人生論:「生涯発展途上」を目指して

消化器内科医になった起業家・弁護士・会計士、岡本武士による人生論や新たな視点の提供、身の回りの出来事に対するコメント等。

マンガの辻褄合わせ

2004-12-18 01:27:52 | 人生論・閃き
本でもそうですが、すっごく大変だと思います。

マンガは、数年かけて書かれるのだと思いますが、ストーリーは複雑になります。そして、最後にすべてがめでたしめでたしで解決するのがほとんどの場合でしょう。それを、最終回を最初から考えていないと大変なことになるのではないでしょうか・・・。それに、実際、最終回を最初から考えている漫画家も少ないと思います。

勝手な推測ですが、マンガはまず週刊誌などに登場しますが、ウケが悪かったら「あと半年で連載をストップするから適当に終わらせてくれ」と肩を叩かれることもあるのではないでしょうか?実際、中途半端なところで、すべての敵を倒さず、すべてのロマンが終わらず(もしくは無理やり完結させ)完結してしまうマンガも少なくないと思います。

辻褄合わせで特に難しそうなのが、格闘もの。誰が誰より強いか、という相対関係が狂ってしまうケースが多いと思います。「あれ、こいつがこいつに苦戦するか?」みたいな。あとありがちは、「どっから出てきたんだよ、この強い奴」と思わせるキャラ。いかにもネタが切れたかのように登場したりします。

マンガ家も色々と苦労しているのでしょうね・・・本(→博士論文)を一冊書いてみて、すべてを上手くまとめることの難しさを少し理解したつもりでいますが、それ以上にマンガは難しそうです。マンガ家の皆さん、お疲れ様です!

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