[※《自助》大好きオジサン・最低の官房長官と学商 (日刊ゲンダイ 2020年9月7日)↑]
琉球新報のコラム【<金口木舌>「働く内閣」実行を】(https://ryukyushimpo.jp/column/entry-1199373.html)。
《見たくなかった5文字が新聞紙面にでかでかと載った。「被疑者不詳」である。2017年10月、東村高江で起きた米軍ヘリコプター不時着炎上事故は、根本原因と責任者を特定できぬまま捜査が終わった ▼何ともすっきりしない結末だが、予想していたことである。事故発生直後、現場に駆け付けた米軍は規制線を張り、大破した機体と土壌を持ち去った。県警が事故現場に入ったのは発生から6日後のこと …▼ここからは菅内閣への注文。辺野古新基地問題で菅義偉首相は官房長官のころ「法治国家」が口癖だった。ならば日米地位協定を盾に物証を持ち去る行為を見逃してはならない。米軍にも法治国家の姿勢を説くのが道理のはず》。
主権国家なの? 《「法治国家」が口癖だった》スガ様は《日米地位協定を盾に物証を持ち去る行為を見逃》すの? 《米軍にも法治国家の姿勢を説》いてくださいな。
《菅内閣の基本方針は「国民のために働く内閣」》の「国民」には、沖縄の皆さんは入っていないのですか?
『●高江ヘリ「墜落」、何時もの如く「見え透いた“茶番劇”が
再び繰り返されるようなら、事故はまた起きる」』
『●沖縄の心は踏みにじられっぱなし…「在日米軍特権」
「日米共犯」の下、《牧草地から土をどっさり》と盗難』
「日米地位協定という「在日米軍特権」の「大変な思いやり」の下、
同じことの繰り返し。今度は、《最も重要な物証》の墜落・炎上機体の
持ち去りに加えて、《土どろぼう》、《牧草地から土をどっさり》
と盗んでいったそうだ。な~んにもしない「国難」様・
「トンズラ総理」らも手を貸しているようなもので、沖縄では
「日米共犯」がまかり通っている。2017年10月衆院選で、
本土ではアベ様が「さらなる強硬手段に出る権力基盤を手に」し、
一方、《強烈な異義申立》が続く沖縄は一切無視…。沖縄には
法治主義は無く、放置主義。《眼中人無し》」
ロシア大統領との電話会談では北方四島返還の「ホ」の字も「へ」の字も口にできずにいたのでは? そりゃそうだ、ロシア側は「決着済み」でしょうから。「害交・害遊のアベ様」が7年9カ月に渡ってプーチン大統領と〝交渉〟をしてきたのですから。プーチン大統領にはニッポン国は「主権国家」なのか?、とあざ嗤われている始末です。
『●「日米地位協定が米軍に“特権”を与えているからだ。
「半分主権国家」…編集者で作家の矢部宏治氏」』
『●巨大新基地建設による辺野古破壊…
プーチン氏に《主権を行使できていない実例》と指摘されてしまう始末』
「一方で、プーチン大統領にまで《急所》を突かれる始末。日刊ゲンダイの
記事【安倍政権の急所突く プーチン「辺野古問題」に言及の衝撃】…によると、
《「日本は本当に主権国家なのか」――。ロシアのプーチン大統領から
仰天発言が飛び出した。…驚いたのはその先で、基地問題で主権を
行使できていない実例として、ナント、米軍普天間飛行場の辺野古移設に
ついてこう言及した。「知事が基地拡大に反対しているが、(日本政府は)
何もできない。人々が撤去を求めているのに、基地は強化される。みんなが
反対しているのに計画が進んでいる」》。辺野古破壊への世界の「目」は、
《日本は本当に主権国家なのか》? プーチン氏に《哂》われるって、
本土の「ホシュ」の皆さんは平気なの?」
琉球新報の【<社説>ヘリ炎上 捜査終結 主権国家の責任果たせ】(https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-1198343.html)によると、《果たして日本は主権国家と言えるだろうか。東村高江に2017年10月、米海兵隊普天間飛行場所属の大型輸送ヘリコプターCH53Eが不時着し炎上した事故で、沖縄県警は航空危険行為処罰法違反の疑いで容疑者不詳のまま書類送検した。3年の公訴時効成立を前に、全容解明に至らず捜査は事実上終結したことになる。甚だ遺憾であり、納得がいかない。米軍の治外法権を認めた日米地位協定を改定する必要性が改めて浮かび上がる。協定に関して秘密裏に交わされた日米地位協定合意議事録の撤廃も急がれる》。
《事故原因の解明に必要な物証を堂々と持ち去った》《沖縄国際大に普天間飛行場所属のヘリが落ちた16年前の事故でも同じことをやったので、既視感を覚えた》。
『●消された放射能汚染: 米軍ヘリ墜落ストロンチウム消失事件』
『●普天間「番犬様」基地: 「毎日頭上を飛ぶヘリの機体に
ストロンチウム」…墜落により放射性物質が飛散』
『●「沖縄国際大学米軍ヘリ墜落事件」でも
「沖縄は放ったらかし」……アベ様らは、今も、沖縄差別継続中』
『●「日米安保の根幹を成す地位協定の不平等性を
そのままにしておいて、もう一方の9条だけをいじり…」』
『●高江ヘリ「墜落」、何時もの如く「見え透いた
“茶番劇”が再び繰り返されるようなら、事故はまた起きる」』
『●「在日米軍特権」…《事故の検証すらできない日本は
むしろ、法的従属を“放置”した国家》<金口木舌>』
『●横浜米軍機墜落事件: 「米軍が現場を占拠し、
警察は蚊帳の外。被害者のための救急車は一番最後に…」』
《▼墜落前に脱出し、傷一つない米兵救出のためだけに自衛隊ヘリは出動した。
米軍が現場を占拠し、警察は蚊帳の外。被害者のための救急車は
一番最後に来たという。石川・宮森小や沖国大、安部の墜落であらわに
なった不条理さと変わらない》。
「《不条理の連鎖》は、今もなお沖縄では続く。《米軍機は沖国大墜落など
「なかったこと」のように、今も県民の頭上をかすめ飛んでいる》。
「在日米軍特権」も、「日米共犯」も、何も変わらない沖縄。
《沖縄の人たちは逃げられない》《墜落であらわになった不条理さ》…
今もなお、何も変わらない」
『●「改めて身に迫るのは、軍隊というものが持つ狂気性」
(高野孟さん)と、いまも続く沖縄での不条理の連鎖』
『●「まるで空襲に襲われた戦時下のような異常な訓練」に加えて、
アベ様は沖縄にさらなる「我慢」を強いる』
《頻発するヘリの墜落に、突如、凶器と化した落下物が子どもたちの頭上に
降って落ちてくる恐怖。2016年には米軍属による強かん殺人事件も
起こった。それでも平然と、自分たちの植民地であるかのように横柄な
態度をとりつづける米軍──。この暴力を許しているのは、言うまでもなく
日本政府、安倍政権だ》
『●「米軍機接近による児童の避難は…39日間に合計242回」、
「最も多い日は一日に29回」…異常な現実』
『●《「私たちの権利はこれほどまで簡単に踏みにじられる」。沖国大の
事故の1カ月後…学生が事故を目の当たりにした恐怖感や屈辱感を…》』
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【https://ryukyushimpo.jp/column/entry-1199373.html】
<金口木舌>「働く内閣」実行を
2020年9月30日 06:00
金口木舌 高江ヘリ炎上 菅内閣 日米地位協定
見たくなかった5文字が新聞紙面にでかでかと載った。「被疑者不詳」である。2017年10月、東村高江で起きた米軍ヘリコプター不時着炎上事故は、根本原因と責任者を特定できぬまま捜査が終わった
▼何ともすっきりしない結末だが、予想していたことである。事故発生直後、現場に駆け付けた米軍は規制線を張り、大破した機体と土壌を持ち去った。県警が事故現場に入ったのは発生から6日後のこと
▼事故原因の解明に必要な物証を堂々と持ち去ったのである。沖縄国際大に普天間飛行場所属のヘリが落ちた16年前の事故でも同じことをやったので、既視感を覚えた。もちろん許されることではない
▼ここからは菅内閣への注文。辺野古新基地問題で菅義偉首相は官房長官のころ「法治国家」が口癖だった。ならば日米地位協定を盾に物証を持ち去る行為を見逃してはならない。米軍にも法治国家の姿勢を説くのが道理のはず
▼菅内閣発足時の深夜に及ぶ記者会見を「前例主義、既得権、権威主義の最たるものだ」と断じた河野太郎沖縄相。夜間の記者会見よりも「最たるもの」は対米関係であることを外相、防衛相を経験した河野氏は承知のはず。改めてはどうか
▼菅内閣の基本方針は「国民のために働く内閣」だという。ぜひ実行してもらいたい。国民のため、日米地位協定の抜本改正は働きがいのある仕事ですぞ。
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琉球新報のコラム【<金口木舌>基地被害の不平等】(https://ryukyushimpo.jp/column/entry-1171318.html)。
《「人のいない所に持って行ったという素晴らしい功績があった」。2004年の米軍ヘリ沖国大墜落事故の後、当時のトーマス・ワスコー在日米軍司令官が操縦士を称賛した ▼町村信孝外相(当時)も「操縦士が上手だったこともあって重大な被害が出なかった」と述べた。しかし墜落したヘリは、複数の職員がいた沖国大の本館に激突して炎上していた。隣接する図書館などには学生もいた。危険性を矮小(わいしょう)化し、命を軽視する発言は県民の怒りを買った》。
沖縄では、同じことが何回繰り返されるのか?
『●翁長雄志前沖縄県知事急逝から1年: イジメられている沖縄側に
辺野古破壊阻止の道筋を《見通せ》というのか?』
琉球新報の【<社説>翁長氏死去から2年 分断を乗り越える時だ】(https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-1171320.html)によると、《前知事の翁長雄志氏が享年67で死去して2年たった。彼が残した遺志や言葉をいま一度思い起こす必要がある。一層響く現状があるからだ。中でも県民が一つになってこそ沖縄の困難は乗り越えられるという信念は重要である。翁長氏は「イデオロギー(政治思想)よりもアイデンティティー(自己同一性)」と述べ、県民の結束を呼び掛けた。沖縄は今、米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設が政府によって強行されている。それに加え、新型コロナウイルスの感染拡大が命や健康を脅かし、経済は危機的状況で、米軍基地由来の感染も脅威となっている。今こそ県民が一つになって危機を乗り越える時だ》。
辺野古破壊を止めよ! 番犬様が震源地化し、最悪なことに最低な愚策GoToが追い打ち。アベ様による人災は、特に、沖縄では明白だ。
『●あの島尻安伊子氏の下、《内閣府副大臣として沖縄を
担当していた人物》松本文明氏の眼には何にも見えて…』
「リテラの記事【松本内閣府副大臣スピード辞任はただの選挙目当て!
沖縄米軍機事故に「何人死んだんだ!」卑劣ヤジは安倍自民の本音だ】
…《辞任の理由は「不適切発言」だ…松本副大臣はあろうことか、
第3次安倍第1次改造内閣では島尻安伊子・沖縄及び北方対策担当大臣
の下、内閣府副大臣として沖縄を担当していた人物だ》」
「沖縄タイムスの【社説[日米「不適切発言」]苦しむ県民に追い打ち】
…によると、《04年8月、米軍ヘリが沖縄国際大構内に墜落炎上した
ときは、ワスコー在日米軍司令官が「ベストな対応」だと言い放った。
これらはすべて「軍の論理」である…内閣府の松本文明副大臣は25日、
共産党の志位和夫委員長が衆院本会議の代表質問で米軍機事故などに
触れた際、「それで何人死んだんだ」とヤジを飛ばした。開いた口が
塞がらない。まるで問題を起こした米軍よりも県民を責めるような
口ぶりである》。
《子どもたちの日常にある「異常」を放置しているのはだれなのか》?」
沖縄の皆さんには大迷惑です。アベ様はご自身を番犬様に守ってほしいのでしょうから、番犬様は首相官邸の上空で訓練したらどうか。安全・安心なんでしょ?
