人生論:「生涯発展途上」を目指して

消化器内科医になった起業家・弁護士・会計士、岡本武士による人生論や新たな視点の提供、身の回りの出来事に対するコメント等。

幸せ

2004-12-26 00:41:57 | 人生論・閃き
過去にデート中に、「今は素晴らしく幸せだ」と思ったことがあります。そして、内定をもらったり、試合に勝ったりした瞬間もそう思いました。

しかし、このように何かを成し遂げたときや、愛に満ちた時間だけにそう思うわけではありません。

ホワイトチョコを食べるとき。燃えるゲームをやっているとき。長い日のあとに暖かいベッドの中に入ったとき。などなど。

結局何が幸せなのだろう。幸せになるのが最高なことなのだろうか。色々と考えてしまいます。振り返って「やってよかった」と思うことと、「今が楽しい」と思うこと、すなわち短期と長期の幸せはどちらがいいのか。後者を選び、他人からの評価に繋がったとしても、それが自分にとって一番いいのか。世界にとって、一番いいのか。

答えはない。それを知りつつ、答えを求める。ただ自分が納得すればいいのか。人の価値は死ぬときに定まるのか、一秒一秒の経験こそが人の価値なのか・・・。

出口がない迷路で迷っていたら、それは「迷い」なのだろうか。せいぜい暴れるか、出口がないことを嘆くか。それとも、勝手に「出口」の新定義を作ってしまうか。人間ができることは限られているが、その主観的評価は無限である。

では「夢」とは何か。納得がいくもの、という見解もあるが、私は、夢をただ単に「自分が現時点で持つ世界観の中で、理想形のひとつのうち適当に選んだもの」なのかもしれないと思います。それでいいのか?!・・・いいのかもしれませんね。夢を見る力とは、無限の中での決断力なのかもしれない。

・・・さてと。仕事でもしますか。