人生論:「生涯発展途上」を目指して

消化器内科医になった起業家・弁護士・会計士、岡本武士による人生論や新たな視点の提供、身の回りの出来事に対するコメント等。

好きな数字は?

2004-12-01 03:15:20 | 人生論・閃き
1から10の数字の中から、あなたの一番好きな数字を一つ選んでください。(注:一番「好き」な数字です。1から10の数字の中から「自由に選ぶ」のではありません。)

この問いの答えは、全人口に聞いたら奇麗に一割ずつに別れるのでしょうか?とてもそうとは思いません。だから、ここであなたが選んだ数字を推測してみましょう。

あなたの一番好きな数字、それは十中八九「奇数」だと思います。

あってましたか?これには、何の種も仕掛けもなさそうですが、実はあるのです。別に、マルチ商法みたいに「半分の人にとって当たってればいいや」と思ってこのような推測したわけでもありません。

まず、1から10の数字を並べて見ましょう。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

もちろん、奇数と偶数は半々です。即ち、上記推測は、普段であれば5割の正解率を誇るはず。

しかし、日本では「4」を選ぶ可能性は低い。そして、日本では「ラッキー7」と言われるため、7の確率は高い。「10」は唯一の2桁の数字で、普段「好きな数字」を聞かれた場合、一桁を考えるのが通常なので、「10」という選択肢があっても特に検討する理由は少ない(サッカーファンは別かもしれませんが)。そして、「6」「8」「9」など高い数字を好きだという人は「1」「2」「3」より少ないのです。同じような理論ですが、メダルなどの場合でも1位から3位まで。1-3は必ず選べる選択肢にあるのですが、6以上だとそうともいえない。だとすると、「1」「2」「3」の確率が高い。

また、目に入る数字の過半数が「1」「2」「3」なのではないでしょうか(会計士なら別かもしれませんが)。たとえば、100円のものなら幾つでも思いつきますが、90円のものは?900円のものは?

特に、「7」以外に「3」も人気のようです。何かが3つで現れるとなぜか気持ちいいものですよね。陸海空。松竹梅。猪鹿蝶。hop, step, jump. veni, vidi, vici. あと、日本では俳句・短歌などから「5」「7」も「心地よい」と感じるのだと思います。

そして、なぜか素数(2,3,5,7)が好かれる傾向もあるのだと思います。自説ですが。

結局、1,2,3,5,7あたりの可能性が高く、4、10は低い。だから、「偶数」と推測しました。いかがでしょう?