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Activated Sludge ブログ ~日々読学~

資料保存用書庫の状況やその他の情報を提供します。

●本田靖春と本田宗一郎: 「自動車をつくっている者が大げさな葬式を出して、交通渋滞を起こすような愚は避けたい。…何もやるな」

2023年04月29日 00時00分01秒 | Weblog

(2023年04月12日[水])
本田宗一郎は社員に向かって…「ホンダの社長は代々くだらんやつばっかりだったから、あんた方がしっかりしなきゃどうしようもない」》。本田宗一郎さん「―――仮に息子さんがホンダに入りたいといったら。「入れないね、わたしは。」…」。どこまでその〝社風〟が維持されているのかどうかは知らないが。

   『●『本田宗一郎との100時間 燃えるだけ燃えよ』読了
    「城山三郎著。講談社文庫。1988年2月刊
     (1993年12月第12刷)。」
    「本田宗一郎藤沢武夫トヨタとは明らかに違うその思想と文化。
     《…何よりもその私心私欲の無さである。…二人は公私混同も
     きびしく戒め、ついぞ、その会社を私物化することなく、
     同族化することもなかった。…二人とも金には潔癖だった…》
     《金もうけとは別のものを―――。それを思想というのか、
     文化というのか。…「トヨタが新しいものを生み出してるって、
     あんまり聞かねえな。お金持ってるとか、利益生みだしてるとか、
     たいへんなものらしいが、金融業ならいいけど、生産企業が…」》
    《「―――仮に息子さんがホンダに入りたいといったら。
     「入れないね、わたしは。」…」》

   『●『ニセ札はなぜ通用しないのか?』読了
    「企業が社員に押しつける「水行(みそぎ」」のあほらしさ。
     息子を入社させなかった本田宗一郎、松下幸之助との違い。」

   『●犬がワンと鳴き、飼い主が喝采する、というお話
   『●「特集「3・20」 地下鉄サリン事件から20年」
       『週刊金曜日』(2015年3月20日、1032号)
    「【井上久男の経済私考/F1復帰するも経営は落ち込むホンダ 
     失われた独自性と「ワイガヤ」の社風は戻るか】、
     《…ワイワイガヤガヤと議論しながらもの造りに励む明るい
     風通しの良い会社という意味だが、現状はその真逆状態にある。
     …斬新な商品を出せなくなった。…「トヨタがやっている
     TQM活動をホンダは真似しすぎたから」…トータル・
     クオリティ・マネジメント…社員自らが独自の斬新なアイデアを
     出せなくなった…ソニーと同様にホンダも「らしさを失って
     しまった》。復活してほしい
     (『本田宗一郎との100時間 燃えるだけ燃えよ』…》

   『●《本田宗一郎は社員に向かって…「ホンダの社長は代々くだらんやつ
     ばっかりだったから、あんた方がしっかりしなきゃどうしようもない」》

 日刊ゲンダイの追悼譜【佐高信「追悼譜」/本田宗一郎の声は豊田章一郎には届かなかったのだろう】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/319784)によると、《いま、私の評伝選を出してくれている旬報社から、およそ20年前に『本田靖春集』全5巻が出た。私よりひとまわり上の本田は、私が敬愛するジャーナリストである。この全集の推薦者が五木寛之、澤地久枝、そして筑紫哲也。その本田の『複眼で見よ』(河出書房新社)にこんな一節がある。「本田宗一郎のこと」と題して、靖春は損失補てん問題で日本の資本主義は腐臭を放っているとし、トヨ夕や松下電器産業(現パナソニック)と対照的に財テクに見向きもしなかった宗一郎を偲んで、「経済評論家の佐高信氏」の次の指摘を引く》。

   『●『続トヨタの正体』読了(1/2)
   『●『続トヨタの正体』読了(2/2)
    《「ハイブリッド」であれば、何でも環境に優しいという誤解…
     小池百合子…は環境大臣時代に「ハイブリッド戦闘機」と発言して
     顰蹙…単純でお粗末な発想が根底に…》

   『●『本田靖春/「戦後」を追い続けたジャーナリスト』読了
    「随所に黒田清さん…。筑紫哲也さん…。「黒田さんは2000年、
     本田さんは2004年に、そして筑紫哲也さんは2008年に、
     まるで五輪開催の年に合わせたように他界されてしまった」…。
     鎌田慧さん…。本多勝一さん…」
    「わけ知りふうにいうと、社会に各種のウソはつきものである。
     しかし、現実の泥沼にまでつかっても、が水面に出ているかぎり、
     たまにはホントもいえる。だが、までつかると、物をいえない。
     までつかると、何もきこえなくなる。までつかると、
     すべて真っ暗闇である」
    「斎藤貴男さんの、少し悲壮感漂うエッセイ「囚われだらけの時代に」…
     「…文春にはっきりと距離を置かれ始めた。靖国問題や中国脅威論で
     勢いづいていた時期の『諸君!』には、ネット右翼もかくやの罵言雑言を
     浴びせかけられた。組織も時代も恐ろしいものだと、つくづく思い知った」。
     「二〇一〇年五月下旬現在、日本のジャーナリズムはほとんど荒野と化した
     辛うじて生き長らえている雑誌も新聞も、反骨精神とは対極の世界を
     志向している」」

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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/319784

佐高信 評論家
1945年山形県酒田市生まれ。「官房長官 菅義偉の陰謀」、「池田大作と宮本顕治 『創共協定』誕生の舞台裏」など著書多数。有料メルマガ「佐高信の筆刀両断」を配信中。

佐高信「追悼譜」
本田宗一郎の声は豊田章一郎には届かなかったのだろう
公開日:2023/03/13 06:00 更新日:2023/03/13 06:00


■豊田章一郎(2023年2月14日没 享年97)

     (豊田章一郎氏(2023年2月14日没 享年97歳)
      /(C)日刊ゲンダイ)

 いま、私の評伝選を出してくれている旬報社から、およそ20年前に『本田靖春集』全5巻が出た。私よりひとまわり上の本田は、私が敬愛するジャーナリストである。この全集の推薦者が五木寛之、澤地久枝、そして筑紫哲也。その本田の『複眼で見よ』(河出書房新社)にこんな一節がある。「本田宗一郎のこと」と題して、靖春は損失補てん問題で日本の資本主義は腐臭を放っているとし、トヨ夕や松下電器産業(現パナソニック)と対照的に財テクに見向きもしなかった宗一郎を偲んで、「経済評論家の佐高信氏」の次の指摘を引く。

「大体、トヨタにしても松下にしても、いまだに豊田家、松下家の人間が会長、社長等主要ポストにすわっている。企業を”家業”と考えているわけだが(略)、損失補てんも、日本企業のこうした封建的土壌の上に咲いた徒花なのである」

 宗一郎は実弟も早く本田技研を辞めさせ、子息は最初から入社させなかった。引退したのも67歳と早い。

 こうした説明を入れながら、「ふたたび佐高信氏の文からの引用になって恐縮だが、どうかお許しをいただきたい」として拙文を引いている。

「また、豊田家の企業のトヨタが、その本拠の挙母市の名を豊田市に変えたのに、本田は鈴鹿サーキットで知られる鈴鹿市が本田市に変えてはどうかと言ってきたのに、それを断っている。(略)問題の補てんリストに本田技研の名がないのは偶然ではない」

 『週刊現代』の1991年8月17日号の私のコラムからの引用だが、私はとても嬉しかった。しかし、その恐縮ぶりにはこちらが恐縮するしかない。

 豊田章一郎が経団連の会長をやったのは、日本の企業の負の側面の代表として、皮肉な意味で妥当なのだろう。豊田家の分家の英二から本家の章一郎への社長交代は”大政奉還”などと言われたが、豊田家の人間でなければ社長になりえたかどうか、私は疑問がある。

 その息子の章男に至っては論外である。私は章一郎の死を悼む人に梶山三郎の小説『トヨトミの野望』『トヨトミの逆襲』(いずれも小学館)を読むことをすすめたい。

 本田靖春によれば、死期の迫った本田宗一郎はこのように言い遺したという。

自動車をつくっている者が大げさな葬式を出して、交通渋滞を起こすような愚は避けたい。もうすぐお迎えがくるが、何もやるな

 かなり前から、宗一郎は自宅への年始のあいさつを断っていた。その理由を彼は靖春にこう語った。

自動車屋が駐車の列でご近所に迷惑をかけてはいけない

 道路を倉庫がわりに使う方式といわれたトヨタかんばん方式をやめることなど考えもしなかっただろう章一郎にこの発言は届くことはなかった。(文中敬称略)
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●《柔らかな響きと独特の語感が特徴のアイヌ語は、消滅の危機にあるとされています》…萱野茂さんは「言葉は民族の証」と訴えてきた

2022年06月10日 00時00分41秒 | Weblog

サケ漁をするアイヌ民族の畠山敏さん… (東京新聞2019年9月2日)(https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201909/images/PK2019090202100232_size0.jpg)↑】


(20220515[])
NTVのTVドキュメント【アイヌ アナクネ ピリカ/アイヌ語を未来へ/NNNドキュメント‛22】(https://www.ntv.co.jp/document/backnumber/articles/1894870v9g2ue67x0ctc.html)。

 《アイヌの言葉、「アイヌ語」を聞いたことはありますか? 柔らかな響きと独特の語感が特徴のアイヌ語は、消滅の危機にあるとされています。日本の先住民族、アイヌの血を引く大学生の関根摩耶さん。口伝えで残されてきたアイヌ語を守ろうとSNSで発信しています。その摩耶さんの恩師がアイヌ民族初の国会議員になった萱野茂さん。「言葉は民族の証」と訴えてきた萱野さんの思いを胸に、彼女が選んだ進路とは…。》

 萱野茂さん《言葉は民族の証》。とても印象深いドキュメンタリーだった。沙流川二風谷
 そして、アイヌの歌歌いの豊川容子さん(https://twitter.com/WRHMURAMOTO/status/1518849409462972416)も出演。

 映像に、故・萱野茂さんが使っておられた録音機が出てくる。あれは、本多勝一さんが寄付された物だろうか?

 アイヌ語。《明治政府はアイヌを日本人に組み込む同化政策で日本語を強制し…》。
 再度、引用する。2019年9月の琉球新報のコラム【<金口木舌>「言葉が死ぬ」前にできること】…《長田弘さんの詩「言葉の死」…》《無自覚なまま、黙って死んでいく言葉を見たくはない。できることはまだある》、言葉を殺すな! 殺させるな! 

   『●「うちなーんちゅ、うしぇーてー、ないびらんどー
             (沖縄人を見くびってはいけない)」
   『●【<金口木舌>二風谷判決と沖縄】:
     「わが国の統治が及ぶ前から北海道に住み…先住民族に該当する」
    《「わが国の統治が及ぶ前から北海道に住み、独自の文化を保っており、
     先住民族に該当する」。1997年3月、札幌地裁で言い渡された判決に
     原告のアイヌ民族の人々は驚き、涙を流した ▼司法の場で初めてアイヌを
     先住民族と認めた、二風谷(にぶたに)ダム建設を巡る訴訟の判決だ…
     ▼しかし政府は沖縄の人々の権利保護を求めた国連自由権規約委員会
     勧告を無視

   『●《アイヌ民族…サケの捕獲は認められた先住権…
      儀式用のサケ十数匹を捕獲…サケ漁をするかどうかは自己決定権だ》

    《畠山敏さん(77)が、サケの捕獲は認められた先住権だとして、
     道の許可を得ずに儀式用のサケ十数匹を捕獲した。道職員が制止する
     場面もあったが、畠山さんは「サケ漁をするかどうか自己決定権だ」
     として決行した。》

   『●【<金口木舌>サケ漁は自己決定権】…《アイヌ民族は
     先住民族と認められたが、権利回復の闘いは沖縄同様、道半ば》

    《▼アイヌ民族は先住民族と認められたが、権利回復の闘いは
     沖縄同様、道半ばだ
。「アイヌモシリ(北海道)に土足で
     上がり込んできた和人には左右されない
」と訴える畠山さんの
     言葉は重くて深い》

   『●《「アイヌの伝統」…捨て身ともいえる畠山さんの行動が
      先住民族とは何かを問いかける》…そして、「言葉」を殺すな!
   『●「国が象徴空間に集約することに我慢がならない。
           先祖の遺骨をコタンに返してほしい」
   『●琉球遺骨返還請求訴訟《旧京都帝国大…の人類学者が今帰仁村の
     百按司墓から持ち出した遺骨を京大が占有》は違法…京都地裁が請求を棄却
   『●琉球遺骨返還請求訴訟《沖縄アイデンティティーのよりどころである
      遺骨を本来あるべき場所に-という原告の訴えが…入り口論》で棄却

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https://ryukyushimpo.jp/column/entry-991842.html

<金口木舌>「言葉が死ぬ」前にできること
2019年9月19日 06:00
しまくとぅば ユネスコ 金口木舌

 「言葉が死んでいた。/ひっそりと死んでいた。/気づいたときはもう死んでいた。」。長田弘さんの詩「言葉の死」の冒頭部分を読んで、びくっとした

▼「想(おも)ったことすらなかったのだ、/いったい言葉が死ぬなんて。」。そう、思いもよらなかった。言葉が生き物のように「死ぬ」という表現も衝撃的だが、「言葉が死ぬ」というのがどういう状態なのかにも思いを巡らせる

