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竹中平蔵『竹中式マトリクス勉強法』幻冬社

2009-02-13 00:29:17 | 仕事術
竹中平蔵の勉強マトリクスは、縦軸に「武器としての勉強」「人と人を結ぶ勉強」、横軸に「天井がある勉強」「天井がない勉強」を置く考え方。

             「天井がある勉強」「天井がない勉強」
「武器としての勉強」  A.記憶勉強   B.仕事勉強
「人と人を結ぶ勉強」  C.趣味勉強   D.人生勉強

というマトリクスになる。

例えば、竹中平蔵のこれからの目標では、

A.記憶勉強=中国語検定に挑戦。
B.仕事勉強=「行動経済学」で日本政治を考える。
C.趣味勉強=江戸の歴史(江戸検定)を学ぶ。
D.人生勉強=いつか自分で小説を書く。

という計画らしい。

スケジュールを逆算方式で管理するためにtodoリストをつくることの例として、不良債権処理問題の経験をあげている。これが面白い。小泉首相から告げられた期間はたったの1か月。これを期限付きのtodoリストにして乗り切ったというのですごい。

極限状況になると本当の友かどうかがわかる。
睡眠不足は知的生活の敵。
日本は「学歴社会」ではなく「入試歴社会」。しかし企業に余裕がなくなり何を学んだかを重視する「学歴社会」になりつつある。
真の知識人は「たとえ話」に頼らない。ロジックが通らないことが多いため。

など随所に共感できる考え方も多い。

最近の小泉・竹中バッシングについて。
対案なき批判は3パターンあるらしい。
(1)コントリアン型:いつも人と反対のことを言う批判の仕方
(2)永遠の真理型:長期的視野に立てとか相手の立場に立てとかもっともらしい批判の仕方
(3)ラベルを貼る批判:「竹中は市場原理主義者」などの決めつける批判の仕方

勉強法といえば、学者の書いた自由業に向いているものや資格試験対策に向いている記憶型のものが多い。竹中平蔵の勉強法の面白さは、サラリーマンにも自由業にも役立つことだろう。竹中氏自身が日本開発銀行でサラリーマンも経験し、大蔵省で官僚も経験した。ハーバードや慶応大学では研究者になり、政治の世界で財務大臣も経験した。そのどこでも通用するのがマトリクス勉強法であるということだ。

最近の竹中バッシングを見ていると、失われた10年の景気低迷状態から不良債権処理をして、日本経済を立ち直らせた歴史すら忘れてしまっているように思う。

竹中平蔵はビジネススクール出身ではないが、最も考え方が論理的に感じられる人だ。


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