http://news.xinhuanet.com/society/2008-01/02/content_7353094.htm
洛陽で商業墓地に転売する為、中共側内戦死亡者の墓を半分以上取り壊した記事関連。
1日に網友(ネットユーザー)百人余りが「自発的に集合」し追悼をした、との事。
記事では「静かに菊を手向けた」ような書き方をしているが、画像を見ると叩頭している奴まで出て「網友の革命烈士を追悼する革命的情熱には感心させられる」。
個人的には、お墓が壊されるまで放置、しかも個人で墓参するでなく、示し合わせて集合した上、マスコミを意識したこれ見よがしのパフォーマンス。彼等が「革命烈士」に感謝しているとは、到底思えない。
椿事といってもよいが、見方を変えれば、中国におけるネットの動員力、ネットユーザーの(多分に子供じみた)中華民族主義の再確認足りえる事例ではある。
「華人」から「中華民族主義」というものの表現に苦労している、このような記事を見ると、単に「ナショナリズム」でいいような気がしてきた。
2005年の例を見るまでも無く、連中のナショナリズムをちょっと刺激すればいくらでも騒ぎが大きくなる社会であり、オリンピックが楽しみだ。