▼ユネスコが宮古語や八重山語、与那国語などを消滅の危機に瀕(ひん)する言語に指定して今年で10年。県の2018年度のしまくとぅば県民意識調査では、共通語と同じくらいかそれ以上使う県民は24・8%。2年前よりも3ポイント減り、減少傾向が続く

▼同じ消滅危機言語のアイヌ語を広める大学生の関根摩耶さんは、動画投稿サイト「ユーチューブ」を活用して発信している。もともとアイヌ語にはない若者言葉も造語して、楽しくアイヌ文化を実践している

言語には、それを使う人々の暮らしが反映される。暮らしから生まれてきた、その言語にしかない単語や表現もある。アイヌ語にはクマを表す言葉が83あるという「言葉の死」は、それらの概念をも消し去る

▼長田さんの詩はこう締めくくる。「誰が言葉を殺したか?/『私だ』と名乗る誰もいなかった。」。無自覚なまま、黙って死んでいく言葉を見たくはない。できることはまだある。
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https://www.ntv.co.jp/document/backnumber/articles/1894870v9g2ue67x0ctc.html

2022年3月27日(日) 25:25
アイヌ アナクネ ピリカ
アイヌ語を未来へ


アイヌの言葉、「アイヌ語」を聞いたことはありますか? 柔らかな響きと独特の語感が特徴のアイヌ語は、消滅の危機にあるとされています。日本の先住民族、アイヌの血を引く大学生の関根摩耶さん。口伝えで残されてきたアイヌ語を守ろうとSNSで発信しています。その摩耶さんの恩師がアイヌ民族初の国会議員になった萱野茂さん。「言葉は民族の証」と訴えてきた萱野さんの思いを胸に、彼女が選んだ進路とは…。
※タイトル「アイヌ アナクネ ピリカ」の「ク」と「リ」は正しくは小さい字になります。

ナレーター/白石晴香  制作/札幌テレビ  放送枠/30分

再放送
2022年4月3日(日)5:00~/24:00~ 日テレNEWS24
2022年4月3日(日)8:00~ BS日テレ
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●《黒田さんは「差別」と「戦争」を最も憎んだ。人々の幸福実現が新聞の最大の使命なら、それを最も阻害するのが差別と戦争だからだ》

2020年07月26日 00時00分52秒 | Weblog

[※ 『国民のしつけ方』(斎藤貴男著、インターナショナル新書010)…《それは調査報道…「番犬(ウォッチ・ドッグ)」としての役割》↑]



鶴丸哲雄記者による、西日本新聞のコラム【風向計/「情」で書く新聞記事 鶴丸哲雄】(https://www.nishinippon.co.jp/item/n/628526/)。

 《筆者が憧れたのはそこではない。読者からの手紙を基につづられた「窓」というコラムである。黒田さんは「差別」と「戦争」を最も憎んだ。人々の幸福実現が新聞の最大の使命なら、それを最も阻害するのが差別と戦争だからだ。でも大上段で主張を振りかざしても共感は得づらい。そこで「『論』ではなく『情』で新聞記事が書けないか、という気持ちで『窓』という欄を作った」と記している。…あす23日が命日である》。

   『●『だまされることの責任』読了(3/3)
    「【佐高信×魚住昭著、『だまされることの責任』】
     内橋克人さん…、斎藤貴男さん…、本田靖春さんと「黒田軍団」の
     黒田清さん…、久野収さん…。解説は森達也さん。「…実際には、
     少年事件は凶悪化もしていないし増加もしていなかった。…戦争の
     大義が捏造されたものであることがわかった…侵攻を支持せよ
     と主張した多くの人たちは今も何食わぬ顔をして、テレビの
     コメンテーター席に座っている。…NHKのETV番組改変問題
     圧力をかけた…すなわち現状は公正ではないとのバイアスをかけた」」

   『●『本田靖春/「戦後」を追い続けたジャーナリスト』読了
    「随所に黒田清さん…。筑紫哲也さん…。「黒田さんは2000年、
     本田さんは2004年に、そして筑紫哲也さんは2008年に、
     まるで五輪開催の年に合わせたように他界されてしまった」…。
     鎌田慧さん…。本多勝一さん…」
    「斎藤貴男さんの、少し悲壮感漂うエッセイ「囚われだらけの時代に」…
     「…文春にはっきりと距離を置かれ始めた。靖国問題や中国脅威論で
     勢いづいていた時期の『諸君!』には、ネット右翼もかくやの罵言雑言を
     浴びせかけられた。組織も時代も恐ろしいものだと、つくづく思い知った」。
     「二〇一〇年五月下旬現在、日本のジャーナリズムはほとんど荒野と化した
     辛うじて生き長らえている雑誌も新聞も、反骨精神とは対極の世界
     志向している」」

 《「東京」や「政治部」が幅を利かす全国紙》に負けない、《「現場主義」と「読者目線」を貫いた、昭和のモーレツ新聞人》は、最早、居ないのか…。《人々の幸福実現が新聞の最大の使命》でもなくなってしまったのか…。COVID19人災に至るまでの終始、アベ様の独裁・悪政な8年…凋落したマスメディアやジャーナリズムの《荒野》が果たした役割、犯した罪は如何ほどだろうか…。

   『●斎藤貴男さん、大新聞社は「自分たちだけは例外。
        権力にオネダリして、そうしていただいたのである」
   『●斎藤貴男さん《私は新聞を愛している。
     だから言わずにはいられない。誇張でも何でもなく、正念場…》
    《権力にオネダリして消費税の軽減税率をゲットした経緯もあり、
     読者の信頼は地に落ちた…ただ今のまま、ヒトラーのベルリン五輪もどき
     の東京五輪でプロパガンダ役を担い、アベ政権が夢見る
     “米国とともにある戦争大国向けた国威発揚の片棒を担ぎ続ける
     
のであれば、もはや新聞には存在意義など皆無だと覚悟しておいてほしい

   『●軽減税率というお零れと「ジャーナリズムの義務」:
          「権力の犯罪を暴くためなら、権力に対しては…」

   『●《権力にとって、これほど便利で御しやすい低能メディアも、
       国民も珍しい…一刻も早く立て直さなければ、本当に危険》
   『●『国民のしつけ方』(斎藤貴男著)読了…
     《それは調査報道…「番犬(ウォッチ・ドッグ)」としての役割》
   『●《テレビマンも新聞記者も…あなた方が近年、国民を政権の
        意向通りに操ることしかしていないことの罪深さを…》
   『●柴田鉄治さん「キナ臭さが一段と増した年」、
      マスコミから失われる「ジャーナリズムの義務」…な1年
   『●阿部岳さん《菅氏の会見でも食い下がる記者…。問い続けることが、
        あらがうこと。…対話という血管が詰まれば、民主主義が死ぬ》
   『●小池百合子「ト」知事が《圧勝の裏で露骨にメディア選別、批判的な
       記者は“排除”》…居ても〝居ないことにされてしまった記者〟ら

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https://www.nishinippon.co.jp/item/n/628526/

風向計
「情」で書く新聞記事 鶴丸哲雄
2020/7/22 11:07
西日本新聞 オピニオン面 鶴丸哲雄

 本紙で連載した志布志事件の被害者川畑幸夫(さちお)さんの聞き書き「一歩も退(ひ)かんど」が福岡市の「集広舎」より8月、出版されることになった。寄稿文を誰に頼むか。川畑さんは「ぜひジャーナリストの大谷昭宏さんに」と希望した。

 で、大谷さんの事務所に電話すると、女性の優しい声で「大谷の秘書のクロダと申します」。こちらの一方的な依頼を懇切丁寧に聞いてくださった。電話を切る間際、思い切って尋ねてみた。

 「ひょっとして、黒田清さんのご縁戚の方ですか」

 「はい。黒田清の息子の妻でした。由美子と申します」

 やっぱり。大谷さんは読売新聞大阪社会部の記者時代、部長だった黒田さんの一番弟子であった。筆者も記者志望の学生時代、黒田さんの記事にどれほど憧れたか熱く語ると、由美子さんが漏らした。

 「黒田が69歳で亡くなって今年でもう20年です。黒田の仕事が人々の記憶から薄れていく中そう言ってくださり本当にうれしいです

 確かに今の二、三十代の記者に「泣く子も黙る黒田軍団」と言っても「刑事ドラマの話ですか」と返されそうだ。

 黒田清さんについて記したい。ざっくり言えば現場主義」と「読者目線」を貫いた、昭和のモーレツ新聞人だった。「東京」や「政治部」が幅を利かす全国紙という組織の中で、「地方」の大阪で社会部を率いた。旺盛な特ダネ掲載に加え、取材記者が主役のごとく登場する斬新なドキュメント報道でいつしか「軍団」と呼ばれた。

 筆者が憧れたのはそこではない。読者からの手紙を基につづられた「窓」というコラムである。黒田さんは「差別」と「戦争」を最も憎んだ人々の幸福実現が新聞の最大の使命なら、それを最も阻害するのが差別戦争だからだ。でも大上段で主張を振りかざしても共感は得づらい。そこで「『論』ではなく『情』で新聞記事が書けないか、という気持ちで『窓』という欄を作った」と記している。

 さまざまな人が手紙を寄せた。地区の出自を恋人に告げられず苦しむ女性。地区に住む男の子の誕生会には約束した友人が誰も来てくれず、母は「一緒に楽しみにお子様ランチの旗を作ったのに」と嘆いた。そんな手紙の紹介に続けて黒田さんは「強くなってください」「負けるなよ」と、励ましを記した。

 黒田さんが涙をにじませ歯がみしつつ、語り掛ける筆致で書いた「情」の記事。たくさん文庫本になっているのでぜひ若い人に読んでほしい。

 あす23日が命日である。 (くらし文化部編集委員)
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●室井佑月さん×金平茂紀さん対談: 《安倍政権の言論弾圧体質によって、どんどん悪化している報道の萎縮》②

2019年05月16日 00時00分05秒 | Weblog

[『権力と新聞の大問題』(望月衣塑子×マーティン・ファクラー著)…《政権をチェックしようという意識が…》↑]



リテラのシリーズ対談【室井佑月連載対談「アベを倒したい!」第13回ゲスト 金平茂紀(前編)/金平茂紀と室井佑月、萎縮するテレビで孤軍奮闘を続ける二人が語る実態! メディアはなぜ安倍政権に飼いならされたのか】(https://lite-ra.com/2019/04/post-4677.html)と、
室井佑月連載対談「アベを倒したい!」第13回ゲスト 金平茂紀(後編)/『報道特集』金平茂紀と室井佑月が激論! なぜメディアは沖縄を無視し、韓国ヘイトに覆われてしまったのか】(https://lite-ra.com/2019/04/post-4679.html)。

   『●《事実誤認》というフェイクで記者を会見から締め出す前に… 
                 アベ様や最低の官房長官こそ《事実誤認》?
   『●事実誤認の常習犯…《聞きたくない質問、
      都合の悪い質問を遮るような、その先に国民がいることを無視…》

   『●《事実誤認》はどちらか? 《権力を監視し、
       政府が隠そうとする事実を明らかにするのは報道機関の使命
   『●《「この会見は一体何のための場だと思っているのか」と質問 
                  菅氏は「あなたに答える必要はない」》!!
   『●記者イジメ…最低の官房長官が《民主主義を守るために努力》
                 《国民へ情報を知らせる義務》を果たしてる?
   『●小林節氏…《職業としての権力監視機関として、
       報道が発達し、憲法の重要な柱のひとつとして確立され》た
   『●三宅勝久さん《報道・言論の自由を標榜しながら
      じつのところ会見参加者を選別している…巧みな情報操作》
   『●最低の《官房長官が「これでいい」と決めれば、
      官僚も秘書官も誰も止められない。それは非常に危険》
   『●映画『記者たち 衝撃と畏怖の真実』《その中で…
      ナイト・リッダー社の記者たちは政権のウソを報じ続ける》
   『●《新聞を含むマスコミは…「客観中立で、常に事実と正論を語る」
                     という自画像を描き、自ら縛られてきた》
   『●竹信三恵子さん《声をあげない限りどんどんやられていく。
                 …ニーメラーの警告を無視してはいけない》
   『●『権力と新聞の大問題』(望月衣塑子×マーティン・ファクラー著)読了
                         …《政権をチェックしようという意識が…》
    「「新聞は安倍政権に屈したのか?」…。《望月 …一部のメディアは
     政権をチェックするという役回りより、政権とともに力を肥大化させて
     いること。…新聞を含む大手マスメディアは、政権をチェックしようという
     意識が弱体化しているばかりでなく、その中から、むしろ政権に
     寄り添うような報道を続けるメディアや記者も出てきました。インターネットや
     SNS…新聞の報道を疑問視するようになり、新聞の社会的信頼性が
     従来より低下していると感じます》。広報機関に堕していてはダメ。
     「番犬ジャーナリズム」「調査報道」を求む」

   『●『新聞記者』(望月衣塑子著)読了…《ひとつずつ真実を
              認めさせて、さらに裏を取っていくこと―――》
   『●アベ様の政で唯一〝上手く行っている〟メディアコントロール
              …「一人でも権力に立ち向かう」とはいうものの…


【『●室井佑月さん×金平茂紀さん対談: 《安倍政権の言論弾圧体質によって、どんどん悪化している報道の萎縮》①』へ】

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https://lite-ra.com/2019/04/post-4679.html

