人生論:「生涯発展途上」を目指して

消化器内科医になった起業家・弁護士・会計士、岡本武士による人生論や新たな視点の提供、身の回りの出来事に対するコメント等。

2004年の元旦メッセージ

2004-12-31 01:21:36 | 出来事
私は毎年元旦に、私の友人知人に年賀状の代わりに年賀メールを送信しています。年賀状を贈るべきと思いつつも、全員に年賀状をお送りするのは実質的に不可能といえ、その場合に生じる不公平を避けたいと思っていますし、やはり一人でも多くの方に新年のご挨拶をしたいと思います。

明日、2005年元旦にも、例年同様のメッセージを皆様にお送りします。そして、ブログにも掲載しようと思いますが、2004年内に始めてお会いした方からすれば昨年の内容をご存知ないわけで、その説明から入ることになるメッセージの理解に苦しむ可能性があると思いました。そして、1年前のメッセージの内容をはっきりと覚えている人も珍しいと思います。

そこで、ここに去年の内容を添付致します。
2005年バージョンもご期待下さい!

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(English follows Japanese)

皆様、明けましておめでとうございます。
元ゴールドマン・サックス、元マイクロソフトの、たっくこと岡本@アフィア(株)でございます。

昨年で私は四半世紀(25歳)を向かえ、マイクロソフト(株)からの退職、アフィア(株)の設立、多くの資格試験への短期挑戦、(数日前に)初めての点滴、など「自分との戦い」が多い年でした。大学時代から夢見ていた起業を社会人4年目にして実現できたことが、今年最大のハードルであり、最大の喜びでもあったと思います。

2003年、皆様にとってどのような年だったでしょうか。

昨年は「飛躍の年」というテーマで未知の可能性を追求し、大海原へ帆を揚げる年にするよう心掛けていました。そして今年は、

「結果の年」

にしたいと思っています。

独立すれば結果がすべて。2004年、私は結果を残す年にします。一年後のご報告、ご期待ください。

2004年が皆様にとって幸せ多き年となりますよう心より祈念申し上げます。
本年も、ご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。

平成16年 元旦
アフィア株式会社
岡本 武士

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Dear All,

Happy 2004! I trust all is well with you and your family.
In the spirit of the times and for your convenience I have condensed
Christmas cards and New Year greetings into a single message...

This past year has been full of new discoveries,
both of the universe out there and the world within.
For those who have not heard from me in a while,
I left Microsoft as of May and founded Afia Corporation in June.
Starting a company had been at the top of my mind since college,
and the actualization of a long-held dream holds wonders
no words can truly express. I would highly recommend it!

Having left the corporate greenhouse, I feel that results will speak
loudest and thus plan to make 2004 "A year of results".
At the same time next year I plan to report those results to you;
you are thus the judge and jury of my annual performance.
I would love to hear your aspirations for the new year as well,
and how you are doing otherwise.

Best wishes in 2004!

Best regards,

Tak Okamoto
January 1, 2004

大晦日の課題

2004-12-30 11:36:47 | 人生論・閃き
大晦日の課題。

笑顔をキープすることと、飲みすぎないこと。

二日酔いで元旦を過ごす10代・20代の人は多いのかもしれませんが(←飲酒は20歳から!)、「元旦」に「二日酔い」ということは心身一新していないということ。前の年の悪影響が残っているということ。程ほどにしておきたいところですね。特に、元旦の日が無駄になってしまってはもったいないですよね。

地震!

2004-12-29 13:23:43 | 出来事
スマトラ島沖地震について、少しニュースを集めてみました。今日のThe Japan Times では、本件を受けて地球全体の軸が揺れ、地球の軌道や時間の流れすら微妙に変わってしまったとありました。

スマトラ島沖地震の被害に遭われた方々の安全をお祈り申し上げます。
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【ワシントン28日共同】ロイター通信によると、米地質調査所は28日、スマトラ沖地震により海底プレートが最大で約30メートルずれ、スマトラ島近くの小さな島が移動したとの観測結果を明らかにした。

【asahi.com】スマトラ島沖地震で気象庁は、長野市にある精密地震観測室が地球を3周する地震波をとらえたと発表した。何周も回った地震波をはっきりとらえられるのは珍しく、今回の地震の巨大さが裏付けられた。

 山本雅博・地震津波監視課長は「巨大地震だったので数年単位で余震は続く。しばらくはマグニチュード8クラスの余震の恐れもあり、余震による津波への注意も必要だ」と話した。

米地質調査所は、インドネシアのスマトラ島沖で26日に起きた地震の規模をマグニチュード(M)8.9としていたが、約1.4倍の規模の9.0に修正した。1900年以降では、52年にロシア・カムチャツカで発生した地震と並んで4番目の規模で、64年のアラスカでの地震(M9.2)以降で最大。95年の阪神大震災(M7.3)の約360倍のエネルギーが放出されたことになる。

