人生論:「生涯発展途上」を目指して

消化器内科医になった起業家・弁護士・会計士、岡本武士による人生論や新たな視点の提供、身の回りの出来事に対するコメント等。

楽観主義テスト!

2006-04-29 22:10:43 | 人生論・閃き
○×でお答えください。

① 誰かに褒められたら、だいたい相手は本気でそう思っていると思う。

② 病気になったら、治ったらどんなに楽しいことができるかを想像することが多い。

③ 好きな人に「彼(彼女)いる?」と聞いたら「う、うん・・・」と言われた。この一瞬の戸惑いは、きっと「でも、あなたが想ってくれるのなら・・・」と思っているからだ、などと解釈してしまう。

④ 宝くじで100万円あたった。これは「運を使ってしまった」わけではなく、日ごろの行いが良いのだから運はまた回ってくるはずだと思える。

⑤ なろうと思えば弁護士にでもサッカー選手にでもなれる(or なれた)。

⑥ 落としたコンタクトレンズは必ず見つかる。

⑦ 7はラッキーだと思う。

⑧ 8もラッキーだと思う。

⑨ 9もラッキーだと思う。

⑩ まあ、人生なんとかなるものでしょう。

結果は??

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9問に○をつけた人は、かなり楽観的といえるでしょう。
5問-8問に○をつけた人は、楽観的といえるでしょう。
1問-4問に○をつけた人は、あまり楽観的ではないかもしれません。

そして10問中10問が○だった人は思い切り楽観主義です。


・・・というか、思い切り楽観主義になりました。

実はこのテストを受けたことによって、楽観的な人は前よりちょっと楽観的になったはずなんです!そう、このテストは、楽観主義の度合いを測るものではなく、人をより楽観主義にさせるものなのです。

理由はさまざま。まず、タイトルが「楽観主義テスト」であることから、わずかながら○と答えたいというバイアスがかかります。○と×、どちらで答えたほうが最終的に「楽観的」と評価されるかが明らかだからです。

1から3は意見が分かれるところでしょう。しかしこれをすべて○とできたら、その後のものにも大体○をつけたいと思ってしまうのものです。すべて○だとなんだけ気分がいいし、難しいところを乗り越えたのに簡単なところでつまずきたくないという考えが生じるわけですね。

また、8は中国ではラッキーナンバーですが、おそらく最初から9がラッキーだと思った人はあまりいないでしょう。でも、「確かにラッキー7だけじゃない、どんな数字でもラッキーと思っていいはずだ!」という気づきがあったのではないでしょうか。普通に⑨を聞かれた場合は×と答える人でも、「楽観主義テスト」の中で、①-⑧を答えてからだからこそ○と答えてしまった人も多いのでは。

最後に、このようなテストで「あなたは楽観的です!」という結果がでたら、それは自分の潜在意識に残るものです。ポジティブな結果だから、あまりテストの信憑性を疑わないということもあるでしょう。

明日もきっと晴れる!

レベル99願望

2006-04-27 03:07:51 | 人生論・閃き
ロールプレイングゲーム(RPG)にはまったことがある方すぐわかると思うのですが、プレステなどにある多くのゲームでは「レベル」というものがあります。レベルが上がれば、より強い相手を倒せたり、新しい魔法や必殺技を覚えたりします。

そしてレベル99が最高であるゲームが多いのですが、これに到達するのはとても大変です。ゲームをクリアするだけならレベル40から60でも十分ですし、その程度で大体ゲームにある必殺技などを全部使えるようになるのであまり意味がないと言えるかも知れません。

しかし、ゲームキャラをレベル99まで育てたいという願望があるのです。これは個人差があり、全く興味がない人も多いとは思いますが、私は結構「最強」に拘ってしまい、意味なくレベルを上げようとしたこともありました。

ゲームでは、目的が限定されている。大体、悪いやつを倒せば良いのです。だから、それ以上強くなっても仕方がない。

しかし、その相手が成長していたらどうでしょうか。成長しきったライバルに打ち勝つのはとても達成感があるものでしょう。これに着目し、同じ敵と何度か遭遇するゲームも最近は増えてきているのだと思います。

現実の世界では、すべての相手が成長するだけでなく、「世界」自体が変化しています。これほど面白いことはありません。こんなに恵まれた、心が熱くなるゲームシナリオを用意されているのなら、レベル99になるのはとても有意義なこと。そして絶対数値が定めっているゲームと違って、世界のレベルがあがっていくのだから自分だけ神のような存在になっているということはありえません。(なったと思ったら、自分を見つめなおしましょう!)