室井佑月連載対談「アベを倒したい!」第13回ゲスト 金平茂紀(後編)
『報道特集』金平茂紀と室井佑月が激論! なぜメディアは沖縄を無視し、韓国ヘイトに覆われてしまったのか
2019.04.26 11:16

報道特集』(TBS)キャスターの金平茂紀氏をゲストに迎えた室井佑月の連載対談。前編では、安倍政権下で萎縮するジャーナリズムや御用メディア化、テレビの現場で何が起きているかを語ってもらったが、後編ではさらに、無視される沖縄基地問題と嫌韓報道の増殖、リベラルの退潮と排外主義の蔓延がなぜ起きたのか、にも踏み込む。ヒートアップするふたりの対論をぜひ最後まで読んでほしい。

(編集部)

********************

室井 メディアの御用化について話してきたんだけど、私が怖いのは、直接的な圧力とか忖度で黙らされてるうちに、みんなの価値観じたいが変わりつつあるということなんです。昔は社内的にマイノリティでも、カッコいいジジイがいて、頑張っていた。本多勝一とか筑紫哲也とか、リベラル左寄りのカッコいいジャーナリスト、メディア関係者が多かったと思うけど、いまは逆。ヘイト発言をするネトウヨみたいな人や、「高齢者の終末医療費を打ち切れ」なんて新自由主義的な主張する古市憲寿みたいな人、体制寄りの人がもてはやされて支持される百田尚樹や高須クリニッックの高須克弥院長にも熱狂的ファンが付いている。いま、なんでこっち側が「カッコいい」と思ってもらえないんだろう。カッコよければ流れも変わると思うのに。

金平 “カッコいい”。それは大事なキーワードで、今後考えなければならないテーマだね。たとえば沖縄のキャンプシュワブの前で座り込んでいる人たちのスタイルは、確かにカッコよくはない。沖縄平和運動センター議長の山城博治さんとかが「すっわりっこめ〜♪ここへ〜♪」と歌うように促して。これって1950年代の三井三池闘争のときの労働運動歌なんです。それじゃあ若い人はついてこない。安保法制のときのSEALDsの成功を見て、ラップなど新しい試みが必要だね。ところが、いまの若者のなかには、「人と違ったりすることが嫌」という意識も大きい。自分の意見を自分だけで言うのがストレスだと。でも、戦前には自分の主張を貫いた若者もいた。先日『金子文子と朴烈』という韓国映画を観たんです。金子文子は大正天皇の暗殺を計画していたとされ、大逆罪で逮捕有罪(死刑判決、のちに無期に減刑)になった人物だけど、公判で天皇陛下だって人間だろう。クソも小便もするだろうと言い放ったらしい。それを演じる韓国人女優のチェ・ヒソもめちゃくちゃ魅力的で、セリフも自分たちで公判記録に基づいてつくって。“天皇陛下だって人間”のセリフも再現している。

室井 カッコいい人はいるんだもの。でも、それが広がらないしムーブメントにならない。若い人たちにもなかなか受け入れられない。そもそも弱者でもある若い人が、自分たちの首を絞めてる安倍政権を応援しているんだから。そういう人に議論を挑んだりもするけど、「自民党以外にどこがあるの?」「安倍首相以外、適任者いないですよ」なんて言われるだけ。

金平 僕も絶望的な気持ちになることもありますよ。僕からすると「格好いいな」と思う若い人はいるんです。でも、同世代にとってそういう若者は「怖くてついていけない」存在らしいしね。ラディカルだったり、自分で考え主張することを嫌う。お利口で聞き分けがいい。しかも30代、40代のメディア企業でいうと編集長とかデスク、キャップクラスがものすごい勢いで保守化している。韓国の金浦空港で厚生労働省の幹部が酔ってヘイト発言して逮捕されたけど、メディア関係者だって「いまの韓国政権なんか大嫌いだからあんなの叩きゃいいんだよ」って平気で口にする人もいるんだから。


■ポータルサイトに氾濫する産経の記事、無視される沖縄の米軍基地問題

室井 そうした保守化というより国粋主義・排外主義化ってどうしてなの? わたしには本当に理解できない。

金平 はっきり言うとお勉強していないんです。たとえばここ数年、ベネズエラでは深刻な経済危機で略奪が頻発し、強権的な政権の下、危機的状況が続いている。でも、ベネズエラのことを語るとき、南米の国々が、これまでアメリカにどんなことをされてきたかを知らないと、まともな報道はできないはずです。しかしそうした歴史に興味を示さないし、勉強しない

室井 勉強じゃなくても、映画とか小説からとかでもいいのにね。わたしはそうして勉強した。

金平 みんなスマホしか見てないからね(笑)。これってすごい大事なことで、つまり、知識を得るときに、最初の入り口がスマホだと、ここで目にするのはポータルサイト。そしてそこにはライツフリーの産経の記事が氾濫している。僕のようにアナログ世代は、新聞を読み比べることでリテラシーを取得してきたけど、それがない。しかもネットニュースの字数は少ないから、ロジカルに物事を考える機会も少なくなる。しかもコミュニケーションの基本が変わってきているから、考え方も大きく変わる。僕らの仕事も、スマホとPCがないとなりたたなくなっている。

室井 価値観も大きく違っちゃってるしね。でも、ある意味、楽。若い編集者は飲み会もしないし誘ってもこない。原稿をメールで送って終わりだから(笑)。

金平 でも、そうした変化には弊害も感じますよ。ポリティカル・コレクトネス(PC)ってあるじゃない。PCがあらゆるところに行き渡った社会ってどういう社会になるかって話をある哲学者が書いていたけど。ベトナム戦争の時代にアメリカ軍が空爆してナパーム弾で村が焼かれて、裸の女の子が逃げてくるピューリッツァー賞を取った写真があった。戦争の悲惨さを伝える写真の一枚でベトナム戦争終結にも寄与したはずだけど、いまあれはダメなんだって。女の子が真っ裸で局部も写っているから、PC的に言うとNG、ダメだと。その話を聞いてびっくりして。それがまかり通ってる

室井 すごい時代になった。文脈とか一切無視なんだね。効率主義がここまできたのか。

金平 だから右の政治家たちが「文学部とか廃止しよう」なんて言い出す。そしてポスト・ヒューマニティ、つまりAI・人新世・加速主義といった社会の諸問題が絡み合うという新潮流のことだけで。でも、効率主義で言うと、これは実は沖縄問題にも通じると思っています。沖縄の基地や経済について東京のメディアは「面倒臭い、関わりたくない、数字取れない」と。沖縄のことは自分たちに関係ないというスタンスがまかり通る。彼らにとって沖縄のことは実感がない=バーチャルなんでしょうね。それがいまの沖縄と本土、そして政府との関係を二重写しにしている。だから沖縄タイムスや琉球新聞が報道しようが、東京のメディア関係者には関心さえない。これはひどいよね

室井 基地だって、アメリカのまともな学者や軍人は「いらない」って言ってるんでしょ。しかも沖縄では1995年に小学生の少女がアメリカ兵3人に暴行されたというひどい事件があったじゃないですか。それで沖縄だけじゃなく日本全体が反基地・反米感情で盛り上がって。でも、いまは沖縄問題を取り上げない。テレビ関係者は「視聴率が取れない」って言うけど、それは言い訳で嘘だと思う。東京オリンピックだってこれからますます盛り上げる気満々でしょ? テレビで取り上げた商品も爆発的に売れるでしょ? そう考えると、能力はあるくせに、基地問題をやろうとしない。安倍政権になって沖縄と政府の関係が悪くなって。だから忖度している部分もあるんじゃないかと勘ぐってます。


■局内にアンチ筑紫哲也の人たちがたくさんいることに気づかなかった

金平 残念ながら、いま僕が担当している番組だって、「沖縄の基地問題をやろう」って言ってもあまり反応はないと思います。生活密着型と称して、身近な、小さなストーリーを取り上げるのは一定の意味はあるでしょう。けれども一方で、社会的なこと、政治的なこと、世界のホットスポットで起きている論争や対立を取り上げることは、どこかで面倒臭いという意識が強いのではないかと思う。

室井 でも、韓国軍のレーダー照射問題とかは喜んで延々と放送して。みんな拳をあげて「けしからん。韓国許せない」って。政治評論家もコメンテーターも煽ったほうが儲かるからか、煽る煽る。しかもネトウヨ評論家になったほうが、講演の仕事も来るし。わたしは安倍政権前は講演がたくさんあったのに、いまはほとんどこない! 原発事故もそう。放射能はきちんと測るべきと言ったらバッシングされ、メディア関係者も「そういうことを言うのはいじめだ。福島の物を食べて応援しよう」って。食べてもいいけど、まず測れって言っただけなのに。本当に変な世界にいると思っちゃった。

金平 すぐに風評被害を持ち出すのがメディア。子どもの甲状腺がんにしても、すごい数になったら「検査をしちゃいけない」って。室井さんの言うように本当に変な世界に迷い込んだようだ。昨年、文科省の放射線副読本が改定され、そこから「汚染という文字が全部消えた。その代わりに強調されるようになったのが、「復興」と「いじめ」という言葉なんですから。

室井 でも、こうして金平さんと話していると、考え方は似てるけど、ひとつ違うのは年代です。金平さんの時代は筑紫さんとかカッコいいジャーナリストがいたけど、わたしたちの世代にはいない。上の世代から引き継げなかった。

金平 僕らの時代にしても、先行世代の背中は見てた。日本赤軍とか連続企業爆破とか、三島由紀夫とか。それらの現象は、内実が解明されないまま、いまだに突出している、宙づりになっている、と僕は思ってるんです。そして、幸いなことに筑紫哲也というオヤジがいた。一緒に何でも話し合い、好き放題できた。迂闊だったのは、それを快く思っていなかった人が局内にいっぱいいたってこと。気づかなかった(笑)。だから筑紫さんが死んだ瞬間に、「なんだこのやろう」と反発を受けた。本当に迂闊だった。いまのテレビがなぜダメになったかというと、こうした継承がうまくいかなかったというのはあると思う。

室井 それで逆に左翼オヤジでもヒドいのが広河隆一。あれは本当に許せない!

金平 実際、ひどいことをされた被害者がいっぱいいたわけで、僕も申し訳ないけど、知らなくて。昔、「DAYS JAPAN」のDAYS国際フォトジャーナリズム大賞の審査委員を3、4年やったけど、結構勉強になったんです。3日間くらい写真ばかり見るんだけど、報道写真は目に焼きついているものが多い。広河さんが編集部でそんな権勢をふるって、そんなことをやっていたなんて思いもよらなかった。

室井 御用ジャーナリスト山口敬之の事件と重なっちゃう部分もあるしね。自分の立場を利用したっていう。でも、山口事件のような、体制寄りの人が、性暴力ふるってもあちらの陣営は権力を使ってもみ消すけど、広河さんみたいな人がやると致命的になる。わたしが正直に思うのは、右のオヤジと左のオヤジがいて、両方女性差別主義者なんだけど、右のオヤジは「女は自分より下で弱いものだ」と思っているから庇ってくれることもある。でも左のオヤジはそれさえなくて、ただ差別してくる(笑)。「どうせバカなんだから」って。女性差別オヤジで言うと、右も左もひどい。ちなみに左のオヤジは食事しても割り勘にしようとする。でも右のオヤジは「俺が払うよ」って金は払う。

金平 わかりやすすぎる。ただそれでその人の、写真家としての業績も同じように終わっちゃう、全否定されるというのは……難しい問題も残りますね。

室井 ピエール瀧が逮捕されたときに作品をお蔵入りにしたのとも似ている話で、ピエールには被害者がいないけど、広河問題は被害者がいる。単なる愛人問題とかじゃなく、性暴力の問題だから。


■エコー・チェンバー・エフェクトをどう乗り越えるか

室井 それにしても金平さんと話していると、メディア状況は最悪だし、その背後の安倍政権を言葉や言論によって倒せそうにないし、どうしたらいいんですか!