『●消された放射能汚染: 米軍ヘリ墜落ストロンチウム消失事件』
『●普天間「番犬様」基地: 「毎日頭上を飛ぶヘリの機体に
ストロンチウム」…墜落により放射性物質が飛散』
『●「沖縄国際大学米軍ヘリ墜落事件」でも
「沖縄は放ったらかし」……アベ様らは、今も、沖縄差別継続中』
『●「日米安保の根幹を成す地位協定の不平等性を
そのままにしておいて、もう一方の9条だけをいじり…」』
『●高江ヘリ「墜落」、何時もの如く「見え透いた
“茶番劇”が再び繰り返されるようなら、事故はまた起きる」』
『●「在日米軍特権」…《事故の検証すらできない日本は
むしろ、法的従属を“放置”した国家》<金口木舌>』
『●横浜米軍機墜落事件: 「米軍が現場を占拠し、
警察は蚊帳の外。被害者のための救急車は一番最後に…」』
《▼墜落前に脱出し、傷一つない米兵救出のためだけに自衛隊ヘリは出動した。
米軍が現場を占拠し、警察は蚊帳の外。被害者のための救急車は
一番最後に来たという。石川・宮森小や沖国大、安部の墜落であらわに
なった不条理さと変わらない》。
「《不条理の連鎖》は、今もなお沖縄では続く。《米軍機は沖国大墜落など
「なかったこと」のように、今も県民の頭上をかすめ飛んでいる》。
「在日米軍特権」も、「日米共犯」も、何も変わらない沖縄。
《沖縄の人たちは逃げられない》《墜落であらわになった不条理さ》…
今もなお、何も変わらない」
『●「改めて身に迫るのは、軍隊というものが持つ狂気性」
(高野孟さん)と、いまも続く沖縄での不条理の連鎖』
『●「まるで空襲に襲われた戦時下のような異常な訓練」に加えて、
アベ様は沖縄にさらなる「我慢」を強いる』
《頻発するヘリの墜落に、突如、凶器と化した落下物が子どもたちの頭上に
降って落ちてくる恐怖。2016年には米軍属による強かん殺人事件も
起こった。それでも平然と、自分たちの植民地であるかのように横柄な
態度をとりつづける米軍──。この暴力を許しているのは、言うまでもなく
日本政府、安倍政権だ》
『●「米軍機接近による児童の避難は…39日間に合計242回」、
「最も多い日は一日に29回」…異常な現実』
《「私たちの権利はこれほどまで簡単に踏みにじられる」。沖国大の事故の1カ月後に開かれた宜野湾市民大会で、学生が事故を目の当たりにした恐怖感や屈辱感を述べていた》そうだ。
無《責任政党》の「ト」な自民党改憲草案は、沖縄では、既に実現している模様。
《議会制民主主義はもう機能していない》独裁政治下で、壊憲「国民主権の縮小、戦争放棄の放棄、基本的人権の制限」、そして、緊急事態条項の創設。一体全体、これのどこら辺が国民のため? この壊憲は、人治主義国家・アベ様王国の国王の自己満足《憲法解釈を変えた偉大な男として歴史に名前を残したい》《改憲を断行したという記念碑的目標》のためであり、壊憲することが目的の壊憲で、「裸の王様」を支える取巻き連中や癒党議員、壊憲志向の組織や広報機関が躍起になって立憲主義を破壊し、平和憲法を破壊し、ニッポンを破壊している。
アベ様の御「趣味」で壊憲され、「国民主権の縮小、戦争放棄の放棄、基本的人権の制限」され、さらには、緊急事態条項の創設をされたのでは、タマッタものではない。どうやら、アベ様は、平和憲法を壊憲して、「我が軍」を復活し、大日本帝国憲法への回帰を志向しているらしい。
『●「ト」な自民党改憲草案の押し付け…
押し付けられた「押し付け憲法論は、賢明なる先人に対する冒涜」』
『●壊憲…「緊急事態という口実で、憲法が破壊される恐れが…
ヒトラーは非常事態を乱用して独裁を築いた」』
『●争点は「壊憲」: 「ト」な自民党改憲草案は
「国民主権の縮小、戦争放棄の放棄、基本的人権の制限」』
『●「ト」な新三原則「国民主権の縮小」「戦争放棄の放棄」
「基本的人権の制限」…壊憲して本当にいいの?』
『●アベ様独裁下の《黙って見過ごすわけにはいかない
日本の問題》があまりに多すぎる…躾けられてはいけない』
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【https://ryukyushimpo.jp/column/entry-1171318.html】
<金口木舌>基地被害の不平等
2020年8月10日 06:00
金口木舌 米軍ヘリ沖国大墜落事故 F15戦闘機 基本的人権
「人のいない所に持って行ったという素晴らしい功績があった」。2004年の米軍ヘリ沖国大墜落事故の後、当時のトーマス・ワスコー在日米軍司令官が操縦士を称賛した
▼町村信孝外相(当時)も「操縦士が上手だったこともあって重大な被害が出なかった」と述べた。しかし墜落したヘリは、複数の職員がいた沖国大の本館に激突して炎上していた。隣接する図書館などには学生もいた。危険性を矮小(わいしょう)化し、命を軽視する発言は県民の怒りを買った
▼嘉手納基地で4日、訓練していたF15戦闘機が3・6キロの部品を落下させた。地元市町村に連絡があったのは落下から半日後。F15は部品落下翌日も、何事もなかったかのように離着陸している
▼日本国憲法は基本的人権を保障する。国民はあらゆる社会的関係によって差別されてはならない。しかし沖縄県民、基地周辺住民の命は他地域には存在しない脅威にさらされ続ける。不平等を軽視しては解決につながらない
▼「私たちの権利はこれほどまで簡単に踏みにじられる」。沖国大の事故の1カ月後に開かれた宜野湾市民大会で、学生が事故を目の当たりにした恐怖感や屈辱感を述べていた
▼13日で事故から16年。米軍機の墜落、部品落下は繰り返されている。命を守るという最低限の人権保障を求める声を、日米両政府が聞き届けるのはいつになるのだろうか。
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[【電子号外】有権者4分の1超確実 県民投票 知事、日米通知へ (琉球新報 2019年2月24日)↑]
琉球新報の記事【米軍操縦士長男を取材 宮森墜落60年 真相追う】(https://ryukyushimpo.jp/news/entry-923724.html)。
沖縄タイムスの阿部岳さんによるコラム【[大弦小弦]トランプ氏と沖縄に映る「不公平」】(https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/439528)。
琉球新報の【<社説>日米安保変更発言 沖縄の不公平こそ解消を】(https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-945936.html)。
《うるま市石川(旧石川市)の宮森小学校に米軍嘉手納基地所属のF100D戦闘機が墜落した事故から6月30日で60年になるのに合わせて、沖縄テレビ放送(OTV)が25日午後2時から開局60周年記念特別番組「60年目の宮森~失われたピースを探して~」を放送する。操縦士の長男にメディアで初めてインタビューしたほか、事故後に消息が分からなくなった少年を追った》。
《宮森小学校…▼児童ら18人が亡くなった戦後最悪の米軍機事故。パイロットは脱出していた。それでも、遺族は怒りをぶつけることさえできなかった。米軍に差し出した沖縄の要塞(ようさい)化と本土の経済発展を引き換えにする日米安保体制が、犠牲と沈黙を強いた》。
《トランプ米大統領が日米安全保障条約の見直しを公然と要求した。この際、沖縄の過重な基地負担を含めて、いびつな「同盟」の在り方そのものを見直してもらいたい》。
『●「改めて身に迫るのは、軍隊というものが持つ狂気性」
(高野孟さん)と、いまも続く沖縄での不条理の連鎖』
『●安仁屋眞昭さん《沖縄では民意よりも米軍が優先。
沖縄の戦後は終わっていない》…何度事故・事件が起きようとも』
「琉球新報の高田佳典記者の記事【「沖縄、民意より米軍」 戦後の重荷、
74年変わらず】…。宮森小ジェット機墜落事故(1959)、
沖縄国際大学米軍ヘリ墜落事故(2004)、オスプレイ墜落……
何が起ころうとも、何も変わらない沖縄。今も《不条理の連鎖》が続く。
《一方、沖縄では何度事故が起きようとも主要な基地は撤去されない》。
安仁屋眞昭さんは、《沖縄では民意よりも米軍が優先。沖縄の戦後は
終わっていない》《戦後74年がたっても沖縄は重荷を背負っている》
と言います」
宮森小ジェット機墜落事故(1959)から60年の月日が経ったそうです。沖縄では、いまも《不条理の連鎖》は続いています。
琉球新報の【<社説>宮森小墜落事故60年 危険な状況は変わらない】(https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-945599.html)によると、《ミルク給食を待っていた児童たちを突然、ごう音と火の玉が襲った。死者18人、重軽傷者210人を出した石川市(現うるま市)の宮森小学校米軍ジェット機墜落から60年がたった。人為的ミスによる事故だったにもかかわらず原因は伏せられ、事故後の賠償も不十分だった。米施政権下の沖縄で、住民の命が軽んじられた象徴的な事故だ。そんな理不尽な戦後史を伝え続けなければならない。墜落事故は1959年6月30日に起きた。嘉手納基地所属の米軍ジェット機F100が石川市の住宅地に墜落し、衝撃で跳ね上がった機体が宮森小に突っ込んだ。犠牲者のうち児童は12人だった。パイロットはパラシュートで脱出し、けがはなかった。事故後の米軍の対応は不誠実極まりない。米軍は事故原因を「故障による不可抗力」と発表した。しかしその後、米空軍がまとめた事故調査報告書では、事故の「最大の要因は整備ミス」で、人為的な原因だったと結論付けていた。整備不良だったのに整備監督者が飛行を認め、燃料が漏れてエンジン熱で引火した。そもそも墜落したF100戦闘機は開発段階から事故を繰り返し、47人のパイロットが死亡する“欠陥機”であった。しかし、事故原因も欠陥機であることも沖縄の人々に説明されることはなかった》。
また、同紙の他の記事【60年前の惨劇思い涙 宮森小で慰霊祭 米軍ジェット機墜落】(https://ryukyushimpo.jp/news/entry-946063.html)によると、《同校中庭の慰霊碑「仲よし地蔵」前で献花や焼香が行われた。遺族や地域住民、うるま市や県の関係者が参列し、黙とうをささげた。参列者は同じような事故が繰り返されぬよう、平和な社会実現を犠牲者に誓った…630会の久高政治会長は「沖縄の基地問題の象徴のような出来事だった。遺族の中には今でも涙を流す人がいる。県民の願いは米軍の事件事故がなくなることだ」とあいさつした》。
さて、トランプ氏が口にする「不公平」、アベ様が口にする「公平・公正」…これほど似合わない言葉は無い。最後の阿部岳さんの言葉《米国にすがりつくだけの思考停止から脱し、米軍と自衛隊の意味を一から議論する時が来た》…重い言葉だ。沖縄では、これだけのデタラメがまかり通っているのだから、その答えは簡単なはずだ。一方、「本土」でこそ、平和憲法・専守防衛の下で、愚かしい過剰な「思いやり」や在日米軍特権を差し出してまで《米国にすがりつくだけの思考停止から脱し、米軍と自衛隊の意味を一から》議論すべきではないのか? 《この沖縄の不公平の解消こそ両国が最優先で取り組むべき課題ではないのか》。
最後に、日刊ゲンダイのコラム【高野孟 永田町の裏を読む/自民でも賛否 憲法改正議論が参院選の争点というまやかし】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/257478)によると、《第1に米国は膨大な在日米軍基地を置いて、それを日本の費用で維持することで、太平洋からインド洋、中東まで地球の半分で軍事行動を展開する世界戦略国家たりえている。第2に、安倍は2015年に安保法制を強行成立させ、米国の戦争に対して集団的自衛権を発動して共に戦う方向にすでに踏み出している…前出の議員に問うと、こう答えた。「いやあ、そこに触れると、野党からはまた対米過剰サービスだ、属国化だ、海外派兵だと叩かれる。だからトランプ発言も聞かなかったことにして触れようとしない。結局、憲法も安保も、本質に迫る議論から逃げまくっているのが安倍なんです」と》。
2019年7月参院選、アベ様は壊憲について《議論》できる党であるかどうかが争点だ、と喧伝しています。大笑い。何カ月にもわたって、予算委員会での《議論》から逃げ続けた方の言い草とは思えない。そんなことに騙される、「1/4」の与党自公・癒着党お維の支持者の皆さん。アベノサギに騙されるマゾヒスティックな信者の皆さん。
『●一体何をどれ程「思いやらされている」?…
「われわれはカネを出さない。どうぞ米軍は撤退してください」』
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【https://ryukyushimpo.jp/news/entry-923724.html】
米軍操縦士長男を取材 宮森墜落60年 真相追う
2019年5月24日 06:00
宮森小 沖縄テレビ 操縦士 長男
うるま市石川(旧石川市)の宮森小学校に米軍嘉手納基地所属のF100D戦闘機が墜落した事故から6月30日で60年になるのに合わせて、沖縄テレビ放送(OTV)が25日午後2時から開局60周年記念特別番組「60年目の宮森~失われたピースを探して~」を放送する。操縦士の長男にメディアで初めてインタビューしたほか、事故後に消息が分からなくなった少年を追った。
企画したのはフリージャーナリストの土江真樹子さん。土江さんは他局の記者だった20年前に宮森小の墜落事故を初めて取材。遺族や関係者に接した経験から「事故をなかったことにはできない」と取材を続けている。OTV報道部の松本早織記者も制作に携わった。
番組ではパラシュートで脱出して無事だった操縦士の事故後を追跡。土江さんは20年来、操縦士に取材を申し込んでいたが断られ続けていた。今年になって操縦士の長男ジョン・シュミッツさん(59)の住まいが分かり、インタビューが実現した。
シュミッツさんは、父が事故後も1年半、嘉手納基地にいたことやベトナム戦争にも出兵していたことを明かした一方で、宮森小の事故については「一切聞かされていなかった」と話したという。
