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日本の最大の課題は、汚染水問題ー進次郎氏は「汚染水問題」の先頭に立てー「汚染水は海に捨てるしか方法無い」

2019-09-19 16:15:01 | 意見発表

日本は難問を抱えている。

台風の被害も大きかった、財政赤字も大きい、韓国の問題もある、北朝鮮問題もあり、憲法改正の問題もあり、処理水問題も大きい。

その中で、内閣改造が有り、新大臣が選ばれ、環境大臣に若手のホープ、小泉新次郎氏が選ばれた。

処理水問題は、下記の記事に

「【原発事故と汚染水】「海に捨てるしか方法無い」「韓国は何倍も海に捨てている」。前規制委員長・田中俊一氏が福島での講演で強調。「世界中でやっている。海は汚れない」とも」

 とある。

 

  

【松井一郎 維新伝心】内閣改造に憲法改正の本気度、進次郎氏は「処理水問題」の先頭に立て 台風15号の甚大被害…まず命を守る「備え」を

2019.9.19

 第4次安倍再改造内閣が発足した。閣僚19人のうち、初入閣は13人。重要閣僚や党要職に「ポスト安倍」候補を配していた。安倍晋三首相は記者会見で、憲法改正論議を進めるとしたうえで「困難でも必ず成し遂げる決意だ」と宣言した。新閣僚の顔ぶれを見ても、本気度は伝わってきた。

 残り2年の自民党総裁任期で憲法改正を成し遂げるには、憲法審査会で野党各党と議論するだけでなく、さまざまな意見がある自民党内を一枚岩にする必要がある。第2次政権発足以来、最多の初入閣数は、党内の不満を抑えて、結束させる意図があるのではないか。

 側近である世耕弘成氏を参院幹事長にした人事にも決意を感じた。

 衆院と参院は別物で、衆院自民党と参院自民党は別の政党という話を聞いたことがある。憲法改正の発議には、衆参両院の本会議で総議員の3分の2以上の賛成が必要だ。参院をまとめるため、安倍首相は世耕氏に期待しているだろう。

 改造内閣の目玉として入閣した小泉進次郎環境相だが、私は最後の最後に入ると思っていた。環境相というポストについて、進次郎氏は「(東日本大震災の)復興相のつもりでやる」と語っていた。ならば、最大の任務は、東京電力福島第1原発の汚染水浄化後の処理水の問題だろう

 放射性物質トリチウムを含んだ処理水の海洋放出は、世界各国で行われている。

科学的に環境への悪影響はない」という指摘もある。

ならば、緻密な配慮と計算をしながら、進次郎氏が先頭に立って地元住民や国内外に説明していくしかない。政治家としての真価が問われる。

 

 さて、台風15号の関東南部通過によって千葉県を中心に甚大な被害が発生した。被災者の方々には、心からお見舞いを申し上げたい。

 テレビのニュースを見ながら、昨年9月、近畿地方を縦断した台風21号を思い出した。今回、千葉市で最大瞬間風速57・5メートルもの猛烈な風を観測したが、台風21号でも、最大瞬間風速58メートルという想像を絶する強風が、各地で大きな被害をもたらした。800本以上の電柱が倒れ、最大210万戸以上が停電になった。

 当時、「50年に一度の台風」と言われたが、今年の台風15号を見る限り、日本人は意識を変えなければ、ならないのではないか。

 防災への考え方として「自助、共助、公助」と言われるが、こうした大規模災害には、やはり「備え」が大切だ。台風でいえば、数日前から規模と通過地域が大体把握できる。最新の天気予報を確認しながら、まず自分や家族の命を守る備えをしてほしい。

 大阪では、台風21号後、自治体と電力会社などが協力して、HPやSNSを通じて、正確な情報をいち早く伝える協力をしている。こうした仕組みは全国で共有していくべきだろう。(大阪市長、日本維新の会代表・松井一郎)

 
 
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関連ニュース

 

 

【原発事故と汚染水】「海に捨てるしか方法無い」「韓国は何倍も海に捨てている」。前規制委員長・田中俊一氏が福島での講演で強調。「世界中でやっている。海は汚れない」とも

原子力規制委員会の前委員長・田中俊一氏(2017年9月に退任、現在は飯舘村復興アドバイザー)が18日午後、福島県福島市で講演し、福島第一原発事故後に貯まり続ける汚染水について「きちんと処理して海に捨てるしか無い」、「日本政府は韓国に対して『あなたたちも捨てている』と言及するべき」、「海洋放出と向き合わないと漁業は復興しない」などと改めて持論を展開した。

大阪湾での投棄は「出来るわけ無い」と一蹴した。田中氏の講演は株式会社地域創造研究所(石田みゆき社長)の主催で、今年6月に続き2回目。

 

【「貯めていても漁業は復興しない」】

 「トリチウム水の問題。これが大問題です

 講演の一番最後に、田中氏は原発事故に伴う汚染水の海洋放出問題について語った。韓国を例に挙げながら、海洋放出には何ら問題無いという持論を展開した。

 「トリチウム水というのは、世界中の原発から日常的に捨てられています。韓国でトリチウム水について国際問題にしていますが、韓国には『CANDU』といって重水を使った原子炉が4基、加圧水型の原子炉が16基あります。月城原発はCANDU炉(重水炉)です。元々はカナダのものです。