金平 並大抵じゃないんですよ。今回の対談もそうだけど、結局、室井さんと僕の考え、ベースは同じでしょ。それは市民運動をやってる人たちや、“良心的”ジャーナリストなどもそう。“内輪”だけで話をしても、「そうだよね」「そうだよね」となる。それは密室のエコー・チェンバー・エフェクト、こだまになっちゃう。これではやはり、政権は倒れないし、カッコ悪いと思っていて。そこから一歩進んで、安倍政権を支持している人々とも対話する。マイケル・ムーア監督の映画『華氏119』なんかいい例だと思うけど、ムーアはドナルド・トランプの熱狂的支持者と話をすることで、トランプ大統領を誕生させたアメリカ社会に切り込んだ。そして全員が「トランプ! アメリカファースト!」と叫んでいるなかで、講演をする。すごかったのが「お前たちの言っていることはわかるし、だけどお前たちも俺もアメリカ人で、こういう方向を目指してたじゃないか」って言うと、みんなトランプ支持者だった奴らが泣き出して。最後は「マイケル・ムーアが選挙出ろ!」みたいなことになる。日本でもこれは可能なんじゃないか。もちろんネトウヨや在特会なんかはしんどいかもしれないけど、安倍政権を支持している普通の人とは会話ができると思っている。「他に誰がいるの?」くらいに思っている人たちって、結構いっぱいいるはずだからね。

室井 確かに、一方的なテレビの報道で、ここ数年で考える正義の方向性がちょっと歪んでしまった人、いびつになっちゃった人って多いかもね。でも、そういう人たちに対して、上から目線で距離を置いたり、自分が無関係なスタンスを大人だと考えている人はずるいよね。

金平 安倍首相の自民党総裁4選も大っぴらに語られているし、元号が変わって大騒ぎしてるけど、このままでは何も変わらない。変わったのはむしろ若い人たちの考え方、思考様式だと思う。望月衣塑子記者の件でも思ったけど、たとえばスマホの普及で、スマホ的価値、つまり記者会見で「なに面倒臭いこと言ってるんだよ」「もっと簡略にお願いします」「質問は10秒以内」などと邪魔する人間は、すでにそうした価値観に毒されている。ロジカルに長々と質問することだって記者にとっては大切なはずだし、面倒臭いことは大切なんことだと思う。面倒臭い奴は必要だとさえ思う。

室井 わたし、生まれたときからずっと面倒臭い人間だから。あっ、金平さんも同じだね。

(構成・編集部)  前編はこちら


金平茂紀
1953年生まれ。1977年にTBS入社後、モスクワ支局長、ワシントン支局長、報道局長、アメリカ総局長などを歴任。2016 年執行役員退任後も現在まで『報道特集』のキャスターをつとめる。

室井佑月 作家、1970年生まれ。レースクイーン、銀座クラブホステスなどを経て1997年作家デビューし、その後テレビコメンテーターとしても活躍。現在『ひるおび!』『中居正広の金曜日のスマたちへ』(TBS)、『大竹まこと ゴールデンラジオ』(文化放送 金曜日)などに出演中。
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●「紛争地での取材やメディア、ジャーナリズムの原則論」…「政府高官が建前でも原則論を口にできぬ国」

2018年11月07日 00時00分27秒 | Weblog

[※ 青木理さん(『サンデーモーニング2018年10月28日)↑]



久田将義責任編集TABLO』(http://tablo.jp/)の青木理さんの記事【安田純平さん帰国について想うこと 「アメリカ政府がジャーナリズム原則論をコメントした意義」|青木理】(http://tablo.jp/serialization/aoki/news004062.html)。

 《安田純平さんが解放され、無事帰国した。なによりもそれを喜びたい。一部ではいまだに「自己責任論」などを振りかざし、安田さんに罵声を浴びせる連中もいるらしいが、世界でも珍しいほど馬鹿げた議論これ以上、私はつきあいたくもない》。

 まず、『BLOGOS』(https://blogos.com/)の4つの記事へのリンクを以下に:

   【【会見全文・前編】「あきらめたら試合終了」
         安田純平さんが明かす40ヶ月のシリア拘束
    (https://blogos.com/article/336156/

   【【会見全文・後編】「あきらめたら試合終了」
         安田純平さんが明かす40ヶ月のシリア拘束
    (https://blogos.com/article/336157/

   【安田純平さんが帰国後初会見
         「何が起こったのか可能な限り説明することが私の責任」
    (https://blogos.com/article/335972/

   【安田純平さん「自己責任といった批判があるのは当然のこと」
    (https://blogos.com/article/336046/


 《紛争地での取材やメディア、ジャーナリズムの原則論》、それを《政府高官が建前でも原則論を口にできぬ国》ニッポン。〝御上〟に逆らった者には、《「自己責任論」などを振りかざし…罵声を浴びせる連中…世界でも珍しいほど馬鹿げた議論》が沸き起こる国ニッポン。

   『●綿井健陽さんと鎌田慧さん
    「鎌田さんは……「もしも原発で事故が発生したときどうなるか
     と突然のように思いたった。いったん立ち入り禁止区域に
     指定されたなら、なかの様子はもう報道できなくなる
     それが『禁止区域』にはいろうと思った動機のひとつである。
     報道規制そのまま従っていてはなにも明らかにならない
     という想いがあった」……章の題は「大本営発表、バンザーイ」だ。
     「挙げ句の果てにわたしは、立ち入り禁止区域の『無許可報道
     とのことで、長崎県警から書類送検されるトバッチリを受けた。
     いまや勝手に取材するとお縄を頂戴する時代である(後略)」
     ……「様々なメディアが多種多様な報道を自由にできること
     は社会の根幹

   『●綿井健陽さん「「様々なメディアが
         多種多様な報道を自由にできること」は社会の根幹」
    「東京新聞の社説【旅券返納 渡航の自由どう考える】…。」
    「今回のパスポート没収問題について、最初に思ったのは
     「元朝日新聞記者の本多勝一さんのルポ『戦場の村
     (朝日文庫)」のこと。で、次に思い出したのは鎌田慧さんの
     雲仙普賢岳噴火の際の取材のこと。政府が規制すればそれで
     御仕舞い?、で良い訳は無く、
     「アベ様のNHK」的に「政府が白というものを黒とは言えない」で良い?
     とは思えません。「いまや勝手に取材するとお縄を頂戴する時代」。
     綿井健陽さん「「様々なメディアが多種多様な報道を自由にできること
     は社会の根幹」」

 メディアやジャーナリストは「沈黙」「目と耳をふさぐ」でいいのでしょうか? 市民は知らなくていいのでしょうか? 〝御上〟の言うとおりにしていれば大丈夫なの?




   『●『ルポ戦場出稼ぎ労働者』読了
    「帯より、「世界中から集められる、貧しい派遣労働者たち! 
     自ら出稼ぎ労働者となり、単独潜入取材した記録!
     民営化の果て、その現場とは?」
       ファルージャ 日本人人質拘束事件

   『●「18歳選挙権」にさえ無関心?: 
       血税と赤紙と、そして、(経済的)徴兵制への第一歩か?
   『●安田純平さんの安否が大変に心配: 
     官邸は一体何をしているのか? 後藤健二さんの対応と同じ過ち・・・
   『●[声明が撤回されました]「国境なき記者団」が
       安田純平さんについての記事・声明を公開……
   『●安田純平さんの無事な解放を祈る… 
     「ではなぜ読者や視聴者はシリアが危険だと知っているのか」?
   『●自己責任であり、「公共の迷惑」なのか?: 
      青木理さん「「知る権利」を保障し、「公共の利益」である」
   『●異常過ぎる非情な自己責任論者達… 
      安田純平さんの「罪は、人々が『お上』と呼ぶ政府に反抗したこと」?
   『●「自己責任などと声高に言わずに出掛けていくのは、
        使命感からだ。…安田純平の解放を心から喜びたい」
   『●《「ひどい環境から解放されて良かったね」とねぎらわれ》ても、
                      帰国しても《ひどい環境》が待っている
   『●無事帰国した安田純平さんに、是非、現地の様子や
        拉致事件の全貌、生還できた教訓等々を聞いてみたい
    「『サンデーモーニング(2018年10月28日)』での青木理さんの御話。
     政府側の言い分(ケリー国務長官)ではあるが「メディアや
     ジャーナリストの危険性をゼロにすることは無理」であるが、一つ方法が
     あって、それは「沈黙」「目と耳をふさぐ」こと…でも、
     それは「降伏・放棄」である。
       「降伏・放棄」は、圧政者を利し、圧政や戦禍に苦しむ市民を
     見放すことになる。」

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http://tablo.jp/serialization/aoki/news004062.html

青木理逆張りの思想
安田純平さん帰国について想うこと 「アメリカ政府がジャーナリズム原則論をコメントした意義」|青木理
2018年11月05日 アメリカ政府 コメント ジャーナリズム原則論 安田純平 帰国 青木理

      (日本政府は身代金を払っていないという)

 安田純平さんが解放され、無事帰国した。なによりもそれを喜びたい。

 一部ではいまだに「自己責任論」などを振りかざし、安田さんに罵声を浴びせる連中もいるらしいが、世界でも珍しいほど馬鹿げた議論これ以上、私はつきあいたくもない

 ただ、紛争地での取材やメディア、ジャーナリズムの原則論については、一般の理解があまりに不十分だと思われるので、私がすでに各所で紹介した話ではあるが、本サイト編集長の久田君の許可を得て、ここでも再掲しておきたい(なお、この話は紛争地に限らず、事件・事故や被災地での取材にも同じことがいえる)。

 さて、あらためて記すまでもないことだが、紛争地でジャーナリストやメディア関係者が殺害されたり、人質になったりする事件は日本以外にも各国で起きている。米国務省によれば、たとえば米国では2014年、実に60人ものジャーナリストやメディア関係者が紛争地で死亡したという。

 そこで翌年の2015年1月20日、米国務省はメディア関係者と会合を開いた。テーマは、紛争地取材におけるジャーナリストの安全について。その会合であいさつに立った当時のケリー国務長官は次のように述べている。

   「紛争地におけるジャーナリストの危険性を完全に取り除くことはできない。
    唯一の方法は沈黙することだが、それは降伏と呼ぶべきだ。
    世界は何が起こっているかを知る必要がある
    沈黙は圧政者や暴君に力を与える。専制政治を栄させてしまう」

 その上でこうも語っている。

   「ジャーナリストは可能な限り公的機関から独立していなければいけない。
    しかし政府にもできることがある、我々はそう信じている」
    (米国務省HPより訳出)

 なんでもかんでも米国がいい、などというつもりはない。米国こそが世界最大の"紛争生産国"ではないか、という皮肉を投げかけることだってできる。

 だが、この発言は、メディアやジャーナリズムの教科書があれば、その1ページ目に記してもおかしくないほどの原則論である。たとえ建前にせよ、政府高官がこうした原則論をきちんと口にできる国と、そうでない国との違いはあまりに大きい。政府高官が建前でも原則論を口にできぬ国がどこか、これもあらためて指摘するまでもないだろう。(文◎青木理 連載『逆張りの思想』)
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●「安倍談話の前に知りたい歴史問題」 『週刊金曜日』(2015年4月10日、1035号)について

2015年04月14日 00時00分42秒 | Weblog


週刊金曜日』(2015年4月10日、1035号)について、最近のつぶやきから、AS@ActSludge。

 今週のブログ主のお薦めは、中山千夏さん【リブらんか(151) 本多勝一はやっぱ正しかったね】。

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■①『週刊金曜日』(2015年4月10日、1035号) / 「歴史歪曲主義者のナルシシズムを徹底批判/安倍談話の前に知りたい歴史問題」。【防衛研戦史専門家も呆れた『産経』「南京虐殺否定」記事】。【初公判直前 ろくでなし子が新作マンガ描きおろし】

■②『週刊金曜日』(2015年4月10日、1035号) / 横田一さん【Mプロデューサーと恵村氏、古賀市降板に新事実 報ステ、古賀vs.古館論戦の裏側】、「古館氏が楽屋での発言内容を認めた場合、官邸の圧力がテレ朝の人事に影響を与えた実態が明らかになる可能性もあるのだ」。「これは圧力です」なんて答える訳がない! 「私は辞める」なんて考える訳がない!!(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/e4a6c9e4fbcc213dfe51a21ae46de315

■③『週刊金曜日』(2015年4月10日、1035号) / 粟野仁雄さん【上西議員を党除名で乗り切る橋下市長 大阪都構想占う府・市議選】、「橋下市長は「都構想が否決されれば市長を辞める」と宣言している」。そりゃ楽しみだ、「オオカミが来たぞ~」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/d9935b2b6742c0a4d3c9876943f71f4b

■④『週刊金曜日』(2015年4月10日、1035号) / 能川元一氏【「捏造」だの「日本の名誉」だの声をあげるが 「慰安婦」報道めぐる「『朝日』集団訴訟」の勘違い】、「『朝日』に訴訟を起こす騒ぎに。だが、訴状の内容は「慰安婦」問題についての無知をさらしている・・・バッシングが目的か」。「産経のドン」故・鹿内信隆氏やナチ曽根氏も証言(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/fd17f09a886a3b53315797304b4c033e

■⑤『週刊金曜日』(2015年4月10日、1035号) / 山口智美氏【誰が海外で「日本の名誉」を損なわせているのか 外務省も巻き込んだ「慰安婦」否定派の動き】、「・・・といった疑わしい口実で「慰安婦」問題の「正しい歴史認識」の発信を強めれば強めるほど、日本の国際社会における孤立はより顕著になるのではないか」。(青木理さん曰く)「薄っぺらで反知性的なタカ派が増殖している」状況(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/e9afcbe0d6285ceb353040f880c9a5da

■⑥『週刊金曜日』(2015年4月10日、1035号) / 中山千夏さん【リブらんか(151) 本多勝一はやっぱ正しかったね】、「テレビに反体制言論の自由はない、従ってテレビに御用ジャーナリストはありえても体制と戦うジャーナリストはいない、・・・・・・。だって経済人が権力握っている局で、スポンサーは大企業ないしは大広告会社、・・・・・・到底、反体制ではいられないわな。巷の紙誌も、カネ縛りでは同様で、だから反体制に立つジャーナリストが稀有なんでしょ? つまり購読料だけで本誌を始めた本多勝一は正しかった、うん」。カラスはやっぱり「黒いhttp://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/e83b8decf1b34b3980fc42275c9cf636