土江さんは「沖縄が負った傷の一つとして、事故のことをちゃんと知らなければならない」と話し、松本記者も「事故から60年がたっても被害者や遺族の傷は癒えていない。番組が事故の真相を知るピースの一つになってほしい」と語る。
事故は1959年6月30日に起きた。飛行中、突然火を噴き操縦不能となった機体が住宅地に墜落。弾みで宮森小にも突っ込み、児童12人を含む18人が死亡(児童1人は後遺症で死亡)、210人が重軽傷を負うなど戦後の沖縄で過去最大の墜落事故となった。
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【https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/439528】
[大弦小弦]トランプ氏と沖縄に映る「不公平」
2019年7月1日 05:00
ジェット機墜落の翌日、加害者である米軍が現場の宮森小学校で慰霊祭を開いた。1959年の本紙記事に「いつまでも祭壇にしがみついて泣きぬれる遺家族」とある
▼30日、事故から60年の慰霊祭を開いた石川・宮森630会の久高政治(まさはる)会長(71)は「米軍は早く事態を収拾したかった。今なら遺族の参加なんて考えられない。当時は軍で働く人も多く、断れなかった」と考える
▼児童ら18人が亡くなった戦後最悪の米軍機事故。パイロットは脱出していた。それでも、遺族は怒りをぶつけることさえできなかった。米軍に差し出した沖縄の要塞(ようさい)化と本土の経済発展を引き換えにする日米安保体制が、犠牲と沈黙を強いた
▼トランプ米大統領が安保条約は「不公平」だと公に見直しを要求している。日本政府はまともに反論せず、首脳会談では聞いていない、と頬かむりするばかり
▼沖縄もずっと前から「不公平」を告発し、聞き流されてきた。現状への責任は安保を支持してきた保守側だけでなくリベラル側にもある。憲法9条と軽武装路線は、沖縄の重武装が前提だった
▼トランプ氏の発言がきっかけなのは情けないが、米国にすがりつくだけの思考停止から脱し、米軍と自衛隊の意味を一から議論する時が来た。事故の犠牲者を弔う「仲よし地蔵」が、60年後の日本を見つめている。(阿部岳)
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【https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-945936.html】
<社説>日米安保変更発言 沖縄の不公平こそ解消を
2019年7月1日 06:01
トランプ米大統領が日米安全保障条約の見直しを公然と要求した。この際、沖縄の過重な基地負担を含めて、いびつな「同盟」の在り方そのものを見直してもらいたい。
日米安保条約は1951年に調印され、60年に全面改定された。第5条は日本の施政下への武力攻撃があった場合、米国が日本の防衛義務を負うと定めている。一方、第6条では日本と極東の安全へ寄与するため米軍は日本国内の施設・区域を使用できるとして、日本による米軍への基地提供義務を規定している。
この内容についてトランプ氏は29日の記者会見で「不公平な合意だ」と述べた。その上で日本の防衛義務を負う米国の負担が一方的だとの不満を安倍晋三首相に「この6カ月間言ってきた」と明らかにし「(条約を)変えなければならないと伝えた」と語った。
トランプ氏は米国による日本防衛義務は片務的で不公平だと言いたいようだ。だが日本の基地提供義務に伴う沖縄への負担の偏在はおそらく理解していないだろう。
住民の4人に1人が犠牲となった苛烈な沖縄戦の結果、沖縄は米軍に軍事占領され、強制的に奪われた土地に基地が建設された。戦後の米施政権下時代には日本本土から海兵隊の部隊が移駐され、基地の集約が進んだ。
今も沖縄には在日米軍専用施設面積の7割が集中している。基地から派生する事件・事故は後を絶たず、米軍人・軍属の優越的地位を保証する日米地位協定の存在が、米軍駐留に伴う諸課題の解決に大きな壁となり続けている。
この沖縄の不公平の解消こそ両国が最優先で取り組むべき課題ではないのか。特定の地域が軍事負担の重荷を長年背負って成り立つ2国間関係の本質と今こそ正面から向き合ってほしい。
トランプ氏は日米安保条約の必要性に関しては「破棄は全く考えていない」と説明しており、今回の発言には、在日米軍駐留経費負担(思いやり予算)の増額を迫る狙いがあるとも指摘される。今後の貿易交渉で圧力をかけるための材料だとの見方もある。
防衛省の試算によると米軍駐留経費の日本側の負担割合は2015年度で86%にも達し、韓国やドイツなどの他の米同盟国に比べて突出している。一方で沖縄などの在日米軍の活動範囲は世界各地に広がっており、第一義的に米国の国益のために駐留していることは自明である。
菅義偉官房長官は30日、トランプ氏の発言について日本側に直接伝えられたものではないと説明した。そうであれば抗議してもおかしくないはずだが、米側に真意をただす考えは「全くない」という。これが「同盟」の現実だ。
沖縄の過重負担の解消と日米安保の在り方を米側と率直に議論する好機として、今回の発言を生かしたい。それは米国との主従関係を乗り越える第一歩ともなるはずだ。
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[【電子号外】有権者4分の1超確実 県民投票 知事、日米通知へ (琉球新報 2019年2月24日)↑]
琉球新報の高田佳典記者の記事【「沖縄、民意より米軍」 戦後の重荷、74年変わらず】(https://ryukyushimpo.jp/news/entry-927743.html)。
《51年前の1968年6月2日、福岡市の九州大学箱崎キャンパスに米空軍F4ファントム偵察機が墜落した事故を目撃した県民が宜野湾市にいる。当時、九大理学部の助手だった安仁屋眞昭さん(79)だ》。
沖縄では、《広大な基地の配備で県民生活はゆがめられたまま》、何も変わらない。
『●《広大な基地の配備で県民生活はゆがめられたまま…
調和のある振興策を講じ、真の意味での自治を実現》』
宮森小ジェット機墜落事故(1959)、沖縄国際大学米軍ヘリ墜落事故(2004)、オスプレイ墜落……何が起ころうとも、何も変わらない沖縄。今も《不条理の連鎖》が続く。《一方、沖縄では何度事故が起きようとも主要な基地は撤去されない》。安仁屋眞昭さんは、《沖縄では民意よりも米軍が優先。沖縄の戦後は終わっていない》《戦後74年がたっても沖縄は重荷を背負っている》と言います。
『●消された放射能汚染: 米軍ヘリ墜落ストロンチウム消失事件』
『●普天間「番犬様」基地: 「毎日頭上を飛ぶヘリの機体に
ストロンチウム」…墜落により放射性物質が飛散』
『●「沖縄国際大学米軍ヘリ墜落事件」でも
「沖縄は放ったらかし」……アベ様らは、今も、沖縄差別継続中』
『●「日米安保の根幹を成す地位協定の不平等性を
そのままにしておいて、もう一方の9条だけをいじり…」』
『●高江ヘリ「墜落」、何時もの如く「見え透いた
“茶番劇”が再び繰り返されるようなら、事故はまた起きる」』
『●「在日米軍特権」…《事故の検証すらできない日本は
むしろ、法的従属を“放置”した国家》<金口木舌>』
『●横浜米軍機墜落事件: 「米軍が現場を占拠し、
警察は蚊帳の外。被害者のための救急車は一番最後に…」』
《▼墜落前に脱出し、傷一つない米兵救出のためだけに自衛隊ヘリは出動した。
米軍が現場を占拠し、警察は蚊帳の外。被害者のための救急車は
一番最後に来たという。石川・宮森小や沖国大、安部の墜落であらわに
なった不条理さと変わらない》。
「《不条理の連鎖》は、今もなお沖縄では続く。《米軍機は沖国大墜落など
「なかったこと」のように、今も県民の頭上をかすめ飛んでいる》。
「在日米軍特権」も、「日米共犯」も、何も変わらない沖縄。
《沖縄の人たちは逃げられない》《墜落であらわになった不条理さ》…
今もなお、何も変わらない」
『●「改めて身に迫るのは、軍隊というものが持つ狂気性」
(高野孟さん)と、いまも続く沖縄での不条理の連鎖』
『●「まるで空襲に襲われた戦時下のような異常な訓練」に加えて、
アベ様は沖縄にさらなる「我慢」を強いる』
《頻発するヘリの墜落に、突如、凶器と化した落下物が子どもたちの頭上に
降って落ちてくる恐怖。2016年には米軍属による強かん殺人事件も
起こった。それでも平然と、自分たちの植民地であるかのように横柄な
態度をとりつづける米軍──。この暴力を許しているのは、言うまでもなく
日本政府、安倍政権だ》
『●「米軍機接近による児童の避難は…39日間に合計242回」、
「最も多い日は一日に29回」…異常な現実』
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【https://ryukyushimpo.jp/news/entry-927743.html】
「沖縄、民意より米軍」 戦後の重荷、74年変わらず
2019年5月31日 06:30
安仁屋眞昭 基地撤去 ファントム オスプレイ 米軍 墜落事故
(米軍普天間飛行場のフェンスの前で51年前の九大の墜落事故について
語る安仁屋眞昭さん =宜野湾市大山)
51年前、九大の現場目撃
安仁屋 眞昭さん (79、宜野湾市)
51年前の1968年6月2日、福岡市の九州大学箱崎キャンパスに米空軍F4ファントム偵察機が墜落した事故を目撃した県民が宜野湾市にいる。当時、九大理学部の助手だった安仁屋眞昭さん(79)だ。事故は基地撤去の運動に火をつけ、ファントムが所属していた米軍板付基地の大部分の返還につながった。一方、沖縄では何度事故が起きようとも主要な基地は撤去されない。安仁屋さんは「沖縄では民意よりも米軍が優先。沖縄の戦後は終わっていない」と憤る。
墜落事故、福岡は基地返還
夜、自宅アパートで風呂に入っている時だった。突然けたたましい音がした。周辺は航空機の飛行経路。「妻と冗談で飛行機でも落ちたかなと話していたら、大家さんから『九大に墜落した』と聞かされた」。300メートルしか離れていないキャンパスまで走った。
墜落した現場は建設中の大型電算機センターだった。研究室から約100メートルの目と鼻の先。ごうごうと燃えさかる機体は今も忘れられない。「近くには住宅が立ち並び、キャンパスには放射線の研究施設もあった。ぞっとした」と顔をしかめる。
当時はベトナム戦争の最中。学生や教職員が一体となって基地撤去運動に乗り出した。学長も先頭に立って街頭をデモ行進した。事故現場は学生らがバリケードで取り囲み、米軍が機体を回収するのを阻止した。残骸は約7カ月にわたって宙づり状態でさらされ、反戦の象徴になった。これらの運動もあり板付基地の大半が返還され、72年4月に「福岡空港」となった。
翻って沖縄はどうか。2004年8月、米軍ヘリが沖縄国際大(宜野湾市)に墜落。16年12月には米海兵隊輸送機MV22オスプレイが名護市安部の海岸に落ちた。17年10月にも東村高江に大型輸送ヘリが不時着、炎上した。いずれも米軍普天間飛行場所属の機体だ。
「政府は普天間の危険性を認識していると言う。ではなぜ、飛行をやめさせないのか。(名護市)辺野古への移設を語る前にすべきことがあるはずだ」。飛行場のすぐそばで生まれ育ち、今も生活する安仁屋さんは憤る。さらに、九大の事故では警察や消防の現場検証が認められたものの、沖縄のこれらの事故では、米軍は日米地位協定などを盾に日本側の検証を拒否した。なぜ九大で認められたことが沖縄では許されないのか。なぜ政府は米軍の意向を優先するのか―。
安仁屋さんは6月2日、福岡市で開かれる集会に出席し、思いを語る。「戦後74年がたっても沖縄は重荷を背負っている。沖縄の戦後を終わらせるために活動していきたい」
(高田佳典)
<用語>九州大学ファントム墜落事故
1968年6月2日午後10時45分すぎ、米軍板付飛行場所属のRF―4Cファントム偵察機が九州大学箱崎キャンパスに建設中の大型電算機センターに墜落、炎上した。乗員2人はパラシュートで脱出。建物も日曜の夜で工事がなかったこともあり、けが人はいなかった。
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[※ 『沖縄スパイ戦史』(三上智恵・大矢英代共同監督) (LOFT)↑]
琉球新報の長嶺真輝記者による記事【【普天間第二小ルポ・動画付き】米軍機飛行 逃げる児童 1回の授業 3回中断も】(https://ryukyushimpo.jp/news/entry-736596.html)と、
コラム【<金口木舌>日本を代表する写真家だった土門拳…】(https://ryukyushimpo.jp/column/entry-737389.html)。
日刊ゲンダイのコラム【高野孟 永田町の裏を読む/「沖縄スパイ戦史」が伝える軍隊の狂気性への危機感】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/231085)。
《避難の様子は、73年前の戦時下における空襲警報を想起させる…午前11時40分に始まった4校時目。3年生の児童約30人が体育の授業で準備体操を始めた時だった。「逃げてください」。校庭の隅から駆け寄ってきた沖縄防衛局の監視員が拡声器でそう叫ぶと、児童が一斉に校舎へ走り出した。「あー」といら立つ子、飽き飽きした様子でゆっくり歩く子もいる》。
《▼58年に刊行された土門の写真集「ヒロシマ」に収められたそれらの写真は、今見ても痛々しい。思わず目を背けたくなるが、「広島の現実を見よ」という土門の声が聞こえてくるようで、くぎ付けになってしまう ▼宮森小ジェット機墜落事故で負傷した子供たちの写真が7日付本紙に載った。事故から約1年後の撮影である。ただれた皮膚、深い傷が残る頭部の写真に接し、土門が撮った広島を思い出した…「宮森の現実を見よ」》。
《「標的の村」などの作品で知られる三上智恵と、琉球朝日放送の記者からフリーに転じた大矢英代とが共同監督で、諜報・謀略プロの養成機関「陸軍中野学校」卒のエリート将校42人が、敗戦間際の沖縄に潜入して行った「秘密戦」の真相に迫ったドキュメンタリー…改めて身に迫るのは、軍隊というものが持つ狂気性》。
『●『銃を持つ権利は子どもが生きる権利より重い』?