一方、日本は軽水炉です。重水炉というのは、軽水炉と比べるとケタ違いのトリチウムが出ますCANDU炉4基だけで福島原発の何倍ものトリチウムを捨てています。自分のところで捨てていて、日本はどうだと言っている。捨てているから良いというわけでは無いけれども、なぜ日本政府は『あなたたちも捨ててるでしょ』ときちんと言及しないのか。『トリチウムについていろいろ検討してます』と、こういう事を言っています」

 「どんな事をやったって、トリチウムはいずれ希釈廃棄。きちんと処理して海に捨てるしか無くなると思います。これは私は予言、予言というか規制委員長の時からそう申し上げて、5年間言い続けているんですが、いまだにこね回しています。でも、いずれそう(海洋放出)なります。国も、漁民の方ときちんと向き合ってその事を話すべきだと思います。そこに向き合わない限り、漁業の復興にはなりません。

トリチウムを捨てないで貯めておけば漁業を復興出来るというのは私は間違いだと思います。そういう議論をきちんとしないから、福島の復興がなかなか目に見えて進まなくて、なんとなくモヤモヤしているというところはあると思います。これは国の責任でもあるし、福島県にも良い意味でリーダーシップをとっていただきたい」

 トリチウム以外の核種には触れなかった。

福島市内で講演した田中俊一氏。汚染水は海に捨てる以外に方法は無いと改めて主張した。聴衆からは一部、不規則発言があったが、具体的な言葉は聞き取れなかった=とうほう・みんなの文化センター

【「原田さんの主張は正しい」】

 「大阪で汚染水を受け入れる?ああいう政治家のパフォーマンスに付き合いたくない。そんなもの出来るわけ無いじゃないですか。府民が何を言いますかね。しかも、あれをどうやって持って行くのか。どんなリスクがあるのか」

 「そもそも何でも無いものをこね回すから、ああいう問題になるんですよ。海洋放出すると海を汚すという意見もある?何を言ってるんですか。講演でも触れましたが、韓国はああ言っているけど、自分たちは何倍も海に流しているんですよ。重水炉の(トリチウムの)量っていうのはすごいですからね。海洋放出しか無いから、みんなそうやっているんですよ。他に方法が無いんです。原田さん(原田義昭前環境大臣)の主張は正しいですよ。当たり前の事です」

 講演後、取材に応じた田中氏は、やや不機嫌そうに語った。口調こそていねいだったが「汚染水を捨てても海など汚れない」、「そもそも海洋放出以外に方法が無い」との持論を改めて明確に打ち出していた。

 田中氏は2016年3月、外国特派員協会で行われた記者会見でも次のように語っている。

 「トリチウムはなかなか取り除く事が出来ないので、希釈して廃棄することになると思う。国際的に見ても、トリチウムを除去するということは技術的にほぼ不可能に近い。どこの国も皆、排水していいる」

 「排出基準というのは核種によっていろいろ違うが、基本的にその影響がほとんど無い。要するに証明できるような影響が無いというレベルを十分下回るような形で決まっているので、今、私どもがその安全性について証明するのが義務だと言われても、無いものを証明することは出来ない」

 「フランスやイギリスの再処理工場なんかで、福島のトリチウムから見るとはるかに桁違いに多いトリチウムが毎年、海に排出されているというような状況がある。国際的ないろいろな方、IAEAもそうだが、前のNRCのマクファーレンさんとか、今のバーンズ委員長とかも含めて、やはりこれはトリチウムは残念ながら希釈廃棄する以外は方法がない」

田中氏は「廃炉作業で大事故は起こらないと考えて良い」、「小泉進次郎さんが何を言おうと、中間貯蔵施設から放射性廃棄物を福島県外に持ち出せるはずが無い」、「自分で学ばないと放射線への不安は克服出来ない」などと述べた=講演資料より

【「汚染土壌の県外搬出など無理」】

 講演で田中氏は、除染で生じた汚染土壌の再利用にも言及。「今おおよそ福島県内には1600万立法メートルの汚染土壌がありますが、それを双葉・大熊の中間貯蔵施設に運んでいます。それをある程度利用して残ったものを全部、30年以内に福島県外に運び出すと、除染特措法で約束をしました。

しかし、実際にそんな事が出来ると思っていますか?小泉進次郎さんが何を言おうと、持ち出せるはずが無いんですよ。自ら解決・克服しなければいけないんです」と間接的な表現ながら、汚染土壌再利用の必要性に触れた。そして、飯舘村内で行われている実証事業について次のように述べた。

 「飯舘村には20の行政区がありますが、長泥地区の行政区だけが帰還困難区域で避難指示が解除されていません。そこで、長泥地区の住民たちが何とか自分たちで故郷を再生したいという事で、村と一緒になっていろいろと頭をひねりました。菅野典雄村長のリーダーシップもあったと思うのですが、環境省と協力して、村内の除染で生じた汚染土壌をきちんと埋めて、その上にきれいな土を埋めて良質の畑にしようという事業を始めました。

自分たちのところで出たものを双葉・大熊にばかり押し付けるのは筋違いだという事で合意されました。私の経験から言って、作物には放射性物質はほとんど出ません。こういった事をやりながら、出来るだけ汚染土壌の量を少なくしていくという事が必要になっていきます」