■⑦『週刊金曜日』(2015年4月10日、1035号) / 矢崎泰久さん【発言2015】、「幻冬舎の見城徹のような権力のポチに爪の垢を煎じて飲ませてやりたい。 *インチキペテンの化けの皮がとうに剥がれている安倍内閣をまだ支持している人はその同類に過ぎない。・・・・・・統一地方選挙にしても、棄権率が50%を越えることが予想されている。低投票率を望んでいる政府が世界のどこにあるのか。民主主義のルールを守らず、平然と憲法違反を繰り返して安倍政権に絶望していることの表れではないのか。「我が軍」と口走った瞬間にキミは終わった」。類は「ト」を呼ぶ、朱に交われば「ア」になるhttp://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/e67cea2a8c25ed29341d225f360fcefc
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●綿井健陽さん「「様々なメディアが多種多様な報道を自由にできること」は社会の根幹」

2015年02月12日 00時00分09秒 | Weblog


東京新聞の社説【旅券返納 渡航の自由どう考える】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015021002000172.html)。

 「シリアへの渡航を計画していたフリーカメラマンの旅券返納が命じられた。目的地は過激派「イスラム国」の支配地域ではない。憲法が保障する「渡航の自由」は、十分に尊重されねばならない」。
 今回のパスポート没収問題について、最初に思ったのは「元朝日新聞記者の本多勝一さんのルポ『戦場の村』(朝日文庫)」のこと。で、次に思い出したのは鎌田慧さんの雲仙普賢岳噴火の際の取材のこと。政府が規制すればそれで御仕舞い?、で良い訳は無く、「アベ様のNHK」的に「政府が白というものを黒とは言えない」で良い?、とは思えません。「いまや勝手に取材するとお縄を頂戴する時代」。綿井健陽さん「「様々なメディアが多種多様な報道を自由にできることは社会の根幹

   『●綿井健陽さんと鎌田慧さん
    「鎌田さんは・・・・・・「もしも原発で事故が発生したときどうなるか
     と突然のように思いたった。いったん立ち入り禁止区域に
     指定されたなら、なかの様子はもう報道できなくなる
     それが『禁止区域』にはいろうと思った動機のひとつである。
     報道規制そのまま従っていてはなにも明らかにならない
     という想いがあった」・・・・・・章の題は「大本営発表、バンザーイ」だ。
     「挙げ句の果てにわたしは、立ち入り禁止区域の『無許可報道
     とのことで、長崎県警から書類送検されるトバッチリを受けた。
     いまや勝手に取材するとお縄を頂戴する時代である(後略)」
     ・・・・・・「様々なメディアが多種多様な報道を自由にできること
     は社会の根幹

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015021002000172.html

【社説】
旅券返納 渡航の自由どう考える
2015年2月10日

 シリアへの渡航を計画していたフリーカメラマンの旅券返納が命じられた。目的地は過激派「イスラム国」の支配地域ではない。憲法が保障する「渡航の自由」は、十分に尊重されねばならない。

 新潟市在住の杉本祐一さんはカメラマンとして二〇一二年と一三年にシリアに取材に入っている。今回もトルコ経由で現地に入り、一週間から十日ほど滞在し、難民キャンプなどを取材する予定だった。だが、外務省は渡航を自粛するように強く要請した。杉本さんはそれを断り、あくまで渡航の意思を変えなかったため、同省職員が七日に命令書を渡し、旅券(パスポート)返納を求めた。

 渡航阻止の法的根拠は旅券法一九条の定めだ。「旅券の名義人の生命、身体又(また)は財産の保護のために渡航を中止させる必要があると認められる場合」については、旅券の返納を命じられるのだ。もちろん、この規定による返納は初めての出来事だ。

 菅義偉官房長官は九日の記者会見で「海外渡航する日本人の安全確保は政府の重要な役割だ。ぎりぎりの慎重な検討を行い、判断した。旅券を返納させることはある意味で国の責任だ」と述べた。

 「イスラム国」の支配地域はイラクやシリアにまたがっている。また、シリア全土は外務省が指定する最も危険度が高い「退避勧告」の対象地域でもある。勧告に強制力はないため、今回の旅券返納の措置を取ったのだろう。

 確かにジャーナリストの後藤健二さんらが人質事件に巻き込まれたばかりだ。国民を守ろうとする政府の姿勢に対し、一定の国民の理解は得られるかもしれない。

 しかし、ジャーナリズムの役割は、人々の目となり耳となって、注目すべき事象を取材し、伝えることである。仮に危険と隣り合わせであっても、個人の判断やメディア側の判断でその地に足を踏み入れてきた。ベトナム戦争イラク戦争などのときもそうだ。

 そこに政府の意向が介在すれば、闊達(かったつ)たるべきジャーナリズムの精神は著しく毀損(きそん)される。杉本さんは警察官を伴った同省職員から「返納しなければ逮捕する」とも告げられたという。

 憲法二二条は「居住、移転の自由」を保障し、渡航の自由を認めている。二一条は表現の自由を定める。報道・取材の自由も担保されねばならない。それが萎縮すれば、かえって民主主義の養分が不足する。政府の言い分に安易に寄り添うわけにはいかない
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●カラスはやっぱり「黒い」: 「アベ様のNHK」的「政府が白というものを黒とは言えない」で良いのか?

2015年02月09日 00時00分21秒 | Weblog


nikkan-gendaiの記事【首相は激怒、読売&産経は批判…標的は朝日シリア取材記者】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/157001)と、
asahi.comの社説『NHK会長―向き合う先は視聴者だ』(http://www.asahi.com/paper/editorial2.html)。

   『●「ではなぜ読者や視聴者はシリアが危険だと知っているのか。
                    伝えようとした人が現場にいたからです」


 「イスタンブール支局長・春日芳晃記者の署名記事で、外務省の退避要請に従わず、シリアに突入。自らのツイッターでも、写真付きで現地の様子を報告しており、大きな反響が寄せられている」。
 元朝日新聞記者の本多勝一さんのルポ『戦場の村』(朝日文庫)を思い出しました。潜入のための十分な準備と戦場下の民衆の姿を知らせたいという気持ち。

   『●「薄っぺらで反知性的なタカ派が増殖している」
                    ・・・・・・アベ様達からして?


 一方、「薄っぺらで反知性的なタカ派が増殖している」と言う青木理さんは本件について・・・・・・「政府が『入らないでほしい』と呼びかけるのはわかりますが、取材するかは個々のメディアが判断すること。朝日新聞の記者が入ったのはイスラム国の勢力圏でもないし、文句を言われる筋合いは全くない。逆に外務省の意向に従って取材しないなら、それこそ“国営メディア”になってしまう。可能な限り安全を確保した上で、他の社も現地に入ってシリアの現状を伝えるべきです」。
 「伝えようとする人が現場にいる」ことは、やはりとても重要。とても有難いこと。

 そして、“国営メディア”こと「アベ様のNHK」について、「NHKの籾井(もみい)勝人会長が、おとといの記者会見で、公共放送のトップとして、また見過ごすことのできない発言をした。 戦後70年で「従軍慰安婦問題」を取り上げる可能性を問われ、こう答えたのだ。「正式に政府のスタンスというのがよくまだ見えない。そういう意味において、いま取り上げて我々が放送するのが妥当かどうか、慎重に考えなければいけない。夏にかけてどういう政府のきちっとした方針が分かるのか、このへんがポイントだろう」」。
 NHK籾井会長の「迷言」、「政府が右というものを左とは言えない」に続き、「正式な政府のスタンス、政府のきちっとした方針の下での報道をしましょう」とのこと。情けなき「牙無き」メディア。でも、ダンダリンさん曰く「世界中の人間が「白」だと言っても、カラスはやっぱり「黒い」です」!!(『ダンダリン 労働基準監督官第8話』14年11月20日)。 「アベ様のNHK」的な「政府が白というものを黒とは言えない」で良いとは思えません、ジャーナリストには「カラスはやっぱり「黒い」」と言ってほしい。

   『●アベ様の政権の「暴走」許す、批判精神無き、「牙」無きメディア

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http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/157001

首相は激怒、読売&産経は批判…標的は朝日シリア取材記者
2015年2月5日

     (2月1日付の朝日新聞)

 「バカなことを。何考えてんだ」――。安倍首相がまた朝日新聞に激怒したという。

 きっかけは、1日の朝刊で朝日がシリアの現地ルポを掲載したこと。

 イスタンブール支局長・春日芳晃記者の署名記事で、外務省の退避要請に従わず、シリアに突入。自らのツイッターでも、写真付きで現地の様子を報告しており、大きな反響が寄せられている。

 朝日の突入取材を知った読売新聞と産経新聞は記事を通じて、その行動を暗に批判。産経は外務省幹部の「記者も当事者意識を持ってほしい」との談話も載せていた。

 一方の朝日は4日付の社会面で、読者の「シリアなど危険地域で取材している記者は、安全をどう確認しているの?」という質問に答える形で、現地取材の正当性を解説していた。

   「政府が『入らないでほしい』と呼びかけるのはわかりますが、
    取材するかは個々のメディアが判断すること。朝日新聞の
    記者が入ったのはイスラム国の勢力圏でもないし、
    文句を言われる筋合いは全くない。逆に外務省の意向に
    従って取材しないなら、それこそ“国営メディア”になってしまう。
    可能な限り安全を確保した上で、他の社も現地に入って
    シリアの現状を伝えるべきです」(ジャーナリストの青木理氏)

 人質事件では、政府の発表をただ垂れ流すだけだった日本メディア。気骨ある朝日記者に対する安倍首相の怒りは、言いがかりでしかない。
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http://www.asahi.com/paper/editorial2.html

NHK会長―向き合う先は視聴者
2015年2月7日(土)付

 NHKの籾井(もみい)勝人会長が、おとといの記者会見で、公共放送のトップとして、また見過ごすことのできない発言をした。

 戦後70年で「従軍慰安婦問題」を取り上げる可能性を問われ、こう答えたのだ。

   「正式に政府のスタンスというのがよくまだ見えない。
    そういう意味において、いま取り上げて我々が放送するのが
    妥当かどうか、慎重に考えなければいけない。夏にかけて
    どういう政府のきちっとした方針が分かるのか、このへんがポイントだろう」

 まるで、NHKの番組の内容や、放送に関する判断を「政府の方針」が左右するかのような言い方だ。

 就任会見で「政府が右と言うことを左と言うわけにはいかない」と発言し、批判を招いて1年余。籾井会長は相変わらず、NHKとはどういうものか理解していないように見える。

 当たり前のことだが、NHKは政府の広報機関ではない。視聴者の受信料で運営する公共放送だ。

 公共放送は、政府と一定の距離を置いているからこそ、権力をチェックする報道機関としての役割を果たすことができる。番組に多様な考え方を反映させて、より良い社会を作ることに貢献できる。そして、政府見解の代弁者でないからこそ、放送局として国内外で信頼を得ることができるのだ。

 政府の立場がどうであれ、社会には多様な考え方がある。公共放送は、そうした広がりのある、大きな社会のためにある。だからみんなで受信料を負担し、支えているのだ。

 公共放送が顔を向けるべきは政府ではない。視聴者

 NHKがよって立つこの基盤が、籾井会長には、まだ分からないのだろうか。この1年の間、繰り返し指摘されてきたことだ。もはや失言や理解不足というレベルではない。

 多くのNHK職員らは、視聴者のために、より良い番組作りを目指しているはずだ。そこには様々な考え方や意見が反映されなければならない。

 政府に寄り添うような考えを公言する会長のもとで、現場が息苦しくなったり、番組内容が過度に抑制されたりしていないか、心配だ。こういう懸念が生まれること自体が、NHKの価値を大きく損なっている

 この事態を招いた籾井氏には重い責任がある。会長としての資質をめぐる疑問は深い。経営委員会は、近く一部の委員が交代する予定だ。新体制で、厳しく向き合ってもらいたい。
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●「今こそカネコノミクス/金子勝責任編集」 『週刊金曜日』(2014年12月12日、1020号)

2014年12月22日 00時00分55秒 | Weblog


週刊金曜日』(2014年12月12日、1021号)について、最近のつぶやきから、AS@ActSludge。1週間遅れ。

 今週のブログ主のお薦めは、満田夏花さん【怒りと絶望を行動に変えよう 原発ゼロ維持に向けて、メディアへ街頭へ自治体へ】と永六輔さん【無名人語録 最終回】。

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■①『週刊金曜日』(2014年12月12日、1020号) / 1週間遅れ。「今こそカネコノミクス/金子勝責任編集 ~未来は選べる!」・・・はずだったのに、大変に酷い結果に。第一、2人に1人しか選挙に行かないのですもの。「矢崎泰久さん【発言2013】・・・・・・民主主義の大敵は投票に行かないことだ」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/274ced9c5728b8e3b1042bd2f2efd9a2

■②『週刊金曜日』(2014年12月12日、1020号) / 取材班【ろくでなし子さん勾留、北原みのりさん「釈放」 「嫌がらせ」「見せしめ」逮捕か】、「・・・逮捕への抗議声明文 ・・・・・・不当な理由で国民の平穏な生活を侵害することはやめてほしい・・・・・・強硬な捜査を取りやめることを強く、強く求めます」

■③『週刊金曜日』(2014年12月12日、1020号) / 【西川伸一の政治時評/投票には必ず行って 1票を有効に使おう】、「棄権は自公体制への白紙委任を意味する。投票には必ず行こう。そして、1票を戦略的に有効に使おう」。「僕はもうあきらめた」とは言わない!(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/129b4c41abeebce673781ba4276701a9