 スマトラ島沖の地震は、震源から約8900キロ離れた南極・昭和基地でも観測された。

軍隊ポロネーズ

2004-12-28 03:09:52 | 出来事
Polonaise No. 3 "Militaire" - F. Chopin

久しぶりにピアノで新曲を始めようと思い、この曲を選びました。前回の「幻想即興曲」もショパンのものだったので2曲連続のショパンとなりますが、まったく違う技術とイメージが必要になってくるような気がします。

「ピアノの詩人」とも呼ばれるショパンですが、これほどの差がある曲を弾きこなせるだけでなく、作曲できてしまうのは素晴らしい。共通点としては・・・熱い何かを感じるというところでしょうか。とても好きな作曲家です。

「軍隊ポロネーズ」の特徴としては、「片手で6音を出す」ということが必要になってくること。即ち、一つの指(大体の場合は親指)で2つの隣接したキーを押す必要があり、私がこのような曲を弾くのは初めてです。がんばってみたいと思います。

「軍隊ポロネーズ」を無事終えることが出来たら、いよいよ夢の曲、ラベルの「水の戯れ」に挑戦してみたいと思います。現在の技量では手も足も出ないような曲ですが、時間をかければそれらしくはなると思います。「幻想即興曲」がそうだったように・・・。

真冬の誓い

2004-12-27 02:31:23 | 出来事
昨日、大学時代からの友人の結婚式に参加しました。冬とはいえ、愛と太陽に包まれたとっても暖かいお祝いだったと思います。

長男と長女ということもあるのか、二人ともしっかりしていて、面倒見が良く、慈愛と優しさに溢れる似たような性格の持ち主であり、このようなカップルが幸せになっていく一過程の証人となれたことをとても嬉しく思いました。

結婚式は、新郎新婦の性格があらゆるところで表れるものだと思います。今回は純粋さと謙虚さ、そしてとても詳細な心遣いを感じるものでした。自分も結婚したいな、と思わせるには充分なものでした・・・。

多くの結婚式に参加するにあたり、自分はどのような式を挙げたいかなと思ったりしますが、今日を通じてご出席頂く方々のために努力を惜しまず、自ら主役でいようと思うことなく、その日の歯車のひとつになる程度の心掛けが丁度いいのかもしれない、と思うことができました。

ふたりとも、おめでとう!末永く、お幸せに。

幸せ

2004-12-26 00:41:57 | 人生論・閃き
過去にデート中に、「今は素晴らしく幸せだ」と思ったことがあります。そして、内定をもらったり、試合に勝ったりした瞬間もそう思いました。

しかし、このように何かを成し遂げたときや、愛に満ちた時間だけにそう思うわけではありません。

ホワイトチョコを食べるとき。燃えるゲームをやっているとき。長い日のあとに暖かいベッドの中に入ったとき。などなど。

結局何が幸せなのだろう。幸せになるのが最高なことなのだろうか。色々と考えてしまいます。振り返って「やってよかった」と思うことと、「今が楽しい」と思うこと、すなわち短期と長期の幸せはどちらがいいのか。後者を選び、他人からの評価に繋がったとしても、それが自分にとって一番いいのか。世界にとって、一番いいのか。

答えはない。それを知りつつ、答えを求める。ただ自分が納得すればいいのか。人の価値は死ぬときに定まるのか、一秒一秒の経験こそが人の価値なのか・・・。

出口がない迷路で迷っていたら、それは「迷い」なのだろうか。せいぜい暴れるか、出口がないことを嘆くか。それとも、勝手に「出口」の新定義を作ってしまうか。人間ができることは限られているが、その主観的評価は無限である。

では「夢」とは何か。納得がいくもの、という見解もあるが、私は、夢をただ単に「自分が現時点で持つ世界観の中で、理想形のひとつのうち適当に選んだもの」なのかもしれないと思います。それでいいのか?!・・・いいのかもしれませんね。夢を見る力とは、無限の中での決断力なのかもしれない。

・・・さてと。仕事でもしますか。

メリーなクリスマス

2004-12-25 05:48:38 | 出来事
今年はメリーなクリスマスを迎えることができました!