 汚染土壌再利用に対する反対意見には「野党とか全国の集団が押しかけて来て『放射能をばら撒くから駄目だ』という事を盛んにやっていますが、あなた達は関係無いんだ。目の前にある廃棄物をどうしたら良いか毎日のように考えている人とあなた達は違うんだと申し上げています。政治家も同じです。そういう政治家もいっぱいいますから。政治家の言う事なんて良く気を付けて聴いた方が良いと思います」と語った。

 田中氏は以前から、放射線や被曝リスクに対する不安を全否定し続けているが、この日も「(放射能は)少なければ少ないほど良いという考え方は、放射線防護では取りません。国際的にはそんな考えはありません」、「今度の事故で確かに被曝はしたが、一過性だしそんなに心配するような被曝量ではありません。ご理解して安心していただきたくと良い」と改めて強調した。

 「福島県産の食べ物は全然平気、測らなくたって大丈夫、というくらいの姿を全国に世界に発信する事によって、風評はたぶん克服出来ます。人に対する風評。これは『差別』ですが、大人が怖がっていたら子どもの差別は無くなりません。そういう意味でぜひ、放射線に対する理解をきちんとするよう努力していただきたいと思います」

 聴衆は主催者発表で2800人。会場はあふれ返ったが、JAやゼネコン関係者など〝動員〟も目立った。

(了)


日韓、IAEA総会で原発処理水巡り激しい応酬 「関係がここまで悪化 しているとは…」

2019-09-19 07:21:12 | 意見発表

 

日韓、IAEA総会で原発処理水巡り激しい応酬 「関係がここまで悪化 しているとは…」2019.9.17

 国際原子力機関(IAEA)年次総会初日の16日、東京電力福島第1原発で増え続ける放射性物質を含んだ処理水の処分を巡り、日韓が一般討論で批判の応酬を展開した。韓国は「汚染水」との表現で、処理水を海洋放出することの恐怖感を強調、日本は事実に基づかない主張と否定した。両国メディアの取材も過熱気味となり議場は一時、異様な雰囲気となった。

 輸出規制強化問題などでの世界貿易機関(WTO)での争いや、東京五輪・パラリンピックでの旭日旗の扱いをめぐる国際オリンピック委員会(IOC)を舞台にしたあつれきに続き、国際機構での日韓対立がさらに拡大した形だ。

 日本の竹本直一IT・科学技術担当相は韓国の名指しは避けつつ、放射性物質で汚染された水の処理を巡り科学的根拠のない批判を受けることがあると指摘。一方、韓国科学技術情報通信省の文美玉第1次官は汚染水の処分方法が未定のため「世界中で恐怖と不安が高まっている」と訴えた。

 文氏は、高濃度汚染水の海洋放出を思わせる表現で環境被害などに言及し、IAEAによる現地調査などを要請。これに日本の代表団は、汚染水を浄化した処理水の話だと修正した上で、処分方法は未定と反論した。

 日本側はまた、国際社会への透明性を引き続き確保しIAEAと協力して適切な対処をするとしたが、韓国側は「汚染水」との表現を変えずに反論し応酬が続いた。

 IAEA筋は「東京とソウルの関係がここまで悪化しているとは驚いた」と話していた。(共同)

IAEA総会で日韓対立 原発処理水巡り応酬

IAEAの年次総会で演説する韓国科学技術情報通信省の文美玉第1次官(左)と竹本IT・科技相=16日、ウィーン(共同)

 【ウィーン共同】国際原子力機関(IAEA)年次総会初日の16日、東京電力福島第1原発で増え続ける放射性物質を含んだ処理水の処分を巡り、日韓が一般討論で批判の応酬を展開した。韓国は「汚染水」との表現で、処理水を海洋放出することの恐怖感を強調、日本は事実に基づかない主張と否定した。両国メディアの取材も過熱気味となり議場は一時、異様な雰囲気となった。

 輸出規制強化問題などでの世界貿易機関(WTO)での争いや、東京五輪・パラリンピックでの旭日旗の扱いをめぐる国際オリンピック委員会(IOC)を舞台にしたあつれきに続き、国際機構での日韓対立がさらに拡大した形だ。

外部サイト


「在韓国連軍は障害物」韓国・文政権ブレーンが“反米”発言連発! 半島“赤化統一”に向けて暴走

2019-09-14 07:39:57 | 意見発表

 

「在韓国連軍は障害物」韓国・文政権ブレーンが“反米”発言連発! 半島“赤化統一”に向けて暴走…トランプ氏、怒りの圧力へ

2019.9.13

 ドナルド・トランプ米政権の怒りが爆発しそうだ。韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の外交・安全保障ブレーンが、米軍主体の在韓国連軍司令部を「南北統一の邪魔者」のように発言したのだ。文政権は、米国の警告を無視して日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄を決定し、在韓米軍基地の早期返還を要求しているが、朝鮮半島の「赤化統一」「レッドチーム入り(=中国陣営入り)」に向けて暴走しているのか

  •  「韓米同盟を生かそうとして南北関係がダメになっている」南北関係で最大の障害物は、国連軍司令部なのだ」「韓国国民が(実態を)知れば『国連軍司令部は撤収せよ』というはずだ」

