人生論:「生涯発展途上」を目指して

消化器内科医になった起業家・弁護士・会計士、岡本武士による人生論や新たな視点の提供、身の回りの出来事に対するコメント等。

お詫び

2004-12-08 00:44:27 | 人生論・閃き
(特に今、何かがあったというわけではないのですが)子供の頃から色んな人に迷惑をかけてしまったと思います。そこで、何らかの形で傷付けたり、辛い思いをさせてしまった人にお詫びをしたいと思います。正当化されている場合もありますが、それでも人が傷ついたらそれは残念なことであり、私のできる最小限としてここに誠意を示したいと思います。

このブログを読んでいる可能性は低いケースが多いかも知れませんが、気持ちは通じると信じてここに記します。

父へ。母へ。弟へ。
お見舞いにあまり行けなかった、天国のおばあちゃんへ。
小学5年生の頃、一度殴ってしまった親友へ。
好きだったのに「好き」といえなかった人たちへ。
謝りたかったのに謝れなかった人たちへ。
大事が故に、かえって傷付けてしまった人たちへ。
もう片方の頬を差し出すどころか、恨んでしまった人たちへ。
同じ限られた資産、地位、名誉や幸せを競い合った人たちへ。
私の不注意な一言に気分を害してしまった人たちへ。
私が配慮を尽くせなかった、私より恵まれなかった人たちへ。
自分の無意味なプライドのため、そのプライドを考慮できなかった人たちへ。
その好意をわがままや強がりで返してしまった人たちへ。
真剣な夢を、信じてあげれなかった人たちへ。
25歳までの歌手デビューを、疑わず信じて真剣に応援してくれた人へ。
その他、内容を公開するに値しない理由がある人たちへ。

ここにお詫び申し上げます。上記具体的内容が当てはまらない方でも、おそらく私は忘れていません。

以前ブログで「謝るのは一度が最適」と述べたことがありますが、皆さんも誠意を込めて、謝るべき対象だと思う人に対して一度、謝ってみてはいかがでしょうか。より深い絆ができることもあると思います。

また、謝ることは礼を言うこと以上に大事なことだと思います。一言で直る関係は直すべきだと思います。そして、これは早ければ早いほうがいいのではないでしょうか。

更に、「決して謝るな」と指導するコンサルタントや参考書がありますが、前ブログでも書いたとおりこれは納得できません。仕事でもです。誤った判断を下したことをわかってないのでは?と相手に思われたのでは余計信頼性が害されます。明らかに誤りを犯したのに「すいません・ごめんなさいは言わないぞ」と無理に心に決めている人に何度か遭遇したことがありますが、ぎこちなく感じ、かえってカッコ悪く・頭が悪く思えて仕方がありません・・・。

最後に一言:
上記、「好きだったのに「好き」といえなかった人たちへ。」とありますが、「好きなのに「好き」といえない人へ。」という項目はありません。今でもできること、それは謝る前に怖くても実行したいことですね。謝るという事後策は、事前策が皆無となった場合にのみ行うべきです。