今年「は」というのは・・・去年は大変なことになっていたのです。
ご存知の方もいらっしゃるかと思うのですが、去年のクリスマスは病院で点滴を打っていました。原因不明ですが、疲労と食べ物の組合せの問題が重なってしまったのでしょう・・・。

ということで、今年「は」メリーなクリスマスです!仕事に追われることもなく、楽しく平和な時間を過ごすことが出来ました。皆さんにとっても良いクリスマスであることをお祈り申し上げます。

年末に向けて

2004-12-24 00:10:47 | 人生論・閃き
今年もあと1週間。

すでに「来年は○○をやるぞ!」と言っている人も多いのではないでしょうか。もちろんそれは素晴らしいことですが、今年にもまだ1週間があるわけです。

この数日で成し遂げたことも、「今年できたこと」のうちに入り、その分2004年に対する満足度もアップします。最後の部分が記憶に残り易いことは周知の事実ですが、その意味でも最後まで精一杯頑張りましょう!そして、今年を更に良い年にし、来年も更に良い年にしましょう。

強い第一印象

2004-12-23 16:28:22 | 人生論・閃き
強い第一印象を受ける場合、大体何らかの錯誤が生じていると思います。ハロー効果というものがあってこれがその原因のひとつなのですが、それ以外にも一種の「印象の勘違い」が生じるのではないかと思います。

たとえば、期待しすぎたり、実はうざい人だったり、一回目としては興味深いが同じことが続くと辛いという気持ちになったりする場合が多いと思います。一目惚れという概念自体は信じてしまう私ですが、「気が合う」と思うのは2回目からで充分なのでしょうね。なぜなら、1回目は誰でも相手に合わせようとするから。通常以上に元気・明るく振舞ったりするから。

更に、「オタク」もそうです。最初は、新しい分野の話が聞けるので興味を持てるのが通常だと思います。たとえば、ムエタイのオタクがいたとしましょう。最初は試合前の踊り「ワイクー」(だったっけ?)は天への祈りだということや、前上段蹴りという地味だけど格闘技では比較的珍しい技があるという話をされたら、「ほー。」と思うのではないでしょうか。しかし、2回目あったとき、やはりワイクーの話しかしないとなると、「なんだこいつは?」ということになりますよね。

第一印象はただでもとても強力なものなので、記憶に残り易く、頼りにしてしまいがちです。しかし、敢えてそれを信じず、白紙のままで二回目もあってみるべきだな、と思う今日この頃です。

最後に・・・人は変わります。成長したり、影響されたり。これもお忘れなく。

専門用語

2004-12-22 00:01:23 | 出来事
先日、近所の友達の家でご飯を食べました。花婿修行(?)も兼ねて料理のお手伝いをしようと思って少し張り切り気味だったのですが、結局何もできませんでした・・・。

決め手となったのが、到着してすぐ「斜め千切り」をしてほしいという会話を聞いてしまったこと。専門用語を聞いてしまうと、さすがに出る幕がないなと思ってしまいました。

一般的に専門用語は、諸刃の剣だと思います。長所としては、一言で多くを伝えることができたり、共通の専門用語を知る人の間で仲間意識が芽生えたり、優越感を感じたりできます。逆に短所としては、知らないものを退けてしまったり、初心者の自信喪失に繋がったりしてしまうことですね。

では、一般的にどの程度の専門用語を使うべきなのか。

厳格に限度を定める必要はないと思うのですが、専門用語なしでの説明が不当に長くなってしまわないのであれば、専門用語を避けるべきではないでしょうか。そして、難しそうな用語を使う場合は同業の仲間の間であっても、意味が通じているか確認すべきではないでしょうか。そうしないと、エゴの救出のため「知ったフリ」をして結局意思疎通が図れないということになってしまいます。

コミュニケーションとは意思疎通そのものですからね。仕事上の必要がなければ、みんながわかる言葉を使うことで誰もが会話に参加できるように考慮できるといいですね。

油しかないときの消火法!

2004-12-21 14:26:49 | 人生論・閃き
「油しかないときの消火法」、考え付きますか?

油で酸素を絶つことができればいいのですが、試しに大量注いでみるのはリスクがあまりにも高い。

答えは、簡単。消極法。

何もしない。油と火の接触を防ぐだけです。あとは時間が経って、火が消えるのを待つ。何かがあるからといってそれを利用しなくてはならないわけではありません。このケースでは当たり前ですが、こんなケースはどうでしょう:

「怒り狂った大男が襲ってきました。近くには切れ味のいい日本刀があります。」

・・・逃げた方がいいですよね。殺しちゃっても問題ですし。日本刀は無視しましょう、怒り狂った男に対して日本刀で脅迫するのはおそらく意味があまりありません・・・。

更に、ルールがあると、更に迷ってしまいます。

ルール:
「Aくんとのジャンケンに負けたら、みのもんたさんに1000万円払う。」

Aくん:「最初はグー!」

ど、どうします?そう、ジャンケンしなければいいのです。ジャンケンの選択肢は、実は4つ。グー、チョキ、パー、そして不作為を含む「その他」。「ジャンケン」は「グー、チョキ、パー」と頭でわかってしまっているためこの第4選択肢に気付かない人もいるかもしれません。

とにかく、相手がジャンケンを始める隙に、違う動作を!何もしないとか、逃げるとか、Aくんを殴ってしまうとか。(この際仕方ありません!1000万円ですよ!)