 韓国の文正仁(ムン・ジョンイン)統一外交安保特別補佐官は9日、高麗大学で講演し、こう語ったという。朝鮮日報(日本語版)が伝えた。高麗大学といえば、文大統領の最側近、「タマネギ男」ことチョ国(チョ・グク)法相の娘が不正入学した疑惑が浮上している大学でもある。

 正仁氏は講演会で、中国寄りの発言もしていた。中国の習近平国家主席が進める巨大経済圏構想「一帯一路」について、「地政学的なものではなく、経済的な戦略だ。米国は圧力を加えているが、文政権はいつでも協力できるという立場だ」と語ったのだ

 

※コメント

日本が韓国の無茶な発言によって苦しんで来たことが、文正仁(ムン・ジョンイン)の「在韓国連軍は障害物」発言で、国連軍と韓国の関係悪化に進み、日本の苦しみが世界に理解されるようになったのではないでしょうか。

韓国は、通常の国では言うべきではないことを、敵の弱点を探して、これでもかこれでもかと追及してくる。紳士的の反対の、武士道的でない、世界のひんしゅくを買う、考え方、言動をします。

世界の皆さん。韓国人とは付き合うときは用心してください。

善意が悪意に変わって、永久に恨まれるのです。この「恨み」の精神が韓国に底流にはあるのです。

韓国人が何かで攻撃してきたら,「ライダハンの謝罪と損害賠償をしてから言うことだ」と突っぱねてください。

日本は韓国に対して、慰安婦の謝罪をし、土下座をし、多額の賠償金を払った。それなのに慰安婦像を各地に建てられている。

その碑文には事実と異なったことが大げさに書かれています。

韓国はベトナムの慰安婦の謝罪、婦女暴行謝罪、殺人への謝罪、賠償金を払い、ライダハン像を、慰安婦像と同じところに

設置すべきである。


参考資料 転記

 

 

アメリカ・サンフランシスコ市で、2017年11月、市民団体が市に寄贈した「慰安婦像」と「碑文」を、市側が正式に受け入れることになりました。

この慰安婦像と碑文はすでにサンフランシスコ市の公園に設置されていますが、これでアメリカの大都市の公共施設としては初となる慰安婦像の設置になってしまいました。(既に慰安婦像の設置されているカリフォルニア州グレンデール市とジョージア州ブルックヘブン市は小さな都市です)

これを受けて、吉村大阪市長がさっそく同市に「姉妹都市の解消」を申し入れました。

安倍首相も、同市のエドウィン・リー市長に像の受け入れを拒否するよう抗議を行っています。

日本人としては、なぜわざわざこんな禍根を残すような像を設置するのか?と疑問でなりません。

こんなものを設置したところで、誰が得をするのでしょうか?日韓だけでなく、日米の関係にも水を差すだけなのではないでしょうか?

では、その疑問を少しでも軽減するために、慰安婦贈設置に至った経緯などを詳しく見てみましょう。

 

サンフランシスコ市は慰安婦像をなぜ設置するに至ったのか?

実をいうと、この像の設置を推進したのは、韓国系ではなく、中国系の民間団体でした。

実際、この像が設置されているのは、サンフランシスコ市の中華街のなかにある公園で、元々は民有地でしたが、その民有地ごと市に寄贈されました。

設置や寄贈に至るまでの経緯をまとめると次のようになります。

2015年9月 サンフランシスコ市のエリック・マー市議という中国系市議が中国系の民間団体とともに慰安婦像等の設置を市議会に働きかけて、全会一致でその案を採択する。

この採択以前の8月には、決議案が審議されていることを知った当事の大阪市長、橋下徹氏が、それらの碑文の内容等が事実であるのかどうかを確認すべきとする書簡を同市に送付している。

2017年9月 サンフランシスコ市内の中華街にある公園に像が設置され、100人以上の観衆の前で除幕式が行われる。
2017年11月14日 サンフランシスコ市議会は、この中国系団体が寄贈した、慰安婦像の設置された公園を土地ごと受け入れる決議案を全会一致で可決する。
2017年11月22日 上記議決につき、エドウィン・リー市長には10日間に限り拒否権があったが、拒否権を発動せず、寄贈を受け入れることが決定する。
 
以上のように、中国系の市議や、民間団体が動いて実現したわけですが、何を隠そうこのエドウィン・リー市長も中国系の市長なのです。
 
つまり、中国系の人物が市長に当選するほどサンフランシスコには中国系アメリカ人が多い(しかも2011年から2機連続で当選しています)、もしくは親中的なアメリカ人が多い地域だということになります。
 
また、エドウィン・リー市長は、2016年12月に韓国ソウル市から名誉市民の称号を贈られています。
 

2016年12月1日、ソウル市はエドウィン・リー(Edwin M.Lee)サンフランシスコ市長を名誉市民に選定し、名誉市民証を授与した。

特に2016年は二つの都市が1976年5月に姉妹都市を結んでから40周年になる年で、2016年9月にバク・ウォンスンソウル市長が米訪問時にサンフランシスコで40周年記念ソウルの日公演を開催し、これに対する答礼訪問としてサンフランシスコ市長のソウル市訪問が実現した。

–SEOUL METROPOLITAN GOVERNMENTより引用

エドウィン・リー(Edwin M.Lee)サンフランシスコ市長、「ソウル市名誉市民」に選定 2016/12/05

上記のように、サンフランシスコ市は、ソウル市とも姉妹都市として提携しています。
 
ですから、中国系の市長によって、大阪市(というか日本)が軽視され、ソウル市(韓国)との友好を選ばれた結果が、この設置に至った理由だと考えてよさそうです。
 
ちなみに、この像の設置には、韓国系民間団体も協力しています。
 

碑文の文言は?