■④『週刊金曜日』(2014年12月12日、1020号) / 横田一さん【安倍圧勝で懸念される「ブレーキ」の喪失】、「麻生太郎副総理・・「産まない方が問題」・・。・・「子どもを産まないのではなく、生めないのが実情」・・・・・・」。「考えないことの罪」を自覚できない投票者にウンザリ(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/4c80a346c00d42f083337be40f1f141d

■⑤『週刊金曜日』(2014年12月12日、1020号) / 植草一秀氏【これで「景気回復」とは笑わせるな 「アベノミクス」は明確に失敗にしている】、「弱者切り捨ての政策・・このままでは未来は暗い・・ブレーキの壊れた機関車のように暴走し・・」。「貧しい者」ではなく「アベ様の自民党」に「お零れ」が!http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/dca332eefdfd68b45282b9f1cd4177be

■⑥『週刊金曜日』(2014年12月12日、1020号) / 金子勝さん、「日本再生・・の柱 日本再生には安倍政権が行っている東京電力救済と原発再稼働、労働破壊と・・企業化、高齢者福祉の切り捨てなどの政策をそれぞれ覆してしていくことが必要だ・・大胆なビジョンが求められている」

■⑦『週刊金曜日』(2014年12月12日、1020号) / 伊東俊彦氏【格差社会の病理と倫理 すべての人の健康を蝕む過剰ストレス】、「格差は他者への信頼感の基盤を掘り崩す・・過剰死亡2.3万人・・「仕方のない死」なのか・・剥き出しの敵意と不信へ」。アベ様のやっていることは格差社会の拡大(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/43faac32d2da8cd0dbc1a429f3c52f17

■⑧『週刊金曜日』(2014年12月12日、1020号) / 満田夏花さん【怒りと絶望を行動に変えよう 原発ゼロ維持に向けて、メディアへ街頭へ自治体へ】、「民意なき「地元同意」・・選挙以外にも、私たち市民にできることは意外と多い」。「原発事故調書 原因不明、責任不在」・・・・・・3.11以前に逆戻りさせてはいけない(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/437d41ad3bcdeef8c3d9569fd54d21af

■⑨『週刊金曜日』(2014年12月12日、1020号) / 【園子温×ろくでなし子/「人間は表現するために生きている」】、「逮捕前、「映画界で闘う園監督と対談したい」という彼女の願いが叶ったのが本対談。二人が考える表現とは――」「世の中の「価値」って適当」

■⑩『週刊金曜日』(2014年12月12日、1020号) / 浅野健一さん【威圧報じないTV各局と『読売』 自民党「脅迫文書」】、「権力者が口頭など証拠の残らない形でメディアに注文を付けることはあったが、字にまでして脅したのは初めてだ」。アベ様は「報道がそれで抑圧される、そんな例があったら私は辞める」と明言http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/beaa36f5f1209df87ddcae28a2171984

■⑪『週刊金曜日』(2014年12月12日、1020号) / 田島泰彦さん【脅かされる市民と報道の自由! 特定秘密保護法施行】、「抑圧例を待つまでもなく、法律の枠組み自体が報道の自由に抑圧的なので、安倍首相は直ちに辞任すべきだ」。アベ様は明言したはず(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/beaa36f5f1209df87ddcae28a2171984

■⑪『週刊金曜日』(2014年12月12日、1020号) / 渡辺久志氏さん【藤岡信勝氏×本多勝一氏の公開誌上討論を読んで 南京虐殺の犠牲者をめぐる「ゼロ」と「30万」の信念】、「・・討論は議論が平行線で終わった。討論から浮かび上がった論点を分析する」

■⑫『週刊金曜日』(2014年12月12日、1020号) / 永六輔さん【無名人語録 最終回】、「旅暮らしの途中で聞いた言葉のメモが「無名人語録」であった。その旅暮らしが出来なくなって車椅子で一年半。旅の途中のつぶやきが聞けなくなり、この連載が無理になった。・・・」

■⑬『週刊金曜日』(2014年12月12日、1020号) / 永六輔さん【無名人語録 最終回】、「・・・ラジオのスタジオに寄せられるお便りに支えられてやっと一年半。今回で、お休みということでーーー。」。『話の特集矢崎泰久さん、「ご愛読ありがとうございました。永さんに感謝します」。とっても残念だ

■⑬『週刊金曜日』(2014年12月12日、1020号) / 広告。【『ピケティ入門 『21世紀の資本』の読み方』 竹信三恵子著 (金曜日)】、「格差社会ニッポンへの警鐘!! 世界を震撼させたベストセラーから何を学ぶべきか・・・・・・平等に向けた格差縮小の力を創出することこそが人類の知恵・・・・・・」
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●「資本主義に絶望せよ!? ピケティ」 『週刊金曜日』(1021号)についてのつぶやき

2014年12月21日 00時00分08秒 | Weblog


週刊金曜日』(2014年12月05日・1月2日合併号、1021号)について、最近のつぶやきから、AS@ActSludge。

 今週のブログ主のお薦めは、 横田一さんら【いつのまにか憲法改正、集団的自衛権まで「国民とお約束」 安倍首相「信任を得た」と豪語】と【佐々木実の経済私考/子どもに貧困を押しつける国・日本 病名は「再分配機能の不全」】。

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■①『週刊金曜日』(2014年12月05日・1月2日、1021号) / 「資本主義に絶望せよ!? ピケティ」。横田一さんら【いつのまにか憲法改正、集団的自衛権まで「国民とお約束」 安倍首相「信任を得た」と豪語】。自公政権に投票する、投票を棄権するとはそういうことだ(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/3a59428b47748c3b7a4de1958d2bd0b9

■②『週刊金曜日』(2014年12月05日・1月2日、1021号) / 横田一さん【嘉田由紀子・前滋賀県知事の言動を攻撃か 自民滋賀県連が「恫喝」文書】、「「公平中立な報道」といった言葉でメディアに圧力をかけた安倍政権は、教育関係者にも恫喝まがいの文書を」。(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/beaa36f5f1209df87ddcae28a2171984

■③『週刊金曜日』(2014年12月05日・1月2日、1021号) / 北村肇さん【新年、この国の景色が変わる】、「自分勝手な選挙が安倍政権の終わりの始まりとなり、市民が「ダメよ~ダメダメ」と突きつける。「最大の声は沈黙」であった年は去り、生まれ変わった市民がときの声をあげる」。「本当に、「「眠り猫」は眠っているように見えて実は起きている」のか?」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/bb6a3507df166d17dd60dde1e96367b4

■④『週刊金曜日』(2014年12月05日・1月2日、1021号) / 「編集員が考える衆院選 安倍政権にどう対抗するか」、雨宮処凛さん【くじけている暇はない】、石坂啓さん【平和憲法か戦争憲法か】、落合恵子さん【今日から再び「はじめの一歩」】、宇都宮健児さん【暴走許さない運動展開を】

■⑤『週刊金曜日』(2014年12月05日・1月2日、1021号) / 佐高信さん【冬の時代にこそ批判の花を】、田中優子さん【自民圧勝、対策が急務】、中島岳志【「もう一つの道がある」】、本多勝一さん【日本の人口減の〝風景〟】。「僕はもうあきらめた」とは言わない!(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/129b4c41abeebce673781ba4276701a9

■⑥『週刊金曜日』(2014年12月05日・1月2日、1021号) / 「政治時評 拡大版/「風なく民意」を読む」、大村アスカさん【メディアの無残な弱体化】、黒島美奈子さん【不条理と制度欠陥まざまざ】、西川伸一さん【「気づいたら」一党支配】、村岡和博さん【あきらめるにはまだ早い】

■⑦『週刊金曜日』(2014年12月05日・1月2日、1021号) / 大内裕和+竹信三恵子さん【「夢をもう一度」はあり得ない 世襲なき中流階級よ、目覚めよ!】、「ピケティ現象を読み解く・・若者の棄民化を放置していいのか」。格差社会を拡大する「トリクルダウン理論」: 「したたり落ちているのは、若い世代の悔し涙なのか」?http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/43faac32d2da8cd0dbc1a429f3c52f17

■⑧『週刊金曜日』(2014年12月05日・1月2日、1021号) / 【佐々木実の経済私考/子どもに貧困を押しつける国・日本 病名は「再分配機能の不全」】、「まさしく「政府のおかげで貧困率が増えている」状態だ」。「富裕層が富めば、その滴がしたたり落ちるというトリクルダウン効果はなく、庶民の暮らしはより厳しくなるばかりだ。所得の再分配機能を強化すべきだ」。(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/01c2d759e6bdee3c0a7834a5db0da01b

■⑨『週刊金曜日』(2014年12月05日・1月2日、1021号) / ピーター・バラカン氏【「失敗から学べばいい。もう一度、夢を温め直そう」 ラジオ番組「打ち切り」騒動、放送規制、原発、そして日本の行方――】、「右派の中にいるごく少数の人たち。・・この国を批判するな!とかね。不健全だし・・」

■⑩『週刊金曜日』(2014年12月05日・1月2日、1021号) / 【金曜日から】「『約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯』(監督・脚本:斎藤潤一、2012年)を見た・・・・・・安倍第一次・第二次政権は合わせて21人の死刑を執行。しかも・・・・・・谷垣法相によって執行された二人ともが再審請求の準備中・・・・・・」

■⑪『週刊金曜日』(2014年12月05日・1月2日、1021号) / 【金曜日から】「・・・・・・再審請求すると、その間は思考できないので狙われたという見方もある。間もなく新内閣発足。このような死刑制度のあり方を許してはならない・・」(吉田亮子氏)。冤罪事件、「門前払い」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/11e88f3128c34ea915f5f34eaf11890d
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●「「慰安婦」問題と言論弾圧」 『週刊金曜日』(2014年11月14日、1016号)について

2014年11月16日 00時00分13秒 | Weblog


週刊金曜日』(2014年11月14日、1016号)について、最近のつぶやきから、AS@ActSludge。

 今週のブログ主のお薦めは、 まさのあつこ氏【田中原子力規制委員長、旧立地指針の「隔離要件」を「歴史的遺物」】と三木健氏【本 推理小説さながら心の闇に挑んだ労作/『上野英信萬人一人坑 筑豊のかたほとりから河内美穂=著 現代書館】。

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■①『週刊金曜日』(2014年11月14日、1016号) / 「朝日バッシングが生んだ北星学園大学事件/「慰安婦」問題と言論弾圧」。『朝日』の「誤報」よりも、誰が国際社会の印象を落としているでしょうか?(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/62a82250c5ba66a70f10829a76237225

■②『週刊金曜日』(2014年11月14日、1016号) / 横田一野田大樹氏【拉致問題、消費増税で追いつめられた安倍首相 沖縄県知事選敗北、解散か】、「鉄道建設というアメ・・櫻井よし子氏も・・氏の応援にかけつけて・・講演」。何でもありのアベ様、その脳ミソには・・(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/9e9a0e0a08814c53118382328bc87f7a

■③『週刊金曜日』(2014年11月14日、1016号) / まさのあつこ氏【田中原子力規制委員長、旧立地指針の「隔離要件」を「歴史的遺物」】、「人口密集地と原発施設との間に一定の距離を置くもの」。原発を推進したくて仕方のない原子力「ムラ寄生」委員会http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/6431f9c6213219d5c4d977d777afec78

■④『週刊金曜日』(2014年11月14日、1016号) / 及川健二さん【在特会との関係を小川淳也議員が国会で追及 山谷えり子拉致担当相の揺らぐ答弁が意味すること】、「国会での答弁には、齟齬も生じている」。「在特会のシンパ」が国家公安委員長・拉致問題担当相とはね!(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/62a82250c5ba66a70f10829a76237225

■⑤『週刊金曜日』(2014年11月14日、1016号) / 【西川伸一の政治時評/前のめりの安倍首相 日本中心主義の妄想】、「首相と、作家の百田尚樹氏の共著・・があり、首相が抱く日本中心主義の妄想も相当なものである」。アベ様のオツムの中身(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/5c6351a39275f069d77e0a8ce7c9e05d

■⑥『週刊金曜日』(2014年11月14日、1016号) / 中島岳志さん【矢内原事件と「凡庸な悪」 北星学園大学に求められているもの】、「アーレントアイヒマン裁判を通じて鋭く問いかけた・・・。・・・権力からの直接的な介入はなされていない。にもかかわらず、学長は悪意の脅迫に屈しようとしている」

■⑦『週刊金曜日』(2014年11月14日、1016号) / 伊田浩之氏【「短期決戦」確実となった大飯原発差し止め控訴審】、「福井地裁(樋口英明裁判長)・・・大飯原発・・・の運転差し止めを命じた・・・。・・・控訴審が・・・名古屋高裁金沢支部(内藤正之裁判長)で始まった・・・司法は、「安全神話」の復活に二度と手を貸してはならない」

■⑧『週刊金曜日』(2014年11月14日、1016号) / 【「南京大虐殺」公開誌上討論2/藤岡信勝氏「「南京事件」がなかった証拠を5点示す」×本多勝一氏「論破された議論の蒸し返しだけ」】、「A記者 ・・・旧陸軍将校の団体である偕行社が南京戦に参戦した会員の証言を集めた結果、虐殺を認めました」