特に、ゲーム上で「レベル99願望」を持っている子供は意外と多いにもかかわらず、それを現実の世界に応用しよう思う人は少ないのではないでしょうか。これさえできたら、親も喜んで子供にゲーム機を買ってあげるべきです。

蛇足ですが、もうひとつゲームの素晴らしい点として、「頂点に立てる」ということがあります。実世界では何かで優勝するなど頂点に上り詰めるのは難しいものですが、これを経験したことがある人は器が大きくなります。この器を身につけられるのなら、その意味でもゲームは有意義なものとなるでしょう。

この「レベル99願望」を持てさえすれば、人生が変わるどころではありません。世界を変えれるかもしれません。ゲームと違って、座ってキャラを操っているだけではレベルがあがらないので多大の努力を要しますが、それだけに喜びも多いと思います。

レベルが99までしかないとしたら、あなたと私はせいぜいレベル20。まだまだ知らない分野が多く、得意分野ですら100%マスターにはなれていないといえるでしょう。社長でも巨人ドラフト1位でもミス日本でも博士でも年収1億でも主席でも金メダリストでも大統領でもノーベル賞受賞者でも、です。(このような人たちは、言われなくてもわかっているのでしょうが。)

逆に、世界に一人でも「この人ってレベル99だよな」と思う人がいたら、きっとその人は自分自身をレベル20程度としか思っていないので、自分の視野が狭いのだと思ってください。そして何かに励んでください。(注:尊敬とレベル99は異なりますので、誰かを尊敬するのは未熟だと言っているわけではありません。)

われわれは常に発展途上、年齢問わず成長期にいれるとても恵まれた生物です。80歳から盆栽や囲碁を覚える人もいますからね。

ということで、目指せ、レベル99!!

英語学習方法の視点

2006-04-22 14:45:50 | 人生論・閃き
アメリカ人の英語と、頑張って英語を勉強した日本人の英語を聞き分けるのは、バイリンガルからすれば特にコツはいりません。「サンキュー」の一言でわかります。しかしその差の根拠は奥深く、遠い過去に遡る場合が多いのだと思います。そこで、その聞き分け方についてちょっと考えてみました。

① 発音

これは当然わかりますね。やはりカタカナっぽい英語か、逆に丸くし過ぎた発音になってしまうケースが多くなっているようです。言葉・文章のどこにストレスを置くのかということもあります。

② ボディランゲージ

顔の表情、手の使い方、目の使い方、腰の振り方(4つ目はうそです、すいません)。外見が日本人でも帰国子女かどうかわかるのはこれも大きい要因となります。

③ メロディ

言葉にはメロディがある。外国語を使うにあたって、これを捉えるのはとても難しい。やはり聞き慣れること、喋り慣れることが重要なのでしょうね。英語は一般的に日本語よりメロディの音域が広い。しかしこの広い音域を使って間違った英語だと余計恥ずかしく感じてしまうということもあるのでしょう。思い切って恥をかいてでも学んでほしいと思います。

④ ジョーク

説明するまでもありませんが、英語でダジャレが言えたら一人前です。

⑤ 間違え方

これが決定的なんです。中学校から10年間海外に住んでいた人でも、日本人っぽい間違い方をするのです。

どちらでもする間違い:

A group of passengers leave the train station.

Group だから leaves ですよね。これは文法的に難しいしあまり意識しません。ネイティブでも、正しく使える人の方が珍しいと思います。

アメリカ人しかしない間違い:

He would of gone if it didn't rain.

Would haveが正解ですが、特に子供には would of と聞こえてしまうのです。教科書には絶対載っていないため、日本人はこんな間違いはしません。むしろ、このような間違いをする人を不思議に感じることでしょう。

日本人しかしない間違い:

Look me!

こんな間違いはあまりないと思いますが、あまり例が思いつかなかったので・・・。Look at me!が正解です。アメリカ人からすると「なんか変」なので口がそのように動かないというか、絶対このような間違いはしません。しかし教科書で英語を学んだ人はこうなってしまう可能性があります。頭の中で英訳をしているのが明らかな場合もよくありますね。

・・・これらを踏まえて、新しい英語学習方法。どっかの英会話学校さんに是非取り入れてほしい方法です。

ずばり、「アメリカ人の子供を演じる」です。英語の鈴木メソッドというか、教科書はなしで、教師が親役。生徒は子役。他にアメリカ人の子供を混ぜる。とにかく喋る。遊ぶ。はしゃぐ。音楽を聴く。お互い悪口を言い合う。更に、英語独特のボディランゲージやメロディの練習をする(業界初!?)

そうすれば、「アメリカ人っぽいミス」ができるようになるかもしれません!いいことなのかはわかりませんが、とにかくネイティブっぽく聞こえるようになります。

こんな学習方法がしたい方は、是非英語で話しかけてみてください。お互い鋭いツッコミを入れながらはしゃぎましょう。

第10惑星

2006-04-12 13:45:19 | 出来事
なんと太陽系に第10惑星が発見されたようです。日経新聞によるNASAからの情報によると、大きさは冥王星程度とのこと。

名前は何になるのでしょうか・・・。今まではローマ神話の神ばっかりだったので、初のローマ神話の人間惑星がほしいところです。ね。「ハーキュリーズ」とか(注:「ヘラクレス」はギリシャ名です)。彼は実は神と人のハーフであり、死んでから100%神になるので、神といえば神かもしれませんが。