では次に、慰安婦像とともにサンフランシスコ市に寄贈された碑文の文言を具体的に見てみましょう。
 

「私たちにとってもっとも恐ろしいことは、第二次世界大戦中の私たちの痛ましい歴史が忘れられてしまうことです。」—元「慰安婦」

この記念碑は、一九三一年から一九四五年まで日本軍によって性奴隷にされ、「慰安婦」と呼ばれたアジア太平洋地域十三ヵ国にわたった何十万人の女性と少女の苦しみを表しています。その女性たちの大多数は、戦時中囚われの身のまま命を落としました。この暗い歴史は、生存者が勇敢に沈黙を破った一九九〇年代まで、何十年も隠されていました。生存者たちの証言が世界を動かした結果、戦争手段としての性暴力が人道に対する罪であり、加害国の政府が責任を負わなければならないと国際社会が宣言することとなりました。

この記念碑は、これらの女性たちの記憶のために捧げられており、世界中での性暴力や性的人身売買を根絶するために建てられたものです。

ーーWikipedia「慰安婦像」より引用

この文言が、英語、韓国語、フィリピン語、中国語の4カ国語で書かれています。

一番問題なのは、「性奴隷」の表現や全くなんの根拠もない「何十万人の女性」という部分です。

また、「生存者が勇敢に沈黙を破った一九九〇年代」とありますが、そもそも1990年代にそれらの話をでっちあげたのは、朝日新聞をはじめとする日本人でした。

慰安婦問題とは? 朝日新聞は何をしたのか? わかりやすく解説

これらの問題を作り出した「諸悪の根源」のが日本人自身だということに非常な歯痒さを感じます。

が、サンフランシスコでも、日本人、及び日系人の団体が抗議活動を展開しています。

今回のサンフランシスコは残念でしたが、他の地域でも是非頑張って頂きたいと思います。」以上転記

 

日本の、慰安婦は高給を取って、奴隷と言われるような仕打ちを受けていません。

しかし、ベトナムでは、慰安所外での韓国兵の乱暴、暴行、殺人が行われ、そこから生まれた子がライダハンと呼ばてて、賠償も受けずに放置されているのです。

 

  1. なぜ韓国は「ライダイハン」に無関心でいられるのか

    https://ironna.jp/article/8715

    竹嶋渉 日本に対しては、事あるごとに「過去に対する謝罪」を求めている韓国人だが、ここに来て新たに「新ライダイハン」の問題が台頭している。92年の修交後、ベトナムに進出した韓国人男性とベトナム人女性の間に生まれた子供 ...

  2. ライダイハンの画像

    bing.com/images
  3. ベトナムの韓国大使館前に「ライダイハン母子像」建立 …

    https://ironna.jp/article/8712

    韓国がベトナムで犯した罪 「ライダイハン」。ベトナム戦争に派遣された韓国軍兵士が現地女性を性的暴行し、生まれた混血児を意味する蔑称である。ベトナム社会の片隅で生きる彼らは今も差別に苦しみ、その数は3万人にも上ると ...

  4. 【閲覧注意】ライダイハンって何?ベトナム【韓国虐殺 …

    https://matome.naver.jp/odai/2137629882201841401

    2019/08/05 · 従軍慰安婦は存在しませんが、ライダイハンは存在します。もし慰安婦が存在していたとしてもライダイハンは数百倍酷い内容です。

  5. 【夕刊】ライダイハン問題――韓国に突き刺さる、盛大 …

    https://shinjukuacc.com/20180616-02

    ライダイハンとは、大韓民国がベトナム戦争に派兵した韓国人兵士による現地ベトナム人女性に対する暴行により生まれた子供である」――。この「闇」は、しかし、現代の韓国では「なかったこと」にされているようです。こうし ...

韓国は、日本に要求し以上の償いをライダハンに、ベトナムにするべきです。


韓国の弱点をつけー韓国軍の蛮行伝える「ライダイハン像」

2019-09-14 07:31:12 | 意見発表

 

韓国軍の蛮行伝える「ライダイハン像」 文政権はどう応える1

歴代韓国政権はベトナム戦争での「加害」を公式に認めていない(時事通信フォト)

 

 韓国政府がこれまで認めてこなかった「ベトナム戦争での加害」が、にわかにクローズアップされている。イギリスで、韓国軍による性暴力被害者を象徴する「ライダイハンの母子像」が制作され、全世界に公開されたのだ。ベトナム戦争時の虐殺事件や混血児「ライダイハン」の取材を続けるフォトジャーナリストの村山康文氏が報告する。

