンダーレストイレはなくなり、女性用7室、男性用3室、多目的2室の計12室となった。
 
東急の広報担当者は「さらに安心して快適にご利用いただけるトイレを目指して改修工事を実施した」と説明した。(三輪喜人)
 
東急歌舞伎町タワー(東京都新宿区)で、多様性を認める社会の実現を目指して設置された「性別に関わらず利用できるトイレ」が、批判を受けてなくなった。東急側の新たな試みの頓挫に、当事者や専門家は「もっと配慮が必要だったが、今後も設置が求められる」と指摘した。(奥野斐)
 
改修前のトイレを利用したことがある都内のトランスジェンダー女性は「性の多様性に配慮した新たな形のトイレを設ける取り組み自体は良かったが、批判を受けて施設側が男女別に改修したのは残念」と話す。
 
海外で「オールジェンダートイレ」と呼ばれるのが一般的だが、歌舞伎町タワーでは「ジェンダーレストイレ」と名付けた。交流サイト(SNS)では、この名称から、性別の境界を無くし、女性用トイレを減らそうとしているかのような誤解が広がった面がある。
 
これが前述のトランスジェンダー女性には気掛かりだった。「必要としているのはトランスジェンダーに限らない。にもかかわらず、トイレ問題が当事者への批判に利用され、悲しい」
 
誰もが使いやすいトイレのあり方を研究する金沢大の岩本健良准教授(ジェンダー学)は「多くの人が使う飲食フロアという場所や、配置などに配慮がさらに必要だった」と指摘し、「他フロアに男女別トイレがあることを案内するなど、利用者に選択肢を示すことも重要」と話す。
 
障害のある子どもや高齢者の介助で異性トイレを利用しづらいなど、男女別トイレだけでは困る人たちがいる。一方、設置時に広い場所が必要となる多目的トイレは、予算面などから数が少ないのが現状だ。岩本さんは「オールジェンダートイレの設置は広い意味でバリアフリー化につながり、今後も求められる」と強調した。」
 
SDGSトレインを走らせている東急、残念すぎる。トイレの順番待ちや手洗い場を男女共用にすることが、誰も取り残さない多様性を許容する社会ではないし、単純に気持ち悪い。多目的トイレをつくるのは場所もコストもかかるからこれが一番安上がりで効率もよいと考えたのかもしれないけれど目先けちると結局遠回りになる。そもそもSDGSなんて噓っぱち。日本だけが大企業にSDGSの看板を掲げさせている。