人生論:「生涯発展途上」を目指して

消化器内科医になった起業家・弁護士・会計士、岡本武士による人生論や新たな視点の提供、身の回りの出来事に対するコメント等。

気付いてしまったこと

2005-09-27 21:19:46 | 人生論・閃き
社会人1年目のときの会社の所属部門では、2名から6名ぐらいまでのプロジェクトチーム幾つかに参加するシステムになっていました。そのプロジェクトについては常にそのチームだけで動くのですが、かなり長い案件もあるためほとんど社内で臨時的な課ができたようなイメージなときもありました。

そんななかで、あるプロジェクトで気付いてしまったことがあります。それは、「なーんだ、この案件は俺がいないとどうしようもないじゃないか」ということ。21歳の発想なのでお許しください。

その「気付き」の後、チーム内で少し自己主張が強くなったような気がします。楽なのですが、なんか傲慢で性格悪い感じだったかもしれません。

そして、第2の気付き。「あたりまえじゃないか。」

そうじゃなかったら、ほとんど自分の存在意義がないわけですよね。なさけない。たとえば大企業にいると、教えてもらったりカバーしてもらったりと色々周りに助けられます。特に新人の場合はわからないことばかりで、頼ってばかり。たとえ10万人いる会社であったとしても、自分にしかできない付加価値を作れないのであれば給料泥棒ですよね。それなのに、やっと半人前になれたときに傲慢になるなど、人間が小さすぎる。ああ、恥ずかしい。

そして、その「気付き」のあとは借りた猫のように静かになってしまいました。

最後に、第3の気付き。「まあいいや、とにかく仕事をしよう。」反省おしまい。過去の思い上がりや失敗に落ち込んだりしていること自体も、会社にとっては価値がなく、給与泥棒なのです。変に自分の社内ポジショニングなどを気にしている場合ではないわけですよね。みんな忙しいのだから。