【写真】ライダイハン像の公開時の写真を掲載した英団体のホームページ

 * * *
 韓国はベトナム戦争時、米軍に次ぐ延べ32万人超の兵士を投入し、その間、ベトナム中部のあちこちで虐殺事件を起こした(韓国軍の派兵は1965年10月~1973年3月)。虐殺事件の現場は100か所以上、被害者数は最大3万人という調査結果もある。

 韓国軍はさらに、現地の婦女を強姦し、あるいは売春婦を妊娠させ、多くの「ライダイハン(韓国人男性とベトナム人女性の混血児)」が生まれた。その数は最小1500人(朝日新聞1995年5月2日付)から最大3万人(韓国「釜山日報」2004年9月18日付)と推定されている。私自身、これまで10年以上にわたり取材を続けているが、未だにその全容は明らかにできていない。

 だが、ベトナム戦争後、韓国の歴代政権はそうした「加害の歴史」に向き合うことはなかった。特に近年は、韓国政府に謝罪や補償を求めるベトナム国内の動きを、韓国との経済関係を重視するベトナム政府自身が押さえ付けてもいる。

 そうした中、イギリスで設立された民間団体「ライダイハンのための正義」が、6月11日、ロンドンの集会で「ライダイハンの母子像」を公開した。母子像は、同団体のメンバーでもある英国人彫刻家が制作した高さ230センチのブロンズ像で、ライダイハンとその母親、すべての性暴力被害者を象徴するものだという。

 集会には、イスラム教過激派組織「イスラム国」の性暴力を告発し2018年のノーベル平和賞を受賞したナディア・ムラドさんや、英国の元外相で同団体の「国際大使」を務めるジャック・ストロー氏らが参加。韓国政府がベトナム戦争中に犯した性暴力を認め、実態調査を行なうようアピールした。

 さらに同団体は、ライダイハンで作家のチャン・ダイ・ニャットさんとその母親チャン・ティ・ガイさん、同じくライダイハンの母親であるヴォー・ティ・マイ・ディンさんの3人の連名で、文在寅韓国大統領宛ての公開書簡を送ったという。韓国政府に、国連人権理事会による調査への協力と、ライダイハンと韓国軍兵士の親子関係を調べるDNA鑑定に応じることなどを求めている。

 長年取材してきた「ライダイハン問題」が英国で大きな動きを見せるとは正直予想していなかったが、韓国・ベトナム両政府が真実の歴史に蓋をする中で、一石を投じた同団体の活動をまずは賞賛したい。

 筆者は2009年から、前述の公開書簡の差出人の一人、マイ・ディンさんをベトナムに訪ね、ライダイハンである息子ヴォー・スアン・ヴィンさん同席の上、数度にわたって話を聞いたことがある。ベトナム戦争時、駐留していた韓国軍の基地内の食堂でメイドとして働いていたマイ・ディンさんは、20歳のころに職場で韓国軍兵士に輪姦され、ヴィンさんを身ごもった。

 取材当時、マイ・ディンさんは息子を前にして「あの頃のことは思い出したくない」と多くを語らなかったものだが、一方で息子のヴィンさんは「(韓国人の)お父さんに会いたい」と呟いていた。

 マイ・ディンさんは、自身が年を重ねるうちに心境が変わり、ライダイハンである息子の思いに応えようとしたのだろうか。英国の団体の活動に参加することで、50年前に経験した恐怖と屈辱の記憶に向き合っている。

 ベトナム現地の受け止めはどうか。ベトナム有力紙の元記者で、現在はフリーライターのチャン・クアン・ティさんに話を聞いた。

「ロンドンの民間団体がライダイハンの支援活動をしているとは聞いていましたが、今回の件はベトナムでは報道されておらず、知りませんでした。ライダイハン自身が声を上げ、韓国兵に対して責任を要求することは、非常に意味のある行動だと思います」

 ティさん自身はベトナム戦争終結後の1977年生まれだが、幼少期に祖父母から韓国軍の荒々しい殺戮行為を聞いて育ったという。かつて、筆者の取材にこう答えていた。

「村に攻め入ってきた韓国軍兵士の一人をベトコンが撃つと、韓国軍は大声で泣いて狂乱し、罪もない村人全員を殺戮し、村を壊滅させた。韓国兵がみな虐殺を行なうわけではないが、仲間が殺されると韓国兵は半狂乱になり、民間人虐殺を繰り返す。そんなふうに祖父母から聞いていました」(2016年9月のインタビュー時の発言)

 ティさんは、ライダイハンをはじめとするベトナム生まれの混血児(米兵とアジア人女性の間に生まれた「アメラジアン」など)は「みな劣等感と差別に苦しんだ人生だった」と指摘する。

「ベトナム戦争の際に生まれた混血児の多くは、愛の結晶ではなく性暴力によるもの。そのため劣等感を抱いて育っています。私は、韓国がライダイハンを認めることは、ベトナムで行なった“憎悪の歴史”を認めることだと思います。ベトナム戦争中、韓国兵がベトナムで行なったことが文政権下で真剣に受け止められ、補償が行なわれることを心から願います」(ティさん)

 文在寅大統領は、ライダイハンとその母親らの声に、どう応えるのだろうか。

【プロフィール】むらやま・やすふみ/1968年、兵庫県生まれ。立命館大学中退後、フォトジャーナリストとして主にベトナム問題を取材。


韓国の嘘が韓国人によって暴かれた。徴用工は「日本の収奪はなかった」韓国“禁断のベストセラー”の核心

2019-09-12 12:26:06 | 意見発表

 


