あっという間に、アフィア株式会社は設立2周年を迎えることとなりました。相変わらず皆様にはお世話になりっぱなしですが、今後とも何らかの形でお役に立てればと思います。
業績等については本日より、
ホームページに
営業報告書等が掲載されているので、昨年と同様この1年間の自分と会社のかかわりについて書いてみたいと思います。
1周年記念の「未来」の部分で書きましたとおり、この1年間は事業の幅を広げるべく走り回っていました。おそらく1000人以上の人と会いました。安定してきたといっても、3期目に入ったばかりの企業なので需要(そして作業量)の変動は日別でみても月別でみても著しいもので、お金になる仕事を体を壊すほどすることもあればお金にならない仕事を体を壊すほどすることもありました。もちろん、健康でハッピーに仕事しているのが理想ですし、このような期間がないわけではないのですが。
ところで、最近周りから今までと異なる厳しい指摘を受けるようになりました。創業期は、年齢や信頼の問題、そして「食っていけんの?」という質問がメインだったのですが、最近は経営者の先輩方から売上や組織(社員など)についてツッコミが入ることの方が多くなってきました。
これは、国内外上場企業の取締役陣などに同じ「経営者」としてみてもらえているということを考えればかなりの進歩なのですが、やはり喜んでばかりはいれません。今後、確かにただ自分ひとりの努力では解決できないことが増えてくると思いますし、より確実な結果を出して行く必要があると思います。たとえば社員を増やすこと、海外支店を作ること、数年後にIPOを目指すことなどの可能性を考えるのであれば、成長し続けるべき企業として多くの新しい課題に直面しているといえます。
しかし、今一番幸せに思えるのは、自分で決めた道を自分で作っていること。一番歩きたい道を、一番歩きたいように歩いているのです。アフィアは、私が経営する会社としては最適な成長速度と規模を保っていると思います。
経営論・金融論は、常にお金しか頭にない投資家を前提として語られています。しかし、私には銀行口座や売上がすべてではない。確かにお金も大事なのですが、家族も友達も勉強も趣味も大事であり、それらの私なりのバランスを保ったのが今の私であり、その結果が今のアフィアなのだと思います。
そういう意味では、アフィアは次のマイクロソフトではありません。次のマイクロソフトを作るつもりなら、最初から投資家を募っていたでしょう。もう少しスケーラブルなビジネスを考えたでしょう。アフィアにはいつまでも皆さんの夢を一つずつ叶えていくという目的があり、それを我々なりに実行できていると思うのです。
今後もお手伝いさせてください。そのためにも、夢を見続けてください。
引き続き、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。