普天間で起きている、辺野古で起きようとしていること』
《▼新年度、普天間第二小で既に146回の避難が行われた。
米軍ヘリ窓落下事故以降、学校方面に米軍機の離陸が確認される
と運動場から児童が避難する。元気な声が響き渡るはずの場所で
ごう音が響く…「飛ばないで」という一言がなぜ出ないのだろう…
「…『銃を持つ権利は子どもが生きる権利より重い』と聞こえる」》。
《銃を持つ権利は子どもが生きる権利より重い》…でいいのか?
《「飛ばないで」という一言がなぜ出ないのだろう》? 《このままでは惨劇が繰り返される》…本当にこれでいいのか。日米共犯で、在日米軍特権を支えている。
日刊ゲンダイの記事【米軍機窓落下から半年…子供たちはヘリが飛ぶたび授業中断】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/231154)によると、《運動場の使用は再開されているが、子どもたちは毎日毎日、避難に追われて授業にならない状況が続いている…運動場使用を再開した2月13日から6月8日までの間の避難回数は何と527回。1日あたり5~6回も避難していることになる。1日で23回も避難したこともあった。45分の授業時間で2~3回避難することはザラ。プールの授業中でも水から上がり、ひさしの下に逃げるという…平穏な小学校生活は取り戻せないのか――。伊波洋一参院議員(沖縄県選出)が言う。 「2004年の沖縄国際大への米軍ヘリ墜落事故を受けて、07年に飛行ルートについての日米合意がされました。合意では、離陸も着陸も普天間二小からはかなり離れたルートになっています。米軍が合意を遵守すれば、本来、小学校での避難は必要ないはずです。例えば、着陸は小学校よりもっと前で旋回することになっているのに、直前の旋回が今でも続いています。安倍政権が、合意を守らない米軍に対して、しっかり守らせれば済むことなのです」 どうして、安倍政権は米軍にルートを守らせないのか。》
『●アベ様は「沖縄の方々の気持ちに寄り添いながら、
基地負担の軽減に全力を尽くす」…って、はぁ?』
『沖縄スパイ戦史』(三上智恵・大矢英代 共同監督)に出てくる《「護郷隊」と呼ばれる少年兵たちで組織された部隊》…それは、沖縄の人々にとっての《記憶の澱》かも知れない。高野さん曰く、《改めて身に迫るのは、軍隊というものが持つ狂気性である。エリートであるはずの将校が、何の成算もないこんな幼稚な作戦を思いついて、少年たちの命を平気で奪っていく。しかもそれは昔話ではない。今また自衛隊が南西諸島に次々に基地をつくって進出しつつある中で、その狂気性が再び蘇ってくるかもしれない。その危機感が2人の監督を突き動かしているのである》。
『●『沖縄スパイ戦史』(三上智恵・大矢英代共同監督):
「「スパイリスト」…歪んだ論理が生み出す殺人」』
『●三上智恵・大矢英代監督映画『沖縄スパイ戦史』…
「戦争というシステムに巻き込まれていった人たちの姿」』
沖縄では、いまも《不条理の連鎖》は続く。
琉球新報の記事【奪われた幼い命 ―宮森小 米軍ジェット機墜落事故―】(https://ryukyushimpo.jp/special/miyamori630.html)によると、《1959年6月30日、うるま市(旧石川市)の宮森小学校に米軍ジェット機が墜落した。児童12人を含む18人が死亡、210人が重軽傷を負った。沖縄の戦後最大の米軍機事故だ…沖縄県宜野湾市の普天間第二小学校。学校上空付近を米軍機が通過するたびに校庭にいる児童らが避難する―という生活が続いている》。
同様に、沖縄タイムスのコラム【[大弦小弦]給食の時間に突然米軍機が落ちてきて、どんなに怖かっただろう…】(http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/276950)によると、《毎年6月30日前後、1959年に起きた宮森小学校と近隣住宅地への墜落に関する記事を読むたびに胸が痛む…全容解明は不条理な死を遂げた18人への弔いだ。そして危険な空の解消こそ最大の供養になる。毎日が「6・30」の状況は終わらせなければならぬ。(磯野直)》。
『●横浜米軍機墜落事件: 「米軍が現場を占拠し、
警察は蚊帳の外。被害者のための救急車は一番最後に…」』
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【https://ryukyushimpo.jp/news/entry-736596.html】
【普天間第二小ルポ・動画付き】米軍機飛行 逃げる児童 1回の授業 3回中断も
2018年6月13日 05:00
米軍窓落下 米軍 米軍普天間飛行場 普天間第二小学校 空襲警報 CH53E1
米軍機が上空に近づくたび、校庭にいる児童が走って校舎に逃げ込む。半年前、隣接する米軍普天間飛行場の所属機から重さ約7・7キロの窓が校庭に落下した宜野湾市の普天間第二小学校。避難の様子は、73年前の戦時下における空襲警報を想起させる。8日、避難の現状や児童の思いを取材した。
「グォー」「バララララ」。午前9時、学校に着くと、米軍機の旋回音やエンジン調整音が児童のいない校庭に絶え間なく響いている。校舎に反射しているせいか、音がやけに近い。普天間第二小の日常だ。
(米軍機の接近で、避難を指示する沖縄防衛局の監視員(中央)。
児童たちは体育の授業を中断して校舎へ逃げ込んだ=
8日午後0時19分ごろ、宜野湾市の普天間第二小)
午前11時40分に始まった4校時目。3年生の児童約30人が体育の授業で準備体操を始めた時だった。「逃げてください」。校庭の隅から駆け寄ってきた沖縄防衛局の監視員が拡声器でそう叫ぶと、児童が一斉に校舎へ走り出した。「あー」といら立つ子、飽き飽きした様子でゆっくり歩く子もいる。
その直後、半年前に窓を落としたヘリと同型のCH53E1機が、騒音をまき散らしながら校庭の上空をかすめた。機体の腹がくっきり見えるほど近く、見上げる場所によっては真上にも見える。
3分後、児童が戻ってきた。「体操体形を取ってください」。女性教諭が声を張り上げるが、児童は隣の子とおしゃべりしたり、砂いじりを始めたりして、なかなか動かない。45分間の授業中、同じ光景がさらに2回続き、その度に児童の集中が切れた。「1回の授業に3回も中断があったら授業が成り立たない」。以前、避難について語った桃原修校長の言葉が頭をよぎる。現実を前に、その言葉の意味がはっきりと分かった。
放課後、普天間第二小の児童が集う「そいそいハウス」を訪ねた。学校から徒歩3分。子どもの居場所づくりを目的に、市民有志が2年前から運営する。
室内に入ると、6年生の女児2人がキッチンでスマートフォン動画を見て楽しんでいた。避難について聞くと、1人がスマホを見ながら「必要ない。どうせ(米軍機は)飛ぶじゃん」と、投げやり気味な言葉が返ってきた。それでも日々の騒音に嫌な気持ちがある。「毎日うるさい。今朝の委員会の時も耳をふさぐくらいだった」
「(米軍機が)上でバーッて飛ぶ時は『落ちてくるかも』と思う」と話したのは5年生の男児。事故後、米軍機の飛行を気にすることが増えた。ただ米軍の訓練については「どうせ変わらないし…」と答えに困った様子で、手にする漫画雑誌に視線を戻した。怖さ、嫌な気持ち。その感情を抱いているが、頭上を頻繁に飛ぶ米軍機や激しい騒音に囲まれて育った2人には、どこか諦め感が漂う。
「だんだん事故の恐怖は薄らいでいく。子どもたちは日々、学校生活を送るため、慣れざるを得ない」。そう推し量るのは、そいそいハウスの森雅寛事務局長(42)だ。子どもの命や学習環境を取り巻く現状に、不安は強い。「事故に対して周囲の大人の反応があまりに鈍い。米軍の危険性に対して、もっと声を上げないといけない」。硬い表情で、語気を強めた。
8日、県と市が実施する航空機騒音測定調査では、学校から約200メートルの普天間中学校(新城局)で27回の騒音を記録した。最大値は午前8時6分の101・2デシベル。「電車が通る時のガード下」に匹敵するうるささだった。
(長嶺真輝)
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【https://ryukyushimpo.jp/column/entry-737389.html】
<金口木舌>日本を代表する写真家だった土門拳・・・
2018年6月13日 06:00
宮森小ジェット機墜落事故 F15墜落 被爆者 原爆 土門拳 金口木舌
日本を代表する写真家だった土門拳に広島の原爆被害を取材した作品がある。初めて広島を訪れたのは1957年の夏であった。原爆投下から12年の日を迎えようとしていた
▼被爆者の苦しみは続いていた。土門は体内被爆が原因とみられる白血病で死の淵にあった少年を撮った。広島原爆病院を訪れ、入院患者のケロイドの皮膚を撮った。手術の場面も撮っている
▼58年に刊行された土門の写真集「ヒロシマ」に収められたそれらの写真は、今見ても痛々しい。思わず目を背けたくなるが、「広島の現実を見よ」という土門の声が聞こえてくるようで、くぎ付けになってしまう
▼宮森小ジェット機墜落事故で負傷した子供たちの写真が7日付本紙に載った。事故から約1年後の撮影である。ただれた皮膚、深い傷が残る頭部の写真に接し、土門が撮った広島を思い出した
▼違和感はある。写真を撮ったのは、児童を傷つけ、命まで奪った米軍である。遺族や負傷者の補償に意を尽くすべきではなかったか。そう思いながら写真が発する声に耳を傾ける。「宮森の現実を見よ」
▼被爆者の苦悩が続いているように、宮森の苦悩は続いている。嘉手納基地所属のF15戦闘機が落ちた。遺族や被害者の心の傷が痛みだしているのではないか。校舎や校庭を焼き尽くした事故からもうすぐ59年。このままでは惨劇が繰り返される。
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【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/231085】
高野孟 ジャーナリスト
永田町の裏を読む
「沖縄スパイ戦史」が伝える軍隊の狂気性への危機感
2018年6月14日
(映画「沖縄スパイ戦史」公式ホームページ)
7月に公開予定の映像作品「沖縄スパイ戦史」の試写を見た。「標的の村」などの作品で知られる三上智恵と、琉球朝日放送の記者からフリーに転じた大矢英代とが共同監督で、諜報・謀略プロの養成機関「陸軍中野学校」卒のエリート将校42人が、敗戦間際の沖縄に潜入して行った「秘密戦」の真相に迫ったドキュメンタリーである。
とりわけ印象的だったのは、村ごとに14~17歳の男子を集めて組織した少年ゲリラ部隊「護郷隊」のことである。沖縄戦では、県立中学や師範学校など12校でやはり14~17歳の男子合計1780人が学校単位で「鉄血勤皇隊」に組織され、正規の部隊に編入されて戦い、約半数が戦死したことが知られている。
ところが、この「護郷隊」は、県立中学など以外の男子約1000人を召集して、日本軍が敗北した後もなお北部の山岳地帯に立てこもってゲリラ的な抵抗と攪乱を継続させることを想定して仕立て上げられた秘密部隊で、その実態はこれまであまり知られていなかった。2人の女性監督が粘り強い取材でその生存者を捜し出しては証言を収録したことで、その隠された歴史の一端が明らかになってきたのである。