・・・でも実際は、それはないのでしょう。おそらくマイナーでも典型的な「神」を選ぶことになるでしょう(「はんぺん」などという惑星名よりはありえますが)。長い間残る名前をつけるとなると、やはり人は保守的になってしまうようですからね。

思い切り「こりん星」にしちゃうとか、バカなNASA長官がいれば面白いんですけど。ゆうこりんをCM起用しているセガは大喜びかもしれません。

ところで、「え、いまさら10個目の惑星が見つかったの?」と驚いた人もいるのではないでしょうか。個人的には、これは「失くたと思った鍵が実は机の上に置いてあった」状態に思えました。まあ、光ってる星を探すのはともかく、広い宇宙であまり光を反射しない物体を探して、「あ、太陽の周りを200年ぐらいかけて回ってる!」と思うのは大変なことなのでしょう・・・。

さて、真面目な話、人の中にも幾億兆の原子により繰り広げられる宇宙があります。この中の惑星のような大きな塊のうち、まだ自分が気づいていないところもあるのではないでしょうか。個人的には、それに気づくには「自分を探す旅」に出ても無駄だと思うんです。

一番早いのは、自分のその何かに気づいている他の誰かの話を聞くことだと思います。第10惑星については難しいことですが、冥王星の人が「うちのとなーりにへーんーなわーくせいがあーるだめぃおー」と言ってくれたらどんなに楽に見つかったでしょう。「探せば見つかる」とわかるだけでも大きいですよね。

自分の知らない自分の何かを知っている人を探すのは難しいことですが、色んな種類の人に会うのと、行動範囲が広い人や多趣味の人を探してみるのは手かもしれません。

ということで、第10惑星の発見を祝って、禁酒しつつ仕事に励もうと思います。

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2006-04-04 21:44:59 | 出来事
千年に一度の出来事が、あと数時間で起こります。時間と日付が:

01:02:03 04/05/06

になります。
日本語で書くと06年4月5日、1時2分3秒となりますが、アメリカでは月・日・年という順番で日付を書くのでこうなります。ちょっとしたカウントダウン気分になれますよね。

すごい説得力

2006-04-03 01:25:42 | 出来事
突然ですが、間接(肘・膝など)が弱い人のための栄養剤を買ってみました。スーパージョイントとかいうものなのですが、思い切りオアシス(トレーニングジム)で衝動買いしてしまいました。そして、早速キャップを開けてみると、強烈な臭いが漂ってきました。

間違いありません。骨付きチキンを食べ終わって2日ぐらい寝かせたあとの、骨というか軟骨というか、とにかくそういう臭いです。

「うわっ」と思った後、「なるほど」ととても納得してしまいました。青汁がまずいように、薬が苦いように、ダイエットコーラが味なし炭酸水に思えるように、効果に対してとても説得力がありました。

望ましくない特徴を持ってマーケティングをしたり、有名になったりしている人は数多くいますが、これは大体開き直ったのがスタート地点なのだと思います。恐らくどこかの広告代理店が「どう考えてもまずいでしょ。まずいって言っちゃいましょうよ」と偉そうに語ったのでしょう。

それでも結果オーライなら、逆に悪い要素を付け加えて物を売るのもありなのかもしれませんね。完璧な人より何か欠点がある人の方が親近感が沸きますが、商品でもそうなのかもしれません。あまり極端にならない範囲で、考えてみる価値はあるかもしれませんね・・・。

アフィア(株)第4期に突入

2006-04-02 13:21:44 | Afia
おかげさまで、アフィア(株)は無事第4期を迎えることができました。「9割以上のベンチャー企業が3年以内に消滅する」などと言われる中、第4期を迎えることができたのはお客様におかげであり、スタッフの皆様のおかげであり、このブログをご愛読頂いている皆様のおかげです。この場を借りて御礼を申し上げるとともに、今後ともご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げたく存じます。

第3期については営業報告書等と後日ご報告申し上げますが、昨年度はコンサルティング事業からの撤退など組織として大きな変化を遂げた年でした。この転換を大胆と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、このような変化は今日の大企業においても珍しいことではありません。今は「ノキア」といえば「携帯電話」ですが、ノキアはもともと製紙会社でした。ユニバーサルなど多くのエンターテイメント関連企業を傘下におく仏ビベンディは、環境や水に関する事業を営んでいました。「ファミコン」を生み出した任天堂が従来花札メーカーであったこともご存知かと思います。

変化には、どれほど企画し、予測を立てても必ず混乱が生じ、想定範囲外の出来事が起こります。これらを最小限に抑えるのが経営陣の職務のひとつであると考えておりますが、逆にそのような想定範囲外の出来事からこそ生まれるものもあると思います。波に呑まれることもあれば、乗れることもあります。

そこで、今年は大きな変化後の小さな変化たちを経験し、対処すべきものは対処しつつも、学べるものは身に付け、楽しめるものは楽しんでしまおうと考えています。仕事は真面目にすべきですが、真面目に行っている職務が楽しくてはいけないというルールはありませんので。

以上、今後ともアフィアをよろしくお願い致します。