■⑨『週刊金曜日』(2014年11月14日、1016号) / 三木健氏【本 推理小説さながら心の闇に挑んだ労作/『上野英信萬人一人坑 筑豊のかたほとりから河内美穂=著 現代書館】、「筑豊の炭住長屋を改造して施設の「筑豊文庫」を設立・・「英信は過去を忘れた訳ではない。・・」」

■⑩『週刊金曜日』(2014年11月14日、1016号) / 三木健氏【本 推理小説さながら心の闇に挑んだ労作/『上野英信萬人一人坑 筑豊のかたほとりから河内美穂=著 現代書館】、「・・・葬り去ったわけでもない。・・・過去を背負ったまま、天皇制のゴウカキ(業担き)として生きる。・・・」

■⑪『週刊金曜日』(2014年11月14日、1016号) / 三木健氏【本 推理小説さながら心の闇に挑んだ労作/『上野英信萬人一人坑 筑豊のかたほとりから河内美穂=著 現代書館】、「・・その罪業を担い続けていく覚悟だったのだ」と」。上野英信さんは「「侵略する側」にいた過去に戦後、どう向き合った」のか?(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/1710153de64dda7585f16247cc05e188

■⑫『週刊金曜日』(2014年11月14日、1016号) / 矢崎泰久さん【発言2014】、「沖縄知事選・・・安倍政権が必死で当選を狙っている。それこそなりふり構わないあらゆる手段で臨んでいるのは明白・・・谷垣禎一・・・はほぼつきっきり。小泉進次郎・・・を筆頭に連日大物政治を現地に・・・」

■⑬『週刊金曜日』(2014年11月14日、1016号) / 矢崎泰久さん【発言2014】、「・・・裏でどんな手を打っているかは想像をはるかに超える。*出来もしない公約を次々に発表し、そればかりか現金までばら巻いているという噂すらある。今回はよほど厳正に投票箱を管理しないと危ない。・・・」

■⑭『週刊金曜日』(2014年11月14日、1016号) / 矢崎泰久さん【発言2014】、「・・・油断大敵である。・・・ウチナンチューは今こそ心を一つにしてほしい。・・・今回の選挙を契機に沖縄の自治の拡大を目指そうではないか」。菅義偉官房長官曰く「この問題は過去のものだ。争点にはならない」そうだ・・・吠え面をかかせてやりましょう(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/7396c27bc68917e0dc239e7f2c794c9c
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●「安倍首相と戦争」 『週刊金曜日』(2014年11月7日、1015号)についてのつぶやき

2014年11月10日 00時00分01秒 | Weblog


週刊金曜日』(2014年11月7日、1015号)について、最近のつぶやきから、AS@ActSludge。

 今週のブログ主のお薦めは、横田一さん【今月の百田尚樹NHK経営委員/国会議員を中傷し「国会に呼べ」 『正論』講演会でも暴言を連発】と【佐々木実の経済私考/知識人とは何か 宇沢弘文の「自己を見返す力」】。

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■①『週刊金曜日』(2014年11月7日、1015号) / 創刊21周年記念号『葬られる戦後平和主義 安倍首相と戦争』。まさのあつこ氏【安倍首相が国際法曹協会で「法の支配」スピーチ 参加弁護士からは批判の声】。アベ様の「闇社会」「暴力団人脈」問題なんて観点からも冗談としか思えない(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/beae9170eb3ab970e4aa27aaf77124cc

■②『週刊金曜日』(2014年11月7日、1015号) / 松岡瑛理・兼子草平氏【東京大行進の裏で在特会は〝ひっそり〟デモ 差別のない社会を呼びかけ】、「差別のない世界を、子どもたちへ」。自民党には「在特会のシンパ」まで居る始末ですョ(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/62a82250c5ba66a70f10829a76237225

■③『週刊金曜日』(2014年11月7日、1015号) / 永田浩三氏【籾井会長に元職員ら1700人 「辞任」か「罷免を」】、「まだまだ増える勢いで、理事や局長クラスの経験者を含め、元職員の10人にひとりが署名」。 百田尚樹氏、長谷川三千子氏ら経営委員問題からして酷い(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/58e212b5dfd5f86bcc2fa64d5d490603

■④『週刊金曜日』(2014年11月7日、1015号) / 北村肇さん【風速計/「道徳」教科化を笑う】、「・・・・・・一方で笑いをかみ殺す自分がいる。単にばかばかしいだけではない・・・・・・自らの首を絞める愚策に気づかない愚かさを笑うのだ・・・・・・原発やヘイト・スピーチについてはどうやってテーマから外すのか」

■⑤『週刊金曜日』(2014年11月7日、1015号) / 北村肇さん【風速計/「道徳」教科化を笑う】、「「積極的平和主義」・・・・・・「愛国主義」との整合性をどう図るのかという難問が生じる・・・・・・安倍的「道徳」は迷走するしかない」。「●石坂啓さん「道徳心とか愛国心とかがコドモたちにとって安全かどうか、なぜ疑ってかからない」」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/dc4c24b29918e25ab0b0fc84e0bc0a3b

■⑥『週刊金曜日』(2014年11月7日、1015号) / 【大村アスカの政治時評/女性の看板、通用せず 自民とカネの病巣深く】、「姫と普通の人と。どちらもがはまってしまうところに、政治とカネの問題の根深さがある」。アベ様はカネに意地汚いだけでなく「闇社会」「暴力団人脈」・・・(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/beae9170eb3ab970e4aa27aaf77124cc

■⑦『週刊金曜日』(2014年11月7日、1015号) / 【佐々木実の経済私考/知識人とは何か 宇沢弘文の「自己を見返す力」】、「宇沢は、ミルトン・フリードマンを頭目とするシカゴ学派を指弾」。「●「大切なものは決してお金に換えてはいけない」: 「宇沢弘文氏が蛇蝎の如く嫌った新自由主義」」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/6bee2c20c8956375296f62c17808d11b

■⑧『週刊金曜日』(2014年11月7日、1015号) / 横田一さん【今月の百田尚樹NHK経営委員/国会議員を中傷し「国会に呼べ」 『正論』講演会でも暴言を連発】、「土井たか子氏への「売国奴」発言と報道・・・・・・公平中立が求められるNHKに、こんな経営委員が居座っていいのか

■⑨『週刊金曜日』(2014年11月7日、1015号) / 俵義文さん【徹底追及「慰安婦」問題の本質 自民党による教育への介入で何が起きたか こうして「慰安婦」記述は教科書から消された】、「自民党政府は「河野談話」を継承すると言いながら、そこで約束された「慰安婦」問題の教育を妨害してきた」

■⑩『週刊金曜日』(2014年11月7日、1015号) / 【公開誌上討論1/本多勝一氏×藤岡信勝氏】、「(藤岡氏 南京戦はあったが)南京事件はなかった 「被害者」はゼロ」「(本多氏)「現場」は生存者の記憶にある」。【・・・・・・「公開質問」】(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/00779ae3f3a025e746bcaa10e8e90cc9

■⑪『週刊金曜日』(2014年11月7日、1015号) / 【対談 軍拡のドミノ倒しが始まる 半田滋×山口二郎】、「理屈付ければ何でもOK・・・・・・後方支援だって戦争・・・・・・9条が自衛隊を守った」。「自衛隊の活動している所は非戦闘地域」内外では一体何が起きていたのか?(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/b7bf174830af46389179f7c8999df6c9

■⑫『週刊金曜日』(2014年11月7日、1015号) / 鎌倉孝夫氏【やはりおかしい新自由主義政策 アベノミクスで進む窮乏化と戦争の危機】、「1 ばれる安倍首相の虚言・・2 搾取・収奪で窮乏化が進展・・3 帝国主義的戦争の危機」。ドアホノミクス(© 浜矩子さん)推進中(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/eed491456e904b2a247a479b9638cc50
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●「東電元幹部の罪と罰」 『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号)についてのつぶやき

2014年09月23日 00時00分19秒 | Weblog


週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号)について、最近のつぶやきから、AS@ActSludge。

 今週のブログ主のお薦めは、明石昇二郎木野龍逸畠山理仁さん【「悪の凡庸さ」は彼らにあてはまるのか 勝俣・武黒・武藤の各氏 起訴相当議決の3被疑者はいま】。

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■①『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号) / 『福島第一原発事故を防げなかった東電元幹部勝俣、武黒、武藤の各氏の罪と罰』。木野龍逸さん【原発事故の調書めぐり「誤報」認めた『朝日新聞』 「誤報とは言えない」との声も】、「「原発報道」委縮を懸念」。『朝日』の犬HK化が心配(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/fd17f09a886a3b53315797304b4c033e

■②『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号) / 布施祐仁氏【福島原発事故めぐり東電や元請企業の責任を問う 現役の作業員が初めての提訴】、「危険手当・・・・・・下請け企業らがピンハネすることは許されない・・・・・・即時撤退しなければならないほど放射線量の高い環境下で作業に従事」。「コスト優先」、「命は二の次」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/71f48168ef21050af72cdd5b7f0b11e5

■③『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号) / 藍原寛子氏【自民党の相乗り、抱きつきでドタバタ劇 福島の知事選は「県民不在」】、「自民党・・・・・・本部は「原発再稼働」を最優先に位置づけているが、県連側は「県内原発全基廃炉」を主張・・・・・・矛盾はさらに際立つ」

■④『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号) / 永野厚男氏【教科書採択めぐり神奈川県教委 〝実教ゼロ〟の不可解】、「卒業式等での国歌斉唱について「一部の自治体で公務員への強制の動きがある」などと記述した実教出版・・・・・・の教科書・・・・・・選定した高校が〝ゼロ〟」。強制しておいて「規制」するとはね!(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/8adfc28e3a834d65c8088d41cd74d9cb

■⑤『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号) / 編集部【「南京事件」めぐる誌上討論 藤岡信勝氏が受託】、「『週刊文春』編集部は・・・・・・同紙と本多勝一・・・・・・との書面による公開討論を受けたい」。「【・・・・・・「公開質問」】(リンクはココ)、「『朝日』叩きに邁進する雑誌も急増中で、次の矛先は・・・・・・「南京事件」の否定に」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/bf8e2cfb8450175bfb74e85bfbbdd52f

■⑥『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号) / 本多勝一さん【風速計/「吉田調書」の本質とはなにか】、「チャイナシンドローム・・・・・・東日本壊滅・・・・・・とりわけ日本のような地震大国での原発の恐ろしさ、原発は原爆と同じであること・・」。『朝日』潰しに夢中、だけでいいのか?(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/0ad03769634c7f275309a1c6eac3a866

■⑦『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号) / 能川元一氏【「性奴隷」と認めない日本政府とメディアの独善 日本軍「慰安婦」問題で恥をさらしている安倍内閣】、「メディアの・・・・・・『朝日』叩きに上機嫌の安倍首相は・・・・・・国連の報告書に対し「反論」するという。だが、・・・・・・歴史的事実だ。・・・・・・歪曲だらけの週刊誌・・・・・・「誤報」の政治利用」

■⑧『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号) / 白石草さん【環境省専門家会議で何が起きているか 無視される福島の子どもたち】、「国会の全会一致で成立した「子ども・被災者支援法」に基づき設置されながら、同法でうたわれた子どもたちの予防原則に立った健康調査に後ろ向き・・・・・・「現実を見て下さい」・・・・・・増える甲状腺がん・・・・・・また同じ過ちを」

■⑨『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号) / 武藤類子氏【これでも罪を問わないのか】。明石昇二郎さん【東電関係者の「不起訴」理由 検察は、いかに原子力ムラに丸め込まれたか】、「告発人として主任検事から詳細な説明を受けていた筆者が、その詳細を暴露する・・・・・・御用電力学者の言い訳を鵜呑み・・・・・・原子力ムラにしてやられた検察」

■⑩『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号) / 明石昇二郎木野龍逸畠山理仁さん【「悪の凡庸さ」は彼らにあてはまるのか 勝俣・武黒・武藤の各氏 起訴相当議決の3被疑者はいま】、「自らに下された「起訴相当」の議決をどのように受け止めているのか。心境を尋ねるべく、・・・・・・3人の自宅を訪ねた」

■⑪『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号) / 浅野健一さん【戦前回帰の安倍政治変えよう 小沢一郎氏大阪公演】、「私は・・・・・・「2009年3月に『読売新聞』のスクープで始まり・・・・・・陸山会事件捜査は世界の歴史でも例を見ない検察の政治介入だった。検察と記者クラブメディアが小沢首相実現を潰した」と述べた」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/3db2bee7c3b33adb5aa8d5dc1f627158

■⑫『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号) / 青木理さん【司法を正す第10回 北海道警に裏金を認めさせた記者高田昌幸氏 記者は、警察ではなく読者に信頼されるべき】、「調査報道史に残る金字塔・・・・・・「サツ回り」を廃止せよ」。フリーランスを経て、現在は高知新聞の記者に。「「発表もの」しか書くなと言う「道警裏金追及」地裁判決」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/daa3231ad45f0192d319b047a2c593bf

■⑬『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号) / 太田昌国氏【死刑囚が描いた絵をみたことがありますか】、「「死刑廃止のための大道寺幸子基金」が運営する死刑囚表現展・・・・・・「表現」に市井の人が接する機会は、簡単には得られない」。「一貫して無実を主張している」林眞須美さんら