2隊に分けられ、多野岳と恩納岳の山中に潜伏した少年たちは、夜陰に乗じて米軍の食料庫や弾薬庫を襲ったり、特殊な爆弾を使って戦車に特攻を仕掛けたり、あるいは、地元の少年のふりをしてわざと米兵に捕まって収容所内に爆薬を仕掛けたりした。全く勝ち目のない戦いに駆り立てられて精神に異常を来す者も出たが、そうなると、けがや病気で移動の足手まといになる者、米軍に通じるスパイではないかと疑われた者などと共に、容赦なく射殺された。ようやく生き残っても、戦争の話をしては暴れるという発作を繰り返す激しいPTSDに陥り、近所から「兵隊幽霊」と呼ばれ、困った家族によって何十年も座敷牢に閉じ込められて余生を過ごしたという悲惨な例もあった。
改めて身に迫るのは、軍隊というものが持つ狂気性である。エリートであるはずの将校が、何の成算もないこんな幼稚な作戦を思いついて、少年たちの命を平気で奪っていく。しかもそれは昔話ではない。今また自衛隊が南西諸島に次々に基地をつくって進出しつつある中で、その狂気性が再び蘇ってくるかもしれない。その危機感が2人の監督を突き動かしているのである。
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東京新聞の久原穏氏によるコラム【【私説・論説室から】永田町にオスプレイを!】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2018042302000132.html)。
《口で沖縄県民に寄り添うと言いながら、どこかひとごとで済ませてきたのではないか。実感もなく、きれい事を言ってきただけではないか-沖縄県民にはそう映りかねない。問題はいうまでもなく、不条理で不公平極まりない日米地位協定である。そこに真正面から向き合わず、基地周辺の住民に苦痛を強いて安穏としているのが政府・与党だ》。
『●横浜米軍機墜落事件: 「米軍が現場を占拠し、
警察は蚊帳の外。被害者のための救急車は一番最後に…」』
「《不条理の連鎖》は、今もなお沖縄では続く。《米軍機は沖国大墜落など
「なかったこと」のように、今も県民の頭上をかすめ飛んでいる》。
「在日米軍特権」も、「日米共犯」も、何も変わらない沖縄。
《沖縄の人たちは逃げられない》《墜落であらわになった不条理さ》…
今もなお、何も変わらない」
『●「米軍の活動にもイタリアやドイツの国内法が適用される」…
「日米地位協定」「日米合同委員会」の異常』
「《米軍の活動にもイタリアやドイツの国内法が適用される…米軍施設内に
制限なく立ち入ることができる…米軍基地への立ち入り権が明記…
米軍の航空機事故などが発生した際には…米軍と合同で調査委員会を
立ち上げ、共同で調査を行う仕組みがある》…「日米地位協定」
「日米合同委員会」の異常さ。
《事故の検証すらできない日本はむしろ、法的従属を“放置”した国家》」
在日米軍特権な「日米地位協定」「日米合同委員会」の異常さ。《不条理で不公平極まりない日米地位協定である。そこに真正面から向き合わず、基地周辺の住民に苦痛を強いて安穏としているのが政府・与党だ》…そう、アベ様や最低の官房長官らが、《生物多様性の生きた教科書》な「森」を殺し、「海」を殺し、沖縄の人々を分断し続けている。「空」からは巨大な鉄屑が降ってくる。そんなに必要ならば、首相官邸の周辺や山口でやればいいし、アベ様の頭上で訓練すればいい。《永田町にオスプレイを!》
『●消された放射能汚染: 米軍ヘリ墜落ストロンチウム消失事件』
『●普天間「番犬様」基地: 「毎日頭上を飛ぶヘリの機体に
ストロンチウム」…墜落により放射性物質が飛散』
『●「沖縄国際大学米軍ヘリ墜落事件」でも
「沖縄は放ったらかし」……アベ様らは、今も、沖縄差別継続中』
『●「日米安保の根幹を成す地位協定の不平等性を
そのままにしておいて、もう一方の9条だけをいじり…」』
『●高江ヘリ「墜落」、何時もの如く「見え透いた
“茶番劇”が再び繰り返されるようなら、事故はまた起きる」』
『●「在日米軍特権」…《事故の検証すらできない日本は
むしろ、法的従属を“放置”した国家》<金口木舌>』
『●横浜米軍機墜落事件: 「米軍が現場を占拠し、
警察は蚊帳の外。被害者のための救急車は一番最後に…」』
《▼墜落前に脱出し、傷一つない米兵救出のためだけに自衛隊ヘリは出動した。
米軍が現場を占拠し、警察は蚊帳の外。被害者のための救急車は
一番最後に来たという。石川・宮森小や沖国大、安部の墜落であらわに
なった不条理さと変わらない》。
「《不条理の連鎖》は、今もなお沖縄では続く。《米軍機は沖国大墜落など
「なかったこと」のように、今も県民の頭上をかすめ飛んでいる》。
「在日米軍特権」も、「日米共犯」も、何も変わらない沖縄。
《沖縄の人たちは逃げられない》《墜落であらわになった不条理さ》…
今もなお、何も変わらない」
『●「まるで空襲に襲われた戦時下のような異常な訓練」に加えて、
アベ様は沖縄にさらなる「我慢」を強いる』
《頻発するヘリの墜落に、突如、凶器と化した落下物が子どもたちの頭上に
降って落ちてくる恐怖。2016年には米軍属による強かん殺人事件も
起こった。それでも平然と、自分たちの植民地であるかのように横柄な
態度をとりつづける米軍──。この暴力を許しているのは、言うまでもなく
日本政府、安倍政権だ》
『●「米軍機接近による児童の避難は…39日間に合計242回」、
「最も多い日は一日に29回」…異常な現実』
「いま、横田基地へのオスプレイの配備で、大騒ぎになっています。
まず、《沿道》に居なかった反戦派の皆さんには申し訳ないけれど、
差別者・ヘイト者は、《13年1月。全市町村長らがオスプレイ配備の
撤回などを求め、東京・銀座でデモ行進した。沿道から浴びせられた
のは…》…
《事実かどうかは二の次。弱い立場の者を「敵」に仕立てて暴言を吐く。
基地に反対する沖縄の人たちを一方的にたたき、留飲を下げる。
基地問題でヘイトスピーチ(憎悪表現)まがいの言説があからさまに
表面化したのは13年1月。全市町村長らがオスプレイ配備の撤回などを
求め、東京・銀座でデモ行進した。沿道から浴びせられたのは
「売国奴」「中国のスパイ」などの罵声だった》」
《もし沖縄県民の苦難を共有するといった意志があったならば、周辺住民や都民が横田配備に慌てて反対するのは本来おかしい》…横田基地でなく、首相官邸で訓練して見せれば良い。トランプ大統領も大喜びでしょうよ。
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2018042302000132.html】
【私説・論説室から】
永田町にオスプレイを!
2018年4月23日
ジャーナリストの広瀬隆氏が『東京に原発を!』を出版して、もう三十年以上になる。
原発がそんなに安全というなら東京のど真ん中につくればいい、東京につくれないものを地方に押し付けるな。過疎の浜の人は死んでも仕方ないということか-そんな訴えの書は、東京電力福島第一原発の惨事を予言していたともいえる。
東京には原発も再処理工場もない。都会人が原発の危険性を実感するには相当な想像力を要し、現実には困難だろう。
米空軍の輸送機CV22オスプレイが横田基地(東京都福生市など)に五機配備される。決まっていた時期より二年程度前倒しとなり「唐突だ」「連絡が遅い」と騒ぎになった。
もし沖縄県民の苦難を共有するといった意志があったならば、周辺住民や都民が横田配備に慌てて反対するのは本来おかしい。
口で沖縄県民に寄り添うと言いながら、どこかひとごとで済ませてきたのではないか。実感もなく、きれい事を言ってきただけではないか-沖縄県民にはそう映りかねない。
問題はいうまでもなく、不条理で不公平極まりない日米地位協定である。そこに真正面から向き合わず、基地周辺の住民に苦痛を強いて安穏としているのが政府・与党だ。
無責任な現状を打破するには、このモンスターの脅威を肌で感じてもらうしかあるまい。「オスプレイを永田町に」 (久原穏)
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[※ 自公選挙公約「子育て…」小躍りするアベ様…日刊ゲンダイ(2017年12月19日)↑]
リテラの記事【安倍首相「沖縄の気持ちに寄り添う」と茶番答弁も、本音は松本文明と同じ! 許しがたい沖縄切り捨て言動の数々】(http://lite-ra.com/2018/01/post-3767.html)。
《だが、もっとも絶句したのは、安倍首相のこんな答弁だ。「沖縄の方々の気持ちに寄り添いながら、基地負担の軽減に全力を尽くす。これが政府としての一貫した方針であります」 沖縄県民の気持ちに寄り添う……? 「何人死んだんだ」という暴言ヤジで松本文明内閣府副大臣が先週辞任したが、松本議員は辞表を提出したあとも「誤解を招く発言」などと釈明する始末で、反省がまるでない》。
『●アベ様ご夫妻…そして、《それ以外でも自民党は相当ひどい…
無知識、無教養、差別思想、時代錯誤が露呈》』
『●横浜米軍機墜落事件: 「米軍が現場を占拠し、警察は蚊帳の外。
被害者のための救急車は一番最後に…」』
《▼墜落前に脱出し、傷一つない米兵救出のためだけに自衛隊ヘリは出動した。
米軍が現場を占拠し、警察は蚊帳の外。被害者のための救急車は
一番最後に来たという。石川・宮森小や沖国大、安部の墜落であらわに
なった不条理さと変わらない》。
「《不条理の連鎖》は、今もなお沖縄では続く。《米軍機は沖国大墜落など
「なかったこと」のように、今も県民の頭上をかすめ飛んでいる》。
「在日米軍特権」も、「日米共犯」も、何も変わらない沖縄。
《沖縄の人たちは逃げられない》《墜落であらわになった不条理さ》…
今もなお、何も変わらない。」
『●「まるで空襲に襲われた戦時下のような異常な訓練」に加えて、
アベ様は沖縄にさらなる「我慢」を強いる』
『●「米軍の活動にもイタリアやドイツの国内法が適用される」…
「日米地位協定」「日米合同委員会」の異常』
『●あの島尻安伊子氏の下、《内閣府副大臣として
沖縄を担当していた人物》松本文明氏の眼には何にも見えて…』
アベ様の「負担軽減」というフザケ過ぎた嘯き。《これが政府としての一貫した方針》って、何かの冗談でしょうか? 彼らは一体これまで何をしてきたのか? そもそも、「最低の官房長官」が「沖縄負担軽減担当相」を名乗るような政権ですよ。最「低」裁や、デマを撒き散らす「本土」のアベ様広報紙・広報官らと相まって、沖縄の人々を分断し、沖縄を「破壊」している。
『●国外移設どころか、やはり辺野古埋立承認へ:
2010年11月の沖縄知事選の予想が現実に』
「自公政権が復権し、さらに悪い方向へ。このまま自公政権、
安倍政権を続けていて本当に大丈夫ですか? 仲井真知事は
「いい正月を迎え」られただろうか? 三が日が明け、さて、どうだろう…」
《仲井真知事「いい正月になる」 沖縄振興予算を評価》
『●「明らかな脅し、報復」: アベ様や「沖縄負担軽減担当相」
=最低の官房長官による辺野古・高江破壊』
『●「住民分断」「差別」「イジメ」: アベ様や
「沖縄負担軽減担当相」が沖縄でやっていることは「あざとい」』
『●辺野古・高江破壊に協力せぬならば「カネ」は渡さぬ!