  • 「日本の収奪はなかった」韓国“禁断のベストセラー”の核心部分 

    2019.9.12

 ソウル外信記者クラブは10日、韓国で論争を巻き起こしている異例のベストセラー『反日種族主義』の主著者である李栄薫(イ・ヨンフン)元ソウル大学教授を招いて記者懇談会を行った。参加したのは日本を含む海外メディアの記者たちで、デイリーNKジャパンの記者も質問する資格のないオブザーバーとして参加した。

 海外メディアと言っても、大半は外信に所属する韓国人(あるいは韓国系)の記者たちだったという。彼らが飛ばす、抑制的ながらもやや挑戦的な回答に、李栄薫氏も力のこもった言葉で回答。合間に、日本人記者との淡々としたやり取りがあったという。

 参加者の多くが韓国人記者となったのは、この本の英訳や和訳がまだ出ていないからだろう。そのため必然的に、本に書かれた内容が論理的に正しいかどうかの質疑では、韓国人記者が主役とならざるを得まい。

 もっともデイリーNKジャパン記者によれば、「李栄薫氏とBBCの記者とのやり取りの中で、日本軍慰安所が朝鮮人慰安婦を集める過程における『強制性』の認識で議論を深める必要性が認められたが、質疑でその点が掘り下げられることはなかった」という。

 もちろん、記者だからと言って必ずしも歴史問題の専門家ではない。1回のやり取りで議論が深まらなかったからと言って、記者の落ち度とは言えない。今後また同様の機会が持たれるならば、より興味深いやり取りが生まれる可能性もある。

 

 ただ、次の機会を期待するのも、簡単な話ではないかもしれない。韓国の左派系メディアは、この懇談会が企画されたことさえもニュースにした。この場を通じ、何が外国に発信されるかわからない、というワケだ。このような空気は韓国人記者にとってストレスになり、著者との柔軟なやり取りを妨げる。

 これは、この本が韓国社会の「常識」にとっていかに挑戦的なものであるかを物語ってもいる。確かに、「日帝による土地やコメの収奪はなかった」「強制連行はなかった」「独島=竹島から)挑発的な施設や観光は撤収すべき」などとする本書の主張に、多くの韓国人はエキサイトせずにはいられないだろう。

 だが、李栄薫氏は本の序盤で、同書の意義に関する核心的なことを言っている。韓国の歴史かが事実を誤解したりわい曲したりするのは、「日帝が朝鮮を支配した目的、メカニズム、結果、その歴史的意義を理解できなかった」からだと指摘している。たしかにこれらを理解できなければ、歴史論争がまともなものになるはずがない。韓国メディアがこの点により注目するならば、より生産的な議論が期待できるのだが。

 (参考記事:「この国は嘘つきの天国」韓国ベストセラー本の刺激的な中身


韓国で「マイク・ホンダ」安倍首相に「謝りなさい」と発言、しかし、韓国では反韓の本出版「反日種族主義」出版

2019-09-11 09:03:56 | 意見発表

韓国で反韓の本出版 「反日種族主義」を出版し、10万部を超えるベストセラーに

マイクホンダに読ませたい

反日批判本 韓国でヒット…徴用工・慰安婦 通説に反証 非難も

2019/09/11 05:00 読売新聞
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ベストセラーとなっている学術書「反日種族主義」
ベストセラーとなっている学術書「反日種族主義」10日、ソウルの外国人記者クラブで記者会見する李栄薫氏=豊浦潤一撮影10日、ソウルの外国人記者クラブで記者会見する李栄薫氏=豊浦潤一撮影

 【ソウル=豊浦潤一】韓国の経済史学者ら研究者6人が、朝鮮半島を戦前に支配した日本を悪とする韓国の通説を覆した学術書「反日種族主義」を出版し、10万部を超えるベストセラーになっている。代表的な著者の李栄薫イヨンフン元ソウル大教授(68)は10日、ソウルの外国人記者クラブで記者会見し、「韓国社会の集団的な偏見を打ち破ろうとした」と執筆の理由を語った。

 ■翻訳出版も計画

 この本は7月初めに出版され、歴史的資料を基に、徴用工、慰安婦、竹島など日韓の対立要因となった問題を説明している。日本での翻訳出版も計画されている。

 内容の4割を占める慰安婦問題をめぐっては、韓国内で初めて、慰安所の法的根拠や慰安婦制度の変遷を通史として研究している

徴用工については、韓国大法院(最高裁)が昨年10月、日本企業に賠償を命じた確定判決に触れ、判事たちが原告の言い分が事実かどうか検証せず、「国の根幹を揺るがすでたらめな判決」を下したと記した。

 その上で、日韓の歴史問題が積み重なったのは、韓国人の精神文化の根底に、客観的な議論を許さず、隣国の日本を悪とみなす種族(部族)主義があるためだと分析した。李氏は記者会見で「非科学的な歴史認識のままでは韓国の将来に希望はない」と語った。

 ■売り切れ続出

 「反日種族主義」は、日韓関係の悪化が深刻な状況で出版されたことから、各書店で売り切れが続出した。李氏は本の内容が「新たな歴史解釈を渇望する成熟した市民の欲求を満たしたからではないか」と分析した。