■⑭『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号) / 【佐高信の新・政経外科第13回/前略 池上彰殿】、「居丈高に『朝日』を叩く『読売』や『産経』は、では過去に同じような間違いをしでかしていないのか?・・・・・・私は寡聞にして、『読売』や『産経』がこうした記事を載せたことを謝罪したり・・・・・・」

■⑮『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号) / 【佐高信の新・政経外科第13回/前略 池上彰殿】、「・・・・・・訂正したりしたという話を聞いたことがありません。両紙とも『朝日』に謝罪や訂正を迫るなら、まず、北朝鮮礼賛記事を取り消すことから始めなければならないのではありませんか。・・・・・・」

■⑯『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号) / 【佐高信の新・政経外科第13回/前略 池上彰殿】、「私が池上さんに大きなクエスチョンマークをつけるのは特定秘密保護法にはっきりと反対の意思表示をしなかったこと・・・・・・TPPに賛成・・・・・・NHK的な「公正中立」を装いながら、結局は、体制寄りの本音を出すのですね」

■⑰『週刊金曜日』(2014年9月19日、1008号) / 村上朝子氏【『金曜日』で逢いましょう/日印原子力協定の行方を憂慮する反原発のインド人映画監督】、「元原発研究者が、福島原発よりも古いタラブール原発の問題を取材し、映画化。・・・・・・映画『ハイ・パワー 大いなる力』」。原発輸出反対(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/66f5a2196a4f81beca19c6d209106909
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●「「慰安婦」問題の本質とは何か」 『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号)について・・

2014年09月22日 00時00分35秒 | Weblog


週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号)について、最近のつぶやきから、AS@ActSludge。

 グーグルとツイッターのない世界に行ってて、出すのが遅くなりました。
 今週のブログ主のお薦めは、鎌田慧さん【福島・双葉町 原発推進標語をつくった少年の26年 「原子力明るい未来のエネルギー」から「核廃絶明るい未来のエネルギー」へ】。

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■①『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号) / 『今だからこそきちんと知りたい 「慰安婦」問題の本質とは何か』。取材班【沖縄地方統一選挙で名護市議会は稲嶺与党が過半数 知事選を前に交錯する「民意」】。沖縄県知事選敗北後のアベ様の行動に注目(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/c04365212728e925424ea64945598075

■②『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号) / 編集部【『週刊文春』、公開討論を希望 本誌は誌上を提案】、「本多勝一・・・・・・を批判するコメントを『週刊文春』・・・・・・に出した藤岡信勝・・・・・・に本誌編集部が公開質問状・・・・・・を出した件・・・・・・イザヤ・ベンダサン」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/bf8e2cfb8450175bfb74e85bfbbdd52f

■③『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号) / 【大村アスカの政治時評/「さなえ」と「えりこ」 本名を使わない二人へ】、「山本早苗、小川惠里子。・・・・・・高市早苗氏と山谷えり子氏の本名、戸籍名である。・・・・・・通称名を使用・・・・・・戸籍通りの名前を使うのに不都合を感じている・・・・・・彼女たちは夫婦別姓に反対」

■④『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号) / 横田一野中大樹氏【イエスマンに囲まれた「チェック&バランス無効内閣」が始動 原発再稼働、消費税増税、GPIF改革へまっしぐら】、「佐高信氏は「オスのタカにメスのタカを入れた。でもタカはタカ」」。アベ様のオツムの中身(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/5c6351a39275f069d77e0a8ce7c9e05d

■⑤『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号) / 梁澄子氏【「慰安婦」問題の本質とは何か 「誤報」が問題の本質ではない デタラメな週刊誌報道 「『朝日』叩き」の異常】、「いくらよってたかって『朝日』を叩こうが、日本軍「慰安婦」という問題が存在することに変わりはない」(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/fd17f09a886a3b53315797304b4c033e

■⑥『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号) / 渡部睦美氏【『文春』、大高未貴氏による“でっちあげ”報道を韓国人教授が告発 安教授の当惑「みなさんとても悪い人ですね」】、「「慰安婦」の聞き取り調査について、韓国人教授が誤りを認めたとの記事が・・・・・・掲載された。だが教授は「事実を歪曲された」としている」

■⑦『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号) / 市川はるみ氏【ダグラス・ラミスさんに聞く 「戦争できる国」のリアル】、「集団的自衛権行使容認が意味すること・・・・・・「戦争できる国」アメリカの社会・・・・・・戦争が目的か、戦争状態が目的か」。「アメリカのために戦争できる国」にしようという愚(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/693384b55832ceeaf0866358d7422669

■⑧『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号) / 【佐高信の新・政経外科第12回/歴代官房長官の採点者たち】、「菅官房長官はただのイエスマン・・・・・・民主党政権は『未熟な善』・・・・・・自民党という『老練な悪』・・・・・・「愚首相を操る痴官房長官の危険」・・・・・・権力志向の成り上がり特有のあくどさ」

■⑨『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号) / 鎌田慧さん【福島・双葉町 原発推進標語をつくった少年の26年 「原子力明るい未来のエネルギー」から「核廃絶明るい未来のエネルギー」へ】、「広告塔の残酷な光景・・・・・・東京五輪へ「挙国体制」」。いま、その〝少年〟は?(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/1a5ab8bd0e17496554f9ba08e4ebf266

■⑩『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号) / 山口正紀さん【「河野談話」を歪曲する『読売』 続『朝日』報道バッシング】、「日本はこんな国粋主義宣伝がまかり通る社会になった。だが、週刊誌以上に危険なのが、公称1000万部『読売新聞』の大報道・・・・・・これは『読売』の意図的な歪曲だ」。会長からして・・・・・・(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/ab709a5ec0b6dfdfee9e4b814272fb58

■⑪『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号) / 富田きよむ氏【朽ちてゆく福島の除染土嚢袋】、「富岡町役場脇の道路沿いに積み上げられた土嚢袋は風化し、雑草が袋を突き破って生え始めていた」。「除染」ではなく、「移染」した後に放置。アベ様、無責任すぎます(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/70ea694eaba6c83b3973a0be001acbca

■⑫『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号) / 北原みのり氏【メディア仕分け人Vol.98/あの人もこの人も安倍のアンダーコントロール。で、「女性活躍相」って何をしてくれるの?】、「第二次安倍内閣。純潔教育を叫ぶ山谷えり子が少子化対策担当でなくてホッとした・・・・・・」

■⑬『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号) / 北原みのり氏【メディア仕分け人Vol.98/あの人もこの人も安倍のアンダーコントロール。で、「女性活躍相」って何をしてくれるの?】、「・・・・・・という、史上最低の期待値でしかもう、安倍政権を捉えられなくなっている。いったい、安倍が誰を何人増やそうが、何を期待できるというのでしょう

■⑭『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号) / 矢崎泰久さん【発言2014】、「『朝日新聞』を叩きまくっている。ただしヘイト・スピーチ並の下品な内容であることは言うまでもない。しかも謝罪のない訂正記事を理由に、廃刊を強く要求しているのだから笑ってしまう・・・・・・目を覆うばかりの惨状・・・・・・」

■⑮『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号) / 矢崎泰久さん【発言2014】、「とうに日本のメディアは堕落を遂げている。ことさら金儲け主義に走り、本来の使命をすっかり忘れてしまった。反権力、反体制、反権威の旗を降ろして、長いものにはまかれるばかり。・・・・・・NHKの籾井会長すら引きずり・・・・・・」

■⑯『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号) / 矢崎泰久さん【発言2014】、「・・・・・・下ろせなかったのだから、あきれてしまう・・・・・・暴走する安倍政権をストップさせなくては、日本は戦前に逆戻りする・・・・・・どのメディアも手を拱いて何もしない・・・・・・朝日を叩く前に、メディアの猛省を求めたい。これでいいわけがない」
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●「教師はつらいよ。」 『週刊金曜日』(2014年7月11日、999号)についてのつぶやき

2014年07月20日 00時00分46秒 | Weblog


週刊金曜日』(2014年7月4日、998号)について、最近のつぶやきから、AS@ActSludge。

 今週のブログ主のお薦めは、【伊藤千尋の国際時転 コスタリカ/コスタリカに学ぶ真の「積極的平和主義」 専守防衛に徹してきた〝弱者の戦い方〟が奏功】と雨宮処凛さん【橋下市長が改正生活保護法を先取りした大阪市】。

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■①『週刊金曜日』(2014年7月11日、999号) / 記念号まであと一号。「教師ははつらいよ。」「集団的自衛権を絶対に行使させてはいけない!!」 取材班【沖縄防衛局が「辺野古工事に着手」 民意無視の強硬に地元は猛反発】。県外では報じないマスコミ(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/25eaa805cd8c52ab4ffc03aa92759f3a) 

■②『週刊金曜日』(2014年7月11日、999号) / 本多勝一さん【風速計/政治劣化、「人類」の危うさ】、「1面全ページの上部を大ゴチ活字でつぶして「海外で武力行使可能に」と具体的表現で報じたのは『東京』である・・・・・・日本共産党が「憲法破壊クーデター」と極言するワガクニの首相・・・」

■③『週刊金曜日』(2014年7月11日、999号) / 本多勝一さん【風速計/政治劣化、「人類」の危うさ】、「〝定向進化〟によって滅びて行った古生物のあとを、結局は人類史もまた(まだ短いのに)追って消えてゆくのだろうか。自ら開発した「核」(原発なども含む)とともに・・・・・・あたかも自殺のような滅び方で・・・・・・」

■④『週刊金曜日』(2014年7月11日、999号) / 【大村アスカの政治時評/信頼の「平和ブランド」壊し NGOも自衛隊も危険に晒す駆けつけ警護っておかしい!】、「・・・・・・死ぬかもしれない。・・・・・・危険に晒す閣議決定。おかしい。それなのに、口実に使うのを許してはいけない」。戦争絶滅受合法を(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/bf0581c0ebf44de944dfaeda3fe0ddc5

■⑤『週刊金曜日』(2014年7月11日、999号) / 横田一さんら【集団的自衛権、法案策定チーム中心は兼原信克氏 公明党議員らの強弁と埋まらない自公の“認識ギャップ”】、「・・・・・・初の大型選挙となる「滋賀県知事選・・・・・・」が、安倍晋三政権の信任を問う選挙として全国的に注目されはじめた」。見事勝利http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/d71110e1bbe154646cd6abb811f0d177

■⑥『週刊金曜日』(2014年7月11日、999号) / 【覆面座談会/おかしいことをおかしいと言えない 「学校は管理され、弱音もはけない職場です」】、「世界最長の勤務時間・・スタンダードが横行・・企業論理が学校に浸透・・安倍政権下での危惧」。「教育産業」でいいのか?(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/77c3bfda07d543b5c003fd7b125ebb45

■⑦『週刊金曜日』(2014年7月11日、999号) / 【佐高信の新・政経外科第8回/砂川の闘いを冒瀆する者たちへ】、「恥知らずにも、自民党の高村正彦・・・・・・こじつけの一つとしました・・・・・・あの闘いでは「土地に杭は打たれても心に杭は打たれない」の名言が生まれました」、「・・・・・・鈴木東民・・・・・・」。司法腐敗(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/907ba90797409b77765ad73bddfd7ca3

■⑧『週刊金曜日』(2014年7月11日、999号) / 明石昇二郎さん【名乗り出ないセクハラヤジ男 自浄能力を発揮しないと都議会全体が“共犯”】、「「セクハラヤジ男」は地方自治法違反・・・・・・解決の鍵を握る「両隣の議員」・・・・・・「言論の府」の自負が求められる・・・・・・「東京都いじめ防止対策推進条例」が可決された。ならば、自らが率先して手本となるべきだろう」

■⑨『週刊金曜日』(2014年7月11日、999号) / 板倉由美氏【「美しい国」どころか「恥ずかしい国」 国際社会であきれられる日本の女性差別意識】、「136カ国中105位・・海外から日本を見ると、女性を小ばかにしている日本の男性こそバカにされ、信用されていないことがよくわかる」

■⑩『週刊金曜日』(2014年7月11日、999号) / 【伊藤千尋の国際時転 コスタリカ/コスタリカに学ぶ真の「積極的平和主義」 専守防衛に徹してきた〝弱者の戦い方〟が奏功】、「次第に右にシフトする日本とは反対だ。安倍首相は就任以来、ひたすら憲法9条を壊すことに奔走してきた。その結果は、サッカーの敗戦どころではすまなくなるぞ」

■⑪『週刊金曜日』(2014年7月11日、999号) / 雨宮処凛さん【橋下市長が改正生活保護法を先取りした大阪市】、「一方で生活保護制度の切り崩しも進む・・・・・・限度を超えた扶養照会・・・・・・複雑な家庭状況を無視・・・・・・35年音信不通の男性めぐり孫に扶養照会も・・・・・・〝大阪方式〟を広げるな」。ハシズム社会でいいのか?(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/9c78acf8a563c3202beed3147d12cf78

■⑫『週刊金曜日』(2014年7月11日、999号) / 山口正紀さん【フリーランスの闘いに関心を 秘密保護法違憲訴訟】、「その「明白な危険」は安倍さん、アンタだよ・・・・・・。この「アベ・ナチス式解釈改憲」でいっそう危険性を増したのが、特定秘密保護法だ・・・・・・寺澤有さん・・・・・・安田浩一さん・・・・・・」
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