「沖縄負担軽減担当相」らによるあざとい「ムチ」』
「「沖縄負担軽減担当相」という名の最低の官房長官の露骨な「あざとさ」」
《《菅義偉官房長官が沖縄の米軍基地と沖縄振興政策の「リンク論」を
認め、従来の政府方針を撤回したのは、沖縄関連予算の大幅な減額や、
沖縄関連の税制優遇制度延長を厳格に判断することを見通している
からだ。基地と振興を切り離すとしてきた従来の政府方針を撤回し、
完全に沖縄を組み敷く姿勢を明確に打ち出した》
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【http://lite-ra.com/2018/01/post-3767.html】
安倍首相「沖縄の気持ちに寄り添う」と茶番答弁も、本音は松本文明と同じ! 許しがたい沖縄切り捨て言動の数々
2018.01.30
(首相官邸HP)
昨日開催された衆院予算委員会だが、与党自民党の横暴さが露わとなった。下野中の自民党が主張し慣例化していた「与党2:野党8」という質問時間配分を「与党3:野党7」に引き上げたのに、自民党の堀内詔子議員は質問時間を余らせたまま質疑を終わらせようとしたり、立憲民主党の長妻昭議員が求めていた佐川宣寿国税庁長官の参考人招致について「本人の都合はついている」にもかかわらず「理事会で協議中」を理由にして拒否した。
だが、もっとも絶句したのは、安倍首相のこんな答弁だ。
「沖縄の方々の気持ちに寄り添いながら、基地負担の軽減に
全力を尽くす。これが政府としての一貫した方針であります」
沖縄県民の気持ちに寄り添う……? 「何人死んだんだ」という暴言ヤジで松本文明内閣府副大臣が先週辞任したが、松本議員は辞表を提出したあとも「誤解を招く発言」などと釈明する始末で、反省がまるでない。
しかも、昨日の予算委では最初に質問に立った自民党の福井照議員は、松本内閣府副大臣を「同僚議員」と名前を隠して取り上げ、「二階幹事長にお仕えする者として」と前置きすると「幹事長就任後の初仕事に選んだのは沖縄」と言い出し、「いまだにアメリカは沖縄の気持ちをわかってはいないのではないかという危機感で行動してきた」など、二階俊博幹事長がいかに沖縄問題に取り組んできたかと熱弁を振るった。
いやいや、二階幹事長が「沖縄の気持ちをわかっていない」と諭すべき相手は、アメリカより先に安倍首相のほうだろう。それを棚に上げ、子飼い議員が予算委員会の質問時間を使って幹事長礼賛をはじめるとは、一体なんの茶番劇かという話だ。
安倍首相の本音は松本文明と同じ、“いざというときのための沖縄“発言も
ところが、茶番劇はこれで終わらなかった。質問に立った沖縄選出の自民党議員・國場幸之助氏が「今年は明治150年ですが、沖縄県は明治12年に誕生しました」と、わざわざ「明治150年」という言葉を用いて沖縄の歴史を振り返りはじめたのだ。そもそも、500年の歴史のあった琉球王国を廃し、地元の反対に対し警察や軍隊を差し向け武力的威圧のもと強制的に併合した琉球処分を、「明治12年に沖縄県が誕生」などと言っている時点で、沖縄の歴史に寄り添う視点など微塵も感じられないが、國場議員はそのあと「敗戦によって失われた領土を取り戻そうと歴代政権が尽力してきたことを忘れてはならない」とし、岸信介に佐藤栄作、橋本龍太郎、小渕恵三、山中貞則、梶山静六、野中広務といった過去の自民党政治家の名前を挙げて、いかに自民党が沖縄に貢献してきたかを滔々と述べたのだった。
これら歴代の自民党政治家がやってきたのは米軍基地の温存と金のばらまきによる批判封じ込めであって、貢献でもなんでもないと思うが、このPR質問がもっとインチキだったのは、安倍首相が何をやったのか?という問題がすっぽり抜け落ちていたことだ。相次ぐ米軍事故に対して安倍首相は先週の代表質問答弁で「最優先の課題」と言ったが、実際はどうか。普天間の小学校に約8キロの窓枠が落下した事故が発生した後の昨年12月15日、沖縄県の翁長雄志知事は官邸に出向いて米軍機の学校上空の飛行停止を求めたが、対面したのは安倍首相ではなく菅義偉官房長官。会談時間はたったの10分だった。しかもこの日の晩、安倍首相は行きつけの焼肉店「龍月園」で、松本人志や東野幸治、指原莉乃、古市憲寿といった『ワイドナショー』(フジテレビ)メンバーと和気藹々と会食をおこなったのだ。
そもそも、安倍首相は辺野古移設を「安全性は格段に向上する」と言って聞かないが、米軍は基地周辺だけではなく沖縄全土で事故を起こしている。辺野古移設は解決策にはならないのだ。
しかも、安倍首相は正月のネット番組で「(在沖米軍の)訓練はときとして迷惑になることもありますが、それを受け入れてくれる人がいて初めて、いざというときに対応できる」と述べている。米軍の訓練が住民の生活に支障を与えているだけでなく、命の危険さえ生じさせている事実が歴然と沖縄にはあるというのに、“いざのときのために我慢して受け入れろ”と安倍首相は投げつけているのである。これは「それで何人死んだんだ」という暴言ヤジと同根の悪質な発言だが、この本音を、はっきりと国会でも述べればいいのだ。
しかし、安倍首相はいま、口が裂けてもそんなことは言わない、いや言えないだろう。それは先週もお伝えしたように、一昨日告示された名護市長選を控えているからだ。
名護市長選のために平気で嘘をつく安倍、衆院選「教育の無償化」も
名護市長選では、移設反対の現職・稲嶺進氏に対し、自民党は渡具知武豊氏を推しており、いわば「オール沖縄vs安倍政権」の闘い。だが、多発する米軍事故や松本副大臣のヤジ問題もあって自民党は相当な危機感をもっており、昨年末に菅義偉官房長官と二階俊博幹事長が沖縄入りしたことにつづき、「自民党の選挙パンダ」である小泉進次郎議員も応援に投入する予定だ。
そして、昨日の予算委員会の質問時間を使って展開された、「自民党は沖縄の味方です」という空疎な学級会劇──。選挙前には決まって綺麗事を口にしてきた安倍首相だが、予算委での「沖縄の方々の気持ちに寄り添う」という言葉もそれと同じ。忘れてはならないのは、その言葉は「嘘」だということだ。
事実、先の衆院選で打ち出した「幼児教育の無償化」も、選挙が終わると認可外などは上限規制を設ける方針を示し、「高等教育の無償化」も条件はかなり厳しく、その上、無償化対象とする大学の要件まで付けはじめ、国立大学協会会長である山極寿一京都大学長も「大学の自治への介入で、やりすぎだ」と批判の声を上げている。つまり、「教育無償化」は選挙中の甘言でハリボテの嘘だっただけではなく、政治が大学自治に介入して言うことを聞かせる手段にさえしようとしているのだ。
まあ、選挙前というのに「米軍の飛行停止」を一言も発していない点からも、安倍首相が「寄り添う」気などないことは明白だが、大事な予算委の質問時間が選挙のための一方的な自己弁護に使われたのである。少なくとも、「与党3:野党7」という与党の時間配分の拡大がいかに無駄であるかがよくわかるというものだろう。
(編集部)
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[※ 三上智恵監督『標的の島 風かたか』公式ページ(http://hyotekinoshima.com)より↑]
リテラの記事【松本内閣府副大臣スピード辞任はただの選挙目当て! 沖縄米軍機事故に「何人死んだんだ!」卑劣ヤジは安倍自民の本音だ】(http://lite-ra.com/2018/01/post-3760.html)。
《辞任の理由は「不適切発言」だ…松本副大臣はあろうことか、第3次安倍第1次改造内閣では島尻安伊子・沖縄及び北方対策担当大臣の下、内閣府副大臣として沖縄を担当していた人物だ》。
あの島尻安伊子氏の下、《内閣府副大臣として沖縄を担当していた人物》松本文明氏の眼には何にも見えていなかったらしい。大臣辞任なんて生ぬるく、議員辞職モノでしょう。《無知識、無教養、差別思想、時代錯誤が露呈》。
『●アベ様ご夫妻…そして、《それ以外でも自民党は相当ひどい…
無知識、無教養、差別思想、時代錯誤が露呈》』
『●横浜米軍機墜落事件: 「米軍が現場を占拠し、警察は蚊帳の外。
被害者のための救急車は一番最後に…」』
《▼墜落前に脱出し、傷一つない米兵救出のためだけに自衛隊ヘリは出動した。
米軍が現場を占拠し、警察は蚊帳の外。被害者のための救急車は
一番最後に来たという。石川・宮森小や沖国大、安部の墜落であらわに
なった不条理さと変わらない》。
「《不条理の連鎖》は、今もなお沖縄では続く。《米軍機は沖国大墜落など
「なかったこと」のように、今も県民の頭上をかすめ飛んでいる》。
「在日米軍特権」も、「日米共犯」も、何も変わらない沖縄。
《沖縄の人たちは逃げられない》《墜落であらわになった不条理さ》…
今もなお、何も変わらない。」
『●「米軍の活動にもイタリアやドイツの国内法が適用される」…
「日米地位協定」「日米合同委員会」の異常』
沖縄タイムスの【社説[日米「不適切発言」]苦しむ県民に追い打ち】(http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/201176)によると、《04年8月、米軍ヘリが沖縄国際大構内に墜落炎上したときは、ワスコー在日米軍司令官が「ベストな対応」だと言い放った。これらはすべて「軍の論理」である…内閣府の松本文明副大臣は25日、共産党の志位和夫委員長が衆院本会議の代表質問で米軍機事故などに触れた際、「それで何人死んだんだ」とヤジを飛ばした。開いた口が塞がらない。まるで問題を起こした米軍よりも県民を責めるような口ぶりである》。
《子どもたちの日常にある「異常」を放置しているのはだれなのか》?
『●消された放射能汚染: 米軍ヘリ墜落ストロンチウム消失事件』
『●普天間「番犬様」基地: 「毎日頭上を飛ぶヘリの機体に
ストロンチウム」…墜落により放射性物質が飛散』
『●「沖縄国際大学米軍ヘリ墜落事件」でも
「沖縄は放ったらかし」……アベ様らは、今も、沖縄差別継続中』
『●「日米安保の根幹を成す地位協定の不平等性を
そのままにしておいて、もう一方の9条だけをいじり…」』
『●高江ヘリ「墜落」、何時もの如く「見え透いた
“茶番劇”が再び繰り返されるようなら、事故はまた起きる」』
『●「在日米軍特権」…《事故の検証すらできない日本は
むしろ、法的従属を“放置”した国家》<金口木舌>』
『●ストロンチウム内部被曝…翁長雄志知事「悲しい、悔しい。
沖縄にとって“国難”とはこういった状況だ」』
『●本土ではアベ様が「さらなる強硬手段に出る権力基盤を手に」し、
《強烈な異義申立》が続く沖縄は無視…』
『●沖縄の心は踏みにじられっぱなし…
「在日米軍特権」「日米共犯」の下、《牧草地から土をどっさり》と盗難』
『●写真家・嬉野京子さん…
「自分は逃げられるが、沖縄の人たちは逃げられない」』
『●「辺野古が唯一の解決策」という呪文を唱えることしか
能の無いアベ様ら…消えた「辺野古」の「へ」の字?』
『●普天間米軍のCH53E大型輸送ヘリの窓落下…
「子どもを園庭で遊ばせたい」「当然の日常がほしいだけ」』
『●(コラム【金口木舌】)「沖縄版「今年の漢字」」は『落』…
「いずれの「落」も県民の命に関わる」、抜本策は「撤兵」』
『●「本土」のデマ・ヘイトなオトナ達…《子どもたちの
日常にある「異常」を放置しているのはだれなのか?》』
『●沖縄版「今年の漢字」」も『落』:
「県民の命が脅かされ続ける現状より、軍事優先の現実に愕然」』
『●「まるで空襲に襲われた戦時下のような異常な訓練」に加えて、
アベ様は沖縄にさらなる「我慢」を強いる』
東京新聞の社説【副大臣やじ辞任 政権の姿勢こそ問題だ】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2018013002000169.html)によると、《交代は当然としても、沖縄県民の気持ちに寄り添うと言いながら、米軍普天間飛行場の県内移設を強行する安倍政権の姿勢こそ問題ではないか…安倍内閣は「沖縄の方々の気持ちに寄り添いながら、基地負担の軽減に全力を尽くす」とするが、その方針が政府内で共有されていないことが明白になった。安倍晋三首相の任命責任は免れまい》。
議員辞職モノ、アベ様の任命責任…でも、どうせ選挙が終わりほとぼりが冷めればね…。
日刊ゲンダイのコラム【室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」/本音が出た安倍首相は官僚のペーパーをただ朗読している】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/222373)によると、《「地元の懸念を軽視する」(安倍晋三首相) これは安倍首相が、先月26日の参院本会議で、沖縄県で相次ぐ米軍ヘリコプターの不時着に関して、述べた言葉。なんでも「地元の懸念を軽減する」と言おうとしたところ、間違えた…》。
まぁ、アベ様の本心がポロリ…沖縄では、「軽視」される《不条理の連鎖》。
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【http://lite-ra.com/2018/01/post-3760.html】
松本内閣府副大臣スピード辞任はただの選挙目当て! 沖縄米軍機事故に「何人死んだんだ!」卑劣ヤジは安倍自民の本音だ
2018.01.26
(自由民主党HPより)
松本文明内閣府副大臣が辞任の意向を固めた──。本日夕方、突然報じられたこの一報に、驚いた人も多いだろう。辞任の理由は「不適切発言」だ。
じつは昨日25日の衆院本会議での代表質問において、沖縄で多発している米軍事故について言及している最中に、松本副大臣はこんなヤジを飛ばしたのだ。
「それで何人死んだんだ」
