人生論:「生涯発展途上」を目指して

消化器内科医になった起業家・弁護士・会計士、岡本武士による人生論や新たな視点の提供、身の回りの出来事に対するコメント等。

趣味に学ぶ専門用語記憶術

2004-12-17 00:40:17 | 人生論・閃き
新しい分野の専門用語は難しいと思われ勝ちですが、これは捉え方の問題です。いろんなところで、我々は「専門用語」を覚えているのです。

たとえば、スポーツ。
サッカー: オフサイドトラップ
ドッジ:  ヘッドアタックファール
バスケ:  アイソレーション

おそらくこれらのスポーツをやったことがない人からすれば、かなり高度な専門用語です。しかし、これらのスポーツをある程度やっていた人にとっては常識でしょう。こんな長い言葉を、どうやって覚えたのでしょう?

また、水泳ではこんな会話があります:
「お前何でんの?」
「ゴフリとヨンコメ。そっちは?」
「ニバタ。長水だとしんどいよ。」
「だな。アップでイージーハードやっとくか。」

水泳やったことない人はわけわからないのでしょうが、8歳の子供でもこんな話し方します。

ところで、

スクルト・ルカナン
ピオリム・ボミオス
ラリホー・ザメハ
ザキ・ザオリク

はすべて正反対の言葉です。ドラクエ(「3」だけかな?「ボミオス」は)をやった人は知っているのでしょう(呪文の名前です)。しかし、ゲームをやらずにこれを覚えようとするのは

「フィリップス曲線」(ミクロ経済学)
「訴因変更」(刑事訴訟法312条)
「光合成」(生物学)

などを覚える以上に難しいかもしれませんよね。

しかし、我々はやっぱり8歳ぐらいのときに「スクルト」と「ルカナン」を使え分けていたのです!なぜこんな意味不明な言葉を覚えれたのでしょう?攻略本での①確認の繰り返し、②楽しかった、ということはかなり大事ですが、それだけでなく③実践した、ということがあると思います。スポーツの用語についても同じことが言えるのではないでしょうか。

覚えたてでも、不安でも、実践すべきだということがわかりますね。