ということで、「AかBを選べ」と言われても、第三の選択肢をお忘れなく。

どうでもいい手紙

2004-12-19 13:10:31 | 出来事
大学院から、どうでもいい手紙が届きました。

そのあて先に、初めて「Dr. Okamoto」 の文字が!

一文字違いで、まるで印象が違う。こんなことでいつまでもはしゃいでいる自分に呆れつつも、「まあ、この程度なら、はしゃいでもいいんじゃないかな」と思ったりもしています。

時と場合によって、一文字といえども絶大な効果を誇るのだということを改めて感じました。人の脳は素晴らしく、成田からロスまでは飛行機を持っても8時間以上かかるところ、頭の中では瞬く間に成田の想像からロスの想像へと移ることができます。そしてそのきっかけは一言、一文字だったりします。

頭の中は、やはりすごい世界ですね。

孫悟空

2004-12-19 00:02:15 | 人生論・閃き
世界の果てには5本の柱が。
孫悟空がその柱の間に見たものは??

・・・その柱さえ超えていれば、文字通り仏の掌握範囲から抜け出してたわけですね。惜しいものです。調子がいいときは、そのまま突っ走ってしまうのもいいかもしれませんね。

マンガの辻褄合わせ

2004-12-18 01:27:52 | 人生論・閃き
本でもそうですが、すっごく大変だと思います。

マンガは、数年かけて書かれるのだと思いますが、ストーリーは複雑になります。そして、最後にすべてがめでたしめでたしで解決するのがほとんどの場合でしょう。それを、最終回を最初から考えていないと大変なことになるのではないでしょうか・・・。それに、実際、最終回を最初から考えている漫画家も少ないと思います。

勝手な推測ですが、マンガはまず週刊誌などに登場しますが、ウケが悪かったら「あと半年で連載をストップするから適当に終わらせてくれ」と肩を叩かれることもあるのではないでしょうか?実際、中途半端なところで、すべての敵を倒さず、すべてのロマンが終わらず(もしくは無理やり完結させ)完結してしまうマンガも少なくないと思います。

辻褄合わせで特に難しそうなのが、格闘もの。誰が誰より強いか、という相対関係が狂ってしまうケースが多いと思います。「あれ、こいつがこいつに苦戦するか?」みたいな。あとありがちは、「どっから出てきたんだよ、この強い奴」と思わせるキャラ。いかにもネタが切れたかのように登場したりします。

マンガ家も色々と苦労しているのでしょうね・・・本(→博士論文)を一冊書いてみて、すべてを上手くまとめることの難しさを少し理解したつもりでいますが、それ以上にマンガは難しそうです。マンガ家の皆さん、お疲れ様です!

趣味に学ぶ専門用語記憶術

2004-12-17 00:40:17 | 人生論・閃き
新しい分野の専門用語は難しいと思われ勝ちですが、これは捉え方の問題です。いろんなところで、我々は「専門用語」を覚えているのです。

たとえば、スポーツ。
サッカー: オフサイドトラップ
ドッジ:  ヘッドアタックファール
バスケ:  アイソレーション

おそらくこれらのスポーツをやったことがない人からすれば、かなり高度な専門用語です。しかし、これらのスポーツをある程度やっていた人にとっては常識でしょう。こんな長い言葉を、どうやって覚えたのでしょう?

また、水泳ではこんな会話があります:
「お前何でんの?」
「ゴフリとヨンコメ。そっちは?」
「ニバタ。長水だとしんどいよ。」
「だな。アップでイージーハードやっとくか。」

水泳やったことない人はわけわからないのでしょうが、8歳の子供でもこんな話し方します。

ところで、

スクルト・ルカナン
ピオリム・ボミオス
ラリホー・ザメハ
ザキ・ザオリク

はすべて正反対の言葉です。ドラクエ(「3」だけかな?「ボミオス」は)をやった人は知っているのでしょう(呪文の名前です)。しかし、ゲームをやらずにこれを覚えようとするのは

「フィリップス曲線」(ミクロ経済学)
「訴因変更」(刑事訴訟法312条)
「光合成」(生物学)

などを覚える以上に難しいかもしれませんよね。

しかし、我々はやっぱり8歳ぐらいのときに「スクルト」と「ルカナン」を使え分けていたのです!なぜこんな意味不明な言葉を覚えれたのでしょう?攻略本での①確認の繰り返し、②楽しかった、ということはかなり大事ですが、それだけでなく③実践した、ということがあると思います。スポーツの用語についても同じことが言えるのではないでしょうか。

覚えたてでも、不安でも、実践すべきだということがわかりますね。