この卑劣なヤジは、共産党・志位和夫委員長の代表質問のなかで起こった。志位委員長は昨年10月、東村高江の民間牧草地に米軍の大型輸送ヘリCH53が墜落・炎上した事件、12月には宜野湾市の保育園の屋根にやはりCH53Eの装置カバーが、さらに同市の小学校のグラウンドに同機の重さ約8キロの窓枠が落下するという重大事故が立てつづけに起こった問題を取り上げ、「恥ずべき米軍追従姿勢をあらため、沖縄のすべての米軍機の緊急総点検と飛行停止を米国に要求すべき」と主張。その上で、米軍は基地周辺だけではなく沖縄全土で事故を起こしている事実を突きつけ、「普天間基地の無条件撤去、辺野古新基地建設の中止、海兵隊の沖縄からの撤退こそ、県民の命と安全を守る唯一の解決策」として安倍首相に見解を求めた。
沖縄県民が命の危険に晒されるなか、至極当然の主張だが、しかし、まさにこのとき、自民党席から松本副大臣は「それで何人死んだんだ」というヤジを飛ばしたのである。松本副大臣はあろうことか、第3次安倍第1次改造内閣では島尻安伊子・沖縄及び北方対策担当大臣の下、内閣府副大臣として沖縄を担当していた人物だ。
松本副大臣のヤジは「死人も出ていないのにごちゃごちゃ言うな」という意味としか受け取れない。それとも「死人が出たら考える」とでも言うのか。ともかく、沖縄県民の命について何とも考えていないことだけは確かで、昨年4月、今村雅弘復興相による「(東日本大震災が起こったのが)東北で良かった」という暴言に匹敵する国民を冒涜するものであり、即刻辞任すべき発言だったことは間違いない。
松本副大臣は、熊本地震でも「俺に差し入れしろ」「政府に文句言うな」とワガママ・暴言の前科
しかし、意外なのは、これほどまでに素早く松本副大臣の辞任を決めたことだろう。実際、この暴言ヤジについて報じたのは、本日付のしんぶん赤旗のみ。沖縄の琉球新報、沖縄タイムスの2紙でさえ報じておらず、無論、全国紙やテレビでも一切伝えていなかった。
しかも、松本副大臣の暴言はいまにはじまった話ではない。2016年4月に起こった熊本地震の際には、内閣府副大臣として政府代表の現地対策本部長を務めたが、本震の後におこなわれた県と政府のテレビ会議において、被災者対応を差し置いて「食べるものがない。これでは戦えない。近くの先生(国会議員)に差し入れをお願いして欲しい」と要求。その上、西日本新聞の報道によると、松本副大臣は配給がおにぎりのみだった際に「こんな食事じゃ戦はできない」と述べるなど〈待遇の不満を何度も口に〉し、地元の自治体職員に対しても、「物資は十分持ってきているので足りているんだ。被災者に行き届かないのは、あんたらの責任だ。政府に文句は言うな」と発言していたという。
「俺に差し入れしろ」「政府に文句は言うな」……。災害発生時に政府の代表がこの態度とはまったく怒りしか覚えないが、このときも安倍首相は松本副大臣を辞任させるどころか、昨年8月の内閣改造で松本氏を再び内閣府副大臣に引き立て、総選挙後も続投させてきたのである。
それが一転、暴言ヤジが大きな話題になる前に、あっさり辞任させる──。辞任は当然の措置だが、これまで閣僚たちにどんな失言や不祥事が発覚しても意に介することなく居座らせてきた安倍政権にしては異例の素早さと言わざるを得ない。
だが、この異例の対応をとった理由は、じつにわかりやすい。言わずもがな、辺野古新基地建設が最大の争点となっている、28日告示、2月4日投開票の沖縄県名護市長選への影響を考えてのことだ。移設反対の現職・稲嶺進氏に対し、自民党は渡具知武豊氏を推している。
松本副大臣スピード辞任は名護市長選目当てのアピール、でも安倍政権の本音は…
安倍政権の名護市長選への力の入れようは異常なもので、昨年末には菅義偉官房長官と二階俊博幹事長が相次いで沖縄入り。本サイトでジャーナリストの横田一氏がお伝えしたように、自民党は〈公共事業推進(予算増加)の“アメ”をちらつかせつつ基地受け入れを迫る“ムチ”を振るう手法〉を繰り出している。
その上、自民党陣営は稲嶺市政に対して「名護市は税金が高い」などというデマ攻撃を仕掛けているほか、地元では稲嶺氏を誹謗中傷するビラも撒かれている始末。さらにネット上では、安倍応援団の櫻井よしこが2014年に流した“名護市は選挙前に有権者が約2000人、不自然に増えている”“本土から基地反対勢力が住民票を移してきた結果だ”というデマを、この市長選でもネトウヨたちが拡散させている。
しかし、名護市長選の前哨戦となった南城市長選では、自・公・維新が推薦していた現職・古謝景春氏を、「オール沖縄」勢力系の新人・瑞慶覧長敏氏がなんと65票差という接戦で破って勝利。名護市長選への自民党の焦りは相当なものとなった。
そのため、最近では多発する米軍の事故に対しても、小野寺五典防衛相は「整備が本当に十分なのか問いただしたい」「(米軍ヘリの不時着が)繰り返されている。あまりに多い」「極めて遺憾」などと発言。実際は飛行停止要求も米軍に突っぱねられており、まったく意味をなしていないのだが、一見、沖縄に寄り添っているかのような演出をおこなっている。
そして、今回の暴言ヤジでの松本副大臣の辞任──。つまり、普段ならばどれだけ世論が反発しても大臣を辞任させないのに、選挙を控えているがためにスピード辞任させたにすぎないのだ。
そもそも、「それで何人死んだんだ」という暴言は、安倍政権の本音だ。もしほんとうに沖縄県民の命について真剣に考えているのなら、もっと粘り強く米軍に飛行停止を求めるのが筋で、ひいては不平等極まりない日米地位協定の見直しに踏み込んでいるはずだからだ。選挙目当てで殊勝な態度をとっても、結局、安倍政権は沖縄を捨て石にしようとしていることに変わりはないのである。
(編集部)
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[※ 「こんな人たち」 報道特集(2017年7月8日)↑]
福島瑞穂さん(福島みずほ議員)のブログ(http://mizuhofukushima.blog83.fc2.com/)から【参議院本会議で代表質問】(http://mizuhofukushima.blog83.fc2.com/blog-entry-3102.html)。
《安倍政権の、諸外国に対する援助についても質問します。第2次安倍内閣以降、安倍総理が外遊した際…54兆3,621億円は、あまりに膨大ではないですか。社会保障を削って、なぜこの大盤振る舞いなのですか。誰のための政治なのですか。誰のための税金なのですか。税金は安倍総理のポケットマネーではありません》。
壊憲など、言いたいことがてんこ盛り。でも、最も呆れたのは「安倍政権の、諸外国に対する援助について」の質問。第2次アベ様政権のサツタバ害遊・害交のその推計総額。弱い者いじめで160億を削る一方で、サツタバ害遊・害交は「35億」ならぬ「54兆」。福島瑞穂さん(福島みずほ議員)は、《誰のための政治なのですか。誰のための税金なのですか。税金は安倍総理のポケットマネーではありません》…仰ること、御尤もです。
《日本国憲法が規定する生存権、表現の自由、幸福追求権、個人の尊重、法の下の平等などを実現していく政治》を否定するアベ様ら、与党や癒党を支持する人達って、一体何を考えているの?
『●「財政危機を叫び、国民に大増税を強行しながら、
この財政規律の欠如は何なのか」!?』
『●消費税と朝日新聞:
大企業の代弁者のようなことをマスコミがすべきではない』
「それに、消費税などと言う選択は全く必要ないし、「人殺しのオモチャ」を
止めれば済む話。「「アメリカのために戦争できる国」へということで、
超高額な「人殺しのオモチャ」を買う金などは最たる無駄である、
とブログ主は思います」」
『●「ズ」抜けたバ「ズ」ーカ達による永遠の「道半ば」…
「この国の未来や将来が見通せず不安があるから」』
『●自公選挙公約「子育て…」…その結果、
「日本の子供の貧困は「途上国並み」と断じられたのに等しい」』
『●室井佑月さん、《税収が足りなくば、法の抜け道を閉ざし、
適正に課税して金持ちからお金をとったらいい》』
「教育無償化は反故、その一方で、イージス・アショアのような
無駄な武器をボコスカと購入(しかも言い値であるが故に、
どんどんと値が吊り上っている)。そして、相変わらずの害遊での
バラマキ害交。増税分は、やがてはそれらに消えていくだけ」
『●与党自公によるデタラメな《行う必要のない政策》の羅列に加えて、
国費160億円削減で弱い者イジメ』
《★自民党による荒っぽい政策が続く。「法人減税」「賃上げ要請」
「サラリーマン大増税」という、アベノミクスが成功していれば
行う必要のない政策が、脈絡なく羅列される。それに加えて貧困問題が
重大課題となりつつある中、財務・厚労両省は生活保護費のうち食費や
光熱費などに充てる「生活扶助」について、国費約160億円を削減
することを決めた》。
『●憲法25条「健康で文化的な最低限度の生活」が保障されない、
血も涙も無い「国費…160億円削減」』
「弱者をイジメ、《弱者を切り捨て》て、《国費を約160億円削減》。
血も涙も無いとはこのことだ。人殺しのオモチャを買うお金は有っても、
人々を「思いやる」お金、弱者を気遣うお金は無し、ということらしい」
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【http://mizuhofukushima.blog83.fc2.com/blog-entry-3102.html】
参議院本会議で代表質問
2018年01月26日(Fri)
本日1月26日、参議院本会議で代表質問を行いました。質問文を掲載しますので読んでください。
社民党の福島みずほです。自由党・社民党の統一会派、希望の会を代表して、質問をします。
第1 まず、 森友学園・加計学園問題について質問をします。
1 財務省は、森友学園への国有地売却問題に関して「価格交渉はしていない」と答弁してきました。しかし、その後、音声データが出てきて、財務省側が「ゼロに近い額まで努力する」と言っていたことが明らかになりました。虚偽答弁であることを、総理は認めますか。
2 今治市に獣医学部を作ることについて、事業の主体が加計学園であることを安倍総理が知ったのは「2017年1月20日である」という答弁は、それ以前の答弁や、私の質問主意書に対する答弁書において「構造改革特区のときから知っていた」旨 答えていることと明らかに矛盾をしています。「2017年1月20日に初めて知った」というのは虚偽答弁ではないですか。
3 事実の究明をするために、安倍昭恵さん、加計孝太郎さんの証人喚問が必要だと考えますがいかがですか。
第2 次に、税金の取り方と使い方の問題について質問をします。
1 まず、税金の取り方です。
逆進性の強い消費税ではなく、所得税の累進課税について1980 年代の税率を目指すことを、なぜやらないのですか。収益を上げ、内部留保をため込む大企業にこそ税金を払ってもらうべきと考えますが、いかがですか。
税制改正において、個人所得課税は730億円増、消費課税は1,600億円増であるのに対し、法人課税は10億円の減税です。とりやすい個人には増税、家計への増税をし、法人税は減税というのは不公平ではないですか。
公平な税制の実現こそ必要であると考えますが、いかがですか。
2 そして、税金の使い道の問題です。
2018年度の防衛予算は5兆1,911億円と過去最高であり、補正予算分を加えると5兆4,256億円にもなります。
また、当初予算案で社会保障費の自然増分を1,346億円も削減をしました。
総理、防衛費は青天井の一方で、社会保障が削減ありきというのでは、税金の使い道として間違っているのではないですか。
生活保護基準の見直しをすることによって67パーセントの世帯で減額になるのは、命綱である生活保護の切り捨てではないですか。
また、母子加算の減額も大問題です。
母子で、子ども一人の場合、現行の平均月2万1,000円から平均月1万7,000円への減額、年間で4万8,000円の減額です。これは全体で20億円の圧縮です。20億円の予算の減額で、なぜ弱い者いじめをするのですか。削るのはここではない、と思いますがいかがですか。
安倍政権の、諸外国に対する援助についても質問します。
第2次安倍内閣以降、安倍総理が外遊した際に、諸外国に対して約束をした援助の合計額はいくらですか。外務省に問い合わせたところ、総理が表明した額を機械的に加算した場合、円借款や一部重複部分を含め54兆3,621億円になるという回答が昨日ありました。これでよろしいですか。54兆3,621億円は、あまりに膨大ではないですか。社会保障を削って、なぜこの大盤振る舞いなのですか。誰のための政治なのですか。誰のための税金なのですか。税金は安倍総理のポケットマネーではありません。総理の答弁を求めます。
第3
貧困の固定化と中間層の没落は、大きな問題です。この問題は、まさに政治が作ってきました。
労働者派遣法をはじめとした労働法制の規制緩和で、雇用を壊しました。非正規雇用が4割を突破し、年収が200万円以下の人の数は、通年勤続者と1年未満勤続者を合わせると1,833万人に上ります。年金、介護、医療、生活保護の切り捨てと負担増は人々の暮らしを疲弊させています。
今、やるべきことは、社会民主主義的な政策の実現であり、雇用の立て直しと社会保障の充実ではないですか。
そもそも、雇用政策を論ずる時に「人づくり革命」や「生産性革命」という言葉が使われることに、大きな違和感を感じます。
人々は、生活を、人生を、政治が応援して欲しいとは思っていますが、政府に、上から目線の人づくりなど頼んではいません。労働政策を論ずるのに、生産性の向上が第一なのではなく、持続可能な社会、安心して生きられる社会こそ望んでいます。
なぜ「働き方改革一括法案」の中に、この2年間国会に提出されながら、多くの人たちの反対によって廃案になったホワイトカラー・エグゼンプション、残業代ゼロ法案や裁量労働制の対象の拡大が盛り込まれているのですか。「混ぜてしまえばわからない」ということでしょうか。