 韓国で日韓の歴史問題のタブーを扱った著作としては、世宗大の朴裕河パクユハ教授の学術書「帝国の慰安婦」(2013年出版)がある。朴氏は、慰安婦たちが「日本軍と同志の関係にあった」と記し、元慰安婦への名誉毀損きそん罪で起訴され、現在上告中だ。「反日種族主義」はより広範なテーマで「神話化、権力化した歴史認識に対する挑戦」(中央日報コラム)を試みたと評価されている。

 ■「吐き気がする本」

 そのため、反日左派のチョ国グク法相は就任前の8月5日、フェイスブックで「日本政府の主張をオウムのように繰り返している」、「吐き気がする本」などと非難し、李氏が3日後に、新聞で公開質問状を出すなど論争に発展した。

 韓国の一部の歴史家の間では「反日種族主義」について「自分たちの主張に合致する歴史的資料だけを引用している」といった批判もある。韓国で歴史認識は、最も敏感な政治問題でもあり、論争は熱を帯びている。

 イ・ヨンフン 1951年9月、韓国南東部の大邱(テグ)市生まれ。2002~17年、ソウル大経済学部教授。旧朝鮮総督府が実施した土地調査事業など経済史の専門家。16年からソウルで市民講座「李承晩学堂」の校長を務める傍ら、18年からユーチューブ放送「李承晩TV」を通じて歴史講義を行う。著書に「大韓民国の物語」など。



韓国で反韓の本出版 「反日種族主義」を出版し、10万部を超えるベストセラーに

2019-09-11 08:47:48 | 意見発表

韓国で反韓の本出版 「反日種族主義」を出版し、10万部を超えるベストセラーに

 

反日批判本 韓国でヒット…徴用工・慰安婦 通説に反証 非難も

2019/09/11 05:00 読売新聞
[読者会員限定]
ベストセラーとなっている学術書「反日種族主義」
ベストセラーとなっている学術書「反日種族主義」10日、ソウルの外国人記者クラブで記者会見する李栄薫氏=豊浦潤一撮影10日、ソウルの外国人記者クラブで記者会見する李栄薫氏=豊浦潤一撮影

 【ソウル=豊浦潤一】韓国の経済史学者ら研究者6人が、朝鮮半島を戦前に支配した日本を悪とする韓国の通説を覆した学術書「反日種族主義」を出版し、10万部を超えるベストセラーになっている。代表的な著者の李栄薫イヨンフン元ソウル大教授(68)は10日、ソウルの外国人記者クラブで記者会見し、「韓国社会の集団的な偏見を打ち破ろうとした」と執筆の理由を語った

 ■翻訳出版も計画

 この本は7月初めに出版され、歴史的資料を基に、徴用工、慰安婦、竹島など日韓の対立要因となった問題を説明している。日本での翻訳出版も計画されている。

 内容の4割を占める慰安婦問題をめぐっては、韓国内で初めて、慰安所の法的根拠や慰安婦制度の変遷を通史として研究している

徴用工については、韓国大法院(最高裁)が昨年10月、日本企業に賠償を命じた確定判決に触れ、判事たちが原告の言い分が事実かどうか検証せず、「国の根幹を揺るがすでたらめな判決」を下したと記した。

 その上で、日韓の歴史問題が積み重なったのは、韓国人の精神文化の根底に、客観的な議論を許さず、隣国の日本を悪とみなす種族(部族)主義があるためだと分析した。李氏は記者会見で「非科学的な歴史認識のままでは韓国の将来に希望はない」と語った。

 ■売り切れ続出

 「反日種族主義」は、日韓関係の悪化が深刻な状況で出版されたことから、各書店で売り切れが続出した。李氏は本の内容が「新たな歴史解釈を渇望する成熟した市民の欲求を満たしたからではないか」と分析した。

 韓国で日韓の歴史問題のタブーを扱った著作としては、世宗大の朴裕河パクユハ教授の学術書「帝国の慰安婦」(2013年出版)がある。朴氏は、慰安婦たちが「日本軍と同志の関係にあった」と記し、元慰安婦への名誉毀損きそん罪で起訴され、現在上告中だ。「反日種族主義」はより広範なテーマで「神話化、権力化した歴史認識に対する挑戦」(中央日報コラム)を試みたと評価されている。

 ■「吐き気がする本」

 そのため、反日左派のチョ国グク法相は就任前の8月5日、フェイスブックで「日本政府の主張をオウムのように繰り返している」、「吐き気がする本」などと非難し、李氏が3日後に、新聞で公開質問状を出すなど論争に発展した。

 韓国の一部の歴史家の間では「反日種族主義」について「自分たちの主張に合致する歴史的資料だけを引用している」といった批判もある。韓国で歴史認識は、最も敏感な政治問題でもあり、論争は熱を帯びている。

 イ・ヨンフン 1951年9月、韓国南東部の大邱(テグ)市生まれ。2002~17年、ソウル大経済学部教授。旧朝鮮総督府が実施した土地調査事業など経済史の専門家。16年からソウルで市民講座「李承晩学堂」の校長を務める傍ら、18年からユーチューブ放送「李承晩TV」を通じて歴史講義を行う。著書に「大韓民国の物語」など。