労働時間規制が一切ない労働者を誕生させてはなりません。
なぜこれが「働き方改革」なのですか。繁忙期には月100時間未満まで残業することを認めることは、過労死を促進することになりますが、いかがですか。
第4
沖縄では、この13ヶ月の間、34件もの米軍航空機関連事故が起きています。
度重なる事故が起きているにもかかわらず、直後に学校の上を米軍機が飛行しています。沖縄では、1959年、宮森小学校に米軍機が墜落し、17人もの人が亡くなりました。このような人命軽視が、いつまで続くのですか。
沖縄県議会は昨年11月、海兵隊の沖縄からの撤退を求める決議を採択しました。総理はこの声をどう受け止めますか。
また、貴重なサンゴ礁の海を壊し、ジュゴンのいる海を潰して、なぜ辺野古に新基地を建設するのですか。辺野古への新基地建設は、直ちに中止すべきと考えますが、いかがですか。
第5
日本国憲法、とりわけ憲法9条は、日本人の300万人以上、アジアでの2,000万人以上の犠牲者の上に獲得をしたものだという理解はありますか。総理の見解を求めます。
安倍総理は憲法9条3項に自衛隊を明記すると言います。
この9条3項に明記する自衛隊が行使する自衛権には、集団的自衛権が入るということでよろしいですか。
安倍総理は、予算委員会の私の質問に対する答弁で、「憲法9条1項2項の解釈を変えて、集団的自衛権の一部を行使できるようにしました。そのままです」と答弁をしました。
つまり、9条3項に明記する自衛隊とは、災害救助のための自衛隊ではありません。国土防衛のための自衛隊でもありません。集団的自衛権の行使をする自衛隊の明記です。これは、憲法9条1項2項の完全な破壊です。安倍総理が9条3項に自衛隊を明記すると言っていることは、戦後の出発点と戦後の72年間を否定するものです。
集団的自衛権の行使は憲法違反です。歴代の自民党政権は、そう明言してきました。安倍政権のもとで、憲法9条1項、2項の解釈を変えて、違憲の集団的自衛権の行使ができるように安保関連法、戦争法を成立させました。その後に明文改憲をして集団的自衛権の行使ができる自衛隊を憲法に書き込もうとすることは、立憲主義に対する重大な侵害であり、冒涜ではないですか。
第6 女性などの人権についてお聞きします。
性暴力は魂の殺人です。
野党で性暴力被害者支援法案を国会に提出しましたが、廃案になりました。病院拠点型の性暴力被害者支援センターなどは必要です。
総理、性暴力被害者支援法の必要性についてどう考えますか。
選択的に別姓を認めるべきだと考えますがいかがですか。
また、子どもに対する全ての暴力をなくす政策を取るべきだと考えますがいかがですか。
野党でLGBT差別解消法案を提出をしましたが、廃案になりました。法案は必要だと考えますがいかがですか。
第7 脱原発と核兵器廃絶についてお聞きします。
核と人類は共存できません。
原発の稼働の差し止めを認める広島高裁決定などの判断を総理はどう受け止めますか。
電源構成の最新データでは、原発の占める割合は1.7%であり、すでに事実上の脱原発状態です。
原発ゼロは可能です。原発ゼロを決定すべきではないですか。
日本企業がイギリスに輸出する原発について、事故が起きたとき、1.5兆円もの債務保証を日本政府が行うことはやめるべきです。いかがですか。
また、唯一の戦争被爆国である日本がなぜ核兵器禁止条約に賛成しないのですか。被爆者の思いを裏切るものではないですか。
最後に、社民党は憲法9条改悪を許さず、日本国憲法が規定する生存権、表現の自由、幸福追求権、個人の尊重、法の下の平等などを実現していく政治を行うために全力を尽くすことを申し上げ、私の代表質問を終わります。
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[※ 三上智恵監督『標的の島 風かたか』公式ページ(http://hyotekinoshima.com)より↑]
沖縄タイムスの磯野直氏によるコラム【[大弦小弦]米軍機が横浜市青葉区の住宅街に墜落してから27日で40年…】(http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/147920)。
《▼墜落前に脱出し、傷一つない米兵救出のためだけに自衛隊ヘリは出動した。米軍が現場を占拠し、警察は蚊帳の外。被害者のための救急車は一番最後に来たという。石川・宮森小や沖国大、安部の墜落であらわになった不条理さと変わらない》。
「本土」の神奈川では…
【横浜米軍機墜落事件 - Wikipedia】
《不条理の連鎖》は、今もなお沖縄では続く。《米軍機は沖国大墜落など「なかったこと」のように、今も県民の頭上をかすめ飛んでいる》。
「在日米軍特権」も、「日米共犯」も、何も変わらない沖縄。《沖縄の人たちは逃げられない》《墜落であらわになった不条理さ》…今もなお、何も変わらない。
『●消された放射能汚染: 米軍ヘリ墜落ストロンチウム消失事件』
『●普天間「番犬様」基地: 「毎日頭上を飛ぶヘリの機体に
ストロンチウム」…墜落により放射性物質が飛散』
『●「沖縄国際大学米軍ヘリ墜落事件」でも
「沖縄は放ったらかし」……アベ様らは、今も、沖縄差別継続中』
『●「日米安保の根幹を成す地位協定の不平等性を
そのままにしておいて、もう一方の9条だけをいじり…」』
『●高江ヘリ「墜落」、何時もの如く「見え透いた
“茶番劇”が再び繰り返されるようなら、事故はまた起きる」』
『●「在日米軍特権」…《事故の検証すらできない日本は
むしろ、法的従属を“放置”した国家》<金口木舌>』
『●ストロンチウム内部被曝…翁長雄志知事「悲しい、悔しい。
沖縄にとって“国難”とはこういった状況だ」』
『●本土ではアベ様が「さらなる強硬手段に出る権力基盤を手に」し、
《強烈な異義申立》が続く沖縄は無視…』
『●沖縄の心は踏みにじられっぱなし…
「在日米軍特権」「日米共犯」の下、《牧草地から土をどっさり》と盗難』
『●写真家・嬉野京子さん…
「自分は逃げられるが、沖縄の人たちは逃げられない」』
「司法の正義は機能せず、「本土」は無関心…。
《沖縄の人たちは逃げられない》《今も続く沖縄と本土の“溝”》
…何も変わりなし。」
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【http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/147920】
[大弦小弦]米軍機が横浜市青葉区の住宅街に墜落してから27日で40年…
2017年9月26日 08:22 米軍事故 在日米軍 神奈川県 神奈川新聞 米軍機墜落 磯野直 横浜市
米軍機が横浜市青葉区の住宅街に墜落してから27日で40年がたつ。炎の塊と化したエンジンが、母子3人のいる90メートル先の民家を直撃した
▼墜落翌日、3歳の裕一郎ちゃんは「バイバイ」、1歳の康弘ちゃんは覚えたての「ハトポッポ」を歌い亡くなったという。大やけどから奇跡的に一命を取り留めた母和枝さんに、家族は子の死を隠した
▼和枝さんの父、故土志田(どしだ)勇さんは著書「米軍ジェット機事故で失った娘と孫よ」(七つ森書館)で、うそをつき続けた苦しさをつづる。子に宛てた和枝さんの手紙は痛切極まりない。「ママとどっちが早くよくなるか競争だね」
▼和枝さんが事実を知らされたのは墜落から1年4カ月後。4年以上の闘病の末、失意のまま31歳で逝った。港の見える丘公園に、2人の子を抱く「愛の母子像」が建つ
▼墜落前に脱出し、傷一つない米兵救出のためだけに自衛隊ヘリは出動した。米軍が現場を占拠し、警察は蚊帳の外。被害者のための救急車は一番最後に来たという。石川・宮森小や沖国大、安部の墜落であらわになった不条理さと変わらない
▼神奈川新聞は24日付で連載「米軍機墜落“事件” 横浜と沖縄」を始めた。「沖縄は、遠い問題ではない」と問う試みだ。27日午後1時20分、沖縄からも3人の冥福を祈りたい。不条理の連鎖を断つと改めて誓いたい。(磯野直)
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[三上智恵監督『標的の島 風かたか』公式ページ(http://hyotekinoshima.com)より↑]
琉球新報のコラム【<金口木舌>日常がほしいだけ】(https://ryukyushimpo.jp/column/entry-630558.html)。
東京新聞のコラム【筆洗】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2017121402000110.html)。
《あまりにもひどい出来事に耳を疑った。怒りとショックで言葉も出ない。13日、米軍普天間飛行場所属の大型ヘリの窓が、宜野湾市の普天間第二小学校の運動場に落下した…「子どもを園庭で遊ばせたい」「当然の日常がほしいだけ」。前日、緑ヶ丘保育園の保護者らは、県や県議会に訴えていた。一方、園に対して「自作自演」などという中傷の電話やメールさえ寄せられている》
《沖縄県宜野湾市の小学校に、米海兵隊普天間飛行場所属の大型ヘリコプターの金属製窓枠が落下した…▼七日にも、米軍の別のヘリコプターが円筒状の物体を同じ市内の保育園に落下させている。沖縄の地には、アメリカ軍という「あめ」が降り続くのか。雨を止めなければならぬ。その危険な雨から身を守れる傘は、ない》
米軍普天間飛行場所属のCH53E大型輸送ヘリの窓が落下…しかも、子供たちの居た小学校の校庭に。沖縄の人々、特に、子を持つ親としての願いは、《子どもを園庭で遊ばせたい》《当然の日常がほしいだけ》。そんなささやかな願いさへ、いつまでたっても叶わない、沖縄。
『●高江ヘリ「墜落」、何時もの如く「見え透いた
“茶番劇”が再び繰り返されるようなら、事故はまた起きる」』
何にもできない、な~んにもしないアベ様ら。結局、何度も、何度も同じことの繰り返し…「事故はまた起きる」。《アメリカ軍という「あめ」が降り続く…その危険な雨から身を守れる傘は、ない》というのに。見て見ぬふりな「本土」。
普天間基地を即時停止すべきだ。一方で、「辺野古が唯一の解決策」と嘯く傲慢さで、「普天間基地の閉鎖」≠「辺野古移設」であるにもかかわらず、《生物多様性の生きた教科書》な沖縄の「森」や「海」を何の躊躇もなく殺し、さらには、沖縄に番犬様を押し付け、基地の恒久化を「謀る」。番犬様なんて、沖縄にも、日本のどこにも要らない。自国にお引き取り頂けばいいだけの話だ。さっさと普天間を閉鎖し、辺野古の破壊も止めてくれ。
『●「辺野古が唯一の解決策」という呪文を唱えることしか
能の無いアベ様ら…消えた「辺野古」の「へ」の字?』
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【https://ryukyushimpo.jp/column/entry-630558.html】
<金口木舌>日常がほしいだけ
2017年12月14日 06:00
あまりにもひどい出来事に耳を疑った。怒りとショックで言葉も出ない。13日、米軍普天間飛行場所属の大型ヘリの窓が、宜野湾市の普天間第二小学校の運動場に落下した
▼体育の授業中で、約60人の児童が運動場にいた。児童からわずかしか離れていない所に、90センチ四方の物体が落ちてきた。周辺には割れた透明板が飛び散っている。どんなに怖かっただろう
▼1年前のこの日、米軍オスプレイが名護市安部の海岸に墜落した。今年10月には、東村高江の牧草地に米軍ヘリが不時着・炎上した。同じ宜野湾市の緑ヶ丘保育園に米軍機の部品が落下してから、6日しかたっていない
▼1959年の宮森小学校米軍機墜落事故では、18人の犠牲者が出た。当時、同小で教えていた故・豊浜光輝さんは、事故から50年以上を経ても「犠牲者の無念の死を絶対忘れない」と、事故を語り継ぐ活動を続けた
▼「子どもを園庭で遊ばせたい」「当然の日常がほしいだけ」。前日、緑ヶ丘保育園の保護者らは、県や県議会に訴えていた。一方、園に対して「自作自演」などという中傷の電話やメールさえ寄せられている
▼なぜ、県民はこれほどまでに命を脅かされ、異常な日常を過ごさなければならないのだろう。だから「基地はいらない」と訴え続けてきた。政府と国民は今度こそ、沖縄の声に耳を傾けてくれるだろうか。
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2017121402000110.html】
【コラム】
筆洗
2017年12月14日
「雨の降る日は天気が悪い」と書けば、あたりまえだろうと叱られそうだが、その通り、あたりまえの話であることをたとえる昔からの慣用句。「犬が西むきゃ尾は東」に近いだろう▼なにも降るのは天気が悪いときとは限らぬ雨がある。「怪雨」。「あやしのあめ」と読む。魚、カエル、獣の毛など、本来、降ってくるはずもないものが降ってくる不思議な現象のことだそうで江戸時代の百科事典「和漢三才図会」の中にも記述がある。「みな怪しがりて怪雨と呼びき」▼獣の毛程度ならともかく、降ってきたのは米軍ヘリコプターの窓。しかも、子どもが間近にいた小学校の校庭とあれば、「怪雨」どころではなく、背筋も凍る「あやうしのあめ」である。沖縄県宜野湾市の小学校に、米海兵隊普天間飛行場所属の大型ヘリコプターの金属製窓枠が落下した▼危機の際には真っ先に守られるべき子どもたちが危険な目に遭う。絶対に許されない事故である▼窓が落ちた際、はねた小石で男児一人が軽いけがを負っているが、近くにいた子どもたちはどれほどの恐怖を感じただろう。もしもを想像したくない▼七日にも、米軍の別のヘリコプターが円筒状の物体を同じ市内の保育園に落下させている。沖縄の地には、アメリカ軍という「あめ」が降り続くのか。雨を止めなければならぬ。その危険な雨から身を守れる傘は、ない。
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